Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalでのポータルの構築 11gリリース1 (11.1.1.9.0) E50013-05 |
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この章では、ポータルに「メッセージ・ボード」および「フィードバック」タスク・フローを追加する方法について説明します。「メッセージ・ボード」タスク・フローを使用すると、ユーザーはコネクションとの間でやり取りされるメッセージを投稿、表示および管理できます。「フィードバック」タスク・フローを使用すると、ユーザーはコネクションとの間でやり取りされるフィードバックを投稿、表示および管理できます。
この章の内容は、次のとおりです。
権限: この章のタスクを実行するには、ポータルレベルの権限Basic Services: Edit Page Access and Structure (標準権限)またはPages: Edit Pages (アドバンスト権限)が必要です。ポータル・モデレータは、デフォルトでこの権限を持っています。
権限の詳細は、第29.1項「ポータルのロールと権限について」を参照してください。 |
ホーム・ポータルの個人ページでメッセージ・ボードは、あなたと他のユーザーとの間でメッセージを表示および投稿するための方法を提供します。メッセージを表示するには、ホーム・ポータルのいずれかの個人ページ(あなたが作成したページ)にメッセージ・ビューアを追加する必要があります。他のユーザーからのメッセージを受信するには、他のユーザーにその個人ページへのアクセス権を付与し、それらのユーザーのメッセージの表示/投稿を許可するようにメッセージ・プリファレンスを設定する必要があります。他のユーザーのメッセージを表示または投稿するには、そのユーザーの個人ページへのアクセス権を付与され、そのユーザーのプリファレンスによってユーザーのメッセージを表示/投稿するためのアクセス権を付与される必要があります。
ホーム・ポータル以外のポータルでは、メッセージ・ボードはポータルの範囲内のメッセージを表示および投稿するための方法を提供します。ポータルでは、「メッセージ・ボード」タスク・フローのすべてのインスタンスが、同じコンテンツ(ポータルのメンバーである権限を持つユーザーが投稿したメッセージ)を表示します。ポータルのメッセージ・ボードは、権限モデルとしてページ権限を利用します。
表49-1に、ポータルのメッセージ・ボードでアクションを実行するために必要なページ権限をリストします。
表49-1 ポータルのメッセージ・ボードのページ権限
ページ権限 | 投稿 | 表示 | 更新 | 削除 |
---|---|---|---|---|
ページの表示 |
いいえ |
はい |
いいえ |
いいえ |
ページのパーソナライズ |
はい |
はい |
このユーザーが投稿したメッセージの場合は可能 |
このユーザーが投稿したメッセージの場合は可能 |
すべてのページ・アクションの実行 |
はい |
はい |
すべてのメッセージについて可能 |
すべてのメッセージについて可能 |
注意:
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WebCenter Portalでは、次のメッセージ・ボードのタスク・フローが提供されます。
「メッセージ・ボード」では、メッセージの追加、表示、更新、非表示、削除およびビューの管理を行い、メッセージにプライベートのマークを付けて、プライベート・メッセージを共有できます(図49-1)。
「メッセージ・ボード - クイック・ビュー」では、メッセージの追加、表示、更新、非表示および削除を行い、メッセージにプライベートのマークを付けて、プライベート・メッセージを共有できます(図49-2)。
関連項目: 「パブリッシャ」タスク・フローはメッセージ・ボードと多数の共通点がありますが、これは別個の機能です。「パブリッシャ」タスク・フローの詳細は、Oracle WebCenter Portalの使用の「WebCenter Portal内のアイテムのお気に入り登録、コメントおよび共有」を参照してください。 |
メッセージ・ボード機能の詳細は、Oracle WebCenter Portalの使用の「フィードバックとメッセージ・ボードの使用」を参照してください。
注意: 「フィードバック」タスク・フローは個人ページで使用するためのもので、個人ユーザーに関連付ける必要があります。 |
「フィードバック」は、フィードバック注釈を表示、投稿および管理するための方法を提供します。「フィードバック」タスク・フローを個々のユーザーに関連付けて、ホーム・ポータルのユーザーの個人ページに追加する必要があります。これにより、フィードバックを提供できるように、ユーザーは他のユーザーにその個人ページへのアクセス権を付与できます。
WebCenter Portalでは、フィードバックの次のタスク・フローが提供されます。
「フィードバック」では、フィードバックの表示、投稿および管理を行うことができます(図49-3)。
「フィードバック - クイック・ビュー」では、フィードバックの表示と投稿を行うことができます(図49-4)。
フィードバック機能の詳細は、Oracle WebCenter Portalの使用の「フィードバックとメッセージ・ボードの使用」を参照してください。
ページに「メッセージ・ボード」または「フィードバック」タスク・フローを追加する手順は、第14.2項「ページへのコンポーネントの追加」を参照してください。
注意: リソース・カタログでの「メッセージ・ボード」または「フィードバック」タスク・フローの有無や場所は、リソース・カタログの構成方法によって異なります。たとえば、デフォルトのポータル・カタログでは、「メッセージ・ボード」タスク・フローは「ソーシャルとコミュニケーション」フォルダに含まれます。WebCenter Portalに用意されているデフォルトのポータル・カタログでは、「フィードバック」タスク・フローを使用できないため、ページで使用できるようにしたカスタム・リソース・カタログにそれを追加した場合は、そのエントリのみが表示されます。 詳細は、第23.5.1項「リソース・カタログへのリソースの追加」を参照してください(「リソース・カタログ・アイテムの追加」ダイアログで「タスク・フロー」、「デザインタイム」の順に選択し、「フィードバック」タスク・フローまでスクロールします)。ポータル・ページの編集のためにカスタム・リソース・カタログを使用するには、それが「使用可能」であることを確認してから、ポータルのページで使用するように設定します。詳細は、第7.3.5項「ポータルのページおよびページ・テンプレートのリソース・カタログの変更」を参照してください。 |
注意: 「フィードバック」タスク・フローは個人ページで使用するためのもので、個人ユーザーに関連付ける必要があります。ただし、タスク・フロー・プロパティの使用は高度なタスクであるため、Oracle WebCenter Portalの使用ではなくこのガイドで扱っています。 |
「メッセージ・ボード」タスク・フローおよび「フィードバック」タスク・フローの両方にはプロパティが関連付けられており、十分な権限を持つユーザーはコンポーザの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログからこのプロパティにアクセスできます(図49-5)。
次の項では、「メッセージ・ボード」タスク・フローおよび「フィードバック」タスク・フローのプロパティと、「パラメータ」タブのプロパティについて説明します。
「メッセージ・ボード」タスク・フローまたは「フィードバック」タスク・フローにプロパティの値を設定した場合、その値が設定されたタスク・フロー・インスタンスのみが影響を受けます。同じタスク・フローの他のインスタンスは、この変更による影響を受けません。
デフォルトのタスク・フロー・コンテンツは、「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブ上のプロパティによって影響を受けます。このタブのパラメータの詳細は、第49.4.2項「「メッセージ・ボード」および「フィードバック」タスク・フローのパラメータ」を参照してください。一部のタスク・フローでは、このタブのパラメータにより、ページ・パラメータやページ定義変数へのタスク・フローの結付けが容易になります。詳細は、第19章「ページ、タスク・フロー、ポートレットおよびADFコンポーネントの結付け」を参照してください。
「表示オプション」タブ、「スタイル」タブおよび「コンテンツ・スタイル」タブのプロパティを変更すると、タスク・フローの外観と動作に影響します。これらのプロパティは、すべてのタスク・フローに共通しています。詳細は、第14.3.4項「コンポーネントの表示オプションの使用」および第14.3.6項「スタイル・プロパティおよびコンテンツ・スタイル・プロパティの使用」を参照してください。
「イベント」タブのコンテンツは、タスク・フローでサポートされるイベントによって異なります。詳細は、第14.3.7項「コンポーネントのコンテキスト・イベントの使用」を参照してください。
「パラメータ」タブと「表示オプション」タブのすべてのプロパティから式言語(EL)エディタにアクセスできます。ELエディタを使用すると、定数値のかわりに変数値を選択または指定できます。プロパティの横にあるアイコンをクリックし、「式ビルダー」を選択してエディタを開きます。
注意: 「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの汎用の「表示オプション」タブでELを入力する際、閉じ大カッコがないなど無効な構文が検出された場合にのみ、パーサーはエラーを報告します。検証は構文に対してのみ行われ、式の値に対しては行われません。汎用の表示オプションとは、表14-1「表示オプション・プロパティ」に掲載されているオプションです。汎用以外の表示オプションには、ELの検証は行われません。 |
EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発の式言語式に関する付録を参照してください。
表49-2は、「メッセージ・ボード」および「フィードバック」タスク・フローに固有のパラメータについて説明しています。
表49-2 「メッセージ・ボード」および「フィードバック」タスク・フローのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
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それぞれのフィードバック・メッセージについて表示する文字数。 指定の値を超えるメッセージは切り捨てられます。 このパラメータは、「フィードバック - クイック・ビュー」タスク・フローに関連付けられています。 |
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メッセージや投稿を表示する日付範囲の終了日。
このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。
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メッセージを表示するポータルを指定します。 ポータルの内部名を入力します。ポータルの内部名は、ポータルの管理設定の「一般」ページの「ポータルURL」で指定される名前になります。ポータルの表示名は「表示名」によって指定されます。これは、ポータル上部のバナーに表示される名前です。 このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。
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通常はフィードバックまたはメッセージ・ボードのエントリと関連付けられているアクション(プライベート、編集、非表示、削除など)を表示するか非表示にするかを指定します。
このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。
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タスク・フローのフッターを非表示にするかどうかを指定します。
このパラメータによって、「詳細」リンクがオン( このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。
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他のユーザー宛てに投稿したフィードバックの表示を有効にするか無効にするかを指定します。
このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。
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タスク・フローのヘッダーを表示するか非表示にするかを指定します。
このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。
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メッセージ入力フィールドおよびファイルとURLのアップロード用コントロールを表示するか非表示にするかを指定します(パブリッシャ)。
このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。
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表示するメッセージのタイプを指定します。
このパラメータは、ユーザーが各自のメッセージ・ボードを表示している場合にのみ適用されます。 このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。
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タスク・フローに表示するフィードバック・アイテムの数。 たとえば、タスク・フローに最大5つのアイテムを表示させるには、 このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。
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タスク・フローに表示するメッセージの数。 たとえば、タスク・フローに最大5つのアイテムを表示させるには、 このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。
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タスク・フローに表示するユーザーのID。 この値は自動的に 注意: EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発の式言語式に関する付録を参照してください。 このパラメータは、「フィードバック」タスク・フローに関連付けられています。 |
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メッセージや投稿を表示する日付範囲の開始日。
このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。
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タスク・フローに表示するユーザーのID。 この値は自動的に 注意: EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発の式言語式に関する付録を参照してください。 このパラメータは「フィードバック - クイック・ビュー」タスク・フローに関連付けられています。 |
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タスク・フローに表示するユーザーのID。 この値は自動的に 注意: EL式に関してサポートが必要な場合、アプリケーション開発者がEL式を提供できます。詳細は、Oracle WebCenter PortalおよびOracle JDeveloperでのポータルの開発の式言語式に関する付録を参照してください。 このパラメータは、次のタスク・フローに関連付けられています。
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「メッセージ・ボード」および「フィードバック」タスク・フローに関連付けられたプロパティを使用して、表示するメッセージの数、フィードバック投稿の最大長、メッセージ入力フィールドの表示と非表示などを制御できます。
タスク・フローのプロパティを設定すると、すべてのユーザーのタスク・フロー・インスタンス・ビューが影響を受けます。
この項では、タスク・フロー・パラメータを使用してこれらを行う方法の例を示します。次のサブセクションが含まれます:
ページ編集権限を持つユーザーは、「メッセージ・ボード - クイック・ビュー」または「フィードバック - クイック・ビュー」タスク・フローのHide Actions
パラメータを設定して、投稿された各メッセージに通常は関連付けられているアクションを非表示にできます。こうしたアクションには、「編集」リンク、「非表示」リンク、「プライベート」リンクおよび「削除」アイコンがあります(図49-6)。
「メッセージ・ボード - クイック・ビュー」または「フィードバック - クイック・ビュー」タスク・フロー・インスタンスのアクションを非表示にするには、次の手順を実行します。
構成する「メッセージ・ボード - クイック・ビュー」または「フィードバック - クイック・ビュー」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。
「コンポーネント・プロパティ」ダイアログで、「パラメータ」タブの「Hide Actions」を選択します。
注意: 非表示のアクションを表示するには、「Hide Actions」を選択解除します。 |
コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。
変更を保存して、ページ・エディタを終了します。
すべての「メッセージ・ボード」および「フィードバック」タスク・フロー・タイプのパラメータによって、所定のタスク・フロー・インスタンスに表示するメッセージ数またはフィードバック投稿数を指定できます。メッセージ数または投稿数が指定した値を超えた場合は、次のようになります。
「前」および「次」アイコンがタスク・フローのフル・ビューに表示され、ユーザーはページを移動してすべてのメッセージや投稿を表示できます。
タスク・フローのクイック・ビューに「詳細」リンクが表示されます。ユーザーがこれをクリックすると、動的に生成されたページが起動し、すべてのメッセージまたは投稿が表示されます。
「メッセージ・ボード」タスク・フローおよび「メッセージ・ボード - クイック・ビュー」タスク・フローの場合は、No of Messages
パラメータを使用します。「フィードバック」タスク・フローおよび「フィードバック - クイック・ビュー」タスク・フローの場合は、No of Feedback Items
パラメータを使用します。
所定のタスク・フロー・インスタンスに表示するメッセージ数およびフィードバック投稿数を制限するには、次の手順を実行します。
構成する「メッセージ・ボード」または「フィードバック」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。
「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、タスク・フロー・インスタンスで許可するメッセージまたはフィードバック投稿の数を入力します。
「メッセージ・ボード」タスク・フローおよび「メッセージ・ボード - クイック・ビュー」タスク・フローの場合は、「No of Messages」ボックスに数を入力します。
「フィードバック」タスク・フローおよび「フィードバック - クイック・ビュー」タスク・フローの場合は、「No of Feedback Items」に数を入力します。
コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。
変更を保存して、ページ・エディタを終了します。
「フィードバック - クイック・ビュー」タスク・フロー・インスタンスのDisplay Message Size
パラメータを使用して、所定の投稿で入力できる文字の数を制限できます。制限値を超える投稿は切り捨てられます。
「フィードバック - クイック・ビュー」タスク・フローへの投稿で入力できる文字の数を制限するには、次の手順を実行します。
構成する「フィードバック - クイック・ビュー」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。
「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブで、「Display Message Size」ボックスに、所定のポストに許可される文字数を入力します。
コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。
変更を保存して、ページ・エディタを終了します。
Hide Publisher
パラメータを使用して、「メッセージ・ボード」または「メッセージ・ボード - クイック・ビュー」タスク・フロー・インスタンスのメッセージ入力フィールドとそれに関連付けられたアイコンを非表示にできます。入力ポイントなしでメッセージ・ボードを現在のメッセージへのウィンドウにする場合、これが役立ちます。
ユーザーが「メッセージ・ボード」タスク・フロー・インスタンスへメッセージを追加できないようにするには、次の手順を実行します。
構成する「メッセージ・ボード」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。
「コンポーネント・プロパティ」ダイアログで、「パラメータ」タブの「Hide Publisher」を選択します。
注意: パブリッシャ・コントロールを表示するには、「Hide Publisher」を選択解除します。 |
コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。
変更を保存して、ページ・エディタを終了します。
Hide Given
パラメータを使用して、両方のタイプのフィードバック・タスク・フローで他のユーザー宛てに投稿したフィードバックが表示されないようにできます。Hide Given
を選択すると、「表示」メニューが非表示になり、受信したフィードバックのみが表示されます。
他のユーザー宛てに投稿したフィードバックを非表示にするには、次の手順を実行します。
構成する「フィードバック」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。
「コンポーネント・プロパティ」ダイアログで、「パラメータ」タブの「Hide Given」を選択します。
注意: 「表示」メニューを表示するには、「Hide Given」を選択解除します。 |
コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。
変更を保存して、ページ・エディタを終了します。
どちらのタイプのメッセージ・ボード・タスク・フローも、メッセージの表示先ポータルを指定するためのGroup Portal
パラメータを提供します。たとえば、ユーザーが標準ポータルに入力するメッセージをホーム・ポータルから表示できるように設定すると仮定します。ホーム・ポータルのページにいずれかのタイプの「メッセージ・ボード」タスク・フローを配置して、標準ポータルに入力したメッセージを表示するようにこれを構成できます。
指定したポータルにメッセージの表示をスコープ設定するには、次の手順を実行します。
構成する「メッセージ・ボード」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。
「コンポーネント・プロパティ」ダイアログの「パラメータ」タブの「Group Portal」フィールドで、対象のポータルの内部名を入力します。
注意: パブリッシャ・コントロールを表示するには、「Hide Publisher」を選択解除します。 |
ヒント: ポータルの内部名は、ポータルの管理設定の「一般」ページの「ポータルURL」で指定される名前になります。ポータルの表示名は「表示名」によって指定されます。これは、ポータル上部のバナーに表示される名前です。 |
コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。
変更を保存して、ページ・エディタを終了します。
「メッセージ・ボード」、「フィードバック」および「フィードバック - クイック・ビュー」タスク・フローのStart Date
およびEnd Date
パラメータを使用して、表示するメッセージとフィードバック投稿を、指定した2つの日付の間に入力されたものに制限できます。
どちらのパラメータでも、日付書式YYYY-MM-DD
を使用します(例: 2010-01-02
)。
表示するメッセージとフィードバック投稿を、指定の日付範囲内に入力されたものに制限するには、次の手順を実行します。
構成する「メッセージ・ボード」または「フィードバック」タスク・フロー・インスタンスの「コンポーネント・プロパティ」ダイアログを開きます。
「コンポーネント・プロパティ」ダイアログで、「パラメータ」タブに日付範囲を入力します。
Start Date
フィールドに、メッセージや投稿を表示する日付範囲の開始日を入力します。
End Date
フィールドに、メッセージや投稿を表示する日付範囲の終了日を入力します。
コンポーネント・プロパティの修正が終了したら、「OK」をクリックします。
変更を保存して、ページ・エディタを終了します。
「メッセージ・ボード」および「フィードバック」タスク・フローの使用方法の詳細は、Oracle WebCenter Portalの使用の「フィードバックとメッセージ・ボードの使用」を参照してください。