休暇取得エレメント別のセルフ サービス休暇欠勤ルールの定義
休暇取得固有のセルフ サービス休暇欠勤ルールを定義するには、国別休暇取得設定コンポーネント (GP_ABS_BAL_SS_DEF) を使用します。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
---|---|---|
GP_ABS_ELIG_SS |
特定の休暇取得エレメントと国に対して休暇欠勤ユニット (日数または時間数)、リクエストを送信および承認できるユーザー、キャンセルされたリクエストをどう処理するか、および半休などの休暇欠勤を許可するかどうかを定義します。また、休暇欠勤理由と休暇残数を表示するかどうかを指定できます。 |
|
GP_ABS_ELIG2_SS |
休暇欠勤が休日または非勤務日に開始または終了できるかどうか、および休暇欠勤の終了日または期間を自動計算するかどうかなど、休暇欠勤日の入力ルールを定義します。 |
|
GP_ABS_ELIG3_SS |
ユーザー フィールドを定義します。 |
|
GP_ABS_ELIG4_SS |
予測ルールを定義します。 |
|
メッセージの表示ページ |
GP_ABS_ELIG42_SEC |
オンラインの予測プロセスによって返されるデフォルトのメッセージを表示します。 |
GP_ABS_ELIG4_SEC |
オンラインの予測プロセスによって返されるメッセージをカスタマイズします。 |
|
GP_ABS_ELIG5_SS |
設定可能セクション テンプレートを延長された休暇欠勤コンポーネントにリンクし、テンプレートへのアクセスを定義します。 |
承認プロセス ID により、休暇リクエストの送信、承認、却下、差し戻しのリクエストが承認者、申請者、休暇欠勤管理者の間でどのように経路指定されるのかが決まります。ユーザーによるアクションを必要とする休暇欠勤のセルフ サービス トランザクションは、ユーザーのワークリストと電子メールの両方に表示されます。電子メール メッセージの内容は、PeopleTools のワークフローの通知コンポーネントに含まれる汎用テンプレート ページを使用して定義します。どの電子メール テンプレートを使用するかは、ユーザーのロール (承認者、申請者、または管理者)、および承認フレームワーク イベントに応じて異なります。
PeopleSoft 休暇管理では、次の承認プロセス ID が用意されています。
AbsenceManagement
AM_Extended_Abs
休暇欠勤管理セルフ サービス トランザクションの電子メール通知テンプレート
以下の表は、承認フレームワーク イベントに基づいて各ロールに使用される電子メール テンプレート名を一覧表示しています。
承認フレームワーク イベント |
申請者テンプレート |
承認者テンプレート |
管理者テンプレート |
休暇リクエスト アクション ボタン |
---|---|---|---|---|
起動 |
GP_ABS_SS_SUB |
送信 |
||
承認 |
GP_ABS_SS_APPR_READY |
送信 |
||
承認時 |
GP_ABS_SS_APPR |
GP_ABS_SS_APPR |
承認 |
|
却下時 |
GP_ABS_SS_DNY |
GP_ABS_SS_DNY |
却下 |
|
戻る |
GP_ABS_SS_WRK |
[差戻し] (承認に複数のレベルが存在する場合に使用。たとえば、承認者 2 が承認者 1 へ差し戻しを行う場合。) |
||
雇用終了 |
GP_ABS_SS_WRK |
差戻し |
||
エラー |
GP_ABS_SS_ERR |
なし |
製品ドキュメントの『PeopleTools: Workflow Technology』を参照してください。
定義するルールに基づいて、ユーザーが休暇リクエストを入力した際に、休暇欠勤イベントの期間または終了日の自動計算が行われます。ユーザーが休暇リクエスト ページでボタンをクリックすると計算が行われます。
以下の項目は、休暇欠勤期間または終了日の計算に影響を与える可能性があります。
半休などの休暇欠勤。
ユーザーは、休暇欠勤イベントの開始日、期間中全て、終了日、または開始日と終了日に対して半休などの休暇欠勤を適用するかどうかを指定できます。
休暇取得フォーミュラ。
組織が休暇取得処理用に定義したフォーミュラが時間指定を認識しない場合、ユーザーは半休などの休暇欠勤を入力できますが、それらは計算で使用されません。
休日と非勤務日。
休暇欠勤を休日または非勤務日に開始または終了できるようにする場合に指定します。また、終了日または期間 (あるいはその両方) を基にした計算ルールを指定します。
ユニット タイプ。
休暇欠勤ページの [ユニット タイプ] フィールドで休暇欠勤に定義されているユニット タイプが [日] である場合、休暇欠勤イベントに記録された時間指定は休暇欠勤期間と終了日の計算では無視されます。
[ユニット タイプ] に [時間] を指定した休暇欠勤の計算
休暇欠勤の [ユニット タイプ] が [時間] に定義されている場合、休暇欠勤イベントの終了日と期間の自動計算は以下のように実行されます。
終了日
終了日の計算では、[期間] フィールドに入力された時間が、開始日を先頭に、予定時間に対して日付ごとに適用されます。時間指定休暇と半日休暇は計算要素に含まれます。終了日の時点で残数が負の数値であれば (終了日の予定時間が残り時間を超えている場合)、終了日の指定時間は時間の差異を反映するように調整されます。
[全ての日に適用] チェック ボックスがオンになっていて、休暇欠勤期間の時間数を時間指定の時間数で均等に分割できない場合、またはこのチェック ボックスがオンになっていて、半日が選択され、休暇欠勤期間の時間数が全ての勤務予定時間数の合計を 2 で割ったものでない場合には、エラーが返されます。
期間
リクエストされた休暇欠勤日に対する予定時間数が合計され、合計が部分休暇または半日休暇に合わせて調整されます。
例 1: 終了日の計算
月曜から金曜まで、1 日 8 時間勤務を想定します。土曜日と日曜日は非勤務日です (勤務時間ゼロ)。ある従業員が、開始日が 1 月 7 日 (水曜日)、期間が 24 時間の休暇リクエストを入力しました。休暇取得は時間単位で定義します。以下の表は、自動計算で導き出された、各種のシナリオでの休暇欠勤期間を示しています。
開始日 |
期間 |
開始日、時間指定 |
半日、開始日 |
全ての日 |
終了日、時間指定 |
半日、終了日 |
終了日 |
コメント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01/07/2004 |
24 |
0 |
N |
N |
0 |
N |
01/09/2004 |
8 時間/水曜日、木曜日、金曜日 |
01/07/2004 |
24 |
3 |
N |
N |
5 |
N |
01/12/2004 |
3 時間/水曜日 (開始日)、8 時間/2 日間、0 時間/土曜日、日曜日、5 時間/月曜日 (終了日) |
01/07/2004 |
24 |
0 |
Y |
N |
4 |
N |
01/12/2004 |
4 時間/水曜日 (開始日)、8 時間/2 日間、0 時間/土曜日、日曜日、4 時間/月曜日 (終了日) |
01/07/2004 |
24 |
0 |
N |
Y/全ての日が 4 時間 |
0 |
N |
01/14/2004 |
4 時間/水曜日、木曜日、金曜日、0 時間/土曜日、日曜日、4 時間/月曜日、火曜日、水曜日 |
01/07/2004 |
24 |
0 |
N |
Y/全て半日 |
0 |
N |
01/14/2004 |
4 時間/水曜日、木曜日、金曜日、0 時間/土曜日、日曜日、4 時間/月曜日、火曜日、水曜日 |
01/07/2004 |
24 |
0 |
N |
Y/全ての日が 5 時間 |
0 |
N |
エラー |
24 は 5 で割り切れない |
01/07/2004 |
5 |
5 |
N |
N |
0 |
N |
01/07/2004 |
24 は 5 で割り切れない |
例 2: 期間の計算
月曜から金曜まで、1 日 8 時間勤務を想定します。土曜日と日曜日は非勤務日です (勤務時間ゼロ)。ある従業員が休暇リクエストを入力し、その開始日と終了日を指定しました。休暇取得は時間単位で定義します。以下の表は、自動計算で導き出された、各種のシナリオでの休暇欠勤期間を示しています。
開始日 |
終了日 |
開始日、時間指定 |
半日、開始日 |
全ての日 |
終了日、時間指定 |
半日、終了日 |
期間 |
コメント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01/05/2004 |
01/08/2004 |
0 |
N |
N |
0 |
N |
32 |
8 時間/月曜日、火曜日、水曜日、木曜日 |
01/05/2004 |
01/08/2004 |
3 |
N |
N |
0 |
N |
27 |
3 時間/月曜日、8 時間/火曜日、水曜日、木曜日 |
01/05/2004 |
01/08/2004 |
0 |
N |
N |
3 |
N |
27 |
8 時間/月曜日、火曜日、水曜日、3 時間/木曜日 |
01/05/2004 |
01/08/2004 |
3 |
N |
N |
3 |
N |
22 |
3 時間/月曜日、8 時間/火曜日、水曜日、3 時間/木曜日 |
01/05/2004 |
01/08/2004 |
0 |
N |
Y/全ての日が 3 時間 |
0 |
N |
12 |
3 時間/月曜日、火曜日、水曜日、木曜日 |
01/05/2004 |
01/08/2004 |
0 |
Y |
N |
0 |
N |
28 |
4 時間/月曜日、8 時間/火曜日、水曜日、木曜日 |
01/05/2004 |
01/08/2004 |
0 |
N |
N |
0 |
Y |
28 |
8 時間/月曜日、火曜日、水曜日、4 時間/木曜日 |
01/05/2004 |
01/08/2004 |
0 |
Y |
N |
0 |
Y |
24 |
4 時間/月曜日、8 時間/火曜日、水曜日、4 時間/木曜日 |
01/05/2004 |
01/08/2004 |
0 |
N |
Y/全て半日 |
0 |
N |
16 |
4 時間/月曜日、火曜日、水曜日、木曜日 |
01/05/2004 |
01/10/2004 |
0 |
N |
N |
0 |
Y |
40 |
8 時間/月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、0 時間/土曜日 |
01/04/2004 |
01/08/2004 |
0 |
Y |
N |
0 |
N |
32 |
0 時間/日曜日、8 時間/月曜日、火曜日、水曜日、木曜日 |
01/04/2004 |
01/10/2004 |
0 |
N |
Y/全て半日 |
0 |
N |
20 |
0 時間/日曜日、4 時間/月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、0 時間/土曜日 |
セルフ サービス ユーザーが予測プロセスをオンラインで実行できるようにする場合は、そのプロセスの終了時に表示するメッセージを定義できます。テキスト カタログを使用して、正常終了メッセージ、警告メッセージ、エラー メッセージという最大で 3 つのメッセージのテキストを定義できます。休暇付与エレメントの予測フォーミュラでは、各メッセージを発行する条件を指定します。各条件に対して返される値を、テキスト カタログで定義したメッセージにそれぞれマッピングします。
予測メッセージを定義するには、次の手順に従います。
テキスト カタログを使用して、正常終了、警告、エラーという各予測結果に対してステータス メッセージまたは説明、あるいはその両方を定義します。
メッセージのカスタマイズ ページを使用して、各メッセージ タイプ (正常終了、警告、エラー) を、予測フォーミュラによって返される値にマッピングし、テキスト カタログから表示するテキストを指定します。
「セルフ サービス休暇欠勤ページのテキストの表示または修正」を参照してください。
国別休暇取得設定 - 休暇欠勤ページ (GP_ABS_ELIG_SS) を使用して、特定の休暇取得エレメントと国に対して休暇欠勤ユニット (日数または時間数)、リクエストを送信および承認できるユーザー、キャンセルされたリクエストをどう処理するか、および半休などの休暇欠勤を許可するかどうかを定義します。
また、休暇欠勤理由と休暇残数を表示するかどうかを指定できます。
ナビゲーション
画像: 国別休暇取得設定 - 休暇欠勤ページ
次の例では、国別休暇取得設定 - 休暇欠勤ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

セルフ サービス ルール
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
ユニット タイプ |
セルフ サービス ページに表示されるユニットとして [日] または [時間] のいずれかを選択します。これは、ユーザーが休暇をリクエストした際に入力するユニットです。 注: 休暇取得エレメントに定義されているユニット タイプと同じユニット タイプを選択します。 |
管理ルール
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
リクエスト可能なロール |
セルフ サービス ページからこの休暇取得エレメントに対して休暇をリクエストできるユーザーを指定します。値は以下のとおりです。[従業員]、[従業員と管理者] (デフォルト)、[管理者]。 |
使用ロール |
この休暇取得エレメントを管理者セルフ サービス ページで "従業員" または "管理者" としてリクエストできるかどうか、あるいは "適用なし" であるかを指定します。 |
使用ロール上書き |
選択されている使用ロール オプションを管理者セルフ サービス ページで上書きできるかどうかを指定します。 |
承認プロセス ID |
国と休暇取得エレメントで使用する承認プロセス ID を選択します。承認プロセス ID は、承認プロセスの実行と、承認プロセスと承認ワークフロー エンジンとの統合を制御する技術的な定義のことです。また、通知 (電子メールとワークリスト) は、承認プロセス ID 内に定義されます。 「承認プロセスについて」を参照してください。 |
承認定義 ID |
承認フレームワークの設定に基づいて、この承認タイプに対応する ID を選択します。PeopleSoft では、1 つの承認定義 ID を用意しており、これは提供されている 6 つのプロセス ID で使用されます。国レベルでのセルフ サービス休暇取得エレメントの定義 ID の選択内容は、会社がどのように直属の部下を設定しているかに応じて異なります。 このフィールドへの入力は任意です。また、このフィールドに値を入力しないで、管理ルールを設定することもできます。定義 ID を持たない休暇取得を定義すると、従業員または管理者が休暇欠勤セルフ サービス ページでこの休暇取得エレメントを選択した場合に、承認フレームワークは使用されません。 「承認プロセスについて」を参照してください。 注: 承認を必要としない休暇リクエストの場合は、[承認プロセス ID] と [承認定義 ID] を空欄のままにします。空欄のままにすると、休暇リクエストはユーザーが送信すると自動的に承認されます。 |
キャンセル オプション |
休暇リクエストがキャンセルされたときの処理方法を指定します。オプションは、次のとおりです。 [レコードのステータスを変更]: (デフォルト) リクエストのステータスを [キャンセル] に変更する場合にオンにします。リクエストのステータスが [キャンセル] に設定されていると、そのリクエストにはアクセスできません。 [データベースから削除]: データベースからリクエストを削除する場合にオンにします。 |
勤務管理での入力を許可 |
PeopleSoft 勤務管理のタイムシート ページで休暇欠勤イベントの入力を許可する場合にオンにします。[勤務管理での入力を許可] フィールドと [延長休暇としての入力を許可] フィールドの両方を選択することはできません。 |
延長休暇としての入力を許可 |
ユーザーが休暇取得を拡張休暇として選択できるようにする場合に選択します。[勤務管理での入力を許可] フィールドと [延長休暇としての入力を許可] フィールドの両方を選択することはできません。 |
デスクトップ インテグレーションで使用可 |
Microsoft Outlook とのデスクトップ統合を介して休暇リクエストを入力するときにユーザーがこの休暇取得を選択できるようにする場合にオンにします。「Microsoft Outlook による休暇リクエストの入力」を参照してください。 |
キャンセル ルール
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
キャンセル オプション |
キャンセル可能な休暇欠勤イベントのタイプを指定します。オプションは、次のとおりです。
|
キャンセル可能なロール |
セルフサービス ページからこの休暇取得エレメントに対して休暇キャンセルをリクエストできるユーザーを指定します。オプションは、次のとおりです。
|
キャンセル ロール |
管理者セルフサービスのページを使用して送信された休暇キャンセル リクエストに対して、この休暇取得をリクエストできるロールを定義します。値は以下のとおりです。
|
キャンセル ロールの上書き |
管理者セルフ サービスのページで [キャンセル ロール] の値を上書きできるかどうかを選択します。 |
承認プロセス ID |
国と休暇取得エレメントで使用する承認プロセス ID を選択します。承認プロセス ID は、承認プロセスの実行と、承認プロセスと承認ワークフロー エンジンとの統合を制御する技術的な定義のことです。また、通知 (電子メールとワークリスト) は、承認プロセス ID 内に定義されます。 「承認プロセスについて」を参照してください。 |
承認定義 ID |
承認フレームワークの設定に基づいて、この承認タイプに対応する ID を選択します。PeopleSoft では、1 つの承認定義 ID を用意しており、これは提供されている 6 つのプロセス ID で使用されます。国レベルでのセルフ サービス休暇取得エレメントの定義 ID の選択内容は、会社がどのように直属の部下を設定しているかに応じて異なります。 このフィールドへの入力は任意です。また、このフィールドに値を入力しないで、管理ルールを設定することもできます。定義 ID を持たない休暇取得を定義すると、従業員または管理者が休暇欠勤セルフ サービス ページでこの休暇取得エレメントを選択した場合に、承認フレームワークは使用されません。 「承認プロセスについて」を参照してください。 注: 承認を必要としない休暇リクエストの場合は、[承認プロセス ID] と [承認定義 ID] を空欄のままにします。空欄のままにすると、休暇リクエストはユーザーが送信すると自動的に承認されます。 |
キャンセル理由の表示 |
セルフサービス ページで [キャンセル理由] フィールドを表示する場合にオンにします。特定の休暇取得タイプに対するキャンセル理由を定義します。このチェック ボックスをオンにすると、[キャンセル理由必須] チェック ボックスが使用可能になります。 |
キャンセル理由必須 |
この休暇取得を使用する休暇リクエストのキャンセル時にユーザーがキャンセル理由を選択することを必須にする場合には、このチェック ボックスをオンにします。 |
未処理のリクエストの承認 |
このチェック ボックスをオフにした場合、従業員が未処理の休暇リクエストをキャンセルするときに承認は不要です。このチェック ボックスをオンにした場合、未処理の休暇リクエストをキャンセルするリクエストでは管理者の承認が必要です。 |
ページ表示ルール
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
理由の表示 |
セルフ サービス ユーザーが休暇欠勤の理由を指定できるようにする場合にオンにします。デフォルトではこのチェック ボックスはオンになっています。 |
理由必須 |
ユーザーが休暇欠勤の理由を必ず入力するようにする場合にオンにします。 |
現在の残数の表示 |
休暇リクエスト ページで最後に最終決定された休暇欠勤実行を基準に、休暇付与エレメントの残数を表示する場合に選択します。残数には、ユーザーがリクエストしているユニット数は反映されていません。このチェック ボックスはデフォルトでオフに設定されます。 |
現在残数累計 |
[現在の残数の表示] チェック ボックスをオンにした場合は、この休暇取得エレメントの現在の残数を保存する累計エレメントを選択します。 |
残数表示オプション |
異なるユーザー キーを持つ累計の複数のインスタンスが存在する場合に、現在の残数として表示する値を指定します。 以下のオプションの中から 1 つを選択します。 [サマリなし] (デフォルト)。現在の残数を表示するルールが非常に複雑な場合にこのオプションを使用してください。累計のメンバーとなるエレメントの値を集計する累計を作成してください。その累計の最新のインスタンスの値が表示されます。 [サマリ]: 複数のインスタンスの合計を表示する場合にこのオプションを選択します。 |
元の開始日の表示 |
休暇リクエスト ページに [元の開始日] フィールドを表示する場合にオンにします。 |
半休等の許可 |
このチェック ボックスは、[半休等指定オプション] フィールドと共に使用します。休暇欠勤で半休を許可する場合にオンにします。 半休または時間指定の休暇欠勤が許可されない場合は、このチェック ボックスをオンにしないでください。 |
半休等指定オプション |
このフィールドは、[半休等の許可] チェック ボックスをオンにした場合に使用できます。オプションは、次のとおりです。
|
次の例では、[サマリ] オプションは KOAE PTO 累計に対して値 20 を返します。
累計 |
開始日 |
終了日 |
ユーザー キー 1 |
ユーザー キー 2 |
値 |
---|---|---|---|---|---|
KOAE PTO |
2000 年 1 月 1 日 |
2000 年 12 月 31 日 |
CIA A |
支給グループ A |
5 |
KOAE PTO |
2001 年 1 月 1 日 |
2001 年 12 月 31 日 |
CIA A |
支給グループ A |
8 |
KOAE PTO |
2002 年 1 月 1 日 |
2002 年 7 月 31 日 |
CIA B |
支給グループ B |
4 |
KOAE PTO |
2002 年 8 月 1 日 |
2002 年 12 月 31 日 |
CIA B |
支給グループ B |
2 |
KOAE PTO |
2003 年 1 月 1 日 |
2003 年 12 月 31 日 |
CIA B |
支給グループ XYZ |
1 |
国別休暇取得設定 - 日付のルール ページ (GP_ABS_ELIG2_SS) を使用して、休暇欠勤を休日または非勤務日に開始または終了できるかどうか、および休暇欠勤の終了日または期間を自動計算するかどうかなど、休暇欠勤日の入力ルールを定義します。
ナビゲーション
画像: 国別休暇取得設定 - 日付のルール ページ
次の例では、国別休暇取得設定 - 日付のルール ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

開始日と終了日のルール
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
休日の開始/終了を許可 |
リクエストの開始日または終了日が休日に当たることを許可する場合にオンにします。デフォルトでは、このチェック ボックスはオンになっています。 |
非勤務日の開始/終了を許可 |
リクエストの開始日または終了日が、従業員が勤務する予定でない日に当たることを許可する場合にオンにします。デフォルトでは、このチェック ボックスはオンになっています。 |
計算ルール
ここで選択するオプションによって、[終了日の計算] ボタン、[期間の計算] ボタン、または [終了日または期間の計算] ボタンが休暇リクエスト ページに表示されるようになります。
「休暇欠勤期間と終了日計算について」を参照してください。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
終了日の計算 |
[終了日の計算] ボタンを表示する場合にオンにします。休暇リクエストの入力時に、ユーザーは休暇欠勤の開始日と期間を入力する必要があります。[終了日の計算] ボタンをクリックすると、終了日が自動的に計算され、表示されます。これはデフォルトの設定です。 |
期間の計算 |
[期間の計算] ボタンを表示する場合にオンにします。休暇リクエストの入力時に、ユーザーは休暇欠勤の開始日と終了日を入力する必要があります。[期間の計算] ボタンをクリックすると、期間が自動的に計算され、表示されます。 |
終了日と期間の入力時に再計算 |
このフィールドでの指定により、ユーザーが休暇リクエストを入力する際に、[終了日] フィールドと [期間] フィールドの両方に値を入力した場合にどのように処理するかをコントロールします。
|
休日を除外 |
リクエストされた休暇欠勤イベントに対する終了日や期間の計算から休日が除外する場合にオンにします。 |
非勤務日を除外 |
リクエストされた休暇欠勤イベントに対する終了日や期間の計算から受給者のスケジュールにある非勤務日が除外する場合にオンにします。 |
国別休暇取得設定 - ユーザー フィールド ページ (GP_ABS_ELIG3_SS) を使用して、ユーザー フィールドを定義します。
ナビゲーション
画像: 国別休暇取得設定 - ユーザー フィールド ページ
次の例では、国別休暇取得設定 - ユーザー フィールド ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
ユーザー フィールドの表示 |
休暇リクエスト ページに最大で 4 つのユーザー定義フィールドを表示する場合にオンにします。 |
ユーザー フィールド
休暇リクエスト ページに表示するフィールドを最大 4 つまで定義できます。これらのフィールドにより、休暇欠勤の管理に必要な、その他のデータを集めることができます。これらのフィールドをシステム エレメントとして使用してルールに埋め込み、ユーザーが入力した情報を使用して特定のタスクを実行できます。
定義する各フィールドに対し、フォーマット、フィールド ラベル、入力必須フィールドかどうかの指定を行います。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
フィールド <番号> フォーマット |
[文字列]、[日付]、[10 進数]、[金額] のいずれかを選択します。 |
ラベル <番号> |
英数字で 30 字以内のフィールド名を入力します。ユーザー フィールドを休暇欠勤の詳細ページに表示するには、ラベルの入力が必要です。 |
フィールド <番号> 必須 |
フィールドへの入力が必須である場合にオンにします。 |
国別休暇取得設定 - 予測メッセージ ページ (GP_ABS_ELIG4_SS) を使用して、予測ルールを定義します。
ナビゲーション
画像: 国別休暇取得設定 - 予測メッセージ ページ
次の例では、国別休暇取得設定 - 予測メッセージ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

予測ルール
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
予測可 |
セルフ サービス ユーザーが予測プロセスをオンラインで実行できるようにする場合にオンにします。[予測残数] ボタンが休暇リクエスト ページに表示されます。このチェック ボックスはデフォルトでオフに設定されます。 注: セルフ サービス ユーザーが予測プロセスを実行するには、その休暇取得エレメントの国別ルールでも予測を許可する必要があります。(予測グリッド ページで [予測リクエスト可] チェック ボックスがオンになっている必要があります。) |
送信ロール |
休暇リクエストを送信する前に予測が必須である場合は、プロセスを実行するユーザーを指定します。[従業員]、[管理者]、[従業員と管理者]、[適用なし] (デフォルト) から選択できます。 このフィールドは、[送信前の予測必須] チェック ボックスと共に使用します。[送信前の予測必須] チェック ボックスをオンにした場合は、このフィールドでロールを指定する必要があります。 |
送信前の予測必須 |
休暇リクエストを送信する前に予測プロセスの実行を必須とする場合にオンにします。このチェック ボックスはデフォルトでオフに設定されます。ルールによっては、予測プロセスの結果に応じてリクエストを送信できるかどうかが判断されます。 ユーザーが最初に休暇付与残数を予測せずに休暇リクエスト ページで [送信] をクリックすると、ユーザーにはエラー メッセージが表示されます。 |
承認ロール |
予測が必須である場合、予測プロセスを実行するユーザーを指定します。[管理者] および [適用なし] から選択できます。 |
承認前の予測必須 |
休暇リクエストを承認する前に予測プロセスのオンライン実行を必須とする場合にオンにします。 |
予測メッセージ
予測プロセス終了時に予測が正常に完了したことを通知するメッセージが表示されます。カスタマイズしたメッセージを作成して表示することもできます。予測プロセスが正常終了したとき、警告を作成するとき、またはエラーが発生したときで異なるメッセージを表示することができます。正常終了、警告、またはエラー メッセージを発行する基準を定義します。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
デフォルト メッセージ、メッセージの表示 |
ユーザーが予測プロセスを実行した後に、デフォルト メッセージを表示する場合にオンにします。メッセージの表示ページにアクセスしてデフォルト メッセージを確認する場合は、[メッセージの表示] リンクをクリックします。正常終了した予測とシステム エラーにデフォルト メッセージがあります。 |
カスタム メッセージ |
ユーザーが予測プロセスをオンラインで実行した後に、カスタマイズしたメッセージを表示する場合にオンにします。 |
警告の許可、警告時の送信可 |
予測プロセスで警告が出されてもユーザーが休暇リクエストを送信できるようにする場合にオンにします。[警告時の送信可] フィールドで、警告があってもリクエストを送信できるユーザーを指定します。[従業員]、[管理者]、[従業員と管理者]、[適用なし] から選択できます。 |
エラーの許可、エラー時の送信可 |
予測プロセスでエラーが出されてもユーザーが休暇リクエストを送信できるようにする場合にオンにします。[エラー時の送信可] フィールドで、エラーがあってもリクエストを送信できるユーザーを指定します。[従業員]、[管理者]、[従業員と管理者]、[適用なし] から選択できます。 |
メッセージのカスタマイズ ページ (GP_ABS_ELIG4_SEC) を使用して、オンラインの予測プロセスによって返されるメッセージをカスタマイズします。
ナビゲーション
予測メッセージ ページで [メッセージのカスタマイズ] リンクをクリックします。
画像: メッセージのカスタマイズ ページ
次の例では、メッセージのカスタマイズ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
メッセージ タイプ |
定義するメッセージのタイプを [エラー]、[正常終了]、または [警告] から選択します。 |
予測値 |
このメッセージの表示のトリガとなる予測プロセス (予測フォーミュラ) の戻り値を入力します。このフィールドには 20 文字 (休暇管理の文字エレメントの最大フィールド長) までの英数字を入力できます。 |
表示オプション |
予測が完了した後に表示するテキスト カタログの情報タイプを指定します。[ステータス]、[説明]、および [両方] (デフォルト) から選択できます。 |
ステータス テキスト ID |
[表示オプション] フィールドで [ステータス] または [両方] を選択した場合は、ステータス メッセージの HR のテキスト カタログからテキスト ID を入力します。 |
説明テキスト ID |
[表示オプション] フィールドで [説明] または [両方] を選択した場合は、説明の HR のテキスト カタログからテキスト ID を入力します。 |
国別休暇取得設定 - 設定ページ (GP_ABS_ELIG5_SS) を使用して、設定可能セクション テンプレートを延長された休暇欠勤コンポーネントにリンクし、テンプレートへのアクセスを定義します。
ナビゲーション
画像: 国別休暇取得設定 - 設定ページ
次の例では、国別休暇取得設定 - 設定ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

フィールドまたはコントロール |
定義 |
---|---|
コンポーネント名 |
設定可能セクション ページにリンクする延長された休暇欠勤コンポーネントを選択し、設定可能セクション テンプレートにリンクします。 |
テンプレート |
定義済みの設定可能セクション テンプレートを選択します。 |
承認 |
設定可能セクション テンプレートにアクセスするため、延長された休暇欠勤リクエストに使用するアクセス モードを選択します。[フル編集] と [表示] から選択できます。 |
設定可能セクションの情報をユーザーのセルフサービス用として表示するには、作成した設定可能セクション テンプレートを、使用している全ての延長された休暇欠勤コンポーネントにリンクします。次に、表示される設定可能セクション ページへのユーザー アクセスのタイプを指定します。
たとえば、設定ページの図にある情報を使用すると、ユーザーが Cayman Islands FMLA 産前産後休業を使用して延長された休暇欠勤コンポーネント GP_ABS_EA_EEREQ にアクセスすると、表示される設定可能セクション ページの構成が GP_ABS_FMLA_ELG テンプレートによって指定されます。設定可能セクション ページにアクセスするユーザーは、表示されるページのフル編集アクセスを持ちます。