PeopleSoft HCM システム データ規定について
会社が成長し複雑になるに従って、さまざまな場所で同じタイプのデータを収集する必要が生じることが多くなります。PeopleSoft のビジネス ユニットとセットID を使用すると、ビジネスを会社や部門とは異なる論理ユニットに編成することができます。また、ユニット間で組織内のデータを共有する方法を定義することができます。
PeopleSoft HCM のシステム データは、ビジネス ユニット、テーブルセットとセットID、およびテーブルセット共有を使用して規定されます。ビジネス ユニットは、ユーザーの組織の業務構造に合わせて PeopleSoft HCM を導入することができる論理的な単位です。テーブルセット、セットID、およびテーブルセット共有は、ビジネス ユニット間で HCM システムに保存されている情報を共有したり制限したりできる組織的な手段です。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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ビジネス ユニット |
論理的な組織単位です。 |
セットID |
多くのコントロール テーブルに対する上位レベルのキーです。 |
テーブルセット |
コントロール テーブルの行のセットを指し、セットID によってグループ化されます。特定のビジネス ユニットで使用されます。 |
ビジネス ユニットのマッピングが済んだら、次のコンポーネントを使ってビジネス ユニットとセットID を設定し、権限リストまたはビジネス ユニットに基づき、システムのデフォルト値を定義します。
コンポーネント |
場所 |
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テーブルセットIDコンポーネント (SETID_TABLE) |
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ビジネス ユニット コンポーネント (HR_BUSINESS_UNIT) 「ビジネス ユニットの定義」を参照してください。 |
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レコード グループ コンポーネント (REC_GROUP_TABLE) |
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プライマリ権限リスト基本設定コンポーネント (OPR_DEF_TBL_HR) 「プライマリ権限リストの基本設定」を参照してください。 |
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ビジネス ユニット オプション デフォルト コンポーネント (BUS_UNIT_OPT_HR) 「ビジネス ユニット オプション デフォルト ページ」を参照してください。 |
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テーブルセット コントロール コンポーネント (SET_CNTRL_TABLE1) |
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