Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer管理者ガイド 11gリリース1 (11.1.1) E51906-01 |
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アイテムおよび計算定義アイテムを編集するには、このダイアログを使用します。
詳細は、次の項目を参照してください。
たとえば、次のような場合です。
アイテムの名前または説明の変更
計算定義アイテムの名前の変更
計算定義アイテム内の計算式の変更
表示
このオプションを使用して、計算の作成に使用可能な計算、関数およびアイテムを表示します。計算にアイテムを追加するには、アイテムを「計算」フィールドに貼り付けます。
アイテム
このオプションを使用して、使用可能なEULアイテムを表示します。
関数
このオプションを使用して、使用可能な関数を表示します。
貼付け
このボタンを使用して、「表示」リストで現在選択しているアイテムを、「計算」フィールドに追加します。アイテムは、「計算」フィールドのカーソルの位置にコピーされます。
名前
このフィールドを使用して、アイテムまたは計算定義アイテムの名前を編集します。
計算
このフィールドを使用して、計算の詳細を入力します(計算の例については、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer Plusユーザーズ・ガイド』を参照)。
計算を作成するには、次の方法を実行します。
「計算」フィールドに直接計算式を入力する。
注意: 「計算」フィールドに式を入力する場合は、式の前に等号(=)を付ける必要があります。たとえば、「=Sales SUM-Costs SUM」と入力します。
左側の「表示」フィールドから計算に、アイテムや関数を貼り付ける。
「計算」フィールドの下にある演算子ボタンをクリックして計算に使用する。
演算子ボタン(+ - x / % ( ))
これらのボタンを使用して、計算に演算子を追加します。演算子は、「計算」フィールドにコピーされます。
注意: 計算で算術表現を使用した場合、乗算と除算の演算子は、計算内での位置に関係なく最初に計算されます。優先順位の同じ演算子が複数ある場合は、左から右へ計算されます。
たとえば、値段-値引き×個数という計算式では、値段から値引き×個数が減算されてしまいます。減算をカッコで囲み(値段-値引き)とすれば、乗算より先に減算が計算されます。
OK
このボタンを使用して、次のように計算を検証し、保存します。
計算の構文が有効な場合、計算が保存され、「計算」ダイアログに表示されます。
計算の構文が無効な場合は、エラー・メッセージが表示されます。計算を保存する前に、構文エラーを訂正する必要があります。
注意
次の表に、「表示」フィールドの下にあるフィールドで使用できる関数を示します。
カテゴリ | 説明 |
---|---|
すべての関数 | すべての関数のアルファベット順のリスト |
分析 | RANK、NTILE、CORRなど、統計分析用の関数 |
変換 | RAWTOHEX、TO_CHAR、TO_DATEなど、データ型を別のデータ型に変換する関数 |
データベース | ユーザー定義関数が使用可能な場合に表示されるオプションのカテゴリ(「ツール」メニューの「PL/SQL関数の登録」機能を使用して作成) |
日付 | ADD_MONTHS、NEW_TIME、SYSDATE、NEXTDATEなど、日付アイテムの操作用の関数 |
グループ | SUM、COUNT、MAX、MIN、VARIANCEなどを含む集合関数および統計関数 |
数値 | 数値アイテム用の関数。COS、LOG、MOD、POWERなど、超越関数および浮動小数点関数 |
その他 | LEAST、USER、DECODE、ROWNUMなど、その他の関数 |
文字列 | 文字列アイテム用の関数。INITCAP、LPAD、NLS_UPPERなどのテキスト操作 |
Discovererで使用可能なすべての関数の詳細は、『Oracle Database SQLリファレンス』および『Oracle Databaseデータ・ウェアハウス・ガイド』を参照してください。
一般的に使用される関数の例は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer Plusユーザーズ・ガイド』を参照してください。