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Oracle® Traffic Director管理者ガイド
11g リリース1 (11.1.1.9)
B66436-05
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7.3 オリジン・サーバーの変更

この項では、次の方法について説明します。

管理コンソールまたはCLIのいずれかを使用して、オリジン・サーバーのプロパティを変更できます。


注意:


管理コンソールを使用したオリジン・サーバーのプロパティの変更

管理コンソールを使用してオリジン・サーバーのプロパティを変更するには、次の操作を行います。

  1. 2.3.2項「管理コンソールへのアクセス」の説明に従って、管理コンソールにログインします。

  2. ページの左上隅にある「構成」ボタンをクリックします。

    使用可能な構成のリストが表示されます。

  3. オリジン・サーバーを変更する構成を選択します。

  4. ナビゲーション・ペインで、「オリジン・サーバー・プール」を展開し、「オリジン・サーバー」を選択します。

    「オリジナル・サーバー」ページが表示されます。

  5. 変更するオリジン・サーバーの名前をクリックします。

    「オリジン・サーバーの編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。このダイアログ・ボックスでは、次の処理が可能です。

    • オリジン・サーバーの有効化および無効化

    • ホストおよびポートの変更

    • 相対的な重みの変更

    • バックアップ・サーバーとしてのオリジン・サーバーのマーク付け

    • オリジン・サーバーが同時に処理することができる、最大接続数の設定。

    • Oracle Traffic Directorがリクエスト転送レートをオリジン・サーバーの最大容量までランプアップするまでに要する時間の指定。

  6. 変更するパラメータを指定します。

    画面上のヘルプおよびプロンプトがすべてのパラメータに提供されています。

    フィールドの値を変更する、または変更したテキスト・フィールドからタブアウトすると、ページの右上隅にある「保存」ボタンが有効になります。

    「リセット」ボタンをクリックすることで、いつでも変更を破棄できます。

  7. 必要な変更を行った後、「保存」をクリックします。

    • 更新された構成が保存されたことを確認するメッセージが、「コンソール・メッセージ」ペインに表示されます。

    • さらに、「デプロイメント保留中」メッセージが、メイン・ペインの上部に表示されます。4.3項「構成のデプロイ」の説明に従い、「変更のデプロイ」をクリックして更新された構成を即座にデプロイすることも、さらに変更を行いその後でデプロイすることもできます。

CLIを使用したオリジン・サーバーのプロパティの変更

オリジン・サーバーのプロパティを変更するには、set-origin-server-propコマンドを実行します。

たとえば、次のコマンドでは、構成soaのプールosp1内のオリジン・サーバーsoa-app1.example.com:1900に対して、相対的な重みが2に変更されます。

tadm> set-origin-server-prop  --config=soa --origin-server-pool=osp1
 --origin-server=soa-app1.example.com:1900 weight=2
OTD-70201 Command 'set-origin-server-prop' ran successfully.

更新された構成を有効にするには、deploy-configコマンドを使用して、構成をOracle Traffic Directorインスタンスにデプロイする必要があります。

set-origin-server-propを使用して変更できるプロパティのリストは、『Oracle Traffic Directorコマンドライン・リファレンス』を参照するか、--helpオプションを付けてコマンドを実行してください。