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共存の設定

ページ名

定義名

用途

設定ページ

FT_CONFIG

アウトバウンド/インバウンド ファイルおよび通知オプションを設定します。

Fusion 統合インストール オプション ページ

FT_INSTALL

Fusion 統合用のドメイン、設定、およびデータ フィルタ オプションを定義します。

異動区分/理由連番ページ

FT_JOB_ACT_SEQ

関連する異動区分および理由に対してインバウンド インターフェイス連番を定義します。

設定ページ (FT_CONFIG) を使用して、アウトバウンド/インバウンド ファイルおよび通知オプションを設定します。

画像: 設定ページ (1/2)

次の例では、設定ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

設定ページ (1/2)

画像: 設定ページ (2/2)

次の例では、設定ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

設定ページ (2/2)

このページを使用して、アウトバウンドとインバウンドの両方のデータ処理に対して、さまざまなデフォルト処理オプションを定義するための設定 ID を作成します。次に、これらの設定 ID を使用して、さまざまな共存ラン コントロール ページに対する処理オプションを指定します。

フィールドまたはコントロール

定義

インテグレーション タイプ

設定している統合のタイプを選択します。値は以下のとおりです。

インバウンド: Fusion Workforce Compensation からの受信データに関する統合

アウトバウンド: Fusion に送信するためのデータ変換および抽出のための統合

この選択は、[ファイル オプション] および [通知オプション] グループ ボックスに表示されるフィールドに影響を与えます。[インバウンド] を選択した場合は、[ファイル保管場所] および [Zip ファイル名] の各フィールドを含むグループ ボックスのラベルが [ファイルの手動ロード オプション] になり、[FTP サーバーから Zip ファイルを受信] チェック ボックスが [ファイル オプション] グループ ボックスに表示されます。さらに、[通知オプション] グループ ボックスに表示されるチェック ボックスのラベルが [正常なファイル ロードで電子メールを送信] になります。

[アウトバウンド] を選択した場合は、[ファイル保管場所] および [Zip ファイル名] の各フィールドを含むグループ ボックスのラベルが [ファイル オプションの作成] になり、FTP サーバーから Zip ファイルを送信 チェック ボックスが [ファイル オプション] グループ ボックスに表示されます。さらに、[通知オプション] グループ ボックスに表示される 2 つのチェック ボックスのラベルが [確認メッセージの受領時に電子メールを送信] および [ファイル作成サマリの電子メール通知を送信] になります。

ファイル オプション

このグループ ボックスのフィールドの目的は、インバウンド統合とアウトバウンド統合のいずれを設定しているかによって異なります。インバウンド統合を設定している場合、これらのフィールドは、Fusion から情報を受信する方法および場所を定義します。アウトバウンド統合を設定している場合、これらのフィールドは、Fusion に情報を送信する方法および場所を定義します。

フィールドまたはコントロール

定義

ファイル保管場所

インテグレーション プロセスに使用する既存ファイルの場所を入力します。

アウトバウンド プロセスの場合、これは、出力ファイルおよび結果の zip ファイルが作成される場所です。

インバウンド プロセスの場合、これは、インバウンド zip ファイルが受信、抽出、および処理される場所です。

したがって、ファイルの場所はプロセスによる読み込み/書き込みが可能である必要があります。

注: ファイルの場所は、PS スケジューラ サーバーに対してローカルである必要があります。つまり、実行時にアクセス可能である必要があります。

Zip ファイル名

Fusion から受信したデータ、または Fusion に送信するデータを格納する zip ファイルの名前を入力します。

zip ファイル名には、実行時に実際の値で置換される、以下の値プレースホルダを含めることができます。

%processinstance: プロセスのプロセス インスタンス

%runcontrol: プロセスのラン コントロール ID

%userid: プロセスを実行するユーザーの ID

%date: zip ファイルの作成日

%time: zip ファイルの作成時間

%yyyymmdd: yyyymmdd 形式の zip ファイル作成日

%hhmmss: hhmmss 形式の zip ファイル作成時間

注: アウトバウンド zip ファイル名には、小文字の .zip 拡張子が必要です。したがって、ページを保存するとき、名前が検証され、必要な場合は小文字の .zip が含まれるように名前が更新されます。

ラン コントロール ページで設定 ID に対して指定された zip ファイル名は、[出力 Zip ファイル上書き] フィールドを使用して上書きできます。

FTP サーバーに Zip ファイルを送信

Fusion にデータを送信するための FTP サーバー詳細を入力する場合はオンにします。このチェック ボックスをオンにすると、[FTP サーバー URL ID] フィールドと [FTP サーバー パス] フィールドが表示されます。

本番では、Fusion FTP サーバーにアウトバウンド データを自動的に送信するために、このチェック ボックスをオンの状態のままにする必要があります。このオプションをオフにすると、プログラムで zip ファイルは作成されますが、Fusion FTP サーバーには送信されません。かわりに、ファイルは、[ファイル保管場所] フィールドに指定した場所に格納されます。

このチェック ボックスは、テスト中、またはそれ以外に Fusion への送信前にファイルを検査するためにオフにする場合があります。

さらに、このオプションがオフの場合は、ファイルの作成を通信するために使用される Web サービスは呼び出されません。

FTP サーバーから Zip ファイルを受信

このチェック ボックスをオンにすると、[FTP サーバー パス] フィールドで指定されたパスのインバウンド zip ファイルが FTP サーバーから自動的に取得され、[ファイル保管場所] フィールドで指定された場所に移動されます。このチェック ボックスをオフにすると、インバウンド zip ファイルは既にファイルの保管場所にコピーされていると想定されます。

注: Web サービスを使用してファイルを自動的にロードする場合は、Fusion 統合インストール オプションで指定したインバウンド デフォルト設定 ID が使用されます。

通常、FTP サーバーからファイルを自動的に取得するには、このチェック ボックスをオンにして、その設定 ID に FTP 情報を提供することが必要となります。

FTP サーバー URL ID

Fusion 宛のデータの送信先または Fusion からのデータの受信元となる FTP サーバーの URL ID を入力します。

FTP サーバー パス

Fusion 宛のデータの送信先または Fusion からのデータの受信元となる FTP サーバーのパスを入力します。

通知オプション

このグループ ボックスで使用可能にできる通知のタイプは、統合がインバウンドであるかアウトバウンドであるかによって異なります。[電子メールを送信] チェック ボックスのいずれかを選択すると、関連通知電子メールの件名、送信者、受信者、およびメッセージ テキストを入力できます。

フィールドまたはコントロール

定義

正常なファイル ロードで電子メールを送信

受信ファイルが正常にロードされたときに必ず通知電子メールを送信する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

確認メッセージの受領時に電子メールを送信

Fusion からの送信ファイルの受信確認をシステムが受信したときに必ず通知電子メールを送信する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

ファイル作成サマリの電子メール通知を送信

各送信 zip ファイルの作成に関する情報のサマリを含む通知電子メールを送信する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

エラーの電子メールを送信

他の通知とは異なり、zip ファイルの送受信でエラーが発生した場合に送信される電子メールはオプションではありません。エラー メッセージ用の件名、送信者、受信者、およびメッセージ テキストを入力してください。

Fusion 統合インストール オプション ページ (FT_INSTALL) を使用して、Fusion 統合用のドメイン、設定、およびデータ フィルタ オプションを定義します。

画像: Fusion 統合インストール オプション ページ

次の例では、Fusion 統合インストール オプション ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

Fusion 統合インストール オプション ページ

注: このページは、Fusion 統合の必須設定です。

フィールドまたはコントロール

定義

PeopleSoft ドメイン

このフィールドの値は、アプリケーション インテグレーション フレームワークで使用されている値に対応する [PSFT] である必要があります。全ての DVM および XREF が PSFT ドメイン値と共に提供されています。

この値を変更する場合は、対応する全ての DVM および XREF に対する PeopleSoft ドメイン定義を更新する必要があります。

Fusion ドメイン

このフィールドの値は、アプリケーション インテグレーション フレームワークで使用されている値に対応する [FusionTalent] である必要があります。全ての DVM および XREF が FusionTalent ドメイン値と共に提供されています。

この値を変更する場合は、対応する全ての DVM および XREF に対する Fusion ドメイン定義を更新する必要があります。

主郵送先住所

従業員の主郵送先住所を決定するためにシステムで使用される住所タイプを選択します。

この値は、Fusion の従業員 HR 住所レコードのデフォルト郵送先住所として使用されます。さらに、Fusion の個人住所デフォルトを設定する際にもこの値が使用されます。

部門階層ツリー

特定のケースで従業員の管理者を決定するために、ここに入力した値が使用されます。

従業員の管理者は次に基づいて判断されます。

  1. 職務レコードの監督者 ID。

  2. 職務レコードに監督者 ID が存在しない場合は、その部門の管理者。

  3. ステップ 1 と 2 の管理者が従業員と同じ場合は、ここで指定した部門階層ツリーを使用して親部門が検索され、親部門の管理者が取得されます。

インバウンド デフォルト設定 ID

インバウンド Web サービス呼び出しに使用されるようにするデフォルトのインバウンド設定の ID を入力します。

Fusion からのデータの受信」を参照してください。

データ フィルタ オプション

このグループ ボックスのフィールドを使用すると、FT_EXTRACT プロセスの実行時にシステムによって抽出、変換、および Fusion に送信される従業員データをフィルタできます。

注: コントロール データは、これらのフィルタ オプションの影響を受けません。

Fusion に HR データを送信ページ」を参照してください。

フィールドまたはコントロール

定義

期間指定

システムでは、ここに入力した日付以降に [HR ステータス][アクティブ] である従業員のデータのみが抽出され、パブリッシュされます。

会社データ フィルタ オプション

データを抽出して Fusion にパブリッシュする際に会社でフィルタする方法を定義します。値は以下のとおりです。

全て: 全ての会社のデータを抽出およびパブリッシュします。

指定…: この値を選択すると使用可能になる[会社データ フィルタ] グリッドで指定した会社のデータのみを抽出してパブリッシュします。

法定区域データ フィルタ オプション

データを抽出して Fusion にパブリッシュする際に法定区域でフィルタする方法を定義します。値は以下のとおりです。

全て: 全ての法定区域のデータを抽出およびパブリッシュします。

指定…: この値を選択すると使用可能になる[法定区域データ フィルタ] グリッドで指定した法定区域のデータのみを抽出してパブリッシュします。

注: 現在、米国法定区域の指定のみが可能です。

セットID データ フィルタ オプション

データを抽出して Fusion にパブリッシュする際にセットID でフィルタする方法を定義します。値は以下のとおりです。

全て: 全てのセットID のデータを抽出およびパブリッシュします。

指定…: この値を選択すると使用可能になる[セットID データ フィルタ] グリッドで指定したセットID のデータのみを抽出してパブリッシュします。

グループ データ フィルタ オプション

データを抽出して Fusion にパブリッシュする際にグループでフィルタする方法を定義します。値は以下のとおりです。

全て: 全てのグループのデータを抽出およびパブリッシュします。

指定...: この値を選択すると使用可能になる[グループ データ フィルタ] グリッドで指定したグループ ID のデータのみを抽出してパブリッシュします。

注: システムでは、[絞込日] フィールドの日付以前に [HR ステータス] が [アクティブ] である従業員のデータのみが抽出され、パブリッシュされます。

注: データ フィルタの選択時に、フィルタ済みの従業員に対する割当監督者もフィルタ条件と一致していることを確認してください。割当監督者がフィルタ条件と一致していない場合は、データ変換のためにこれらの割当監督者を参照する従業員が自動的に選択されます。

フィルタ済み従業員の監督者を識別するには、これらの従業員の割当レコードを参照する必要があります。

異動区分/理由連番ページ (FT_JOB_ACT_SEQ) を使用して、関連する異動区分および理由にインバウンド インターフェイス連番を定義します。

画像: 異動区分/理由連番ページ

次の例では、異動区分/理由連番ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

異動区分/理由連番ページ

このページは、Fusion からインバウンド報酬データを受信するためにのみ必要です。Fusion は、従業員報酬から複数の異動区分を戻すことができます。このページでは、変更の処理順序が定義されます。連番は、異動および異動理由 (理由コード) 別です。インバウンド プロセスで使用される全ての異動区分と対応する理由コードを追加します。