configure-server

構文

tadm configure-server common_options ([--admin-node] 
[--node-host=node_host] [--node-port=node_port]) 
[--server-user=admin_server_user] [--bind-ip=bind_ip] [--java-home=java_home] --instance-home=instance_home

説明

このコマンドを使用して、管理サーバーと管理ノードを作成します。管理ノードを作成する前に、管理サーバーが実行されていることを確認してください。新しく作成された管理ノードは、管理サーバーに登録されます。

注意:

configure-serverが権限を持つユーザーとして実行された場合、サービスはサーバーにおいてデフォルトで有効になります。

オプション

common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。

--admin-node|-n: このオプションでは、コマンドで管理ノードを作成することを指定します。

--node-host|-H: 管理ノードのホスト名を示します。

--node-port|-P: 管理ノードのSSLポートを示します。

--server-user|-r: 管理者サーバー・ユーザーを指定します。

--java-home|-j: Javaホーム・ディレクトリを指定します。

--instance-home|-i: 管理サーバーまたは管理ノードに関連する構成ファイルおよびバイナリを作成するディレクトリの絶対パス名を指定します。

--bind-ip|-b: 管理サーバーの構成中は、管理サーバーのデフォルト・リスナーのip値として使用されます。管理ノードの構成中は、管理ノードに対するリモート管理サーバーのbind-ipとして使用されます。

例

管理サーバーを構成するには、次のようにします。

tadm configure-server --instance-home=/home/otd

注意:

コマンドによって、管理者パスワードを指定するように求められます。

管理ノードを構成するには、次のようにします。

tadm configure-server --user=admin --admin-node --host=admin.example.com --instance-home=/home/otd

注意:

コマンドによって、管理サーバー・パスワードを求められます。

終了コード

次の終了値が戻されます。

0: コマンドの実行に成功しました。

>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。

終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。