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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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3.2 「共通構成」セクションの使用可能なサービス

「使用可能なサービス」は、「共通構成」セクションの「使用可能なサービス」ページを示しており、ページには、サービスの状態と、サービスの有効化または無効化を制御するコントロールが表示されています。最初は、「Access Manager」のサービスのみが有効になっています。

Oracle Access Management管理者は、関連する機能を使用するために、Oracle Access Managementコンソールでサービスを有効にする必要があります。この例外は、アイデンティティ・コンテキストで、デフォルトで有効化され、無効化するコントロールがありません。

図3-2 使用可能なサービス

図3-2の説明が続きます
「図3-2 使用可能なサービス」の説明

サービス名の横にある「ステータス」フィールドの緑のチェック・マークは、サービスが有効であることを示します。中に十字形がある赤の円は、該当するサービスが無効であることを示します。

表3-2 共通のサービス

サービス 説明

Access Manager

「Access Manager」の機能はデフォルトで有効化されています。「Access Manager」サービスは、SSOポリシーの設定と、Access Manager、「共通構成」、およびRESTサービスを有効化するタイミングの構成を要求されます。

デフォルト: 有効

ほかにAccess Managerおよび共通構成に必要なサービスはありません。

アダプティブ認証サービス

アダプティブ認証機能に必要です。

デフォルト: 有効

関連項目: 「アダプティブ認証サービスおよびOracle Mobile Authenticatorの管理」

Identity Federation

フェデレーション・パートナを管理するには、有効化する必要があります。

デフォルト: 無効

ノート: Identity Federationがもう1つの認証モジュールであるためAccess Managerサービスも有効化する必要があります。

関連項目: 「Oracle Access Management Identity Federationの管理」

Security Token Service

このサービスを有効化すると、セキュリティ・トークン・サービスの機能を使用できます。

デフォルト: 無効

Access Managerサービスは必要ありません。

関連項目: 「Oracle Access Managementのセキュリティ・トークン・サービスの管理」

アクセス・ポータル・サービス

アクセス・ポータル・サービスを管理する場合は有効にする必要があります。

デフォルト: 無効

「Oracle Access Management Oracle Access Portalの管理」を参照してください

Mobile and Social

Mobile and Socialサービスは、次のいずれかの方法でデプロイできます。

  • Access ManagerはOracle Access Managementの一部としてデフォルトで有効化されますが、Mobile and SocialをAccess Managerとともに使用するには手動で有効化する必要があります。

  • Oracle Access Management Mobile and Socialのみ。この場合、Mobile and Socialのみが独立して動作するように(またはリモートAccess Managerを使用するように)デフォルトで有効化されます。

関連項目: 「Oracle Access Management Mobile and Socialの管理」

モバイル・セキュリティ・サービス

モバイル・アプリケーションおよびモバイル・デバイスへのセキュア・アクセスを管理するモバイル・セキュリティ機能に必要です。これには、モバイル・セキュリティ・マネージャ、モバイル・セキュリティ・アクセス・サーバー、モバイル認証、モバイルOAuthサービスなどの機能が含まれます。

デフォルト: 有効

関連項目: 「Oracle Access Management Mobile and Socialの管理」

3.2.1 使用可能なサービスの有効化または無効化

使用可能なサービスを有効または無効するには、WebLogic AdminServerおよびOAMサーバーを実行している必要があります。

(詳細は、「デプロイメントでのサーバーの起動と停止」を参照してください。)

  1. Oracle Access Managementコンソールの起動パッドで、「構成」の下の「使用可能なサービス」をクリックします。
  2. 目的のサービス名の横にある「有効化」をクリックします(または「ステータス」のチェック・マークが緑であることを確認します)。
  3. 目的のサービス名の横にある「無効化」をクリックします(または「ステータス」のチェック・マークが赤であることを確認します)。