3 ライフサイクル管理情報

この章では、Oracle HTTP Serverに関連するインストールとアップグレードに関する問題について説明します。

トピック

Oracle HTTP Server 11.1.1.xとOracle WebLogic Server 12cのインストール

Oracle HTTP Server 11.1.1.xとOracle WebLogic Server 12c JRF/ADFの組合せをインストールできます。手順は、My Oracle SupportのOracle Fusion Middlewareの11gと12cの間の動作保証/互換性 (Doc ID 1576554.1)を参照してください。

https://support.oracle.com

Linux X86vプラットフォームでのインストール時の警告メッセージ

インストール中に、インストーラから次の警告メッセージが表示されることがあります。

Java HotSpot(TM) Server VM warning: You have loaded library /tmp/OraInstall2015-04-30_04-19-43AM/oui/lib/linux/liboraInstaller.so which might have disabled stack guard. The VM will try to fix the stack guard now. It's highly recommended that you fix the library with 'execstack -c <libfile>', or link it with '-z noexecstack'.

このメッセージは無視して構いません。これはLinux 32およびJDK7の既知の問題です。

Oracle HTTP Serverに対するOracle WebGateのサポート

Oracle HTTP Server用のOracle WebGateバージョン11.1.2.3では、Oracle HTTP Serverバージョン11.1.1.9のみをサポートしており、以前のバージョンはサポートしていません。Oracle HTTP Server用のWebGateの以前のバージョンは、動作保証マトリックスで説明されているように、Oracle HTTP Server 11.1.1.9に対してサポートされています。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

このことは、Oracle HTTP ServerおよびWebGateを別々に実行する場合、その更新を計画する際に重要です。具体的には、Oracle HTTP Server用のWebGateバージョン11.1.2.3への更新を実行する前に、Oracle HTTP Serverバージョン11.1.1.9への更新を実行する必要があります。