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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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12.6 Fusion Middleware Controlによるログ・ファイル構成の管理

Fusion Middleware Controlの管理者は、ログ・ファイルを作成、編集または表示できます。

この項では、次の情報について説明します。

12.6.1 Fusion Middleware Controlのログ・ファイルの構成ページ

「ログ・ファイル」構成ページを使用して、ログ・メッセージの記録場所、ログ・メッセージの書式、使用するローテーション・ポリシー、ログ・ファイルの構成クラスに応じたその他のパラメータを作成および編集します。

表12-8に、ログ・ファイルの構成を示します。

図12-18 ログ・ファイルの構成ページ

図12-18の説明が続きます
「図12-18 ログ・ファイルの構成ページ」の説明

表12-9では、Access Manager (またはセキュリティ・トークン・サービス)のログ・ファイル構成パラメータを説明します。

表12-9 ログ・ファイル要素

要素 説明

作成

メッセージ記録用の新しいファイルを作成するために未定義フォームを表示するには、このボタンをクリックします。

  • 「ログ・ファイル」はログ・ハンドラの名前です(OAM用のodl-handler)。

  • 「ログ・パス」はご使用の環境内のロギング出力ファイルを指していますが、これは変更可能です。

  • ユーザー環境内の出力ロギング・ファイルには固有の名前を付けることができます。

類似作成

メッセージ記録用の新しいファイルを作成するために一部定義済のフォームを表示するには、このボタンをクリックします。

構成の編集

選択したログ・ファイル構成の表示と編集には、このボタンを使用します。

構成の表示

選択したログ・ファイル構成の読取専用記述を表示するには、このボタンをクリックします。

この表内の情報は、この表内のファイル構成パラメータに基づくものです。

ハンドラ名

ログ・ファイルの作成時に割り当てられたログ・ファイル名です。

ログ・パス

ファイル作成時に割り当てられたファイル・システム・ディレクトリ・パスです。

ログ・ファイル形式

ログ・ファイル作成時に割り当てられたログ・ファイル形式です。

ローテーション・ポリシー

ログ・ファイル作成時に選択されたローテーション・ポリシーです。

12.6.2 Fusion Middleware Controlを使用したログ・ファイルの管理

Fusion Middleware Controlの管理者は、ログ・ファイルの作成、構成の編集、または読取専用ログ・ファイル構成の表示を行うことができます。

  1. 「Fusion Middleware Controlへのログイン」の説明に従ってログインします。

  2. 希望のノードを開いてターゲットを選択します。次に例を示します。

    • Identity and Access
    • oam_server
  3. 「Access Manager」メニューで、「ログ」を選択してから「ログ構成」を選択します。

  4. ログ・ファイルの作成: 「ログ・ファイル」タブから(表12-9):

    1. 「作成」ボタンをクリックして、新しい「ログ・ファイルの作成」フォームを表示します。

    2. このログ・ファイルの名前とファイル・システム・パスを入力します。次に例を示します。

      ログ・ファイルoam-odl-handler

      ログ・パス ドメイン/oam_db/servers/oam-server1/log/oam.log

    3. 希望のログ・ファイル形式をクリックします。例: ...「テキスト」

    4. ロギング属性を設定します。次に例を示します。

      デフォルト属性の使用

      サプリメンタル属性

    5. ロガーを関連付けます。例: ルート・ロガー

    6. ローテーション・ポリシーを指定します。例: サイズ・ベース

      最大ログ・ファイル・サイズ(MB) 10.0

      「すべてのログ・ファイルの最大サイズ」(MB) 1000.0

    7. 「OK」をクリックして構成を送信します。

  5. 類似作成:

    1. 「ログ・ファイル」タブで、既存のログ・ファイル名をクリックします。

    2. 「類似作成」ボタンをクリックします。

    3. 「ログ・ファイルの作成」フォームで、次の情報を入力します。

      ログ・ファイル名

      ログ・レベル

      属性

    4. 必要に応じて他の詳細を編集し、「OK」をクリックして構成を送信します。

  6. 構成の編集:

    1. 「ログ・ファイル」タブで、既存のログ・ファイル名をクリックします。

    2. 「構成の編集」ボタンをクリックします。

    3. 必要に応じて構成の詳細を変更します。

    4. 「OK」をクリックして変更内容を送信します。

  7. 構成の表示:

    1. 「ログ・ファイル」タブで、既存のログ・ファイル名をクリックします。

    2. 「構成の表示」ボタンをクリックします。

    3. 内容を確認し、「OK」をクリックして構成ページを閉じます。

      開いて構成を表示すると、内容がグレー表示されます。

  8. 「Fusion Middleware Controlでのログ・メッセージの表示」に進みます。