グローバル ペイロール データベースの設定データの確認
パフォーマンス マネジメントに給与データを送信するには、グローバル ペイロールのデータベースを設定する必要があります。PeopleSoft では、この設定に必要なサンプル データを全て提供しています。ただし、国別の対応が求められる場合は、サンプル データの変更が必要になることがあります。パフォーマンス マネジメントとの統合には、グローバル ペイロールのデータベースに以下のデータを定義する必要があります。
書込可能アレイ: GP WA GUIDE。
レポート データ: GP_EPM。
PSJob ジョブ定義: GP_PAYE。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
---|---|---|
GP_PIN |
書込可能アレイ名の詳細を確認します。 |
|
GP_WRITABLE_ARRAY |
書込可能アレイの定義とフィールドを確認します。 |
|
GP_RPT_TBL |
出力テーブル、書込可能アレイ、主要入力テーブル、セグメント オプションを指定します。 |
|
GP_RPT_DTL_SEC |
出力テーブルの作成に使用するフィールドのマッピングやフィルタの作成を行います。 |
|
PRCSJOBDEFN |
GP_PAYE の PSJob 定義の詳細を確認します。 |
書込可能アレイ名ページ (GP_PIN) を使用して、書込可能アレイ名の詳細を確認します。
ナビゲーション
画像: 書込可能アレイ名ページ
次の例では、書込可能アレイ名ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

注: 実行する書込可能アレイをグローバル ペイロールのセクションに設定しておく必要があります。この設定は、レポート データ定義ページで行います。
定義とフィールド ページ (GP_WRITABLE_ARRAY) を使用して、書込可能アレイの定義とフィールドを確認します。
ナビゲーション
画像: 定義とフィールド ページ
次の例では、定義とフィールド ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

レポート データ定義ページ (GP_RPT_TBL) を使用して、出力テーブル、書込可能アレイ、主要入力テーブル、セグメント オプションを指定します。
ナビゲーション
画像: レポート データ定義ページ
次の例では、レポート データ定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

「レポート データ定義ページ」を参照してください。
レポート データ処理詳細ページ (GP_RPT_DTL_SEC) を使用して、出力テーブルの作成に使用するフィールドのマッピングやフィルタの作成を行います。
ナビゲーション
レポート データ定義ページで [詳細] リンクをクリックします。
画像: レポート データ処理詳細ページ
次の例では、レポート データ処理詳細ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

「レポート データ処理詳細ページ」を参照してください。
ジョブ定義ページ (PRCSJOBDEFN) を使用して、GP_PAYE の PSJob 定義の詳細を確認します。
ナビゲーション
画像: ジョブ定義ページ
次の例では、ジョブ定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

GP_PAYE は、以下のプロセスで構成されています。
GP_PAYBEFORE: このアプリケーション エンジン プロセスの目的は、必要な給与計算前処理を実行することです。国別処理ロジックを追加するためのセクションが含まれています。
GPPDPRUN: この COBOL SQL プロセスによって、主要なグローバル ペイロールおよび休暇欠勤管理の計算が実行されます。
GP_PAYAFTER: このアプリケーション エンジン プログラムでは、給与計算後処理がサポートされます。国別処理ロジックを追加するためのセクションも含まれています。さらに、このプログラムでは以下が実行されます。
給与計算プロセスが最終決定に成功したかどうかがチェックされます。最終決定に成功したことが確認されると、レポート データ プロセスの実行プログラムが呼び出されます。レポート データ プロセスでは、処理された全受給者の支給、控除、累計の情報がグローバル ペイロールの EPM テーブルにロードされます。
インストール設定ページで [ポジティブ入力検索の有効化] チェック ボックスがオンの場合は、処理モニター データを抽出するためのセクションが呼び出されます。
インストール設定ページで [ピボット グリッド分析の有効化] のチェックがオンの場合は、休暇欠勤分析データを抽出するためのセクションが呼び出されます。