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Oracle® Traffic Directorコマンドライン・リファレンス
11g リリース1 (11.1.1.9.0)
B66437-05
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set-dns-prop

構文

tadm set-dns-prop common_options --config=config_name (property_name=property_value)+

説明

このコマンドを使用して、構成のドメイン・ネーム・サーバー(DNS)の参照プロパティを設定します。

オプション

common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。

--config|-c

DNSプロパティを設定する構成の名前を指定します。

オペランド

property-name=property-value

定義する1つ以上のプロパティに対してname=valueペアを指定します。name=valueペアは、スペースで区切る必要があります。

次のDNSプロパティを設定できます。

enabled: サーバーでDNS参照を実行するかどうかを指定します。
値: truefalse。デフォルト: false

async: オペレーティング・システムの同期リゾルバではなく、サーバーで独自の非同期DNSリゾルバを使用するかどうかを指定します。
値: truefalse。デフォルト: true

timeout: 非同期DNS参照がタイムアウトするまでの期間(秒単位)を指定します。
値: 0.001 - 3600。

プロパティをデフォルト値にリセットするには、プロパティ値を指定しないでください。
例: property-name=<empty_string>

tadm set-dns-prop --user=admin --host=admin.example.com 
--password-file=./admin.passwd --port=8989 
--no-prompt --config=www.example.org timeout=34

終了コード

次の終了値が戻されます。

0: コマンドの実行に成功しました。

>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。

終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。