休暇欠勤イベントの入力、管理および承認

ページ名

定義名

用途

休暇リクエストの作成と管理ページ

HGA_MANAGE

1 人以上の受給者について休暇欠勤を作成、管理および承認します。

休暇詳細ページ

GP_ABS_SS_REQUEST

休暇リクエストの詳細を入力および更新します。

休暇リクエストの承認ページ

HGA_MANAGE

複数の休暇リクエストを承認します。

休暇イベント入力ページ

GP_ABS_EVENT

休暇欠勤を入力、更新および無効化します。休暇欠勤予測プロセスを開始します。

休暇欠勤イベント入力詳細ページ

GP_ABS_EVENT_SEC

理由、処理アクション、管理者承認、ユーザー定義データ、休暇付与調整、時間指定など、休暇欠勤に関する詳細情報を入力します。

予定されている勤務時間に受給者が勤務しなかった場合、休暇取得エレメント、開始日、終了日、その他管理するデータを記録します。

休暇欠勤は、次のように入力、管理および承認できます。

  • 休暇リクエストの作成と管理ページを使用します。

    給与計算管理者は、このページを使用して、1 人以上の受給者について休暇欠勤イベントを作成、管理および承認します。

    注: 管理者が休暇欠勤を更新および承認する際には、主にこのページを使用することをお勧めします。

  • 休暇欠勤イベント入力ページを使用します。

    給与計算管理者は、このページを使用して、1 人の受給者についてイベントを作成、管理および承認できます。

  • セルフサービス休暇欠勤ページを使用します。

    受給者および管理者は、セルフサービス ページを使用して休暇リクエストを入力でき、管理者は、セルフサービス ページを使用してリクエストを承認することもできます。

    PeopleSoft 勤務管理を休暇欠勤管理と共に使用している場合は、勤務管理のタイムシート ページを利用して休暇欠勤管理セルフサービスのページにアクセスできます。

    「休暇リクエスト トランザクションについて」 (PeopleSoft 休暇管理) を参照してください。

    「勤務時間レポート」 (PeopleSoft 勤務管理) を参照してください。

休暇リクエストの作成と管理ページの休暇欠勤イベントの入力手順

  1. 休暇リクエストの作成と管理ページにアクセスします。

  2. 休暇欠勤イベントを入力する受給者の従業員 ID を選択します。

  3. 休暇欠勤イベントの開始日および終了日を入力します。

  4. 休暇付与名と休暇欠勤理由を選択します。

  5. 必要に応じて、時間指定や休暇欠勤の元の開始日を入力します。

  6. 必要に応じて、任意のユーザー フィールドを入力するか、休暇欠勤イベントの情報を上書きします。

  7. 追加の全ての受給者について、手順 2 から 6 を繰り返します。

  8. 入力したイベントに対して予測プロセスが必要とされる場合は、適用可能なエントリを選択して、「予測」ボタンをクリックします。

休暇欠勤イベント入力ページの休暇欠勤イベントの入力手順

休暇欠勤イベントを入力するには、次の手順に従います。

  1. 受給者の休暇欠勤イベント入力ページにアクセスします。

  2. 休暇取得エレメントを選択し、休暇欠勤の開始日および終了日を入力します。

  3. 必要に応じて、時間指定や休暇欠勤の元の開始日を入力します。

  4. [詳細] リンクをクリックして、休暇欠勤イベント入力詳細ページにアクセスします。休暇欠勤に関連するその他の詳細情報があればそれを入力できます。

  5. 入力したイベントに対して予測プロセスが必要とされる場合は、休暇欠勤イベント入力ページに戻り、休暇欠勤入力時における休暇付与の予測手順に従います。最初に予測プロセスを実行せずに休暇欠勤取得入力を保存しようとすると、警告メッセージが表示されます。

「休暇欠勤入力時における休暇付与残数の予測」 (PeopleSoft 休暇管理) を参照してください。

休暇リクエストの作成と管理ページ (HGA_MANAGE) を使用して、1 人以上の受給者について休暇欠勤を作成、管理および承認します。

画像: 休暇リクエストの作成と管理ページ (1/2)

次の例では、休暇リクエストの作成と管理ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇欠勤の作成と管理ページ (1/2)

画像: 休暇リクエストの作成と管理ページ (2/2)

次の例では、休暇リクエストの作成と管理ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇欠勤の作成と管理ページ (2/2)

検索

このグループ ボックスを使用して、特定の条件に基づいて休暇リクエストを検索します。

フィールドまたはコントロール

定義

ワークフロー ステータス

値を入力して、特定のワークフロー ステータスを含む休暇リクエストを検索します。値は、[保存済]、[送信済]、[承認済]、[却下]、[差戻し]、[キャンセル] および [無効] です。

全てのステータスの休暇リクエストを検索するには、このフィールドを空白のままにします。

開始日終了日

休暇リクエストを検索する日付範囲を入力します。開始日と終了日が入力した日付範囲内である休暇リクエストが返されます。

いずれかのフィールドを空白のままにして、無期限の日付範囲を作成できます。たとえば、[開始日] フィールドを空白のままにして [終了日]12/31/2014 と入力すると、2014 年 12 月 31 日以前にリクエストされた全ての休暇欠勤が検索されます。

デフォルトの日付は、「インストール設定の定義」 (PeopleSoft 休暇管理) の [現在の日付より前の日数] フィールドおよび [現在の日付より後の日数] フィールドに入力された値に基づいています。

従業員 ID雇用レコード

これらのフィールドに値を入力して、特定の従業員 ID および雇用レコード番号の休暇リクエストを検索します。

休暇付与名

値を入力して、特定の休暇付与名に関連付けられる休暇リクエストを検索します。

承認者ユーザー ID

値を入力して、特定の承認者に関連付けられる休暇リクエストを検索します。

部門

値を入力して、特定の部門に関連付けられる休暇リクエストを検索します。

支給グループ

値を入力して、特定の支給グループに関連付けられる休暇リクエストを検索します。

HR ステータス

値を入力して、特定の HR ステータスに関連付けられる休暇リクエストを検索します。

開始従業員 ID終了従業員 ID

これらのフィールドに値を入力して、従業員 ID の範囲に関連付けられる休暇リクエストを検索します。

開始姓終了姓

これらのフィールドに値を入力して、姓の範囲に関連付けられる休暇リクエストを検索します。

アクション日

このグループ ボックス内のフィールドを使用して、休暇欠勤のアクションと日付範囲の組合せにより休暇リクエストを検索します。たとえば、[送信済] アクションの [開始日]01/01/2013 と入力し、[終了日]12/31/2013 と入力すると、2013 年 1 月 1 日から 2013 年 12 月 31 日までの間に送信された全ての休暇リクエストが検索されます。

[休暇欠勤詳細] タブ

このタブを使用して、休暇リクエストの基本的な詳細を入力または更新します。

フィールドまたはコントロール

定義

従業員 ID

休暇リクエストを追加する従業員の ID を入力します。プロンプトを使用して従業員を検索できます。

名前

[従業員 ID] フィールドで選択した従業員の氏名が表示されます。

休暇リクエストの全ての必須フィールドを完了すると、[氏名] フィールドはリンクになります。リンクをクリックして休暇詳細ページにアクセスし、休暇リクエストに関する追加詳細を入力できます。

雇用レコード

従業員の雇用レコードを入力します。

開始日終了日

休暇リクエストの日付範囲を入力します。

休暇付与名

リクエストする休暇欠勤のタイプを選択します。選択した従業員が資格のある休暇欠勤タイプのみ選択できます。

休暇欠勤理由

休暇リクエストの理由を選択します。選択可能な値は、[休暇付与名] フィールドで選択する値によって異なります。

期間残数

[開始日] および [終了日] の各フィールドに入力する値に応じて、これらの値が計算されて表示されます。

元の開始日

過去に同じ理由で取得された休暇欠勤に、この休暇欠勤をリンクできるように休暇取得ルールで設定されている場合に、このフィールドに日付を入力します。([休暇欠勤のリンク] および [元の開始日によるリンク] オプションは、休暇取得エレメントの期間ページで選択します。)

この休暇欠勤が別の休暇欠勤と関連している場合、このフィールドに最初の休暇欠勤の開始日を入力します。

例: 受給者が次の期間、病欠したとします。

休暇欠勤タイプ

休暇欠勤理由 (オンラインでは入力しません)

休暇欠勤開始日

休暇欠勤終了日

元の開始日

疾病

手首の捻挫

5 月 15 日

5 月 16 日

5 月 15 日

疾病

インフルエンザ

6 月 1 日

6 月 5 日

6 月 1 日

疾病

手首が未完治

6 月 10 日

6 月 10 日

5 月 15 日

1 行目と 3 行目の休暇欠勤イベントについて、同じ元の開始日を入力すると、システムでは、これらの休暇欠勤が関連していることが認識されます。休暇欠勤にリンクするように取得エレメントを定義している場合、現在の休暇欠勤がリンク可能な時間枠内に発生しているかどうかがチェックされます。発生している場合、この 2 つのイベントはリンクされます。

[元の開始日] のデフォルト値は、開始日になります。ここで開始日を変更しても、元の開始日は更新されません。

フィールドまたはコントロール

定義

ステータス

休暇リクエストの現在のステータスが表示されます。クリックすると承認モニターが表示され、リクエストの承認に関連する追加詳細を表示したり、承認者をさらに追加できます。

無効

休暇リクエストを無効にする場合にオンにします。このチェック ボックスがオンになっているときに休暇リクエストの [一時保存] をクリックすると、その [ステータス][無効] に変わります。また、従業員に休暇リクエストが取り消されたことを知らせる電子メール通知が生成されます。

休暇リクエストから [無効] ステータスを削除する場合には、オフにします。このチェック ボックスがオフになっているときに休暇リクエストの [一時保存] をクリックすると、その [ステータス][保存済] に変わります。また、従業員に休暇リクエストが復元されたことを知らせる電子メール通知が生成されます。

どちらの通知にも、従業員がリクエストのステータスを表示できる「従業員セルフ サービス ページの管理」 (PeopleSoft 休暇管理) へのリンクが記載されています。

休暇のコピー

休暇リクエストを選択してこのボタンをクリックし、同一の情報を含む 1 つ以上の休暇リクエストを挿入します。このボタンをクリックすると、挿入するコピーの数を入力するように求められます。

削除

1 つ以上の休暇リクエストを選択してこのボタンをクリックし、グリッドからこれらの休暇リクエストを削除します。

コメント

このフィールドに入力する全てのコメントは、[送信] または [一時保存] ボタンをクリックすると、選択した休暇リクエストに追加されます。

送信オプション

フィールドまたはコントロール

定義

予測資格の上書き

休暇リクエストの送信時に、システムで予測要件が無視されるようにする場合にオンにします。

送信オプション

送信された休暇リクエストの承認を承認フレームワークを使用してシステムにより転送する方法を指定します。値は以下のとおりです。

  • [自動承認]: 送信された休暇リクエストを自動的に承認する場合にオンにします。

    注: このページにアクセスするユーザーにインストール設定ページの [ロールに自動承認が許可されていません。] フィールドに入力されたロールが付与されている場合、この値を選択することはできません。

  • [ユーザー ID への転送]: [オペレータ ID] フィールドに入力した特定の承認者に、送信された休暇リクエストを転送する場合にオンにします。

    注: このページにアクセスするユーザーにインストール設定ページの [ロールに自動承認が許可されていません。] フィールドに入力されたロールが付与されている場合、自分のオペレータ ID を選択することはできません。

  • [ロールへの転送]: [ロール名] フィールドに入力した特定のロールに、送信された休暇リクエストを転送する場合にオンにします。

    注: このページにアクセスするユーザーにインストール設定ページの [ロールに自動承認が許可されていません。] フィールドに入力されたロールが付与されている場合、自分のロールを選択することはできません。

  • [休暇付与名デフォルトを使用]: 国別休暇取得設定 - 休暇欠勤ページで休暇取得に対して定義された承認プロセス ID および承認定義 ID に従って、送信された休暇リクエストを転送する場合にオンにします。

送信

クリックして、グリッドで選択した休暇リクエストを送信します。選択した [送信オプション] に従って、承認のために休暇欠勤が送信されます。

一時保存

クリックして、グリッドで選択した休暇リクエスト全てを承認のために送信せずに保存および検証します。

注: インストール設定ページで [後で保存ボタン非表示] チェック ボックスをオンにした場合、このフィールドは表示されません。

予測

クリックして、グリッドで選択した休暇リクエストの予測プロセスを実行します。

注: インストール設定ページで [予測ボタン非表示] チェック ボックスをオンにした場合、このフィールドは表示されません。

[半休等] タブ

このタブを使用して、休暇リクエストの半休等情報を入力します。

注: このタブで休暇リクエストに使用可能なフィールドは、関連付けられる休暇取得について国別休暇取得設定 - 休暇ページの [半休等の許可] および [半休等指定オプション] フィールドで行った選択によって異なります。

フィールドまたはコントロール

定義

全ての日

休暇リクエストの日付範囲内の全ての日が半休等であることを示す場合にオンにします。[開始日の時間数] フィールドに半休等の指定時間数を入力するか、全ての日が半日であることを示す場合には [開始日の半日] チェック ボックスをオンにします。

開始日の時間数

休暇リクエストの日付範囲内の開始日について、半休等の休暇欠勤の時間数を入力します。このフィールドに値を入力すると、[開始日の半日] フィールドは使用できなくなります。

開始日の半日

休暇リクエストの日付範囲の開始日が半日であることを示す場合にオンにします。このチェック ボックスをオンにすると、[開始日の時間数] フィールドは使用できなくなります。

終了日の時間数

休暇リクエストの日付範囲内の終了日について、半休等の休暇欠勤の時間数を入力します。このフィールドに値を入力すると、[終了日の半日] フィールドは使用できなくなります。

終了日の半日

休暇リクエストの日付範囲の終了日が半日であることを示す場合にオンにします。このチェック ボックスをオンにすると、[終了日の時間数] フィールドは使用できなくなります。

画像: 休暇リクエストの作成と管理ページ: [半休等] タブ

次の例では、休暇リクエストの作成と管理ページ: [半休等] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇リクエストの作成と管理ページ: [半休等] タブ

[追加情報] タブ

このタブを使用して、休暇リクエストのユーザー フィールド データを入力します。

注: この情報は休暇詳細ページを使用して入力することもでき、この場合、追加フィールドは国別休暇取得設定 - ユーザー フィールド ページでの設定に従って表示されます。

画像: 休暇リクエストの作成と管理ページ: [追加情報] タブ

次の例では、休暇リクエストの作成と管理ページ: [追加情報] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇リクエストの作成と管理ページ: [追加情報] タブ

[上書き] タブ

このタブを使用して、休暇リクエストの休暇付与数または調整金額を上書きします。

この情報は、休暇詳細ページを使用して入力することもできます。

画像: 休暇リクエストの作成と管理ページ: [上書き] タブ

次の例では、休暇リクエストの作成と管理ページ: [上書き] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇リクエストの作成と管理ページ: [上書き] タブ

[プロセス] タブ

このタブを使用して、休暇リクエストの処理データを表示します。

画像: 休暇リクエストの作成と管理ページ: [プロセス] タブ

次の例では、休暇リクエストの作成と管理ページ: [プロセス] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇リクエストの作成と管理ページ: [プロセス] タブ

[予測] タブ

このタブを使用して、予測データを表示します。

画像: 休暇リクエストの作成と管理ページ: [予測] タブ

次の例では、休暇リクエストの作成と管理ページ: [予測] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇リクエストの作成と管理ページ: [予測] タブ

[コメント] タブ

[コメント] タブを使用して、休暇リクエストにコメントを入力します。入力したコメントは、同じ行の休暇リクエストにのみ適用されます。

画像: 休暇リクエストの作成と管理ページ: [コメント] タブ

次の例では、休暇リクエストの作成と管理ページ: [コメント] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇リクエストの作成と管理ページ: [コメント] タブ

[統計] タブ

[統計] タブを使用して、休暇リクエストの統計データを表示します。

画像: 休暇リクエストの作成と管理ページ: [統計] タブ

次の例では、休暇リクエストの作成と管理ページ: [統計] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇リクエストの作成と管理ページ: [統計] タブ

休暇欠勤のキャンセル

フィールドまたはコントロール

定義

休暇キャンセル リクエスト

[休暇リクエスト] グリッドを [休暇キャンセルのリクエスト] グリッドで置き換える場合にクリックします。このグリッドには、休暇欠勤の同じリストが表示されますが、それらをキャンセルできるフィールドが含まれます。

画像: [休暇キャンセルのリクエスト] グリッド

次の例では、[休暇キャンセルのリクエスト] グリッドのフィールドおよびコントロールを説明します。

[休暇キャンセルのリクエスト] グリッド

フィールドまたはコントロール

定義

キャンセル理由

休暇リクエストをキャンセルする理由を選択します。

キャンセルの送信

クリックして、グリッドで選択した休暇リクエストのキャンセルを送信します。選択した [送信オプション] に従って、承認のためにキャンセルが送信されます。

休暇詳細ページ (GP_ABS_SS_REQUEST) を使用して、休暇リクエストの詳細を入力および更新します。

画像: 休暇詳細ページ

次の例では、休暇詳細ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇詳細ページ

休暇詳細

フィールドまたはコントロール

定義

開始日

休暇欠勤イベントの開始日を選択します。このフィールドのデフォルト オプションは現在の日付です。休暇欠勤が断続的に発生する場合は、それぞれのイベントを別々に入力します。たとえば、受給者が 2 日間病欠し、3 日間勤務に戻り、その後再び病欠した場合、2 つの休暇欠勤イベントを入力します。休暇欠勤に週末が含まれる場合 (木曜日から月曜日までの休暇欠勤の場合など) は、1 つの休暇欠勤イベントとして入力します。

終了日

休暇欠勤イベントの終了日を選択します。このフィールドが空欄で、国別休暇取得設定 - 日付のルール ページ[終了日の計算] オプションがオンになっていると、開始日、期間および半休等のオプションに基づいて終了日が自動計算されます。

みなし初回採用日

休暇欠勤イベントの元の開始日を選択します。休暇欠勤の元の開始日に基づく法的または支給の影響が休暇欠勤にある場合、日付を入力します。

このフィールドは、国別休暇取得設定 - 休暇欠勤ページ[元の開始日の表示] がオンになっている場合に表示されます。

たとえば、足を負傷した従業員がいるとします。この従業員が 2005 年 1 月 3 日から 2005 年 1 月 7 日までの休暇欠勤を報告しました。症状が回復し、職場に戻りました。その後、症状が再発し、2005 年 1 月 17 日から 2005 年 1 月 18 日まで 2 日以上の休暇欠勤が必要となりました。この 2 回目の休暇欠勤の元の開始日は、2005 年 1 月 3 日です。この 2 つの休暇欠勤イベントを関連付けて、資格取得期間または最低有給待機期間の点から 1 つの休暇欠勤イベントとして処理することができます。

注: セルフサービスでこのフィールドを有効にする場合は、よく検討する必要があります。このフィールドに間違ったデータが入力されると、1 つまたは複数のイベントの資格計算や支給で間違った結果が生成されることがあります。

タイプ別フィルタ

休暇欠勤タイプを選択します。このフィールドでの選択によって、[休暇付与名] フィールドで選択できる項目が制限またはフィルタされます。

休暇付与名

選択可能なオプションから休暇付与名を選択します。選択できるオプションは、[タイプ別フィルタ] フィールドで選択された休暇欠勤タイプ、"国別休暇取得設定" の設定で有効にした休暇欠勤タイプ、および従業員が資格を持つエレメントによって異なります。

上記のフィールドで項目を選択すると、ページがリフレッシュされ、追加のフィールドが表示されます。

注: 既に選択済みの休暇付与名を変更すると、既存の休暇欠勤データが全て失われることを示す警告が表示されます。

「エレメントの資格チェック」 (PeopleSoft 休暇管理)「エレメントの変換」 (PeopleSoft 休暇管理) を参照してください。

理由

使用可能なオプションから理由を選択します。選択可能な理由は、前のフィールドでの選択内容に応じて異なります。休暇欠勤の理由は、休暇取得タイプによって休暇取得名にリンクされています。

休暇欠勤タイプと理由の定義」を参照してください。

半休等

休暇欠勤イベントの中で半休等を取得した日を指定します。

休暇欠勤設定ページの [終了日または期間の計算] チェック ボックスがオンになっていて、[ユニット タイプ][時間] に指定されている場合、このグループ ボックスでの時間指定または半日のエントリに対して、終了日または期間の自動計算の要素が考慮されます。

たとえば、ある従業員が月曜日から金曜日まで 1 日 8 時間勤務のスケジュールを組んでいるとします。この従業員が 2007 年 1 月 8 日月曜日から 2007 年 1 月 10 日水曜日までの休暇欠勤を報告します。その後、月曜日は半日の休暇欠勤とし、残りの休暇欠勤は終日として取得するとします。

例 1: 国別休暇取得設定は以下のように定義されます。

  • [ユニット タイプ] = [時間]。

  • [半休等の許可] = オン。

  • [半休等] = [時間指定]。

これらの設定で、休暇欠勤データを正しく入力するには、従業員は以下の内容をレポートする必要があります。

  • [開始日] = 2007 年 1 月 8 日。

  • [終了日] = 2007 年 1 月 10 日。

  • [半休等] = [開始日のみ]。

  • [開始日の時間数] = 4。

例 2: 国別休暇取得設定は以下のように定義されます。

  • [ユニット タイプ] = [時間]。

  • [半休等の許可] = オン。

  • [半休等] = [半日]。

これらの設定で、休暇欠勤データを正しく入力するには、従業員は以下の内容をレポートする必要があります。

  • [開始日] = 2007 年 1 月 8 日。

  • [終了日] = 2007 年 1 月 10 日。

  • [半休等] = [開始日のみ]。

  • [開始日は半日] = オン。

注: 次のフィールドに入力するデータは、休暇欠勤フォーミュラで参照される場合にのみ、休暇欠勤計算プロセスで使用されます。

休暇欠勤計算時に [半休等] フィールドで選択可能なオプションは、次のとおりです。

  • 全ての日

  • 終了日のみ

  • なし

  • 開始日のみ

  • 開始日と終了日

開始日の時間数終了日の時間数全ての日の時間数

受給者が休暇欠勤の開始日、終了日、または全ての日に欠勤した時間数をそれぞれ入力します。

全ての日が半日開始日は半日終了日は半日

休暇欠勤イベントの中で半日である日を指定する場合にオンにします。

重要 これらのフィールドは、[国別休暇取得設定] を使用して休暇リクエスト ページで半休等を指定できない場合には使用できません。

期間

日数または時間数で期間を入力します。休暇欠勤設定ページで [期間の計算] が有効になっている場合は、期間を入力する必要はありません。[期間の計算] ボタンをクリックすると、休暇欠勤期間が時間数または日数単位で計算されます。

このフィールドの動作は、休暇欠勤設定ページでの設定に応じて異なります。[終了日の計算] チェック ボックスがオンに設定されていると、値は自動的に計算されます。

  • 休暇欠勤期間の単位 (ユニット タイプ) が日または時間に指定されている場合、開始日と終了日の入力時に期間が自動計算されます。

  • 期間に基づいて終了日を計算する場合は、開始日と期間を入力し、[終了日の計算] ボタンをクリックすると、終了日が自動的に計算されます。

終了日または期間の計算

[開始日] フィールドと [期間] フィールドの値に基づいて休暇欠勤イベントの終了日を自動的に計算する場合、または [開始日] フィールドと [終了日] フィールドの値に基づいて [期間] を計算する場合に、このボタンをクリックします。

注: 国別休暇取得設定 - 日付のルール ページで、終了日と期間を計算するように選択している場合、両方のフィールドに値が含まれているときは、再計算するフィールドを指定する必要があります。したがって、ユーザーが期間または終了日を入力して [終了日または期間の計算] ボタンをクリックすると、どちらか一方のフィールドが再計算されます。

予測残数

この休暇リクエスト用として選択した休暇欠勤取得タイプに対して休暇欠勤予測プロセスをオンラインで実行する場合は、このボタンをクリックします。このボタンは、残数を予測する必要がある休暇付与名の場合のみ表示されます。予測処理が完了すると、ページには予測プロセスから返された値ステータス、および [休暇欠勤予測詳細の表示] リンクが表示されます。このリンクを使用すると、予測残数詳細のリストにアクセスできます。

注: 予測プロセスを開始するまでは、休暇欠勤リクエストは自動的に保存されません。ページを移動する前に保存を求めるプロンプトが表示されますが、予測プロセスの前後に予測情報を保存することは必ずしも必要ではありません。

一時保存

このオプションを使用すると、従業員は後で確認および編集するために休暇欠勤イベント情報を保存できます。ただし、承認プロセスのワークフローは作成されません。

送信

このオプションは、入力内容を保存し、1 人または複数の管理者にリクエストを送信するワークフロー承認プロセスを作成します。その管理者には、休暇リクエストを承認、却下、または以前の承認レベルにコメントと共に差し戻す権限のあるロールがワークフローで定義されています。差し戻しは、休暇リクエストの修正を提案するか、追加の情報を取得するために承認者によってよく使用されます。

キャンセル

このオプションは、内容を保存済みであるか、承認者から差し戻されたリクエストでのみ使用できます。国別休暇取得設定の設定によっては、[キャンセル] がクリックされる時期に応じて、リクエストおよびワークフロー レコードからリクエストを物理的に削除するか、リクエストのステータスをキャンセルに設定します。

追加情報

これらのフィールドを使用して、休暇リクエストのユーザー フィールド データを入力します。このグループ ボックスに表示される各フィールドは、導入プロセス中に休暇欠勤管理がどのように設定されたかによって異なります。

上書き

これらのフィールドを使用して、休暇リクエストの休暇付与数または調整金額を上書きします。

ワークフロー

このグループ ボックスには、休暇リクエストの現在の承認ステータスが表示されます。

コメント

従業員は、[申請者コメント] フィールドを使用して、レコードの一部となり、承認プロセス全体で確認できる休暇リクエストに関連する自由形式のテキストを入力できます。入力されたコメントは、休暇詳細ページに表示されます。

リクエスト履歴

このグループ ボックスには、休暇リクエストに対して実行された全てのアクションの履歴が表示されます。

休暇リクエストの承認ページ (HGA_MANAGE) を使用して、複数の休暇リクエストを承認します。

検索

このページの検索条件は、[ワークフロー ステータス] という 1 つの例外を除き、休暇リクエストの作成と管理ページで使用する条件と同じです。

フィールドまたはコントロール

定義

ワークフロー ステータス

値を入力して、ワークフロー ステータスに基づいて休暇リクエストを検索します。値は以下のとおりです。

  • [承認済]: 承認した休暇リクエストを検索する場合に選択します。

  • [却下]: 却下した休暇リクエストを検索する場合に選択します。

  • [担当保留]: 承認を保留中の休暇リクエストを検索する場合に選択します。

  • [差戻し]: 差し戻した休暇リクエストを検索する場合に選択します。

休暇リクエスト

ページのこのセクションにあるタブには、休暇リクエストの作成と管理ページの [休暇リクエスト] セクションにあるタブと同じ情報が表示されますが、フィールドを編集することはできません。

フィールドまたはコントロール

定義

承認者のコメント

このフィールドに入力する全てのコメントは、[承認]、[却下] または [差戻し] ボタンをクリックすると、選択した休暇リクエストに追加されます。

承認オプション

フィールドまたはコントロール

定義

予測資格の上書き

休暇リクエストの承認、却下または差戻し時に、システムで予測要件が無視されるようにする場合にオンにします。

承認

クリックして、選択した休暇リクエストを承認します。

却下

クリックして、選択した休暇リクエストを却下します。

差戻し

クリックして、選択した休暇リクエストを差し戻します。

予測

クリックして、選択した休暇リクエストの予測プロセスを開始します。

休暇欠勤イベント入力ページ (GP_ABS_EVENT) を使用して、休暇欠勤を入力、更新および無効化します。

休暇欠勤予測プロセスを開始します。

画像: 休暇イベント入力ページ

次の例では、休暇欠勤イベント入力ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇イベント入力ページ

休暇欠勤を新規に入力するには、行を挿入して、以下に説明するフィールドに値を入力します。行を変更する場合は、その行を削除し、新たに行を追加します。

注: 同一日に複数の休暇欠勤を入力できないように休暇欠勤ルールで設定されている場合、日付が重なる休暇欠勤を入力しイベントを保存しようとすると、エラー メッセージが表示されます。自動優先処理機能を使用するように設定し、休暇取得エレメントに優先度が割り当てられている場合は、問題の日付について優先権がどの取得エレメントにあるか判断され、優先処理を実行するかどうか選択できます。休暇欠勤の優先ルールは、休暇取得 - 優先度ページで定義します。

休暇取得

フィールドまたはコントロール

定義

開始終了

ユーザーは、[開始日] フィールドと [終了日] フィールドに日付を入力することで、指定の日付範囲に含まれる休暇リクエストを表示できます。開始、終了、または両方の日付が空白の場合は、デフォルトの日付に基づいて検索されます。

[開始日] から [終了日] までの期間は、国別設定コンポーネントの履歴グリッド ページに入力された [デフォルト履歴期間] の値で決まります。[デフォルト履歴期間] が設定されていない場合、[開始] フィールドには現在の日付より 90 日前の日付が、[終了] フィールドには現在の日付から 90 日後の日付が使用されます。

国別のセルフ サービス休暇欠勤ルールの定義」を参照してください。

リフレッシュ

[開始] フィールドおよび [終了] フィールドに日付を入力するか、日付を変更または削除した後、[リフレッシュ] ボタンをクリックします。

注: [開始] フィールドまたは [終了] フィールドの日付を変更した後、[リフレッシュ] をクリックしないと、このボタンをクリックする必要があることを示すエラー メッセージが表示されます。[リフレッシュ] ボタンをクリックすれば、休暇欠勤の入力を継続できます。

休暇取得エレメント

受給者の休暇欠勤に該当する休暇取得エレメントを選択します。(受給者に資格がある休暇取得エレメントだけでなく、組織で定義されている全ての休暇取得エレメントから選択できます。)

開始日終了日

休暇欠勤の開始日および終了日を入力します。休暇欠勤が断続的に発生する場合は、それぞれのイベントを別々に入力します。たとえば、受給者が 2 日間病欠し、3 日間勤務に戻り、その後再び病欠した場合、2 つの休暇欠勤イベントを入力します。休暇欠勤に週末が含まれる場合 (木曜日から月曜日までの休暇欠勤の場合など) は、1 つの休暇欠勤イベントとして入力します。

指定した開始日の時点で有効な休暇取得定義が適用されます。

時間指定

1 日未満の休暇欠勤の場合に、その時間数を入力します。

受給者が 1 日以上欠勤した (開始日と終了日が異なる) 場合は、休暇欠勤の 1 日目についてのみ時間指定が適用されます。1 日目以外を指定するには、[詳細] リンクをクリックして休暇欠勤イベント入力詳細ページにアクセスします。

処理アクション

新規の休暇欠勤イベントは、デフォルトで [正常] が設定されています。

既に休暇取得プロセスで処理されている休暇欠勤を無効にする場合に、[無効] を選択します。無効に設定されたイベントは、それ以降のプロセス実行において処理されません。その代わりに、次に取得プロセスが実行される際に、処理アクションが [正常] に再設定され、[無効] チェック ボックスが自動的にオンになります。

遡及処理では、無効にされたイベントを除いて新バージョンの結果が計算されます。無効にされたイベントからはポジティブ入力は作成されず、支給/控除の結果にはデルタが含まれます。

無効

イベントを無効に設定し休暇取得プロセスを実行した場合、このチェック ボックスはオンになります。

このチェック ボックスは、自動優先処理機能を使用し、休暇取得エレメントに優先度を割り当てている場合もオンになります。重複した日付の休暇欠勤エントリを保存しようとすると、優先度の低いイベントが自動的に無効になり、日付が重複しない新規イベントが作成されます。

元の開始日

過去に同じ理由で取得された休暇欠勤に、この休暇欠勤をリンクできるように休暇取得ルールで設定されている場合に、このフィールドに日付を入力します。([休暇欠勤のリンク] および [元の開始日によるリンク] オプションは、休暇取得エレメントの期間ページで選択します。)

この休暇欠勤が別の休暇欠勤と関連している場合、このフィールドに最初の休暇欠勤の開始日を入力します。

例: 受給者が次の期間、病欠したとします。

休暇欠勤タイプ

休暇欠勤理由 (オンラインでは入力しません)

休暇欠勤開始日

休暇欠勤終了日

元の開始日

疾病

手首の捻挫

5 月 15 日

5 月 16 日

5 月 15 日

疾病

インフルエンザ

6 月 1 日

6 月 5 日

6 月 1 日

疾病

手首が未完治

6 月 10 日

6 月 10 日

5 月 15 日

フィールドまたはコントロール

定義

 

1 行目と 3 行目の休暇欠勤イベントについて、同じ元の開始日を入力すると、システムでは、これらの休暇欠勤が関連していることが認識されます。休暇欠勤にリンクするように取得エレメントを定義している場合、現在の休暇欠勤がリンク可能な時間枠内に発生しているかどうかがチェックされます。発生している場合、この 2 つのイベントはリンクされます。

[元の開始日] のデフォルト値は、開始日になります。ここで開始日を変更しても、元の開始日は更新されません。

詳細

クリックすると休暇欠勤イベント入力詳細ページが表示され、休暇欠勤に関する詳しい情報を入力できます。

入力ソース

休暇欠勤イベントの入力元が表示されます。値は、[管理者][勤務管理][サードパーティ][従業員セルフサービス][管理者セルフサービス][従業員タイムシート] および [管理者タイムシート] です。

ワークフロー ステータス

従業員延長休暇、管理者延長休暇および休暇欠勤イベントの現在のワークフロー ステータスが表示されます。値は、[保存済][要承認][差戻し][却下][承認済] および [キャンセル] です。

予測

休暇欠勤イベントの入力後、このボタンをクリックすると予測プロセスが開始されます。このボタンを使用するには、1 つまたは複数の取得エレメントに対して休暇欠勤予測が有効になっている必要があります。

プロセス ステータス

[プロセス ステータス] タブを選択します。

このタブには、管理者を対象として、休暇欠勤イベント プロセスのステータスに関する情報が表示されます。

画像: 休暇欠勤イベント入力ページ - [プロセス ステータス] タブ

次の例では、休暇欠勤イベント入力ページ - [プロセス ステータス] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇欠勤イベント入力ページ - [プロセス ステータス] タブ

フィールドまたはコントロール

定義

ステータス

休暇欠勤イベントは給与計算処理に関連付けられているため、このイベントのステータスが表示されます。有効値は、[未処理][処理済] および [最終決定済] です。

注: ステータスが [最終決定済] の休暇欠勤イベントが定期または不定期計算時に遡及処理された場合、そのステータスは [処理済] に設定されます

予測値

[予測値] タブを選択します。

画像: 休暇欠勤イベント入力ページ - [予測値] タブ

次の例では、休暇欠勤イベント入力ページ - [予測値] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇欠勤イベント入力ページ - [予測値] タブ

フィールドまたはコントロール

定義

予測値

[予測値] は、予測エレメントによって導き出された値 (半角英数字) です。予測フォーミュラを休暇取得 - 予測ページで取得エレメントと関連付けます。たとえば、予測エレメントによって ELIGIBLE または NOT ELIGIBLE という値が返されます。

予測日時

その休暇取得エレメントに対して、予測プロセスが最後に実行された日時です。

予測詳細

このリンクを選択すると、休暇欠勤予測結果ページが表示されます。

休暇欠勤イベント行の削除

[削除] 行ボタンは、[給与計算ステータス] とイベント入力ページで選択された [削除オプション] に応じて使用できる場合と使用できない場合があります。選択された [削除オプション][処理済を除く全てのイベント] の場合、[削除] 行ボタンは、処理済行と最終決定済行の全てにわたって無効です。選択された [削除オプション][最終決定済を除く全てのイベント] の場合、[削除] 行ボタンは、全ての最終決定済行で無効です。

[削除オプション] の [最終決定済を除く全てのイベント] を選択している場合に、休暇欠勤イベントを削除しようとすると、警告が表示されます。[イベント %1、開始日 %2、終了日 %3 を削除してもよろしいですか ?] という警告メッセージが表示されます。このメッセージには、次の内容の説明が付きます。"この休暇欠勤イベントは既に処理済みです。このイベントを削除した場合は、休暇欠勤処理を再度実行して、結果を訂正する必要があります。"

国別のセルフ サービス休暇欠勤ルールの定義」を参照してください。

休暇欠勤イベント入力詳細ページ (GP_ABS_EVENT_SEC) を使用して、理由、処理アクション、管理者承認、ユーザー定義データ、休暇付与調整、時間指定など、休暇欠勤に関する詳細情報を入力します。

画像: 休暇欠勤イベント入力詳細ページ (1/2)

次の例では、休暇欠勤イベント入力詳細ページ (1/2) のフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇欠勤イベント入力詳細ページ (1/2)

画像: 休暇欠勤イベント入力詳細ページ (2/2)

次の例では、休暇欠勤イベント入力詳細ページ (2/2) のフィールドおよびコントロールを説明します。

休暇欠勤イベント入力詳細ページ (2/2)

フィールドまたはコントロール

定義

休暇取得

休暇欠勤イベント入力ページで選択した取得エレメントが表示されます。

休暇欠勤タイプ

取得エレメントの休暇欠勤タイプが表示されます。

休暇欠勤理由

休暇欠勤の開始日の時点で有効とされる理由の中から選択します。休暇欠勤の理由は、休暇欠勤タイプ ページで定義し、休暇取得 - 計算ページで休暇欠勤タイプと休暇取得エレメントをリンクさせます。

イベント優先度

休暇取得 - 優先度ページで取得エレメントに優先度が割り当てられている場合は、その値が表示されます。

同一日に複数の休暇欠勤を入力する場合には、エントリを保存する際に自動優先処理機能を使用するオプションがあります。この機能では、重複する休暇欠勤の優先度が比較され、どの休暇取得ルールを適用するかが決定されます。値が小さければ、優先度が高いことを意味します。

入力ソース

休暇欠勤、従業員延長休暇および管理者延長休暇のデータのソースを指定します。値は以下のとおりです。

[休暇管理者]: 休暇欠勤イベント入力は、休暇欠勤イベント入力ページを使用して作成されたものです。休暇欠勤イベント入力ページで新しいエントリを入力する場合のデフォルト値です。

[サードパーティ]: 休暇欠勤イベント入力は、サードパーティ インターフェイスを使用して作成されたものです。

[従業員セルフサービス]: 休暇欠勤イベント入力は、従業員セルフサービスの休暇リクエスト ページを使用して作成されたものです。

[管理者セルフサービス]: 休暇欠勤イベント入力は、管理者セルフサービスの休暇リクエスト ページを使用して作成されたものです。

[従業員タイムシート]: 休暇欠勤イベントは、従業員タイムシート ページを使用して作成されたものです

[管理者タイムシート]: 休暇欠勤イベントは、管理者タイムシート ページを使用して作成されたものです。

管理者承認済

取得プロセスの実行時に休暇取得を処理する場合にオンにします。休暇取得 - 計算ページで、休暇取得エレメントに対し管理者承認を必要としないよう定義した場合、このチェック ボックスはデフォルトでオンになります。

最終更新

入力したデータを保存後、日付が表示されます。

ワークフロー ステータス

休暇取得の現在のワークフロー ステータスが表示されます。

プロセス ステータス

休暇欠勤イベントは給与計算処理に関連付けられているため、このイベントのステータスが表示されます。有効値は、[未処理][処理済] および [最終決定済] です。

カレンダー グループ ID

休暇取得処理が行われたカレンダー グループが表示されます。

処理日

このフィールドには、この休暇欠勤イベントの最新の処理日が表示されます。

初回処理日

このフィールドの値は、休暇欠勤イベントの元の処理日を表します。遡及処理では、[処理日] および [初回処理日] フィールドに異なった処理日が表示されます。

休暇欠勤開始/終了データ

フィールドまたはコントロール

定義

開始日、終了日元の開始日

これらのフィールドには、メイン ページで入力した休暇欠勤イベントの日付が表示されます。ここで加えた変更は全てメイン ページに反映されます。

次のフィールドに入力するデータは、休暇欠勤フォーミュラで参照される場合にのみ、休暇欠勤計算で使用されます。

フィールドまたはコントロール

定義

半休等

休暇欠勤イベントの中で半休等を取得した日を指定します。

休暇欠勤設定ページの [終了日または期間の計算] チェック ボックスがオンになっていて、[ユニット タイプ][時間] に指定されている場合、このグループ ボックスでの時間指定または半日のエントリに対して、終了日または期間の自動計算の要素が考慮されます。

たとえば、ある従業員が月曜日から金曜日まで 1 日 8 時間勤務のスケジュールを組んでいるとします。この従業員が 2007 年 1 月 8 日月曜日から 2007 年 1 月 10 日水曜日までの休暇欠勤を報告します。その後、月曜日は半日の休暇欠勤とし、残りの休暇欠勤は終日として取得するとします。

例 1: 国別休暇取得設定は以下のように定義されます。

  • [ユニット タイプ] = [時間]。

  • [半休等の許可] = オン。

  • [半休等] = [時間指定]。

これらの設定で、休暇欠勤データを正しく入力するには、従業員は以下の内容をレポートする必要があります。

  • [開始日] = 2007 年 1 月 8 日。

  • [終了日] = 2007 年 1 月 10 日。

  • [半休等] = [開始日のみ]。

  • [開始日の時間数] = 4。

例 2: 国別休暇取得設定は以下のように定義されます。

  • [ユニット タイプ] = [時間]。

  • [半休等の許可] = オン。

  • [半休等] = [半日]。

これらの設定で、休暇欠勤データを正しく入力するには、従業員は以下の内容をレポートする必要があります。

  • [開始日] = 2007 年 1 月 8 日。

  • [終了日] = 2007 年 1 月 10 日。

  • [半休等] = [開始日のみ]。

  • [開始日は半日] = オン。

警告 休暇欠勤ユニット タイプが国別休暇取得設定の日付で定義されている場合、半休等指定オプションを使用することは推奨されません。

注: 次のフィールドに入力するデータは、休暇欠勤フォーミュラで参照される場合にのみ、休暇欠勤計算プロセスで使用されます。

休暇欠勤計算時に [半休等] フィールドで選択可能なオプションは、次のとおりです。

  • 全ての日

  • 終了日のみ

  • なし

  • 開始日のみ

  • 開始日と終了日

開始日の時間数終了日の時間数全ての日の時間数

受給者が休暇欠勤の開始日、終了日、または全ての日に欠勤した時間数をそれぞれ入力します。

開始日は半日終了日は半日全ての日が半日

受給者がちょうど半日休んだ場合、このチェック ボックスをオンにします。

ユーザー定義フィールド

16 個までのユーザー定義フィールドにデータを入力できます。休暇取得プロセスを実行すると、日次レコードにデータが書き込まれ、日数計算フォーミュラで使用できるようになります。

GP_ABS_EVENT レコードの 4 つのシステム エレメントが、各ユーザー定義フィールドに対応します。命名規則は次のとおりです。

  • 日付: EVT CONFIG1(2, 3, 4) DT。

  • 10 進数: EVT CONFIG1(2, 3, 4) DC。

  • 文字: EVT CONFIG1(2, 3, 4) CH。

  • 金額: EVT CONFIG1(2, 3, 4) MN。

省略形の説明: EVT CONFIG = Event configurable (ユーザー定義)、DT = date (日付)、DC = decimal (10 進数)、CH = character (文字)、MN = monetary (金額)

たとえば、ある従業員が病欠に対して 100 パーセントまたは 80 パーセントの給与支給を受けるとします。100% を受け取る場合、5 日間の病欠を取得するごとに 1 日の休暇を失います。10 進数のフィールドのいずれかに従業員の選択に応じて 100 または 80 を入力し、それぞれのケースで従業員が失う休暇日数を計算するフォーミュラを使用します。

注: ユーザー定義フィールドに入力された値は、休暇取得プロセス中に休暇取得ルールに応じて上書きできます。

注: このページのユーザー定義フィールドと、休暇取得 - 計算ページに表示されるユーザー定義フィールドとは無関係です。

上書き

休暇取得エレメントが休暇欠勤ごとの休暇付与エレメントと関連付けられている場合、このグループ ボックスを使用して、標準休暇付与数の上書きまたは受給者の休暇付与残数の調整を行います。周期ベースの休暇付与数を上書きする、または休暇付与の残数を調整するには、休暇残数調整ページを使用します。

重要 休暇付与エレメントの定義に使用されたユニット タイプと同一のものを使用する必要があります。

フィールドまたはコントロール

定義

休暇付与

このイベントの休暇付与を上書きするには、このフィールドにそのユニット数を入力します。休暇取得が複数の休暇付与エレメントとリンクされている場合は、最初にリンクされたエレメントの休暇付与のみが上書きされます。

調整

休暇付与残数を調整するには、このフィールドにユニット数を入力します。(入力された数値は、自動的に割り当てられた調整エレメントにロードされます。)休暇付与残数を減らす場合は、負の数を入力します。