ナビゲーションに戻る

Fusion へのデータの送信

ページ名

定義名

用途

Fusion に HR データを送信ページ

FT_XTRCT_RUN_CNTL

Fusion にコア HR データを送信します。

進捗レポート ページ

FT_PROG_RPT

抽出プロセスで処理されたインテグレーション オブジェクトの詳細が表示されます。

このページには、処理中のオブジェクトと完了したオブジェクトの両方に関する進捗が表示されます。

プロファイル データの移行ページ

FT_X_RUN_CNTL_TP

Fusion にプロファイル データを移行します。

"Fusion に HR データを送信" ページ (FT_XTRCT_RUN_CNTL) を使用して、Fusion にコア HR データを送信します。

画像: Fusion に HR データを送信ページ

次の例では、"Fusion に HR データを送信" ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

Fusion に HR データを送信ページ

プロセス リクエスト パラメータ

このグループ ボックス内のフィールドを使用して、変換プロセス用の上位レベルのパラメータを定義します。

注: [処理頻度] グループ ボックスは、アプリケーション エンジン プロセスのラン コントロール ページの標準コンポーネントです。ほとんどの場合、[常に処理] ラジオ ボタンをオンにします。

フィールドまたはコントロール

定義

リクエスト ID

リクエストの固有 ID を入力します。

説明

変換プロセス実行に関する任意の説明を入力します。

設定 ID

アウトバウンド設定 ID を入力します。この ID によって、生成された zip ファイルの名前付けと転送先が指示されます。通知オプションも定義されます。

設定ページ」を参照してください。

出力 Zip ファイル上書き

選択した設定 ID で指定されるファイル名とは異なる名前を入力する場合は、ここで入力します。

注: アウトバウンド zip ファイル名には、小文字の .zip 拡張子が必要です。したがって、ページを保存するとき、名前が検証され、必要な場合は小文字の .zip が含まれるように名前が更新されます。

フル データ パブリッシュ

全ての従業員のデータを抽出する場合にオンにします。

差分データ パブリッシュ

正常終了した前回の抽出プロセスの後に、個人または職務に関連するエンティティに変更があった従業員のデータのみを抽出する場合にオンにします。差分抽出プロセスには、正常終了した前回の抽出実行時間より最終更新日時が後の従業員が含まれます。

注: 差分ファイル ロード機能は、ファイル ベース ローダーでのみサポートされています。HR2HR を使用してデータを Fusion にロードする顧客は、差分抽出を実行できません。

データ行の 1 行のみが更新されたり新規に挿入された場合でも、個人および職務に対応する全ての行が抽出されます。

職務、個人または給与に関連のないエンティティについて、毎回フル データ抽出が処理されます。

従業員に個人に関連する変更のみがある場合は、個人に関連するデータのみが差分抽出に送信されます。

従業員に職務に関連する変更のみがある場合は、職務に関連するデータのみが差分抽出に送信されます。

[履歴の修正] モードで挿入された職務行について、Fusion では、従業員の後続の行を削除することによって変更が処理されます。

並列処理数

最大 15 の並列インスタンスで FT_EXTRACT アプリケーション エンジン プロセスを実行できます。このフィールドを使用して、実行する並列処理インスタンスの数を入力します。このフィールドは、[フル データ パブリッシュ] オプションを選択した場合のみ入力可能になります。

並列処理は、個人および職務に関連するエンティティに対してのみ機能します。所在地や部門など、その他のエンティティは連続モードで処理されます。

注: 実行可能な並列インスタンスの最大数は、プロセス スケジューラ設定の PSAESRV 最大インスタンスの値、およびサーバー定義のアプリケーション エンジン最大プロセス数の値によって決まります。最適なパフォーマンスを得るために、システムの使用可能なメモリに基づいて [並列処理数] の値を選択します。

並列インスタンスのいずれかが [未完了] の結果で終了した場合は、親アプリケーション エンジンも [未完了] になります。

進捗レポート

クリックすると、進捗レポート ページにアクセスして、抽出プロセスで処理されたインテグレーション オブジェクトの詳細を表示できます。

進捗レポート ページ」を参照してください。

変換プロセス

このグループ ボックス内のフィールドによって、[実行] ボタンをクリックすると処理されるコア HR データのタイプが決まります。

フィールドまたはコントロール

定義

選択

変換プロセスに含めるコア HR データのタイプの横にあるチェック ボックスをオンにします。

プロセス

変換プロセス全体に含めることができるコア HR データのさまざまなプロセスがリストされます。

ここにリストされているアイテムごとに、個別のアプリケーション エンジン プロセスがあります。各プロセスで 1 つ以上のフラット ファイルが生成されます。FT_EXTRACT は、ここで選択した各アプリケーション エンジン プロセスを呼び出す管理プログラムです。

説明

変換プロセス実行に関する任意の説明を入力します。

TM (Talent Management)、WFC (Workforce Compensation)

データ タイプを適用するのが Fusion Talent Management か Fusion Workforce Compensation かを指定します。

プロセス依存

特定タイプのデータ変換に対する依存がリストされます。変換に含めるデータ タイプを選択する際は、これらの依存に十分注意してください。

変換プロセスの実行

[実行] ボタンをクリックして、FT_EXTRACT アプリケーション エンジン プロセスを開始します。このプロセスは、[変換プロセス] グループ ボックスで選択したアプリケーション エンジン プロセスを呼び出し、指定されたデータを抽出します。次に、Fusion Talent Management および Fusion Workforce Compensation で読み取り可能なフォーマットにデータを変換し、指定の設定 ID で定義した FTP サーバーに単一の zip ファイルとして転送します。

プロセスで発生したエラーは、エラー サマリ ページで確認できます。エラーを確認した後に、必要に応じて FT_EXTRACT プロセスを再実行できます。

注: FT_EXTRACT プロセスでは、Fusion 統合インストール オプション ページで定義したデータ フィルタ オプションに基づいて、抽出された従業員データが絞り込まれます。ただし、これらのデータ フィルタ オプションはコントロール データに適用されません。

注: FT_EXTRACT プロセスでは、パイプ文字 (|) を含むデータ値をサポートしていません。

進捗レポート ページ (FT_PROG_RPT) を使用して、抽出プロセスで処理されたインテグレーション オブジェクトの詳細を表示します。

画像: 進捗レポート ページ

次の例では、進捗レポート ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

進捗レポート ページ

フィールドまたはコントロール

定義

オブジェクト タイプ

クリックすると、グループ ボックス内のオブジェクト タイプに関する詳細がページ下部に表示されます。グループ ボックスには、オブジェクト タイプに関連付けられた各インテグレーション オブジェクトとそのステータス、合計行数、およびエラー行数がリストされます。

エラー ログ

エラー行があるインテグレーション オブジェクトについては、このリンクをクリックして、対応するプロセス インスタンスおよびインテグレーション オブジェクトの "変換エラー確認 - エラー サマリ" ページにアクセスします。

プロファイル データの移行ページ (FT_X_RUN_CNTL_TP) を使用して、Fusion にコア HR データを送信します。

画像: プロファイル データの移行ページ

次の例では、プロファイル データの移行ページのフィールドおよびコントロールを説明します。

プロファイル データの移行ページ

フィールドまたはコントロール

定義

タレント プロファイル移行プロセス実行

タレント プロファイル移行プロセス (FT_EXTRCT_TP) を実行すると、[実行] ボタンは使用不可になります。これは、通常、このプロセスを実行するのは 1 回のみであるためです。このプロセスを再度実行する必要が生じた場合は、[タレント プロファイル移行プロセス実行] を選択すると [実行] ボタンが再度有効になります。

注: プロファイル データを PeopleSoft HCM から Fusion に移行した後は、いかなる変更もプロファイル データに渡されません。従業員のデータを再送信する必要がある場合は、最初に、その従業員の FT_XTRCT_EMPLID レコードの FT_PROF_MIGR_DATE を Null に設定する必要があります。

プロセス リクエスト パラメータ

フィールドまたはコントロール

定義

リクエスト ID

移行に固有のリクエスト ID を入力します。

説明

移行に関する任意の説明を入力します。

設定 ID

アウトバウンド設定 ID を入力します。この ID によって、生成された zip ファイルの名前付けと転送先が指示されます。

設定ページ」を参照してください。

出力 Zip ファイル上書き

選択した設定 ID で指定されるファイル名とは異なる名前を入力する場合は、ここで入力します。

注: アウトバウンド zip ファイル名には、小文字の .zip 拡張子が必要です。したがって、ページを保存するとき、名前が検証され、必要な場合は小文字の .zip が含まれるように名前が更新されます。

電子メール受信者上書き

ファイル作成時に電子メール通知に対して指定した電子メール受信者とは別の受信者を入力する場合。

プロファイル データのみプロファイルおよび評価者データ

プロセスで移行するのはプロファイル データのみか、またはプロファイルと評価者データの両方かを選択します。

移行プロセスの実行

[実行] ボタンをクリックして、FT_EXTRCT_TP アプリケーション エンジン プロセスを開始します。このプロセスは、プロファイル データおよび評価者データを抽出して、Fusion Talent Management および Fusion Workforce Compensation で読み取り可能なフォーマットにデータを変換し、指定の設定 ID で定義した FTP サーバーに単一の zip ファイルとして転送します。

注: FT_EXTRCT_TP プロセスでは、Fusion 統合インストール オプション ページで定義したデータ フィルタ オプションに基づいて、抽出された従業員関連のタレント プロファイルが絞り込まれます。ただし、非従業員関連のタレント プロファイルまたはタレント プロファイル コンテンツ データを抽出する場合は、これらのデータ フィルタ オプションは使用されません。