ビジネス プロセス ウィーバーの設定
BPW_APPCLS_TBL コンポーネントを使用して、ビジネス プロセス ウィーバーにアプリケーション クラスを登録します。
BPW_ENTYPNT_REG コンポーネントを使用して、ビジネス プロセス エントリ ポイントを登録します。
BPW_TASK_TBL コンポーネントを使用して、ビジネス プロセス ウィーバー タスクを登録します。
ページ名 |
定義名 |
用途 |
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BPW_APPCLS_TBL |
ビジネス プロセスで使用されるアプリケーション クラスを登録します。ビジネス プロセスで使用されるイベント ハンドラまたはタスク ハンドラを、このページで登録する必要があります。 注: 通常、このページを使用するのはアプリケーション開発者のみです。 |
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BPW_ENTYPNT_REG |
エントリ ポイント レジストリを設定します。このページは、システムまたはサイト定義のトランザクション エントリ ポイントに対して、どのプロセスが実行されるかを設定する必要がある管理者を対象としています。エントリ ポイントは、ビジネス プロセス ウィーバー コンポーネント外のトランザクション ページからビジネス プロセスを開始するために使用されます。 注: 通常、このページを使用するのはアプリケーション開発者のみです。 |
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BPW_TASK_TBL |
ビジネス プロセスで実行されるタスクを設定します。アプリケーション開発者は、通常はこのページを使用して、ビジネス プロセスの一部であるプログラム (プロセス スケジューラのプロセスなど) を登録します。 オラクル社では、多数の定義済タスクをシステム データとして用意しています。これらをビジネス プロセス定義で使用できます。 注: 通常、このページを使用するのはアプリケーション開発者のみです。 |
アプリケーション クラス レジストリ ページ (BPW_APPCLS_TBL) を使用して、ビジネス プロセスで使用されるアプリケーション クラスを登録します。ビジネス プロセスで使用されるイベント ハンドラまたはタスク ハンドラを、このページで登録する必要があります。
ナビゲーション
画像: ビジネス プロセス ウィーバー - アプリケーション クラス レジストリ ページ
次の例では、ビジネス プロセス ウィーバー - アプリケーション クラス レジストリ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

注: このページは、アプリケーション開発者による使用を目的としています。
このレジストリの目的は、ビジネス プロセス定義で指定するためにアプリケーション クラスのフル パスをユーザーが知る必要がないように、単一の ID をアプリケーション クラスに割り当てることです。また、ビジネス プロセス定義、ラン コントロールまたはインスタンスを変更せずに、使用されるアプリケーション クラスを柔軟に切り替えることもできます。
システム定義
システム定義データは表示専用です。PeopleSoft では、リアル タイム ボトム ライン (RTBL) ソリューションおよび他の PeopleSoft アプリケーションによって使用される App クラス ID を提供しています。
ユーザー定義
[ユーザー定義] グループ ボックスで、独自のアプリケーション クラスを追加できます。App クラス ID を "PS_" で開始しないでください。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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App クラス ID |
アプリケーション開発者がアプリケーション クラスに割り当てる固有の ID。アプリケーション クラスを参照するために使用されます。 |
App クラス タイプ |
登録されるアプリケーション クラスのタイプを指定します。値は次のとおりです。
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ルート パッケージ ID、完全修飾パッケージ/クラス パスおよびアプリケーション クラス ID |
これらの必須フィールドによって、アプリケーション クラスのフル パスが指定されます。データの保存時に、アプリケーション クラスがイベント ハンドラまたはタスク ハンドラの適切なサブクラスとなるように、フィールドが編集されます。ビジネス プロセス ウィーバーによってまだ使用されている App クラス ID をユーザーが削除しないように、[App クラス ID] および [App クラス タイプ] は表示専用であり、App クラス ID が現在使用されている場合は行を削除できません。App クラス ID は次の場所で使用されます。
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ビジネス プロセス エントリ ポイント レジストリ ページ (BPW_ENTYPNT_REG_GBL) を使用して、エントリ ポイント レジストリを設定します。このページは、システムまたはサイト定義のトランザクション エントリ ポイントに対して、どのプロセスが実行されるかを設定する必要がある管理者を対象としています。エントリ ポイントは、ビジネス プロセス ウィーバー コンポーネント外のトランザクション ページからビジネス プロセスを開始するために使用されます。
注: エントリ ポイント レジストリに定義されたビジネス プロセス ウィーバーを開始するには、ユーザーはビジネス プロセス ウィーバー定義のセキュリティ データの最初のステップにアクセスできる必要があります。詳細については、「ビジネス プロセス ウィーバー セキュリティ オプションの定義」を参照してください。
ナビゲーション
画像: ビジネス プロセス エントリ ポイント レジストリ ページ
次の例では、ビジネス プロセス エントリ ポイント レジストリ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

検索フィールドに値を指定しない場合、結果にはシステム定義およびユーザー定義の全てのエントリ ポイントが表示されます。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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オーナー ID |
エントリ ポイントのオーナー ID を入力し、[検索] ボタンをクリックしてオーナー ID 別の結果を返します。 |
システム定義
システム定義データは表示専用です。PeopleSoft では、リアル タイム ボトム ライン (RTBL) ソリューションおよび他の PeopleSoft アプリケーションによって使用されるエントリ ポイントを提供しています。
ユーザー定義
[ユーザー定義] グリッドで、独自のエントリ ポイントを追加できます。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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エントリ ポイントおよびエントリ ポイント説明 |
エントリ ポイントおよび説明によって、全ての定義済エントリ ポイント ID から選択します。 エントリ ポイントを使用すると、ユーザーはビジネス プロセス定義ページで定義されたように、プロセスを開始できます。エントリ ポイントによって参照されるビジネス プロセス ウィーバー定義の詳細については、「ビジネス プロセスの定義」を参照してください。 |
ビジネス プロセス タイプ |
次の値から選択します。
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プロセス ウィーバー IDおよびプロセス ウィーバー説明 |
RTBL の一部ではない全ての定義済ビジネス プロセス ウィーバー プロセスから選択します。 |
ダイナミック ラン コントロール |
[Y] (はい) または [N] (いいえ) から選択します。 はいは、全ての BPW ステップ ラン コントロールが PeopleCode で実行時に設定されることを意味します。ビジネス プロセス ラン コントロール ページに移動してステップ ラン コントロールのパラメータを設定する必要はありません。ビジネス プロセス ウィーバー ステップ ラン コントロールは、ビジネス プロセス ウィーバー プロセスが開始される前に正しく設定されている必要があります。 |
アクティブ |
エントリ ポイントがアクティブまたは使用可能であることを示します。 |
ビジネス プロセス タスク レジストリ ページ (BPW_TASK_TBL) を使用して、ビジネス プロセスで実行されるタスクを設定します。アプリケーション開発者は、通常はこのページを使用して、ビジネス プロセスの一部であるプログラム (プロセス スケジューラのプロセスなど) を登録します。
オラクル社では、多数の定義済タスクをシステム データとして用意しています。これらをビジネス プロセス定義で使用できます。
ナビゲーション
画像: ビジネス プロセス タスク レジストリ ページ
次の例では、ビジネス プロセス タスク レジストリ ページのフィールドおよびコントロールを説明します。このページのフィールドおよびコントロールの定義は後で説明します。

システム定義
システム定義データは表示専用です。PeopleSoft では、リアル タイム ボトム ライン (RTBL) ソリューションおよび他の PeopleSoft アプリケーションによって使用されるタスク ID を提供しています。
ユーザー定義
[ユーザー定義] グループ ボックスで、独自のタスクを追加できます。タスク ID を "PS_" で開始しないでください。
フィールドまたはコントロール |
定義 |
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タスク ID |
タスクに割り当てられる固有の ID。BPW でタスクを参照するために使用されます。 |
タスク タイプ |
タスクのタイプを示します。値は次のとおりです。
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説明 |
タスクの説明。説明を入力しない場合、アプリケーション クラス、ジョブまたはプロセスの説明がフィールドに適用されます。 |
プロセス タイプおよびプロセス名 |
[タスク タイプ] が [プロセス] の場合、フィールドは必須であり、プロセス タイプ (アプリケーション エンジンなど) およびプロセス名 (アプリケーション エンジン プログラム名など) を指定します。 |
ジョブ名 |
[タスク タイプ] が [ジョブ] の場合、必須であり、実行するジョブを指定します。 |
タスク ハンドラ ID、タスク ハンドラ パラメータ |
[タスク タイプ] が [アプリケーション クラス] の場合、タスクの実行を担当するアプリケーション クラスを示すために、タスク ハンドラ ID を入力する必要があります。タスク ハンドラ パラメータはオプションであり、タスク ハンドラ アプリケーション クラスに情報を渡すために使用できます。 |
[イベント ハンドラ ID]、[イベント ハンドラ パラメータ] |
イベント ハンドラがタスクに関連付けられる場合、そのアプリケーション クラス ID をイベント ハンドラ ID として入力します。オプションで、イベント ハンドラに対してパラメータ値を指定するためにイベント ハンドラ パラメータを入力します。 |
ラン コントロール プロンプト レコード |
タスクによって使用されるラン コントロール レコードのレコード名を入力します。これは、通常はユーザー ID およびラン コントロール ID がキーとなります。指定した場合、BPW によって既存のラン コントロールがチェックされ、ラン コントロール ステータスがビジネス プロセス ラン コントロールおよびレビュー ページに表示されます。 |
ラン コントロール必須 |
ラン コントロール プロンプト レコードを指定した場合、タスクの実行前にラン コントロールが必須かどうかを指定できます。これを選択して、ラン コントロールが見つからない場合は、ステップ (タスク) を開始または実行できません。ラン コントロールを設定してからステップを手動で開始するか、ステップを省略する必要があります。 |
メニュー名、メニュー バー名、アイテム名、ページ名、メニュー アクション |
これらのフィールドを使用すると、タスクのラン コントロール設定ページに対するメニュー/コンポーネント/ページを設定できます。これらを設定すると、ビジネス プロセス ラン コントロールまたはレビュー ページで直接、ラン コントロール設定ページを開くことができます。バッチ処理またはジョブの場合、メニュー アクションは常に "追加" であるため、[タスク タイプ] が [プロセス] または [ジョブ] の場合は [メニュー アクション] は使用できません。 |
出力タイプ、出力フォーマット |
タスクの出力タイプおよびフォーマットを選択します。 |
アプリケーション クラス レジストリ ページと同様に、[タスク ID] がビジネス プロセス ウィーバーによって現在使用されている場合は、変更または削除できません。次の項目が確認されます。
ビジネス プロセス定義
ビジネス プロセス ラン コントロール
終了していないビジネス プロセス インスタンス