一般会計処理の実行とデータの送信
ページ名 |
定義名 |
用途 |
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GP_GL_PREPARE |
データを一般会計に送信する支給、控除、累計の各エレメントの支給を作成するプロセスを実行します。 |
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GP_GL_NO_ACCT |
一般会計処理の計算フェーズで一般会計勘定科目を割り当てられなかったトランザクションを照会します。 |
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GP_GL_RESET |
エラー発生のために再転記が必要になった場合、GL トランザクション作成プロセスを再実行する前に、一般会計リセット処理を実行します。 |
一般会計処理を最終決定することにより、支給額、控除額、累計額が一般会計に送信されます。
一般会計に給与計算データを送信するには、次の手順に従います。
費用を一般会計へ送信ページにアクセスします。
処理するカレンダー グループ (該当する場合はストリームも) に対して計算オプションを選択します。
転記日を入力します。
カレンダー グループ全体に計算オプションを実行したら、最終決定オプションを選択します。
注: 最終決定プロセスを実行する前に、一般会計確認 (勘定科目なし) のトランザクション ページを確認して、勘定科目に関連付けられていない金額がないか調べてください。勘定科目に関連付けられていない金額は送信されないため、一般会計で貸借不一致になる場合があります。
費用を一般会計へ送信ページ (GP_GL_PREPARE) を使用して、データを一般会計に送信する支給、控除、累計の各エレメントの支給を作成するプロセスを実行します。
ナビゲーション
画像: 費用を一般会計へ送信ページ
次の例では、費用を一般会計へ送信ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

フィールドまたはコントロール |
定義 |
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カレンダー グループ |
プロセスを実行するカレンダー グループを選択します。給与計算が最終決定していて一般会計にはまだ送信されていないカレンダー グループだけが、ここで使用できます。 |
ストリーム番号、ストリーム処理 |
給与計算処理中にストリーム処理を使用した場合は、[ストリーム処理] チェック ボックスはオンになります。[ストリーム処理] チェック ボックスがオンの場合は、[計算] チェック ボックスもオンにします。処理するストリーム番号を選択します。 |
転記日 |
入力した値が一般会計に転記される日付を入力します。たとえば、ある月の 15 日にプロセスを実行する場合でも、その月の 30 日に入力が一般会計に転記されるように指定できます。 注: 選択した転記日は仕訳ジェネレータのクローズ日に対応している必要があります。転記日は一般会計と整合させる必要があります。勤務管理がインストールされていて、費用が送信済みの場合は、転記日のデフォルト値は費用の送信日になります。[転記日] フィールドの日付を変更して、一般会計データが実際に一般会計に送信される日を転記日とすることもできます。 |
処理オプション
処理オプションを選択します。給与計算処理が最終決定している場合は、計算と最終決定を一緒に実行できます。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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計算 |
このカレンダー グループの給与計算処理で計算され、一般会計グループに属する支給、控除、累計に対して一般会計トランザクションを作成する場合は、このチェック ボックスをオンにします。計算プロセスを実行するには、給与計算処理で少なくとも 1 人の受給者が特定されている必要があります。 ストリーム処理を使用する場合は、一度に 1 つのストリームについて計算フェーズを実行します。 各ストリームについて計算フェーズを複数回実行できます。2 回目以降の計算では、新しい結果が作成される前に既存のデータが削除されます。GP GL トランザクション インターフェイス レコード (GP_GL_DATA) に最終結果が保存され、計算済 GL ストリーム テーブル (GP_GL_PREP_STRM) に入力が挿入されると計算が完了したことになります。 |
統計の更新 |
このチェック ボックスは、データベース管理者がシステムの処理効率を最適化するために使用します。オンにすると、バッチ処理中に統計が出力され、作業テーブルの使用状況に関する情報を得ることができます。 |
最終決定 |
給与計算処理が最終決定され、カレンダー グループ全体について計算フェーズを実行すると、このチェック ボックスが使用可能になります。(ストリーム処理を使用する場合は、全てのストリームを計算しておく必要があります。) 実行を最終決定する準備が整ったら、このチェック ボックスをオンにします。(最終決定フェーズではストリーム処理は実行できません。) 注: Payroll to SAP General Ledger Integration Packs がインストールされている場合は、[最終決定] チェック ボックスは表示されません。 |
カレンダー リスト
このグループ ボックスには、カレンダー グループの各カレンダーに関する情報が表示されます。
ストリーム
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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ストリーム番号 |
カレンダー グループに関連付けられているストリームが表示されます。 |
計算済 |
このチェック ボックスがオンになっている場合、給与計算処理でストリームが計算済みです。 |
一般会計確認 (勘定科目なし) ページ (GP_GL_NO_ACCT) を使用して、一般会計処理の計算フェーズで一般会計勘定科目を割り当てられなかったトランザクションを照会します。
ナビゲーション
画像: 一般会計確認 (勘定科目なし) ページ
次の例では、一般会計確認 (勘定科目なし) ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

[その他のチャートフィールド] タブには、一般会計勘定科目に割り当てられていないトランザクション (つまり、勘定科目にマッピングされていないチャートフィールドの組み合わせに関連付けられている金額) が一覧表示されます。勘定科目のないトランザクションがあると、一般会計では貸借一致になりません。支給、控除など、勘定科目のない金額は全て借方として扱われます。
特定されていない各行には [マッピング表示] ボタンが付いています。このボタンをクリックすると、指定した支給元とビジネス ユニットのマッピング ページに移動します。これらの行は一般会計に送信されません。たとえば、支給エレメントについて部門 ID を指定した場合には、この条件に一致するものが検索されます。部門 ID に割り当てられていない支給エレメントがあり、なおかつ支給の勘定科目のデフォルトが指定されていない場合、この支給エレメントは一般会計に送信されません。
一般会計リセット ページ (GP_GL_RESET) を使用して、エラー発生のために再転記が必要になった場合、GL トランザクション作成プロセスを再実行する前に、一般会計リセット処理を実行します。
ナビゲーション
「一般会計リセット ページ」を参照してください。