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支給グループの設定

支給グループを設定するには、支給グループ テーブル コンポーネント (PAYGROUP_TABLE) を使用します。

次の各トピックでは、支給グループの概要および設定方法について説明します。

ページ名

定義名

用途

支給グループ テーブル - 定義ページ

PAYGROUP_TABLE1

支給グループを設定します。

プロセス コントロール ページ

PAYGROUP_TABLE2

特定の支給グループに含まれる従業員の従業員タイプ オプションを設定します。

支給グループ テーブル - 計算パラメータ ページ

PAYGROUP_TABLE3

支給グループに対する詳細な給与計算パラメータを定義します。

(USA) FLSA 支給期間定義ページ

FLSA_PERIOD_SBPNL 

(USA) 支給グループの FLSA 計算に使用する FLSA 支給期間定義およびその他のパラメータを指定します。

(E&G) 教育/公的機関の追加支給コード ページ

PAYGRP_TBL3_HP_SEC

(E&G) 教育/公的機関の支給コードを追加します。

HCM で使用する給与計算システムを導入する際、支給グループの設定は特に重要な作業の 1 つになります。たとえば、福利厚生や支給の内容によって、従業員に対し異なる支給グループを作成します。

支給グループの情報は、給与計算を処理する場合だけでなく、ヒューマン リソース管理で職務レコードや福利厚生プログラムを設定するときにも必要になります。人事・労務管理メニューの各ページ フィールドのデフォルト値の多くは、支給グループ テーブル コンポーネント (PAYGROUP_TABLE) で指定する支給グループの値に基づいたものです。会社テーブル コンポーネント (COMPANY_TABLE) で設定した各会社について、少なくとも 1 つの支給グループを設定します。

会社情報の入力」を参照してください。

(USF) 機関情報の入力」を参照してください。

支給グループの設定

支給グループの設定場所は、使用する給与計算アプリケーションによって異なります。

  • PeopleSoft Payroll for North America

    PeopleSoft Payroll for North America を使用している場合は、このトピックで説明する支給グループ テーブルのページと『PeopleSoft Payroll for North America』で説明されている支給グループ テーブルのページを使用します。

    PeopleSoft Payroll for North America』「Understanding Pay Groups[英語版] を参照してください。

  • PeopleSoft 給与計算インターフェイス

    PeopleSoft 給与計算インターフェイスを使用している場合は、このトピックで説明する支給グループ テーブルのページと『PeopleSoft Payroll Interface』で説明されている支給グループのページを使用します。

    PeopleSoft Payroll Interface』「Understanding Payroll Schedules[英語版] を参照してください。

  • PeopleSoft グローバル ペイロール

    PeopleSoft グローバル ペイロールを使用している場合は、このアプリケーションの支給グループ コンポーネントを使います。

    PeopleSoft Global Payroll』「Defining Pay Groups[英語版] を参照してください。

  • PeopleSoft 給与計算アプリケーション以外の給与計算システム

    PeopleSoft 給与計算アプリケーションを使用していない場合は、このトピックで説明する支給グループ テーブルのページを使用します。

  • PeopleSoft Pension Administration

    PeopleSoft Pension Administration を使用する場合は、年金受給者の会社に対する支給グループも設定します。Pension Administration では、年金給付の支給には支給グループを使用しません。

    『PeopleSoft Pension Administration』を参照してください。

注: 複数の給与計算アプリケーション (Payroll for North America とグローバル ペイロールなど) を使用している場合は、それぞれのアプリケーションに必要な支給グループを設定してください。そうでない場合は、使用するアプリケーションに必要な支給グループだけを設定します。会社と支給グループのキーは、給与計算アプリケーションに対して一意である必要があります。したがって、複数の給与計算アプリケーションに対して、同じキーの組み合わせを使用しないでください。

支給グループ テーブルの使い方

支給グループ テーブル コンポーネントは 9 ページで構成されます。ヒューマン リソース管理では、このコンポーネントの最初の 3 ページのみが情報を入力するために使用されます。これはこの 3 つのページで入力した情報が、HCM の全てのアプリケーションで使用されるためです。コンポーネントの最後の 6 ページは、Payroll for North America で使用されます。一部は給与計算インターフェイスでも使用されます。

支給グループ テーブル - 定義ページ (PAYGROUP_TABLE1) を使用して、支給グループを設定します。

画像: 支給グループ テーブル - 定義ページ

次の例では、"支給グループ テーブル - 定義" ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

支給グループ テーブル - 定義ページ

フィールドまたはコントロール

定義

支給グループ

このページを開く際に指定した支給グループが表示されます。

注: 従業員の職務レコードでは、支給グループのデフォルト値は会社に基づいて決定されます。

セットID

支給グループの従業員が使用するシフト テーブルのセットID を選択します。シフト テーブルを使用しない支給グループには、汎用のセットID を使用します。

退職者支給グループ

退職者支給グループの場合は、チェック ボックスをオンにします。退職者は、退職者用の支給グループにまとめておくことをお勧めします。このチェック ボックスに関連する処理はありません。

PI 構成 ID (給与計算インターフェイス構成 ID)

該当する場合は、オンにします。PI 構成 ID は、給与計算インターフェイスの構成テーブル コンポーネント (INTRFC_CONFIG) を使用して設定します。そちらのコンポーネントを先に設定しておくか、またはこのフィールドをこの時点では空白にしておく必要があります。

注: 必ず給与計算インターフェイス用の値を入力してください。PI 構成 ID が正しく設定されていないと、給与計算インターフェイスでの給与計算処理が正しく行われません。詳細については、『PeopleSoft Payroll Interface』を参照してください。

控除優先度

支給グループの控除優先度を入力します。会社に対し小切手の一括支払オプションが設定されていない場合に、複数の職務を兼任する従業員に対して控除優先度が使用されます。

デフォルト従業員タイプ

この支給グループで最も一般的な従業員タイプを選択します。この値は、この支給グループの従業員職務レコードのデフォルトとして使用されます。このページで入力するデフォルト値は、福利厚生プログラム テーブルの値で検証されます。そのため、このテーブルを先に設定しておく必要があります。テーブルが設定されていない場合は、このフィールドを空白のままにしておきます。有効値は以下のとおりです。

  • 給与所得: 累計勤務時間数ではなく、支給期間ごとに設定された金額を基に給与が支給される従業員に選択します。この場合も、例外をペイシートに入力できます。

  • 時間給: 各支給期間の勤務時間数が一定でない従業員にこの値を選択します。通常、時間給の従業員は勤務時間レポートが必要です。この場合、勤務時間数をペイシートに入力します。

  • 例外時給: 各支給期間の勤務時間数が一定である従業員にこの値を選択します。例外的な勤務についてのみペイシートに入力します。

  • 該当なし: 該当する値がない場合に選択します。

(CAN) 賃金補償プランのデフォルト

支給グループの賃金補償プランのデフォルト値を指定します。このデフォルト値により、従業員の税データ レコードが自動作成されるたびに、所得税データ CAN ページで従業員に適切な賃金補償プランが割り当てられます。

周期

フィールドまたはコントロール

定義

支給

支給期間の周期を選択します。

注: 給与に関するページで従業員の給与レートが計算される周期が支給期間と同じ周期 (たとえば月次など) である場合は、支給の周期と給与の周期に、同じ周期 ID を使用する必要があります。

日次

Payroll for North America で日次給与レートを計算するために使用される周期を選択します。周期テーブルで周期タイプが日次に設定されている周期だけが選択可能です。

月次

Payroll for North America で月次給与レートを計算するために使用される周期を選択します。周期テーブルで周期タイプが月次に設定されている周期だけが選択可能です。

一般会計使用

以下のフィールドは、PeopleSoft 一般会計で使用されます。

フィールドまたはコントロール

定義

レート タイプ

リストから該当する値を選択します。

変換日

有効値は、[小切手発行日]、[支給終了日]、および [今日の日付] です。

プロセス コントロール ページ (PAYGROUP_TABLE2) を使用して、特定の支給グループに含まれる従業員の従業員タイプ オプションを設定します。

画像: プロセス コントロール ページ

次の例では、プロセス コントロール ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

プロセス コントロール ページ

従業員レコードに従業員タイプを割り当てる前に、このページでオプションを設定します。たとえば、月次給与グループは給与所得者だけで構成し、隔週支給グループは時間給所得者と例外時間給所得者で構成することができます。

エラーのまま継続

フィールドまたはコントロール

定義

エラーのまま継続

チェック ボックスをオンにすると、給与計算プロセスで非致命的計算エラーが発生した場合でも支給の確認プロセスが続行されます。エラーが発生したペイシートは指定の不定期カレンダーに移動され、不定期処理の実行時に修正されます。

注: 1 つの給与計算実行 ID に関連付けられた全ての支給グループで、このページの [エラーの確認] オプションの設定を同じにする必要があります。この条件が満たされていない場合、その給与計算実行 ID でエラーが発生したペイシートは移動されません。

支給終了日エラー オプション

この値は、支給カレンダー作成プロセスで支給カレンダーを設定するときに使用されます。エラーの発生したペイシートが移動される不定期支給カレンダーの日付を選択します。

[翌日] を選択した場合は、支給カレンダー作成プロセスによって、それぞれの定期支給カレンダーにつき 1 つの不定期支給カレンダーが作成されます。不定期カレンダーの支給終了日は、定期支給カレンダーの支給終了日の 1 日後になります。たとえば、定期カレンダーの支給終了日が 5 月 31 日である場合、不定期カレンダーの支給終了日は 6 月 1 日です。

警告 ユーザーが独自に支給終了日を入力する場合は、移動した給与計算行を計算する前に、その日付の支給カレンダーが作成されていることを必ず確認してください。

プロセス コントロール

フィールドまたはコントロール

定義

産業

組織の主な業務内容 ([主要][教育産業][官公庁][小売業] など) を選択します。

産業セクター

[なし]、[主要]、[公的機関]、または [US 政府] を選択します。

支給グループの従業員タイプ

フィールドまたはコントロール

定義

従業員タイプ

[時間給]、[例外時間給][給与所得] など、この支給グループで有効なオプションを選択します。PeopleSoft Payroll for North America を使用する場合は、給与計算処理パラメータも指定する必要があります。または、PeopleSoft Payroll for North America によって支給を受ける従業員については、[ペイシートの印刷] をデフォルトとして選択したままにしておきます。

注: 支給グループに特定の従業員タイプが指定されていない場合、ユーザーは従業員に対しそのタイプを設定できません。たとえば、支給グループに給与所得の従業員タイプが指定されていない場合は、従業員が雇用されたときに、職務情報の従業員タイプに給与所得の値を指定できません。

ペイシートの印刷

PeopleSoft Payroll for North America を使っている場合、ペイシートを印刷するときにこの従業員タイプの従業員を必ず含むようにする場合は、このチェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスがオフになっていても、従業員タイプはペイシートに表示されます。

注: [要確認 - ペイシート上の給与額に対する確認が必要] チェック ボックス、または [要確認 - ペイシート上の支給期間に対する部分的な確認が必要] チェック ボックスがオンの場合は、このチェック ボックスをオンにする必要があります。

ペイシート上の給与額に対する確認が必要

PeopleSoft Payroll for North America を使用している場合、ペイシートの [支給可] フィールドをデフォルトでオフにする場合は、このチェック ボックスをオンにします。[支給可] フィールドでは、従業員に対する支給を行うか、確認するまでレコードを保留するかを指定します。つまり、支給計算では [支給可] がオンになっている従業員に対する処理だけが行われます。このオプションを選択する場合は、[ペイシートの印刷] もオンにする必要があります。

通常、時給の従業員は、給与の支払いを受けるために勤務時間数を入力する必要があります。このため、確認作業が必要な場合があります。ペイシートに従業員の勤務時間数を入力したら、手動で [支給可] を選択して、従業員への給与支給が行われるようにします。

例外時給および給与所得の従業員の場合、通常は必要時にのみ例外時間を入力します。そのため、確認作業は必要ありません。例外時給および給与所得の従業員には、支給周期ごとに基本給与や時給が支払われます。これはペイシートの作成時に [支給可] チェック ボックスがオンに設定されているためです。

ペイシート上の支給期間に対する部分的な確認が必要

PeopleSoft Payroll for North America を使用している場合、ペイシートの [支給可] チェック ボックスを制御するには、このチェック ボックスをオンにします。従業員の採用、雇用終了、職務変更、給与レート変更など、職務レコードの変更が期間中に発生すると、支給期間の一部に対するレコードが比例配分によって作成されます。通常、給与を比例配分するには、このチェック ボックスをオフにして確認が不要であることを示し、ペイシートで [支給可] をオンにします。それに対して従業員の比例配分を手動で確認したい場合は、このチェック ボックスをオンにします。ペイシート上で支給の調整を行ってから [支給可] チェック ボックスをクリックすることができます。このオプションを選択する場合は、[ペイシートの印刷] もオンにする必要があります。

計算パラメータ ページ (PAYGROUP_TABLE3) を使用して、支給グループに対する詳細な給与計算パラメータを定義します。

画像: 支給グループ テーブル - 計算パラメータ ページ

次の例では、"支給グループ テーブル - 計算パラメータ" ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

支給グループ テーブル - 計算パラメータ ページ

支給グループ情報

フィールドまたはコントロール

定義

支給プログラム ID

この支給グループの従業員レコードに対するデフォルト値を選択します。支給プログラム ID は、Payroll for North American または給与計算インターフェイスの支給プログラム テーブル コンポーネント (EARNS_PROGRAM_TBL) を使用して設定します。そちらのコンポーネントを先に設定しておくか、またはこのフィールドをこの時点では空白にしておく必要があります。

支給プラン

(USF) この支給グループに割り当てる支給プランを選択します。

休日スケジュール

支給グループの休日スケジュールを選択します。所在地プロファイル ページの [休日スケジュール] フィールドを空白にした場合に、このページで指定した休日スケジュールが、従業員の職務レコードのデフォルトとして使用されます。このため、休日スケジュール テーブルを先に設定しておくか、またはこのフィールドをこの時点では空白にしておく必要があります。

注: 給与計算インターフェイスでサードパーティの給与計算システムを使用して休暇手当の処理を行う場合は、休日スケジュール コンポーネントで "NONE" という休日スケジュールを設定します。

デフォルト福利厚生プログラム

支給グループのデフォルトの福利厚生/控除プログラムを選択します。選択したデフォルトの福利厚生/控除プログラムは、従業員の職務レコードのデフォルトとして使用されます。このページで入力するデフォルト値は、福利厚生管理の福利厚生/控除プログラム テーブルと照らし合わせて検証されます。そのため、テーブルを先に設定しておくか、またはこのフィールドをこの時点では空白にしておく必要があります。

遡及支払プログラム ID

支給グループに関連付ける遡及支払プログラムを選択します。遡及支払プログラムで、遡及支払計算に使用される支給コードが識別されます。

各遡及支払プログラムでは、遡及支払に適格な支給コードをリストし、これらの各支給コードについて、遡及支払の支給に使用する支給コードを指定します。

遡及支払プログラムは、遡及支払プログラム コンポーネントで定義します。

PeopleSoft Payroll for North America』「Program Table Page[英語版] を参照してください。

遡及支払トリガ プログラム ID

支給グループに関連付ける遡及支払トリガ プログラムを選択します。遡及支払トリガ プログラムは、遡及支払リクエストを作成する (職務レコードやその他支払データ レコードの) レコードおよびフィールド変更を制御します。次に、遡及支払計算プロセスではこれらのリクエストを処理して、変更に起因して支払う遡及支払額がある場合はその額を決定します。

遡及支払トリガ プログラムは、遡及支払トリガ プログラム コンポーネントで定義します。

PeopleSoft Payroll for North America』「Retro Pay Trigger Program Page[英語版] を参照してください。

注: PeopleSoft Payroll for North America 9.1 より前のリリースでは、遡及リクエストは遡及支払トリガ プログラムではなく PeopleCode を使用して生成されていました。これらの初期リリースからアップグレードする場合は、修正モードを使用して、このページの現在および履歴の行について遡及支払トリガ プログラムを入力してください。遡及支払トリガ プログラムがない遡及支払プログラムの行がある場合は、このコンポーネントに変更内容を保存できません。

最終小切手プログラム ID

支給グループに対するデフォルトの最終小切手プログラムを指定する場合に、支給グループの最終小切手処理に使用される支給、控除、および累計を識別する最終小切手プログラム ID を選択します。

FLSA 適用

(USA) この支給グループに FLSA の規定を適用する場合は、このチェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオンにすると、[FLSA 支給期間定義] ボタンが表示されます。このチェック ボックスをオフにすると、このボタンは表示されず、FLSA 支給期間の定義はできません。

FLSA 機能は Payroll for North America 専用です。このチェック ボックスは、FLSA 処理が FICA/税詳細ページ ("会社テーブル - デフォルト設定" ページからアクセスします) で有効化され、また該当する場合は各グループに対して有効化されている場合にのみページに表示されます。

注: FLSA が会社に対して有効化されていない場合、その会社内の支給グループに対して有効化することはできません。会社レベルで有効化すれば、支給グループ レベルで有効化する必要はありません。ただし、支給グループに対して FLSA を適用する場合は、会社と支給グループの両方のレベルで FLSA を有効化する必要があります。

注: (USF) FLSA が全ての機関または機関のほとんどの支給グループに必要な場合は、[FLSA 適用] チェック ボックスをオフにし、FLSA の要件を機関テーブルに定義します。機関テーブルで [FLSA 適用] チェック ボックスがオフの場合は、支給グループの FLSA ルールが [FLSA /契約] にデフォルト設定されることに注意してください。

注: FLSA 計算の対象にする従業員は、FLSA 対象のステータスを持ち、FLSA 支給グループに属している必要があります。

注: 支給グループの設定時に、FLSA 計算用に異なる超過勤務手当コードを使用している 2 つの異なる会社で、同じ支給グループ ID を使用しないでください。

FLSA 支給期間定義

(USA) このボタンをクリックすると、FLSA 支給期間定義ページにアクセスできます。

支給

このグループ ボックスを使い、各支給タイプの支給コードを定義します。

フィールドまたはコントロール

定義

標準勤務時間

標準勤務時間の支給タイプに対する支給コードを選択します。

超過勤務時間 (超過勤務時間の支給タイプ)

超過勤務時間の支給タイプに対する支給コードを選択します。

基本支給

基本支給タイプに対する支給コードを選択します。

休日

ペイシートの作成時に、支給期間内で休日が検出された場合、このフィールドに関連付けられた支給コードが使われます。休日スケジュール テーブルの休日タイプがカナダのものである場合は、ペイシートで法定休日支給を設定するために、この支給コードが使われます。

注: (USF) 従業員の支給期間全体が無給ステータスの場合、ペイシートに休日支給コードは入力されません。

払戻

US の貯蓄債券の選択を取り消す従業員、または年間購入限度のために購入が一時停止されている従業員への返金に使用する支給コードを入力します。

重要 払戻支給コードは適切に設定する必要があります。"支給テーブル - 税" ページで、総額に加算および [支給残高管理] チェック ボックスをオンにして、支給コードが課税対象にならないようにする必要があります。

PeopleSoft Payroll for North America』「Earnings Table - Taxes Page[英語版] を参照してください。

(USF) US 連邦政府

追加支給コードを指定します。

フィールドまたはコントロール

定義

無給時間

全支給期間にわたって従業員の無給での休暇、または短期または長期の障害休暇が検出された場合に、ペイシートに入力する支給コードを入力します。

注: 無給時間は、従業員の支給期間全体が無給ステータスの場合にのみ、ペイシートに入力されます。

利息支給コード

遅延がカレンダー日で 30 日を超えている遡及支払に対する利息の支払に使用する支給コードを入力します。

PeopleSoft Payroll for North America』「(USF) Managing Interest Calculations on Retro Pay[英語版] を参照してください。

FLSA 支給期間定義ページ (FLSA_PERIOD_SBPNL) を使用して、支給グループの FLSA 計算に使用する FLSA 支給期間定義およびその他のパラメータを指定します。

画像: FLSA 支給期間定義ページ

次の例では、FLSA 支給期間定義ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

FLSA 支給期間定義ページ

FLSA 支給期間定義ページに表示される内容は、選択したオプションによって異なります。次の表に、[FLSA 支給期間定義] で選択した値に応じてページに表示されるフィールドを示します。

FLSA 支給期間定義

[FLSA 使用有給時間]: [固定有給時間] または [実績有給時間]

基準式の使用

FLSA カレンダー ID

FLSA 支給日数

FLSA 超過時間数

固定 FLSA 期間および [固定有給時間] を選択し、[基準式の使用] をオフ

X

X

X

X

 

固定 FLSA 期間および [固定有給時間] を選択し、[基準式の使用] をオン

X

X

 

 

 

固定 FLSA 期間および [実績有給時間] を選択

X

 

X

X

 

法執行

 

 

X

X

X

消防保障

 

 

X

X

X

フィールドまたはコントロール

定義

FLSA 支給期間定義

以下から該当する期間定義を選択します。

  • 固定 FLSA 期間: 7 日間または 14 日間。7 がデフォルトです。

  • 消防保障: 7 日間から 28 日間。

  • 法執行: 7 日間から 28 日間。

  • ユーザー定義の FLSA 支給期間定義も、リストから選択することができます。

固定 FLSA 期間 を選択した場合、期間は 7 日間または 14 日間のいずれかになります。超過時間数は法執行および消防保障の従業員にのみ適用されるため、固定 FLSA 期間が選択された従業員には FLSA 超過時間数は表示されません。

FLSA 使用有給時間

フィールドまたはコントロール

定義

固定有給時間

従業員の職務レコードに入力した標準時間を使用する場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、[基準式の使用] チェック ボックスが表示されます。

基準式の使用

このチェック ボックスをオンにすると、[FLSA カレンダー ID] および [FLSA 支給日数] のチェック ボックスは表示されなくなります。基準式は、月または半月単位の支給周期でのみ使用されます。FLSA 支給期間は支給カレンダーの期間と同じだと見なされるため、FLSA カレンダー ID は不要になります。このチェック ボックスをオンにした場合、職務情報のページで勤務日の勤務時間のフィールドに情報を入力する必要が生じます。

実績有給時間

給与が支払われる従業員が 1 週間に実際に勤務した時間数に基づいてその従業員の FLSA レートを決定する場合は、このチェック ボックスをオンにします。

FLSA カレンダー ID

FLSA カレンダーの ID を選択します。FLSA カレンダー ID は、FLSA カレンダー テーブル ページの FLSA 期間開始日および [FLSA 支給日数] フィールドに関連付けられています。これらのフィールドを使用して、FLSA 期間の開始日と終了日が定義されます。したがって、支給グループでは、FLSA カレンダー ID を使用して FLSA 期間が決定されます。このフィールドは、基準レート式を選択した場合は表示されません。固定 FLSA 期間を選択した場合は、有効値リストには FLSA 支給日数が 7 または 14 の FLSA カレンダー ID のみが表示されます。[消防保障] または [Law Enforcement] を選択した場合は、有効値リストには 7 日間から 28 日間の FLSA カレンダー ID が表示されます。

FLSA 支給日数

FLSA 支給期間の長さ、つまり FLSA 開始日から FLSA 終了日までの日数です。この日数は自動的に表示されます。FLSA カレンダー テーブルで定義した FLSA 支給日数に基づいて決定されます。このフィールドは表示専用です。

FLSA 超過時間数

消防保障および法執行の従業員がこの時間数を超えて勤務すると、FLSA レートが適用されます。どちらのタイプの職務にも、FLSA の規定により異なるさまざまな超過時間数が定義されています。どちらの超過時間数の一覧表も、PeopleSoft に標準で用意されており、FLSA 期間テーブルに定義されています。必要に応じて、ユーザーが異なる超過時間数の一覧表を含む FLSA 期間定義を作成することもできます。

PeopleSoft Payroll for North America』「Overview of FLSA Calculations[英語版] および PeopleSoft Payroll for North America』「Multiplication Factors in FLSA Calculations[英語版] を参照してください。

教育/公的機関の追加支給コード ページ (PAYGRP_TBL3_HP_SEC) を使用して、教育/公的機関に対する支給コードを追加します。

画像: 教育/公的機関の追加支給コード ページ

次の例では、教育/公的機関の追加支給コード ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

教育/公的機関の追加支給コード ページ

各フィールドに適切な支給コードを選択します。