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Oracle® Fusion Middleware Communication Servicesリリース・ノート
11g リリース1 (11.1.1. 9)
E64860-01
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1 Oracle User Messaging Service

この章では、Oracle User Messaging Serviceに関連する問題について説明します。次のトピックが含まれます:

一般的な問題と回避策

この項では、一般的な問題および回避策について説明します。内容は次のとおりです。

Internet Explorer 11でSSLとダミーのセキュリティ証明書を使用してユーザー・メッセージング・プリファレンスのUIにログインすると、Enterprise Managerで障害が発生する

Internet Explorer 11でSSLを使用してユーザー・メッセージング・プリファレンスのUIまたはOracle Fusion Middleware Enterprise Manageにアクセスする場合は、実在のセキュリティ証明書を使用することが推奨されます。

Internet Explorer 11でSSLとダミーのセキュリティ証明書を使用している場合、ユーザー・メッセージング・プリファレンスのUIまたはOracle Fusion Middleware Enterprise Manageにログインできません。リリース11.1.1.9には、Internet Explorer 11とSSLを使用したWebアプリケーションへのアクセス試行時の、セキュリティ証明書の問題が存在します。

Windowsで、この問題を回避するには、certutilコマンドを使用してレジストリ設定を変更し、デフォルトのRSAキーの長さをオーバーライドします。Internet Explorerで使用できるのは、デフォルトで1024ビットのRSAキーのみです。リリース11.1.1.9のRSAパブリック・キーは512ビットです。512ビット・キーを使用できるようにするには、次のコマンドを実行します。

certutil -setreg chain\minRSAPubKeyBitLength 512

また、使用中のブラウザのセキュリティ証明書の不一致に関する警告をすべて無効にします。

UMSスキーマのパージ・スクリプトは使用可能

UMSスキーマのパージ・スクリプトはダウンロードおよび使用が可能です。このスクリプトとその使用方法の説明にアクセスするには、Oracleサポートに連絡してください。

アップグレード済ドメインの権限付与

Oracle User Messaging Serviceを特定のユーザーとして実行するには、コード・ベースの権限付与が必要です。この付与は、Fusion Middleware 11gR1パッチ・セット2へのアップグレードに作成されたWebLogicドメインで事前にシードされます。

パッチ・セット2へのアップグレードの前にWebLogicドメインを作成した場合は、この権限付与を手動で追加する必要があります。これを行うには、次のOracle Platform Security Services (OPSS) WLSTコマンドをオンライン(接続)モードで実行します。

 wls:/mydomain/serverConfig>
grantPermission(codeBaseURL="file:${ums.oracle.home}/communications/modules/oracle.sdp.client_11.1.1/-",
permClass="oracle.security.jps.JpsPermission",permTarget="IdentityAssertion", permActions="execute")

 wls:/mydomain/serverConfig>
grantPermission(codeBaseURL="file:${ums.oracle.home}/communications/modules/oracle.sdp.messaging_11.1.1/-",
permClass="oracle.security.jps.JpsPermission",permTarget="IdentityAssertion", permActions="execute")

grantPermissionの情報は、『Oracle WebLogic Fusion Middleware Scripting Toolコマンド・リファレンス』を参照してください。

アップロード障害後にオープンされたままになるXMLファイルのハンドル

WLST manageUserMessagingPrefsコマンドを使用してユーザー・メッセージングのプリファレンスXMLファイルをアップロードしようとしたときにエラーが発生すると、そのXMLファイルのハンドルはオープンされたままになります。Microsoft Windowsプラットフォームでは、WLSTシェルを終了するまでこのファイルを削除できません。

ユーザー・メッセージング・サーバーの「パフォーマンス」ページでメッセージ・メトリックが「使用不可」としてレンダリングされる

サーバーの設定後にメッセージの送受信がない場合などのようにメトリック・データがない場合、メトリックの「パフォーマンス」ページに「使用不可」と表示されます。これは、ソフトウェアの問題ではなく、パフォーマンス・レポート機能は適切に動作しています。送信および受信トラフィックが発生すると、即座に結果が「パフォーマンス」ページに正常に表示されます。

再起動後にUser Messaging ServiceのURLを使用できない

Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlまたはOracle WebLogicコンソールを通じてUser Messaging Serviceサーバー(usermessagingserver)を再起動し、User Messaging Serviceサーバーにより提供されるユーザー・プリファレンスUI(/sdpmessaging/userprefs-ui)や様々なWebサービス・エンドポイントなどのURLにアクセスしようとすると、「エラー503 - サービスが使用できません」というエラーが発生することがあります。このエラーは、Oracle WebLogic Serverの負荷が(SOAインスタンスなどで)高い場合に断続的に発生します。この問題の回避方法:

  • User Messaging Serviceサーバーを再起動します(2回以上の再起動が必要になる可能性があります)。

  • User Messaging Serviceサーバーを複数回再起動しても不十分な場合は、Oracle WebLogic Serverインスタンス全体を再起動します。

ユーザー・メッセージング・プリファレンスのユーザー・インタフェースの不適切なレンダリング

一部の言語では、破損した.cssファイルの生成が原因で、断続的なUIレンダリング・エラーがレポートされます。この問題が発生したら、次の手順を実行して問題を回避してください。

  1. 影響を受けているロケール(または単にすべてのロケール)の自動生成されたキャッシュ済の.cssファイルをサーバーのDOMAIN_HOME/servers/<server_name>/tmp/_WL_user/usermessagingserver/<random_name>/public/adf/styles/cacheから削除し、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用してusermessagingserverアプリケーションを再起動します。すべてのユーザーのブラウザ・キャッシュを消去します。

    次回ブラウザからUIにアクセスすると、目的のロケールに対応する新しい.cssファイルが生成されます(通常、このファイルは有効な.cssファイルです)。問題を解決できない場合は、この手順を2、3回繰り返してください。

  2. 前述の方法で問題が解決しない場合、DOMAIN_HOME/servers/<server_name>/tmp/_WL_user/usermessagingserver/<random_name>/sdpmessaginguserprefs-ui-web.warにあるユーザー・プリファレンスWebモジュールのweb.xmlファイルでコンテンツ圧縮を無効化します。具体的には、web.xmlを抽出し、次の<context-param/>を追加します。

    <context-param>
      <param-name>org.apache.myfaces.trinidad.DISABLE_CONTENT_COMPRESSION</param-name>
      <param-value>true</param-value>
    </context-param>
    

    その後、ファイルをwarモジュールに再アーカイブします。

    最後に、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用してusermessagingserverアプリケーションを再起動します。

UMSクラスタ・フェイルオーバーでメッセージが失われる可能性がある

11gR1PS6のUMSではXAがサポートされていないため、UMSクラスタ・フェイルオーバーでメッセージが失われる可能性があります。

構成の問題と回避策

この項では、構成に関する問題およびその回避策について説明します。内容は次のとおりです。

アップグレード後に拡張ドライバを有効化する

11.1.1.2または11.1.1.3から現在のリリースにアップグレードする場合、拡張ドライバの使用を可能にするには、次の手動構成ステップを完了する必要があります。

  1. ドメイン内のすべてのサーバーを停止します。

  2. ドメインのクラスパスに次の.jarファイルを追加します。

    $UMS_ORACLE_HOME/communications/modules/usermessaging-config_11.1.1.jar
    

    これを行うには、ドメインのbinフォルダ内のsetDomainEnv.sh/setDomainEnv.cmdを変更します。つまり、POST_CLASSPATH変数を次のように更新します。

    POST_CLASSPATH="${UMS_ORACLE_HOME}/communications/modules/usermessaging-config_11.1.1.jar${CLASSPATHSEP}${POST_CLASSPATH}"export POST_CLASSPATH
    
  3. $UMS_ORACLE_HOME/common/templates/applications/oracle.ums_template_11.1.1.jarにあるテンプレート.jarファイルから.xmlファイルを抽出します。

    /config/fmwconfig/usermessagingconfig.xml
    /config/fmwconfig/mbeans/ums-mbeans.xml
    
  4. これら2つの.xmlファイルをドメインのconfigおよびfmwconfigフォルダにコピーします。

    $DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/usermessagingconfig.xml
    $DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/mbeans/ums-mbeans.xml
    
  5. サーバーを起動します。

  6. WLSTドライバ・デプロイメント・コマンドを実行してUMS拡張ドライバをデプロイします。例:

    wls:/emsoa/serverConfig> deployUserMessagingDriver(baseDriver='extension',appName='extension', targets='soa_server1')
    

    これで、UMS拡張ドライバが有効になります。

ワークリストおよびポップアップ・ドライバ用の事前シードされたチャネルを削除できない

ワークリストまたはポップアップ・ドライバを削除する場合、これらドライバに事前シードされたチャネルを削除できません。事前シードされたチャネルはプリファレンス・リスト内に使用可能なまま残ります。

ワークリスト・ドライバ構成

ワークリスト・ドライバ構成手順に従っている際に、構成ウィザード内のSOA用のOracle User Messaging Serviceが選択されていないことから、これが構成されていないため、これを選択して構成する必要があると考えられます。これは正しくありません。基本のOracle User Messaging ServiceはいくつかのUMSドライバとともにすでに構成されています。

記載されている手順に従って作業を進め、「SOA用のOracle User Messaging Service」オプションが選択されていない事実は無視してください。

PS3パッチ・セットのインストール後にカスタムの取引条件を移行する

PS3パッチ・セットのインストール後に、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを使用して、カスタムで作成した取引条件を再作成する必要があります。カスタム作成の取引条件のコピーは、$DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/servers/<ServerName>/applications/usermessagingserver/configuration/businessterms.xml.bakで取得できます。

なんらかの変更を行った後は、サーバーを再起動してください。


注意:

このリリースには、事前シード済の新規の取引条件が導入されています。アップグレード済(PS3)のファイルをPS1のバックアップで上書きしないでください(上書きすると新規条件が失われます)。

ドライバの構成時に正しいSSL信頼ストアを使用する

SSLを使用してリモート・ゲートウェイに接続するためにUser Messaging Serviceドライバ(電子メール・ドライバなど)を構成するには、Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server管理コンソール・オンライン・ヘルプのキーストアの構成に関するトピックで説明されているように、SSL信頼ストアが正しく構成されていることを確認してください。

$DOMAIN_HOME/bin/setDomainEnv.sh (またはWindowsの相当するファイル)に設定されたJVMシステム・プロパティ(javax.net.ssl.trustStore)の値が使用する正しい信頼ストアを指していることを確認してください。Java標準信頼ストアは次の場所にあります。

$JAVA_HOME/jre/lib/security/cacertsまたは$BEA_JAVA_HOME/jre/lib/security/cacerts

SSL信頼ストアのデフォルトの即時利用可能な構成では、UMSドライバはSSLを介してOracle Beehive Email Serverに接続できません。この問題を解決するには、正しいSSL信頼ストアを使用するための手順を実行します。setDomainEnv.shファイル(またはWindowsの相当するファイル)でDemoTrustキーストアをJava標準SSL信頼ストアで置き換えると、UMS電子メール・ドライバはSSLを介してOracle Beehive Email Serverに正常に接続できるようになります。

driverconfig.xmlでデフォルト・パラメータを変更しない場合でも電子メール通知が送信される

通知構成の手順には、送信サーバー・パラメータの設定が含まれます。パラメータを変更せずにデフォルト設定をそのまま使用した場合でも、通知は送信されます。これは予定された動作ですが、検証せずにデフォルト設定に依存することは避けてください。正しいパラメータが確実に使用されるように、パラメータを設定してください。