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要約元帳を使用した勘定科目の組合せ

要約元帳を使用して勘定科目を組み合わせるには、要約元帳コンポーネント (SUMMARY_LEDGER) および元帳セット コンポーネント (LEDGER_SET_SLED) を使用します。

ページ名

定義名

用途

要約元帳ページ

LEDGER_SUMMARY1

サマリ残高を保存する要約元帳テーブルを定義した後で、このページを使用して、要約元帳のレコードおよびフィールドを定義する元帳テンプレートを指定し、要約するチャートフィールドを指定します。

元帳セット ページ

LEDGER_SET

要約元帳を作成するために使用するビジネス ユニットおよび元帳を設定します。

要約元帳作成リクエスト ページ

SUMMARY_REQUEST

新しい要約元帳を作成するか、増分更新処理を実行します。

要約元帳ステータスの確認ページ

SLED_STAT_INQ

要約元帳のステータスを表示します。

一般会計には、追加変更を行わなくても残高を保存できるデフォルトの要約元帳があります。ただし、要約元帳の追加作成や、既存の元帳の変更が可能です。

要約元帳コンポーネント (SUMMARY_LEDGER) および元帳セット コンポーネント (LEDGER_SET_SLED) を使用して、次のことを実行できます。

  • 要約元帳テーブルを作成します。

  • 要約元帳を定義します。

  • 元帳セットを設定します。

  • 要約元帳を生成または更新します。

  • 転記によって要約元帳を増分更新します。

  • 要約元帳ステータス テーブルを表示します。

要約元帳レコードを設定し、要約元帳テーブルを作成する前に、次の手順に従います。

  1. データを要約する方法を決定します。明細元帳から直接、またはツリーでロールアップされるデータから、のいずれかです。

    注: 明細元帳から直接データを要約する場合、要約元帳チャートフィールドのフィールドの長さは、要約する明細元帳チャートフィールドと同じである必要があります。

  2. 要約元帳データをロールアップ ツリーから取得する場合は、要約する各チャートフィールドのツリーを設定します。

    たとえば、部門別に勘定科目を要約する要約元帳のテーブルを作成するには、要約する部門をロールアップする 1 つのツリーと、勘定科目をロールアップする 1 つのツリーを設定します。また、ツリーを使用してデータを要約する場合、ツリー ノード名の最大長に対応するために、要約元帳チャートフィールドのフィールドの長さは 20 文字である必要があります。

  3. どの要約元帳レコード定義が必須フィールドかを決定します。

    必須フィールド

    要約可能なチャートフィールド

    フィールド タイプ

    BUSINESS_UNIT

     

    CHARACTER

    LEDGER

     

    CHARACTER

    要約する 1 つ以上のチャートフィールド。次の列を参照してください。

    ACCOUNT

    CHARACTER

     

    OPERATING_UNIT

    CHARACTER

     

    DEPTID

    CHARACTER

     

    PRODUCT

    CHARACTER

     

    PROJECT_ID

    CHARACTER

     

    STATISTICS_CODE

    CHARACTER

    FISCAL_YEAR

     

    NUMBER

    ACCOUNTING_PERIOD

     

    NUMBER

    POSTED_TOTAL_AMT

     

    SIGNED NUMBER

    DTTMSTAMP_SEC

     

    DATETIME

    PROCESS_INTSTANCE

     

    NUMBER

    注: 要約元帳レコード定義を設定する場合、要約元帳テーブルに値が正しく入力されるように、要約する全てのチャートフィールドを LEDGER フィールドと FISCAL_YEAR フィールドの間に配置します。この順序は、テーブルの物理的な格納ではなく、PeopleSoft Application Designer にのみ適用されます。

  4. 要約する全てのチャートフィールドを定義します。

    明細元帳チャートフィールドを既に使用しているテーブルに影響を及ぼさずに、要約元帳に対応してフィールドの仕様 (フィールドの長さなど) を変更できるように、明細元帳チャートフィールドと区別できる一意の命名規則を使用します。これにより、他の要約元帳レコード定義で再利用できる、要約元帳フィールドの一意のセットも作成されます。

    たとえば、ACCOUNTACCOUNT_SUM になる場合があります。

    注: 明細元帳フィールドのタイプ、長さ、フォーマットおよび説明に対する変更は、そのフィールドを使用する全てのテーブルに影響します。

  5. テーブルに追加する新しいフィールドを含め、全ての必須フィールドを定義します。

  6. 基本通貨以外の通貨で残高を要約するかどうかを決定します。

    要約するには、CURRENCY_CD フィールドを要約元帳レコード定義に含めます。

  7. 統計コード チャートフィールドに基づいてデータを要約するかどうかを決定します。

    要約するには、STATISTICS_CD フィールドを要約元帳レコード定義に含めます。

    注: STATISTICS_CD フィールドを要約元帳レコード定義に含めない場合、デフォルトでは、STATISTICS_CD フィールドに空白値が含まれた明細元帳行のみが要約され、チャートフィールドについて要約された残高は生成されません。

  8. PS/nVision レポートの作成中にドリルダウンを使用するかどうかを決定します。

    ドリルダウンを使用するには、勘定科目チャートフィールドを要約元帳レコード定義に含めます。このチャートフィールドは必須ではありませんが、PS/nVision レポートの作成中にドリルダウンを有効にするには、このチャートフィールドを要約します。

  9. 各要約元帳更新の日時を追跡するかどうかを決定します。

    追跡するには、DTTM_STAMP_SEC フィールドを含めます。

要約元帳を作成または変更するには、要約元帳データを保存する要約元帳テーブルを作成します。

要約元帳テーブルを作成するには、次の手順に従います。

  1. 要約元帳レコード定義用の新しいレコードを作成します。

  2. 要約元帳フィールドをレコードに追加します。

    新しいレコードで、必須チャートフィールドおよび金額フィールドをレコード定義および要約するチャートフィールドに追加します。フィールドは正しい順序で追加します。

  3. 要約するチャートフィールドを LEDGER フィールドと FISCAL_YEAR フィールドの間に配置し、それらの名前を変更します。

    たとえば、勘定科目を業務ユニットおよび部門別に要約する要約元帳テーブルを作成する場合は、次のフィールドを追加します。

    • BUSINESS_UNIT

    • LEDGER

    • ACCOUNT (ACCOUNT_SUM という名前を付ける要約対象チャートフィールド)

    • OPERATING_UNIT (OPERATING_UNIT_SUM という名前を付ける要約対象チャートフィールド)

    • DEPTID (DEPTID_SUM という名前を付ける要約対象チャートフィールド)

    • FISCAL_YEAR

    • ACCOUNTING_PERIOD

    • POSTED_TOTAL_AMT

    • POSTED_BASE_AMT (多通貨用)

    • POSTED_TRAN_AMT (多通貨用)

    • BASE_CURRENCY (多通貨用)

      注: 一般会計で多通貨を使用する場合は、レポート用の全ての元帳金額フィールド (POSTED_TOTAL_AMT、POSTED_BASE_AMT および POSTED_TRAN_AMT) を要約元帳に含めます。要約元帳プロセス定義およびリクエストによって要約元帳テーブルが読み取られ、含まれている金額フィールドが要約されます。

  4. 既存のフィールド (BUSINESS_UNITLEDGER など) をレコード定義に挿入します。

    新しいファイルで、要約元帳に必要な各フィールドを選択します。PeopleSoft Application Designer によって、フィールドは正しいパラメータと共にレコード定義に追加されます。

  5. 必須フィールドを、明細元帳に表示されるとおりに追加します。

    名称変更や必須フィールドのパラメータの変更は行わないでください。

  6. 新しいフィールドを定義して、レコード定義に追加します。

  7. PeopleSoft Application Designer でフィールドを定義し、要約するチャートフィールドのレコード定義に新しいフィールドを追加し、フィールドのプロパティを入力します。

  8. レコード定義を頻繁に保存します。

  9. 要約元帳レコード定義内のどのフィールドが、データ行を一意に識別するキー フィールドかを指定します。

    [キー] チェック ボックスをオンにして、BUSINESS_UNIT、LEDGER、FISCAL_YEAR、ACCOUNTING_PERIOD、CURRENCY_CD および全てのチャートフィールドをキー フィールドとして指定します。PeopleSoft Application Designer で定義されているように、全てのキー フィールドはレコードの先頭にある必要があります。全てのチャートフィールドを [合計] として指定します。

  10. 要約元帳レコード定義を保存します。

  11. PeopleSoft Application Designer の作成機能を使用して、テーブルを作成します。

製品ドキュメントの『PeopleTools: Application Designer Developer's Guide』を参照してください。

要約元帳ページ (LEDGER_SUMMARY1) を使用して、(サマリ残高を保存する要約元帳テーブルを定義した後で) 要約元帳のレコードおよびフィールドを定義する元帳テンプレートを指定し、要約するチャートフィールドを指定します。

画像: 要約元帳ページ

次の例では、要約元帳ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

要約元帳ページ

注: 要約元帳では、ADB (日中平均残高) ターゲット元帳の要約がサポートされます。ただし、日単位元帳の要約はサポートされません。

フィールドまたはコントロール

定義

元帳テンプレート

要約元帳テンプレートを選択します。

明細テンプレート

要約する明細元帳を含むテンプレートを選択します。

リフレッシュ

要約元帳チャートフィールドをリセットするには、このボタンをクリックします。

明細元帳チャートフィールド

要約する明細元帳チャートフィールドを指定します。

注: 要約するフィールドの 1 つとして通貨コードを定義し、統計を要約する場合は統計コードも定義してください。

指定方法

次の値から選択します。

全ての詳細値: そのチャートフィールドの詳細チャートフィールド値を保持します。

レベルの全てのノード: 選択したツリー レベルの全てのノードを要約します。

指定レベルの子: 指定されたツリー ノードの子である特定のツリー レベルの全てのツリー ノードが含まれます。この場合、[値] スクロール領域で親ノード名を選択します。

[詳細 - 選択した親]: および [選択したツリー ノード]: 使用するツリーを ([ツリー名] に) 入力します。次に、ツリーで要約元帳に含める詳細値が含まれたツリー ノードを ([値/ノード] で) 選択できます。元帳には、そのノードで要約された全ての詳細値が含まれます。レベルを使用するツリーを選択した場合は、オプションの [レベル] 編集ボックスが表示され、このフィールドでのプロンプトを、選択したレベルに制限できます。

選択した詳細値: 特定の詳細値 (アメリカとカナダの販売部門、全ての損益勘定など) を [値/ノード] フィールドで選択します。

注: 要約元帳チャートフィールドのフィールドの長さは、要約元帳の定義において重要な要素です。これは、要約元帳チャートフィールドを指定するのに詳細値を使用するかツリー ノードを使用するかに依存します。

元帳セット ページ (LEDGER_SET) を使用して、要約元帳を作成するためのビジネス ユニットおよび元帳を設定します。

画像: 元帳セット - 元帳セット ページ

次の例では、元帳セット - 元帳セット ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

元帳セット - 元帳セット ページ

フィールドまたはコントロール

定義

元帳テンプレート

[要約元帳パラメータ] に入力する要約元帳と共に、要約元帳定義 - 定義ページで指定した明細元帳テンプレートを選択します。元帳セットは、定義された要約元帳ごとに 1 つのみ必要です。

要約元帳パラメータ

この元帳セットの要約元帳を選択し、この要約元帳に関連付けるカレンダーを選択します。選択したカレンダーは、この要約元帳定義を共有する全てのビジネス ユニットに適用されます。

自動ロード

ツリー値を選択し、指定日 (有効日) を入力して、[リフレッシュ] をクリックします。[使用する元帳の指定] スクロール領域に、有効日の時点で有効な、選択したツリーのビジネス ユニットと、関連する明細元帳が表示されます。各行のビジネス ユニットおよび明細元帳を変更でき、行を追加または削除できます。

仕訳転記処理中に増分要約元帳更新を更新するには、[要約元帳に転記] チェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオンにしない場合は、要約元帳作成 - リクエスト ページからのみ、要約元帳増分処理を実行します。

注: 特定のビジネス ユニットおよび明細元帳に対して、ユニット別元帳 - 仕訳転記オプション ページで [要約元帳更新可] を選択してください。

指定日を入力して [リフレッシュ] をクリックするが、ツリー値を選択しない場合、[使用する元帳の指定] スクロール領域には 1 つのビジネス ユニットの 1 行のみが表示され、明細元帳は選択されません。

この場合、次のことを実行できます。

  • ビジネス ユニットに関連付ける明細元帳を選択します。

  • 別のビジネス ユニットおよび元帳を選択します。

  • データ行を追加または削除します。

  • [要約元帳に転記] チェック ボックスをオンにするか、空白のままにします。

要約元帳セットに対して指定されるのと同じルールが適用されます。

[保存] をクリックして、選択したビジネス ユニットおよび明細元帳をこの要約元帳セットに関連付けます。

要約元帳作成リクエスト ページ (SUMMARY_REQUEST) を使用して、新しい要約元帳を作成するか、増分更新処理を実行します。

画像: 要約元帳作成リクエスト ページ

次の例では、要約元帳作成リクエスト ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

要約元帳作成リクエスト ページ

一般会計では、要約元帳定義 - 定義ページおよび元帳セット - 元帳セット ページで入力した情報を使用して、要約元帳残高が更新されます。全てのリクエストを定義した後、要約元帳を生成または更新する必要があるたびに、バックグラウンド処理を実行します。サマリ リクエストがシステムで処理されるたびに、同じ期間の以前のサマリ リクエストの結果は消去されます。

要約元帳作成リクエスト ページを使用すると、要約元帳処理に対して 1 つ以上のビジネス ユニットを指定できます。これにより、ビジネス ユニットの処理がグループ別であっても個々のビジネス ユニットごとであっても、処理が容易になりパフォーマンスが向上します。

フィールドまたはコントロール

定義

会計年度

要約対象会計期間を決定するために詳細カレンダーによって使用される年。

リクエスト タイプ

次のオプションによって、要約元帳に関してバックグラウンド処理で実行することが決まります。

フィールドまたはコントロール

定義

作成

最初に既存の要約元帳を削除してから新しい要約元帳を作成する場合に選択します。

削除

既存の要約元帳を削除する場合に選択します。

増分

要約元帳の最後の作成または更新以降に行われた変更によって、要約元帳を増分更新する場合に選択します。この処理では、増分を適用する適切なエントリがステータス テーブルでチェックされます。エントリが見つかった場合は、増分アクションが実行され、ステータス行が更新されます。行が見つからない場合は、作成プロセスが実行され、ステータス行が挿入されます。

注: [増分] オプションを使用するには、明細元帳グループのユニット別元帳 - 仕訳転記オプション ページで [要約元帳更新可] オプションを選択します。

ツリー有効日

次のフィールドによって、有効日の使用方法が決まります。

フィールドまたはコントロール

定義

期末日付使用

要約対象の各期間の終了日時点で有効なツリーのバージョンを使用する場合に選択します。

上書き日付使用

過去または将来の任意の日付を選択します。

通常は月次締め処理の一部として単一期間に対して要約元帳を実行しますが、このフィールドを使用して期間の範囲を選択することもできます。期間は、この元帳に関連付けられた要約カレンダーまたは詳細カレンダーによって決まります。元帳の範囲を選択し、リクエストした期間が含まれていない元帳がある場合、有効な組合せのみが実行されます。メッセージ ログには、選択した組合せごとに正常な完了またはエラーが示されます。たとえば、最初の 2 つの元帳は月単位カレンダーを使用し、3 番目の元帳は四半期単位カレンダーに基づくという元帳の範囲を選択するとします。期間 6 を選択した場合、最初の 2 つの要約元帳は正常に実行され、四半期単位カレンダーには期間 6 はないため、3 番目の元帳の処理中にエラーが発生したことが示されます。各要約元帳に対してどのカレンダーが使用されるかを確認するには、ユニット別元帳ページまたは要約元帳セットを参照してください。

ビジネス ユニット

要約元帳を処理する対象のビジネス ユニットまたはビジネス ユニットの範囲を指定します。

フィールドまたはコントロール

定義

[ビジネス ユニット開始] および [ビジネス ユニット終了]

特定のリクエストの要約元帳処理対象のビジネス ユニットまたはビジネス ユニットの範囲を選択します。

処理

要約元帳処理対象のビジネス ユニットまたはビジネス ユニットのグループを選択します。選択しないビジネス ユニットまたはビジネス ユニットの範囲は処理されません。

期間タイプ

期間を指定し、その期間が繰越残高期間か年度末調整期間のいずれであるかを指定します。

フィールドまたはコントロール

定義

残高繰越

各年の締め処理の後に選択して、新しい年の処理に備えます。一般会計では、残高繰越金額を保存するために期間 0 が使用されます。サマリ レポートで使用できるように、実装処理中にロードされた期首残高を要約します。

年度末調整

入力した調整を要約する場合に選択します。通常は、年の締め処理を実行する前に年度末調整を要約します。このオプションを選択すると、含まれる調整期間を指定できます。調整期間を組み合わせることはできません。

一般会計には、転記によって要約元帳を増分更新するオプションがあります。これによりシステムの処理時間が短縮されます。

転記によって要約元帳を増分更新するには、次の手順に従います。

  1. ユニット別元帳 - 仕訳転記オプション ページで、定義した要約元帳を増分更新するビジネス ユニットと明細元帳の組合せごとに、[要約元帳更新可] を選択します。

  2. 適切な元帳セットの元帳セット - 元帳セット ページで、転記処理で実行する任意の組合せについて、[要約元帳に転記] を選択します。

    注: このオプションでは、要約元帳の増分更新のみが可能です。増分更新が実際に行われるかどうかは、[要約元帳の更新を省略] オプション (ステップ 3 を参照) の選択内容によって異なります。

  3. ユーザー基本設定 - 一般会計ページの [要約元帳の更新を省略] オプションが選択されていないことを確認します。

    仕訳転記リクエスト ページから転記を実行する場合は、そのページでこのオプションが選択されていないことを確認します。

    注: 仕訳転記処理を実行し、同時に要約元帳を増分更新しない場合は、ユーザー基本設定 - 一般会計ページの [要約元帳の更新を省略] オプションを選択します。転記によって、または要約元帳作成 - リクエスト ページから、後でいつでも要約元帳を増分更新できます。

    仕訳編集処理の一部として、リモート コール (仕訳入力作成/更新 - 行ページで [実行] ボタンをクリック) によって、または仕訳を作成および転記する他のバックグラウンド処理 (仕訳ジェネレータ処理や通貨換算処理など) から直接、転記を実行できます。ユーザー基本設定 - 一般会計ページの [要約元帳の更新を省略] オプションを選択しないでください。

  4. 転記処理を実行します。

    転記によって、リクエストされたビジネス ユニットおよび元帳グループごとに要約元帳処理が呼び出されます。この処理では、次の条件を満たす全ての定義済要約元帳が追加されます。

    • 元帳セット - 元帳セット ページの [要約元帳に転記] オプションが選択されている。

    • ステータス テーブルに行が存在する。これは、BUSINESS_UNIT、LEDGER、FISCAL_YEAR および ACCOUNTING_PERIOD フィールドによって判別されます。

要約元帳ステータスの確認ページ (SLED_STAT_INQ) を使用して、要約元帳のステータスを表示します。

画像: 要約元帳ステータスの確認ページ

次の例では、要約元帳ステータスの確認ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

要約元帳ステータスの確認ページ

このページを使用して、要約元帳ステータスおよび選択した条件の検索結果を表示します。