部門の管理

[従業員 ID] を選択した場合、このフィールドが入力可能になります。管理者の ID を選択します。ここで選択する管理者 ID は、この部門に所属する全従業員の職務レコードでデフォルトの監督者 ID になります。組織内にさらに階層がある場合は、デフォルト値を上書きします。

[ポジション] を選択して、この部門のポジションが既に作成されている場合は、管理者のポジション番号を選択します。このフィールドは省略可ですが、入力しておくと、部門階層データなどのレポート作成の際に役立ちます。

[従業員 ID] フィールドには、現在そのポジションについている従業員の氏名と従業員 ID が表示されます。

PeopleSoft ヒューマン リソース管理で予算を処理している場合は、予算年度の最終月日を入力します。この日付がこの部門の全てのポジションに適用されます。

この部門に定義される予算レベルを、[部門]、[職務コード]、[ライン項目]、[ポジション番号]、または [なし] の中から選択します。

部門の納税地域を指定します。入力した納税地コードは、この部門の従業員の税配分ページ (TAX_DISTRIBUTION または TAX_DIST_CAN) にロードされます。この情報は、従業員ごとに上書きできます。

会社に適合する業界委員会を選択します。これは、必要に応じて部門レベルで上書きできます。

会社の NACE コードを入力します。

北米産業分類体系 (NAICS) は、比較可能な産業統計を作成するための、カナダ、メキシコ、およびアメリカ向けの共通フレームワークです。これは、セクター (2 桁コード)、サブセクター (3 桁コード)、産業グループ (4 桁コード)、および産業 (5 桁コード) で構成された階層構造になっています。階層の各レベルで、前のレベルからの数字が付加されます。たとえば、医療保険の NAICS-2007 セクター コードが 62 の場合、医療保険のサブセクター、産業グループ、および産業コードは全て 62 で始まります。

[産業セクター CAN] フィールドを使用して、部門に対する 2 桁のセクター コードを選択します。多数の産業が含まれるセクターには、複数のセクター コードがあります。セクター レベルではコード間に違いはありませんが、部門の産業に対して正しい数字を示すコードを選択することをお勧めします。たとえば、製造業セクターでは 31、32、または 33 を使用できますが、産業グループが 3151 の衣類製造業の場合は、セクター コードとして 31 を選択します。

コードには有効日があるため、新しいコードがパブリッシュされたときはこのフィールドを簡単に更新できます。たとえば、NAICS-2007 のコードが 2007 年 1 月 1 日に有効になった場合、有効日がこの日付以降の行のエントリのみが使用可能になります。

部門の産業グループに対する 4 桁の NAICS コードを入力します。NAICS コードはカナダの雇用機会均等レポートで使用され、雇用機会均等レポート (PER101CN) に表示されます。

新しい NAICS コードがパブリッシュされた場合は、有効日付きの新しい行を作成して、部門の産業グループ コードの変更を取得します。

カナダの教職員調査で報告される 3 文字のコードを入力します。このフィールドは、高等学位を授与するカナダの機関のみが対象です。

教職と部門を関連付けるコードを選択します。教職コードは、教職コード テーブルで設定され、医療カテゴリと教職の関連付けに使用されます。この部門に関連付けられている教職コードによって、カナダ教職員調査で報告される医療カテゴリが特定されます。このフィールドは、高等学位を授与するカナダの機関のみが対象です。

コードを選択します。

この部門の事業所 ID を選択します。フランスの社会保障管理局では、特定の事業所で過去 3 年間に起きた労働事故数に基づいたリスク コードを指定します。各事業所は、事業所内で発生した労働事故数に応じて労働災害基金に拠出する義務があります。労働事故の発生件数が多いほど、拠出負担額が多くなります。

Global Payroll for France を使用している場合、このフィールドは必須です。PeopleSoft ヒューマン リソース管理: ポジション管理を使用している場合は、このフィールドの値が従業員の職務レコードにデフォルトとして使用されます。

リスク コードのリストから値を選択します。ここで入力するリスク コードに基づいて、フランスの社会保障基金への拠出金の率を部門レベルで設定します。

[リスク コード] フィールドで選択したリスク コードに対する AT セクションを選択します。リスク コードと AT セクションは、事業所に対して定義されます。事業所に対して複数の AT セクションが定義されている場合は、使用する AT セクションをこのフィールドで指定します。

この部門に適用する健康保障や消防保障などの機能カテゴリを選択します。ここで選択するオプションは、米国連邦政府に提出する雇用機会均等に関するレポートに影響します。

会社の分類ユニットを入力します。この情報は、分類ユニット テーブルから取得されます。このデータは、事故障害リハビリ補償保険 (ARCI) の事業主保険料の計算に使われます。

該当する高等教育機関のユニット コードを入力します。

この部門の 4 桁のオーストラリア公的機関コードを入力します。

この部門に対するコスト センターを指定します。

この部門の有資格の従業員に終身在職権を与えることができる場合に、チェック ボックスをオンにします。

この部門にコミットメント会計処理を使用する場合に、チェック ボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、このグループ ボックス内の他のページ項目が入力可能になります。

部門グループの累計予算は、ここに入力した部門に集計されます。

ここで入力する部門は、現在定義している部門と同じセットID に含まれ、セキュリティ ツリーの上位に位置している必要があります。たとえば、部門 00010 と 00012 はセキュリティ ツリー上、部門 00005 よりも下位に位置付けられ、同じセットID である場合、部門 00010 と 00012 の [部門予算] に部門 00005 を指定できます。部門 00010 と 00012 の予算は部門 00005 の予算として 1 つにまとめられます。

「ツリー ベースのデータ権限の設定と割り当て」を参照してください。

この部門にコミットメント会計のエンカンバランス処理を使用する場合に、チェック ボックスをオンにします。

この部門にコミットメント会計の実績配分の処理を使用する場合に、チェック ボックスをオンにします。

エンカンバランス計算に影響を与える可能性がある、職務データやポジション データに対する変更の処理方法を選択します。

選択した処理オプションごとに、職務データやポジション データに対する変更が重要と見なされるかどうかによってアクションが異なります。職務データ コンポーネントにおける重要な変更には、採用、再雇用、および兼務の追加が含まれます。ポジション データ コンポーネントにおける重要な変更には、ポジションの作成、ポジションの人員数の増加、ポジションを非アクティブからアクティブに変更、ポジションのプレエンカンバランスを [なし] または [人材募集] から [即時] に変更が含まれます。

次の表に、選択できる処理オプションを示します。

このチェック ボックスは、選択した処理オプションが [全て] または [重要] の場合のみ選択できます。

ユーザーが職務データまたはポジション データに対する変更を保存しようとしたときに、リアルタイム予算チェックを即時に実行する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

ユーザーが職務データまたはポジション データに対する変更を保存しようとしたときに、ポップアップ ウィンドウを表示する場合は、このチェック ボックスをオフにします。ユーザーはポップアップ ウィンドウを使用して、予算チェックを即時に実行するか、または予算チェックを実行せずにトランザクションを保存するかを選択できます。ユーザーが予算チェックを行わない場合は、職務別予算確認ページまたはポジション別予算確認ページから処理可能なトランザクションが生成されます。

このチェック ボックスをオンにすると、PeopleSoft 勤務管理に入力したタスク情報が、コミットメント会計の実績の配分処理に取り込まれます。このチェック ボックスは、PeopleSoft 勤務管理のユーザーにだけ適用されます。

このチェック ボックスをオンにすると、実績の配分プロセスでは、勤務管理タスクの入力ごとに 1 つずつエントリが作成されます。次に、適切な比率 (労働コスト配分に使用されるのと同じ比率) で支給が配分されます。