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Oracle® Traffic Directorコマンドライン・リファレンス
11g リリース1 (11.1.1.9.0)
B66437-05
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set-cache-prop

構文

tadm set-cache-prop common_options --config=config_name (property_name=property_value)+

説明

このコマンドを使用して、構成のキャッシュ・プロパティを定義または変更します。

オプション

common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。

--config|-c

キャッシュ・プロパティを設定する構成の名前を指定します。

オペランド

property-name=property-value

定義する1つ以上のプロパティに対してname=valueペアを指定します。name=valueペアは、スペースで区切る必要があります。

次のキャッシュ・プロパティを設定できます。

enabled: サーバーでキャッシュ・プロパティを変更するかどうかを指定します。
値: truefalse。デフォルト: true

max-entries: コンテンツをキャッシュするオブジェクトの最大数を指定します。
値: 1 - 1073741824。デフォルト: 1024。

replacement: キャッシュ置換のアルゴリズムを指定します。
値: lrulfuおよびfalse。デフォルト: lru

max-heap-object-size: キャッシュするオブジェクトの最大サイズを指定します。指定したサイズより大きいオブジェクトはキャッシュされません。
値: 0 - 214783647。デフォルト: 512 KB。

max-heap-space: レスポンス・オブジェクトのキャッシュに使用するヒープの最大数(バイト単位)を指定します。値: 0 - 1099511627776。デフォルト: 10 MB。

プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>

tadm set-cache-prop --user=admin --host=admin.example.com --password-file=./admin.pwd --port=8989 
 --prompt=false --config=www.example.org max-heap-object-size=1237 max-entries=1293

終了コード

次の終了値が戻されます。

0: コマンドの実行に成功しました。

>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。

終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。