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Oracle® Traffic Directorコマンドライン・リファレンス
11g リリース1 (11.1.1.9.0)
B66437-05
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set-admin-prop

構文

tadm set-admin-prop common_options [--set-password] [--node=node_name] (property_name=property_value)+

説明

このコマンドを使用して、管理サーバーまたはノードのプロパティを設定します。

オプション

common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。

--set-password|-r

このオプションを指定して、管理サーバーのパスワードを変更します。

--node|-n

ノードの名前を指定します。管理ノードのプロパティを変更するには、ノードを指定します。管理サーバーのプロパティを変更するには、ノードを指定する必要はありません。

オペランド

property-name=property-value

定義する1つ以上のプロパティに対してname=valueペアを指定します。name=valueペアは、スペースで区切る必要があります。

次の管理プロパティを設定できます。

java-home: Oracle Traffic Directorアプリケーションがインストールされているホーム・ディレクトリを指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。デフォルト: ORACLE_HOME/jdkディレクトリ。

admin-user: 管理サーバーにログインするために使用する管理サーバー・ユーザーを指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。

server-user: 管理サーバーおよびノードの実行に使用されるUNIXユーザーIDを指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。


注意:

ノードがサービスに対応している場合、そのノードのserver-userプロパティは非rootユーザーに変更できません。

ssl-port: 管理サーバーおよびノードのSSLポートを指定します。
値: 1 - 65535。デフォルト: 8989。

log-file: ログ・ファイルの名前と場所を指定します。
値: ユーザー定義の名前と場所。デフォルト: ../log/errors

log-level: サーバー全体のログの冗長度を指定します。
値: INCIDENT_ERROR:1ERROR:1ERROR:16ERROR:32WARNING:1TRACE:1TRACE:16TRACE:32。デフォルトはNOTIFICATION:1です。

server-log-file: サーバー・ログ・ファイルの名前と場所を指定します。
値: ユーザー定義の名前と場所。デフォルト: ../logs/server.log

access-log-file: アクセス・ログ・ファイルの名前と場所を指定します。
値: ユーザー定義の名前と場所。デフォルト: ../logs/access.log

description: 管理サーバーの説明を指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。

bind-ip: 管理サーバーのデフォルト・リスナーのIPアドレスを指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。

プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>

tadm set-admin-prop --user=admin --host=admin.example.com
 --password-file=./admin.passwd --port=8989 
 --no-prompt "--node=node1.example.com 
access-log-file=../logs/www_example_com_access.log

終了コード

次の終了値が戻されます。

0: コマンドの実行に成功しました。

>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。

終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。