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Oracle® Traffic Directorコマンドライン・リファレンス
11g リリース1 (11.1.1.9.0)
B66437-05
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set-failover-group-primary

構文

tadm set-failover-group-primary common_options --config=config_name --virtual-ip=ip --primary-node=node

説明

このコマンドを使用して、フェイルオーバー・グループのプライマリ・ノードとバックアップ・ノードを切り替えます。管理ノード・プロセスがインスタンスの置かれているノードで非rootとして実行中である場合、これらのノードでrootユーザーとしてstart-failoverを実行する必要があります。これは手動によるノードの切替えとなります。このコマンドを実行しない場合、ノードは切り替えられません。さらに、get-failover-group-propを実行した場合、結果として構成済のプライマリ・ノードおよびバックアップ・ノードが表示されますが、実行時のプライマリ・ノードおよびバックアップ・ノードとは異なるものになります。

オプション

common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。

--config|-c

フェイルオーバー・グループのプライマリ・ノードとバックアップ・ノードを切り替える構成の名前を指定します。

--virtual-ip|-i

プライマリ・ノードとバックアップ・ノードを切り替えるフェイルオーバー・グループの仮想IPアドレスを指定します。

--primary-node|-n

フェイルオーバー・グループのプライマリ・ノードを指定します。これは、フェイルオーバー・グループの既存のバックアップ・ノードです。

tadm set-failover-group-primary --config=soa --virtual-ip=10.228.12.250 --primary-node=app2.example.com
tadm start-failover --user=admin 
--password-file=./admin.passwd --host=admin.example.com --port=8989 
--no-prompt --config=soa --instance-home=/home/otd

終了コード

次の終了値が戻されます。

0: コマンドの実行に成功しました。

>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。

終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。