遡及計算のデルタ値の表示
受給者に遡及処理を行うと、その受給者に作成された各エレメントが再計算されます。再計算の結果と元の結果の差異は、デルタと呼ばれます。デルタは入金不足や支払超過を表している可能性があり、その場合は受給者の支給に調整が行われます。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
---|---|---|
GP_RSLT_CAL_DLTA |
遡及のために再計算された支給に関連付けられたデルタ値が表示されます。 |
遡及計算デルタ ページ (GP_RSLT_CAL_DLTA) を使用して、遡及のために再計算された支給に関連付けられたデルタ値を表示します。
ナビゲーション
カレンダー実行結果ページで [遡及計算デルタ] リンクをクリックします。
画像: 遡及計算デルタ ページ
次の例では、遡及計算デルタ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

フィールドまたはコントロール |
定義 |
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金額デルタ、ユニット デルタ、ベース デルタ |
元の値と再計算された値の差異が表示されます。 |
訂正済 |
遡及方法が、元の計算値が再計算された値と置き換わったことを示す "訂正" のとき、このチェック ボックスがオンになります。 |
繰越 |
遡及方法が "繰越" のとき、または遡及方法が "訂正" で繰り越し例外を定義したときに、このチェック ボックスがオンになります。指示に従って、繰り越しに定義された支給と控除の各デルタが調整として現在の期間に繰り越されたか、またはエレメントの値が新しいエレメントに繰り越されたことを示します。 |
繰越先
このタブでは、現在の期間のエレメントの遡及デルタの値を受け取るカレンダー グループ ID、カレンダー、支給グループ、およびエレメントが表示されます。
マッチング
[マッチング] タブをクリックします。
画像: 遡及計算デルタ ページ: [マッチング] タブ
次の例では、遡及計算デルタ ページ: [マッチング] タブのフィールドおよびコントロールを説明します。
![遡及計算デルタ ページ: [マッチング] タブ](img/i-cd7d26dn-6dd1.png)
繰り越し遡及処理の際に、雇用レコード番号、支給元、支給グループおよび実行タイプが一致したとき、再計算されたカレンダーからの調整が現在のカレンダーに繰り越されます。これらのどれかが一致しない場合は、未処理遡及デルタ ページでその受給者に定義され、[デルタ金額] に表示される繰り越し指示に従って処理されます。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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マッチング処理 |
未処理遡及デルタ ページで入力した指示が表示されます。値は以下のとおりです。 [カレンダーに適用] (カレンダーに適用): 未処理遡及デルタ ページの [ターゲット カレンダー] フィールドと [ターゲット PG] フィールドに入力した指定のカレンダーと支給グループに、その遡及デルタが取り込まれたことを示しています。 [デフォルトのマッチング処理] (デフォルトのマッチング処理): 現在のカレンダーと支給グループに、その遡及デルタが取り込まれたことを示しています。 [処理なし] (処理なし): その未処理遡及デルタは遡及調整としてカレンダーに取り込まれていないことを示しています。 |
ターゲット カレンダー ID、ターゲット支給グループ ID |
そのデルタが繰り越されたカレンダーと支給グループが表示されます。 |
支給キー
支給キーの名称およびその値が表示されます。