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Oracle® Fusion Middleware Oracle Application Development Framework管理者ガイド
11gリリース1(11.1.1.9.0)
B65033-05
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5 ADFアプリケーションのためのWLSTコマンドの操作

この章では、Oracle WebLogic ServerでOracle ADFアプリケーションのデプロイ、管理および構成に使用できるWLSTコマンドについて説明します。

この章の内容は次のとおりです。

IBM WebSphere Application Serverのwsadminコマンドについては、付録B「ADFアプリケーションのためのwsadminコマンド・リファレンス」を参照してください。

5.1 Oracle ADFのためのカスタムWSLTコマンドの概要

ADFには、WebLogic Serverに固有のADFアプリケーション用の一連のコマンドが用意されており、次のことが可能です。

  • ADFアプリケーションのURL接続の管理

  • ADFアプリケーションのWebサービス接続の管理

  • JARのCSV形式のバージョンのエクスポート

  • アプリケーションのADFメタデータのアップグレード

すべてのADF固有のWLSTコマンドのリストは、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』を参照してください。

5.2 ADF固有のWLSTコマンドの使用

Oracle ADFでカスタムWLSTコマンドを使用するには、Oracle共通ホームから(WebLogicサーバー・ホームからではありません)WLSTスクリプトを呼び出す必要があります。

このスクリプトは、次の場所にあります。

%ORACLE_HOME%\oracle_common\common\bin\wlst.cmd on Windows
$ORACLE_HOME/oracle_common/common/bin/wlst.sh on Unix

構成またはランタイムBeanの階層の移動、およびプロンプト表示の制御を行うには、ADFベースのURL接続WLSTコマンドを使用します。

getADFMArchiveConfigコマンドを使用して、ADFMArchiveConfigオブジェクトを管理します。

exportJarVersionsexportApplicationJarVersionsおよびexportApplicationSelectedJarVersionsコマンドを使用して、JARのCSV形式のバージョンを指定した場所にエクスポートします。

Webサービス接続固有コマンドを使用して、ADFアプリケーションのWebサービス接続を作成、リスト化、または削除します。

listUpgradeHandlersコマンドを使用して、アプリケーションのすべてのアップグレード・ハンドラのリストを作成します。

アプリケーションの登録済ADFメタデータに関連するコマンドを使用して、1つのアプリケーション(またはすべてのアプリケーション)のすべてのまたは選択された登録済ADFメタデータをアップグレードします。


注意:

ADF固有のWLSTコマンドをオンライン、オフライン、またはその両方でWLSTとともに使用することができます。オフラインのWLSTコマンドはMavenからはサポートされません。

ADF固有のWLSTコマンドの使用の説明、構文、例の詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』を参照してください。

カスタムWLSTコマンドの使用に関する詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』を参照してください。