K ACSLS クライアントアプリケーションのインストール時の問題

この付録では、ACSLS と通信するクライアントアプリケーションをインストールしているときの既知の問題と、それらの正常な解決方法について要約します。

Solaris 11 での ACSAPI クライアントのインストール

Solaris 11 には、クライアントアプリケーションが RPC を使用して ACSLS サーバーと通信するために必要なすべてのパッケージが含まれているわけではありません。

問題:

この例では、クライアントは ACSLS ライブラリを検出できませんでした。

netbkup_dev_conf.jpgについては、周囲のテキストで説明しています。

解決方法:

  1. /etc/hosts ファイルを変更し、ACSAPI クライアントサーバーをリブートします。

    Solaris 11 でのデフォルト: (ループバック IP アドレスしかありません)

    ::1 <client_hostname> localhost 
    127.0.0.1 <client_hostname> localhost loghost 
    

    Solaris 11 での更新された /etc/hosts ファイル: (ACSAPI クライアントの実際の IP アドレスが含まれています)

    ::1 localhost 
    127.0.0.1 localhost 
    <client_IP_adddr> <client_hostname> loghost 
    
  2. パッケージマネージャーを使用して、ACSLS 通信に必要な compatibility/ucb パッケージをインストールします。

    1. 「パッケージマネージャー」アイコンをクリックします。

      pck_mgr_icon.jpgについては、周囲のテキストで説明しています。
    2. 「ucb」を検索します。

      ucb.jpgについては、周囲のテキストで説明しています。
    3. 「compatibility/ucb」パッケージにチェックマークを付け、「インストール/更新」をクリックします。

      ucb_comp.jpgについては、周囲のテキストで説明しています。
    4. 最新バージョンがインストールされたことを確認します。

      latest_version_nbu.jpgについては、周囲のテキストで説明しています。
    5. 新しいバージョンが使用可能な場合は、再度「インストール/更新」を実行します。

      run_install.jpgについては、周囲のテキストで説明しています。
  3. クライアントを再構成します。

    reconf_nbu.jpgについては、周囲のテキストで説明しています。