構文
tadm set-admin-prop common_options [--set-password] [--node=node_name] (property_name=property_value)+
オプション
common_options
の詳細は、helpコマンドを実行してください。
--set-password|-r
このオプションを指定して、管理サーバーのパスワードを変更します。
--node|-n
ノードの名前を指定します。管理ノードのプロパティを変更するには、ノードを指定します。管理サーバーのプロパティを変更するには、ノードを指定する必要はありません。
定義する1つ以上のプロパティに対してname=value
ペアを指定します。name=value
ペアは、スペースで区切る必要があります。
次の管理プロパティを設定できます。
java-home
: Oracle Traffic Directorアプリケーションがインストールされているホーム・ディレクトリを指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。デフォルト: ORACLE_HOME/jdk
ディレクトリ。
admin-user
: 管理サーバーにログインするために使用する管理サーバー・ユーザーを指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。
server-user
: 管理サーバーおよびノードの実行に使用されるUNIXユーザーIDを指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。
注意: ノードがサービスに対応している場合、そのノードのserver-user プロパティは非root ユーザーに変更できません。 |
ssl-port
: 管理サーバーおよびノードのSSLポートを指定します。
値: 1 - 65535。デフォルト: 8989。
log-file
: ログ・ファイルの名前と場所を指定します。
値: ユーザー定義の名前と場所。デフォルト: ../log/errors
。
log-level
: サーバー全体のログの冗長度を指定します。
値: INCIDENT_ERROR:1
、ERROR:1
、ERROR:16
、ERROR:32
、WARNING:1
、TRACE:1
、TRACE:16
、TRACE:32
。デフォルトはNOTIFICATION:1
です。
server-log-file
: サーバー・ログ・ファイルの名前と場所を指定します。
値: ユーザー定義の名前と場所。デフォルト: ../logs/server.log
access-log-file
: アクセス・ログ・ファイルの名前と場所を指定します。
値: ユーザー定義の名前と場所。デフォルト: ../logs/access.log
description
: 管理サーバーの説明を指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。
bind-ip
: 管理サーバーのデフォルト・リスナーのIPアドレスを指定します。
値: テキスト文字列であることが必要です。
プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>
例
tadm set-admin-prop --user=admin --host=admin.example.com --password-file=./admin.passwd --port=8989 --no-prompt "--node=node1.example.com
access-log-file=../logs/www_example_com_access.log
終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。