雇用終了従業員の処理
この項では、次の作業を行う方法について説明します。
雇用終了の職務レコードの挿入。
雇用終了従業員の年末調整データの管理。
給与計算の処理。
雇用終了の職務レコードは、受給者の最後の支給を処理する前に挿入する必要があります。
たとえば、従業員の最終勤務日が 5 月 10 日、最後の支給の支給期間が 4 月 16 日から 5 月 15 日であるとします。給与計算は 5 月 20 日に行われます。この場合は、5 月 20 日に最後の支給が処理される前に、5 月 11 日を有効日とする、この従業員の雇用終了の職務レコードを入力する必要があります。
標準の手順に従って、雇用終了従業員の税、扶養家族および年末調整の控除に関する情報を入力します。
雇用終了従業員の給与計算を処理するために特別な処理を行う必要はありません。死亡により支給期間内に従業員の雇用が終了した場合、給与に対する年末調整計算は自動的に処理されます。
賞与に対しては、支給日時点で受給者が死亡しているかどうかが判断されます。死亡日が支給日と同じかそれより前の日付の場合は、年末調整計算が行われます。
ルールを修正すれば、他の雇用終了理由に対する年末調整も自動的に処理できます。