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Oracle® Traffic Directorコマンドライン・リファレンス
11g リリース1 (11.1.1.9.0)
B66437-05
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start-failover

構文

start-failover common_options --config=config_name --instance-home=instance_home

説明

管理ノード・プロセスがインスタンスの置かれているノードで非rootとして実行中である場合、これらのノードでrootユーザーとしてstart-failoverを実行する必要があります。これは次のケースにおいて、手動によるフェイルオーバーの起動または再起動となります。

  • フェイルオーバー・グループの作成中、およびそのフェイルオーバー・グループのインスタンスが実行中であった場合。

  • フェイルオーバー・グループの削除中、およびそのフェイルオーバー・グループのインスタンスが実行中であった場合。

  • フェイルオーバー・グループのプライマリ・ノードとバックアップ・ノードの切替え後。


    注意:

    start-failoverは、ノード上でrootユーザーとして実行する必要があります。

オプション

common_optionsの詳細は、helpコマンドを実行してください。

--config|-c

フェイルオーバーを起動する構成の名前を指定します。

--instance-home|-i

サーバー・インスタンスを検出できる場所を示します。

tadm start-failover --user=admin 
--password-file=./admin.passwd --host=admin.example.com --port=8989 
--no-prompt --config=www.example.org --instance-home=/home/otd

終了コード

次の終了値が戻されます。

0: コマンドの実行に成功しました。

>0: コマンドの実行時にエラーが発生しました。

終了コードと構文表記の詳細は、helpコマンドを実行してください。