Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer管理者ガイド 11gリリース1 (11.1.1) E51906-01 |
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推奨サマリーに使用するクエリーを選択するには、このタブを使用します。たとえば、Discoverer Plusユーザーの作業中に、特定の時間に実行されたクエリーのみを含める場合に使用します。
詳細は、次の項目を参照してください。
含める
このドロップダウン・リストを使用して、ASMの考慮対象に含めるクエリーを定義します。
すべてのクエリー
このオプションを使用して、以前に実行したすべてのクエリーに基づく推奨サマリーを設定します。
前回の実行以降に行なったクエリー
このオプションを使用して、前回ASMを実行した後に行ったクエリーに基づく推奨サマリーを設定します。
特定のクエリー
このオプションを使用して、次に指定するような特定のタイミングで実行されたクエリーを考慮します。
過去xx日間に実行されたもの
分/日/週/月/年当りx回以上実行されたもの
クエリーの実行にx秒以上かかったもの
ユーザーのクエリーの種類を最も表す位置までスライダを移動します
このスライド・バーを使用して、分析時に事前定義されたクエリー(パフォーマンス)が優先されるか、またはアドホック(非定型)なクエリー(対象範囲)が優先されるかを決定します。
設定済
この設定を使用して、ASMが保持しているサマリーを過去のクエリーを反映して最適化します。つまり、以前のクエリーとほとんど変わらないクエリーの場合には、サマリーのパフォーマンスが大幅に向上します。
たとえば、以前に実行されたクエリーと1対1で対応する、5つの完全一致のサマリーがASMから推奨されます(ASMが有用であると判断したサマリー)。
設定済/未設定の混合
設定済のクエリーと未設定のクエリーの中間です(デフォルト)。
未設定
この設定を使用して、サマリーの対象範囲を拡大します。この設定によって、これまで実行されたことはないが以前のシステム使用と緊密に関連するクエリーのパフォーマンスを向上できる可能性があります。しかし、この方法には、以前に実行された個々のクエリーのパフォーマンス向上をさほど見込めないという短所があります。
たとえば、ASMは5つの完全一致のサマリーを組み合せて、より少数になっても汎用性の高いサマリーを作成します。これにより、以前に実行された5つのクエリーのみでなく、可能性が見込まれるその他の多くのクエリーでパフォーマンスを向上させることができます(つまり、全体的な適用範囲でパフォーマンスの向上を見込めます)。