この付録では、ACSLS と通信するクライアントアプリケーションをインストールしているときの既知の問題と、それらの正常な解決方法について要約します。
Solaris 11 には、クライアントアプリケーションが RPC を使用して ACSLS サーバーと通信するために必要なすべてのパッケージが含まれているわけではありません。
問題:
この例では、クライアントは ACSLS ライブラリを検出できませんでした。
解決方法:
/etc/hosts ファイルを変更し、ACSAPI クライアントサーバーをリブートします。
Solaris 11 でのデフォルト: (ループバック IP アドレスしかありません)
::1 <client_hostname> localhost 127.0.0.1 <client_hostname> localhost loghost
Solaris 11 での更新された /etc/hosts
ファイル: (ACSAPI クライアントの実際の IP アドレスが含まれています)
::1 localhost 127.0.0.1 localhost <client_IP_adddr> <client_hostname> loghost
パッケージマネージャーを使用して、ACSLS 通信に必要な compatibility/ucb パッケージをインストールします。
「パッケージマネージャー」アイコンをクリックします。
「ucb」を検索します。
「compatibility/ucb」パッケージにチェックマークを付け、「インストール/更新」をクリックします。
最新バージョンがインストールされたことを確認します。
新しいバージョンが使用可能な場合は、再度「インストール/更新」を実行します。
クライアントを再構成します。