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Oracle® Fusion Middleware Oracle Access Management管理者ガイド
11g リリース2 (11.1.2.3) for All Platforms
E61950-08
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30.9 Access Manager 11gデプロイメントからの10g Webゲートの削除

必要に応じて、Access Manager 11gデプロイメントから10g Webゲートを削除できます。

ノート:

エージェントの登録を削除しても、関連付けられたホスト識別子、アプリケーション・ドメイン、リソースまたはエージェント・インスタンスは削除されません。

考慮事項

Webサーバーの構成変更: Webサーバーの構成変更は、WebGateのアンインストール後に手動で元に戻す必要があります)。追加内容の詳細は、ご使用のWebサーバーに該当する章を参照してください。

WebGate IISフィルタ: WebGateと関連するフィルタをIISから完全に削除するには、IIS内のリストからフィルタを削除するだけでは不十分です。IISは設定のすべてをメタベース・ファイルに保持します。Windows 2000以降では、これは手動で変更できるXMLファイルです。

前提条件

このエージェントに関連付けられたアプリケーション・ドメイン、リソースおよびポリシーを評価し、別のエージェントを使用するように構成されているのか、削除できるのかを確認してください。

10g Webゲートをアンインストールするには、次のようにします。

  1. 削除するWebGateのWebサーバーを無効にします。

    ノート:

    Webサーバーを無効にしなかった場合、アンインストールは失敗し、バックアップ・フォルダは削除されません。この場合、バックアップ・フォルダを手動で削除する必要があります。

  2. Oracle Access ManagementコンソールのWebゲート登録ページで、「状態」オプションの横の「無効」ボックスを選択してWebゲートを無効にします。
  3. 言語パック: インストールされている言語パック(デフォルトの管理者言語(ロケール)として選択されているものを除く)を次のように削除します。
    • コンポーネントのアンインストール・ディレクトリ内にある、該当する言語パックを検索します。次に例を示します。

      • WebGate_install_dir\uninstIdentityLP_fr-fr
      • \uninstaller.exe
    • 言語パック・アンインストーラ・プログラムを実行して、ファイルを削除します。

    • このプロセスを繰り返し実行して、関連するコンポーネントから同じ言語パックを削除します。

    • WebGate Webサーバーを停止して再起動し、適切な言語サポートを再初期化します。

    • このプロセスを繰り返し実行して、各言語パックを削除します(デフォルトの管理者言語(ロケール)として選択されているものを除く)。

  4. 次のステップを実行して10g WebGate 構成データを削除します。
    • Access Managerコンポーネントのインスタンスが1つしかない場合は、ステップ4を完了して削除します。

    • コンポーネントのインスタンスが複数ある場合は、ステップ5も参照してください。

  5. 特定のプログラムのアンインストール・プログラムを検索して実行し、Access Managerファイルを削除します。次に例を示します。

    WebGate_install_dir\access\_uninstWebGate\uninstaller.exe

    ノート:

    UNIXシステムではuninstaller.binを使用します

  6. 複数のインスタンス: 複数のWebGateインスタンスがあり、そのうちの1つ、またはすべてを削除する場合は、プラットフォーム固有のメソッドを使用する必要があります。
    • Windows: 最後のコンポーネントは、プログラムの追加/削除でアンインストールできます。それ以外は、\access \uninstComponentディレクトリからアンインストール・プログラムを実行してアンインストールできます。

    • UNIX: 常にuninstaller.binを実行する必要があります。

  7. Webサーバー構成に対するAccess Manager関連の更新を削除します。

    「Oracle HTTP ServerとAccess Managerについて」を参照してください。

    「Access ManagerおよびISAサーバーについて」を参照してください。

    「IIS WebサーバーでのWebゲートのガイドラインについて」を参照してください。

    「Domino Webサーバーのインストール」を参照してください。

  8. Webサーバーを再起動します。
  9. 特に再インストールを予定している場合には、WebGate_install_dirディレクトリが残っている場合は削除します。