トピック:
フィルタは、分析の実行時に表示される結果を限定します。分析に対して選択した列およびフィルタによって、結果に含まれる内容が決定されます。表示する必要がある結果のみが表示されるように、フィルタ基準を指定します。
詳細は、フィルタおよび選択ステップについてを参照してください。
ほとんどの場合、フィルタは1つの分析でのみ使用するために作成してインラインで保存します。すべての分析やダッシュボードでフィルタを再利用するために、名前付きフィルタを作成することもできます。フィルタを再利用する必要がないかぎり、インライン・フィルタを作成します。
たとえば、営業コンサルタントは、既存のブランド売上分析に表示された結果をフィルタ処理できます。これによって、担当するブランドのみの売上を確認できます。
「基準」タブの「選択された列」ペインからインライン・フィルタを作成するには:
編集する分析を開きます。
「基準」タブの「選択された列」ペインで、列名の横にある「オプション」をクリックし、「フィルタ」を選択します。
「新規フィルタ」ダイアログが表示されます。フィルタの値の指定を参照してください。
「基準」タブの「フィルタ」ペインからインライン・フィルタを作成するには:
編集する分析を開きます。
「基準」タブの「フィルタ」ペインで、「現在のサブジェクト領域のフィルタを作成」をクリックします。
メニューから列名を選択します。
「新規フィルタ」ダイアログが表示されます。フィルタの値の指定を参照してください。
名前付きフィルタを作成するには:
ツールバーで「新規」をクリックし、「フィルタ」を選択します。
「サブジェクト領域」ペインで列をダブルクリックします。
「新規フィルタ」ダイアログが表示されます。フィルタの値の指定を参照してください。
興味のある値のみを分析に表示するフィルタの値を指定できます。たとえば、ブランド売上分析で、フィルタによって分析結果を3年間の第1四半期の値のみに限定できます。この結果、これらの四半期の年度ごとの売上達成状況を知ることができます。
フィルタの値を指定するには:
列に対するフィルタの作成の説明に従って、いずれかの手順を完了します。
「新規フィルタ」ダイアログで、「次と等しい/次に存在する」など、適切な演算子を選択します。「プロンプトで使用」演算子の詳細は、プロンプト・フィルタについてを参照してください。
リストから値を選択するか、または「検索」アイコンをクリックして、選択対象の他の値を検索します。
(オプション)「フィルタの保護」を選択し、プロンプトでフィルタが上書きされないようにします。詳細は、列に対するフィルタの編集を参照してください。
(オプション)「このフィルタをSQLに変換する」を選択します。詳細は、列に対するフィルタの編集を参照してください。
「OK」をクリックします。
インライン・フィルタの場合、フィルタは「基準」タブの「フィルタ」ペインに表示されます。
名前付きフィルタの場合、フィルタは「保存済みフィルタ」ペインに表示されます。
値を指定した後、フィルタの保存の説明に従って、フィルタを名前付きまたはインラインとして保存します。
「フィルタ」ペインでインライン・フィルタを作成するときに、オプションで、インライン・フィルタを名前付きフィルタとして保存できます。インライン・フィルタを名前付きフィルタとして保存した場合は、チームの他のユーザーがこのフィルタを新しい分析で使用できます。名前付きフィルタは、グローバル・ヘッダーからスタンドアロン・オブジェクトとして作成することもできます。
たとえば、カタログ内の共有フォルダに「Quarter」列のフィルタを保存できます。結果として、マネージャがこのフィルタにアクセスできます。四半期を「2011 Q1」、「2012 Q1」および「2013 Q1」に限定するフィルタを保存しているとします。マネージャは、製品売上分析でこのフィルタを使用して、これら四半期のみでの製品の業績を検索できます。
インライン・フィルタを名前付きフィルタとして保存するには:
「基準」タブの「フィルタ」ペインで、「詳細オプション」をクリックして「フィルタの保存」を選択します。
Oracle BIプレゼンテーション・カタログで、フォルダを指定します。
「OK」をクリックします。
名前付きフィルタを保存するには:
ツールバーで、「名前を付けて保存」をクリックします。
Oracle BIプレゼンテーション・カタログで、フォルダを指定します。
「OK」をクリックします。