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Oracle® Traffic Director管理者ガイド
11g リリース1 (11.1.1.9)
B66436-05
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6.4 オリジン・サーバー・プールの削除

管理コンソールまたはCLIのいずれかを使用して、オリジン・サーバー・プールを削除できます。


注意:

  • 仮想サーバーの1つ以上のルートに関連付けられているオリジン・サーバー・プールは削除できません。

    ルートに関連付けられているオリジン・サーバー・プールを削除するには、8.4項「ルートの構成」の説明に従い、そのルートをまず削除する必要があります。

  • オリジン・サーバー・プールを作成すると、実質的には構成が削除されます。更新された構成をOracle Traffic Directorインスタンスに反映するには、4.3項「構成のデプロイ」の説明に従い、構成を再デプロイする必要があります。

  • この項のCLIの例はシェル・モード(tadm>)で示されています。CLIシェルの起動の詳細は、2.3.1項「コマンドライン・インタフェースへのアクセス」を参照してください。


管理コンソールを使用したオリジン・サーバー・プールの削除

管理コンソールを使用してオリジン・サーバー・プールを削除するには、次の操作を行います。

  1. 2.3.2項「管理コンソールへのアクセス」の説明に従って、管理コンソールにログインします。

  2. ページの左上隅にある「構成」ボタンをクリックします。

    使用可能な構成のリストが表示されます。

  3. オリジン・サーバー・プールを変更する構成を削除します。

  4. ナビゲーション・ペインで、「オリジン・サーバー・プール」を選択します。

    「オリジン・サーバー・プール」ページが表示されます。

  5. 削除するオリジン・サーバー・プールの「削除」アイコンをクリックします。

    • オリジン・サーバー・プールが仮想サーバーの1つ以上のルートに関連付けられている場合、プールを削除できないことを示すメッセージが表示されます。

    • オリジン・サーバー・プールが仮想サーバーに関連付けられていない場合、削除を確認するプロンプトが表示されます。

  6. 「OK」をクリックします。

    「コンソール・メッセージ」ペインに、オリジン・サーバー・プールが削除されたことを確認するメッセージが表示されます。

    さらに、「デプロイメント保留中」メッセージが、メイン・ペインの上部に表示されます。4.3項「構成のデプロイ」の説明に従い、「変更のデプロイ」をクリックして更新された構成を即座にデプロイすることも、さらに変更を行いその後でデプロイすることもできます。

CLIを使用したオリジン・サーバー・プールの削除

オリジン・サーバー・プールを削除するには、次の例に示すように、delete-origin-server-poolコマンドを実行します。

tadm> delete-origin-server-pool --config=soa osp1
OTD-70201 Command 'delete-origin-server-pool' ran successfully.

注意:

指定したオリジン・サーバー・プールが仮想サーバーの1つ以上のルートに関連付けられている場合、次のエラー・メッセージが表示されます。
OTD-67108 Cannot delete the origin-server pool. It is referred by virtual server(s): vs1_name,vs1_name,[...]

更新された構成を有効にするには、deploy-configコマンドを使用して、構成をOracle Traffic Directorインスタンスにデプロイする必要があります。

delete-origin-server-poolの詳細は、『Oracle Traffic Directorコマンドライン・リファレンス』を参照するか、--helpオプションを付けてコマンドを実行してください。