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Oracle® Traffic Director管理者ガイド
11g リリース1 (11.1.1.9)
B66436-05
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8.9 チューニング可能なキャッシュ・パラメータ

キャッシュは、キャッシュ・ヒット率が高い場合、つまり比較的大量のリクエストがオリジン・サーバーに送信されるのではなく、キャッシュから提供される場合、クライアントへのレスポンス時間を短くできるという点で有効と考えられます。キャッシュ・ヒット率を高くするには、オリジン・サーバーからのキャッシュ可能なレスポンスを格納するために十分なメモリーが必要であり、キャッシュ内のエントリを定期的に検証する必要があります。


注意:

動的なコンテンツは一般的にキャッシュできません。このため、オリジン・サーバーによって提供されるアプリケーションまたはコンテンツが、ほとんど動的コンテンツで構成されている場合、キャッシュ・ヒット率は低くなる傾向があります。この場合、キャッシュを有効化してチューニングしても、パフォーマンスは大幅に向上しない可能性があります。

キャッシュ・ヒット率を向上させるために、次のキャッシュ・パラメータをチューニングできます。

特定の仮想サーバーのキャッシュ・ルールでは、次のパラメータを指定できます。