以降のセクションでは、DIVAdirector Release 5.3 で使用可能な機能について詳しく説明します。
クエリーは、DIVArchive 内の特定のオブジェクト (ビデオクリップなど) を検索するために使用する事前定義された検索条件のコレクションです。クエリーはクエリーの列と演算子をオブジェクトの属性と比較する一連の条件に基づいており、検索条件を満たすオブジェクトのみが表示されます。検索結果を表示するときは、オブジェクト名でソートされます (デフォルト)。デフォルトのソート順序は、(システム管理者が) ナビゲーションメニューの「Admin」画面の「System/Defaults」ナビゲーションツリーノードで変更できます。
クエリーは、ナビゲーションツリーの「Queries」セクションに表示されます。「Queries」ナビゲーションツリーは、次のような階層構造になっています。
組織
組織単位のパブリッククエリー
グループ
グループ単位のパブリッククエリー
ユーザー
プライベートクエリー
直近のクエリー
クエリーには次の 3 つのアクセスレベルがあります。
自分だけが表示および操作できるプライベートクエリーを作成します。これらは、関連する可視性アクセス権に応じてほかのユーザーにも表示されます。システム管理者は、「Admin」、「Groups」画面の「Visibility」タブで可視性を制御します。
クエリーをパブリックにするには、プライベートクエリーを「Public Queries」フォルダにドラッグします。パブリッククエリーは、パブリックフォルダにアクセスできるすべてのユーザーが表示および使用できます。パブリックフォルダは組織単位またはグループ単位にすることができますが、これらのフォルダへのアクセスは可視性権限によって制御されます。
これらのクエリーは直近で使用されたものであり、過去 10 日間のみが表示されます。
「Private Queries」フォルダ内のクエリーは、独自のクエリーフォルダにグループ化でき、クエリー自体と同じレベルで「Private Queries」に表示されます。ほかのクエリーフォルダ内で入れ子にすることもできます。組織とグループに対しては、関連する可視性権限がその組織に指定されている場合にのみ、クエリー結果が表示されます。ログインしたユーザーがほかのユーザーを表示できるかどうかを決定する可視性権限は、ほかのユーザーのクエリーを表示できることとは異なります。
「Queries」ナビゲーションツリー内の項目には、子ノードの数を示す括弧付きの数値が接尾辞として付くことがあります。たとえば、(4) という接尾辞が付いたプライベートノードは、子ノードの合計数が 4 であることを示しています。子ノードの数には、クエリーとクエリーフォルダの両方が含まれています。
DIVAdirector では、2 種類のクエリーを実行できます。
アドホッククエリーは 1 回だけ実行され、「Search」フィールドに検索条件を入力して「Search」をクリックするとただちに実行されます。実行された各クエリーは、画面左側の「Queries」ナビゲーションツリーに表示される直近のクエリーのリストに追加されます。
これらは、システムに保存されている事前定義のクエリーです。これにより、ユーザーは以前の結果に簡単にアクセスしたり、検索条件を再入力せずにクエリーを再実行したりできます。パブリック、プライベート、直近のどのクエリーも保存できます。
基本検索では、Postgres の全文検索エンジンを利用します。全文検索は、文字列照合によるテキスト検索と比べて基本的な機能に違いがあります。クエリー文字列の語句が語彙素に変換され、事前にフォーマットされたインデックス付きテーブルで検索されます。
語彙素は、ある言語の意味のある言語単位として定義されます。1 つまたは複数の単語で構成され、形態または意味によって関連付けられた単語群に適用されます。
語彙素は言語ごとに異なります。検索の計算時に使用する言語は、「Admin」、「System」、「Defaults」ページで変更できます。メタデータ内の言語の再計算は網羅性の高いデータベース操作であり、完了までに (平均で) 8 時間以上かかる可能性があります。
検索を実行すると、語彙素の語幹が一連の類似の語彙素として抽出され、通常のテキスト照合がシミュレートされます。また、接続詞、代名詞、および効果要素 (「ストップワード」とみなされるもの) は語彙素に変換されず、検索機能では無視されます。特定のフレーズを検索する必要がある場合は、Contains 節を含む拡張検索クエリーを使用することをお勧めします。たとえば、正規化された語彙素では、「an elephant's swimming trunks」というフレーズは「eleph」、「swim」、および「trunk」の 3 つの語彙素として解釈されます。検索パラメータとテキスト形式のすべてのメタデータの両方が正規化されるため、類似する条件と一致する可能性が大きくなります。たとえば、populous と populated は同じ語彙素に変換されるため、この 2 つはどちらの語句にも一致します。大規模なデータセットでは、全文検索の方が文字列照合より大幅に高速であり、その結果、より高速で柔軟な検索エンジンです。メタデータに対する拡張検索クエリーでは、リテラルの照合が簡単にできます。
基本クエリーを作成するには、次の手順に従います。
画面右上の「Search」フィールドに、検索するテキストを入力します (64 文字の制限があります)。
検索アイコン (「Search」フィールドの右側にある虫めがね) をクリックするか Enter キーを押して、検索を開始します。
メタデータのテキストフィールドに入力した検索テキスト (または入力した検索テキストの語彙素) が含まれているオブジェクトについて検索が実行されます。
基本検索に基づくクエリーは、「Recent Queries」リストに追加され、「Queries」ナビゲーションツリー内のクエリー名の横に表示される検索アイコンで示されます。
基本検索では、語句間の節を示す AND、OR、および NOT ブール型演算子の使用がサポートされます。空白は、デフォルトの AND 演算子を表します。
AND 演算子は、一致するにはオブジェクトにすべての語句が存在する必要があることを指定します。これがデフォルトの動作であるため、AND の使用はオプションです。
例:
検索フレーズ「virtual camera
」は、「virtual AND camera
」と同じです。
検索フレーズ「virtual NOT camera
」は、「virtual AND NOT camera
」と同じです。
OR 演算子は、一致するにはオブジェクトにいずれかの語句が存在する必要があることを指定します。たとえば、検索フレーズ「virtual OR camera
」は、単語「virtual」または単語「camera」、あるいはその両方の単語が含まれるメタデータを検索します。
引用符を使用して複数の節をまとめることができます。たとえば、検索フレーズ「"Space the final frontier" OR "Star Trek"
」は、いずれかの語句の集まりと一致しますが、語彙素を共有しません。
NOT 演算子は、NOT に続く語句がファイルのメタデータに存在しないことを指定します。たとえば、検索フレーズ「NOT virtual
」は、「virtual」という単語が含まれていないメタデータを検索します。
1 つの検索フレーズ内で複数のブール型検索語句を使用できます。
外部メタデータとバイナリ添付データを除く特定のメタデータフィールドを検索できます。各フィールドに対して AND または OR 論理演算子を使用することで、(すべてのメタデータフィールドに対する検索条件に加えて) 最大 5 個のメタデータフィールドを検索できます。
拡張クエリーを作成するには、次の手順に従います。
画面右上の「Advanced」をクリックします。選択できる拡張条件が表示されます。
「Advanced」画面の上部には、基本検索を実行するための検索語句を入力するフィールドを含む領域があります。画面の残りの部分は、拡張検索で使用されます。
すべてのメタデータフィールドを対象とするテキスト検索を指定するには、「Search」フィールドに目的の検索テキストを入力します。
これが指定した唯一の条件である場合は、基本検索を実行するのと同じことになります。
検索アイコンをクリックするか Enter キーを押して、クエリーを実行します。
特定のメタデータフィールドを対象とする拡張検索条件を定義するには、次の手順に従います。
「Search」ラベルのすぐ下に、クエリーで照合する語句を指定する「Match」ドロップダウンリストがあります。個々の条件と一致させるには (論理 AND)、「ALL」を選択します。いずれか 1 つの条件と一致させるには (論理 OR)、「ANY」を選択します。
「Match」ドロップダウンリストの右側に、複数の「Metadata Field」ドロップダウンリストがあります。グループまたは組織で使用可能な任意のメタデータフィールドから選択できます。比較するメタデータフィールドの値 (最大 64 文字) を入力します。
画面の中央に「Not」チェックボックスがあります。各クエリーリストの横にある「Not」チェックボックスにチェックマークを付けると、クエリーが逆になり、指定した条件を満たしていないオブジェクトのみが表示されます。
「Not」チェックボックスの右側に、「Operator」ドロップダウンリストがあります。「Operator」ドロップダウンリストからブール演算子を選択します。
オプションには、「Less Than」、「Equals」、「Greater Than」などの項目が含まれます。列で使用できる演算子は、選択したメタデータフィールドによって異なります。
「Operator」リストの横に、「Search Criteria」領域があります。検索する語句をフィールドに入力します。
「Search Criteria」領域のすぐ下に、「QC Status」ドロップダウンリストがあります。検索の QC レポートステータスを選択します。
検索アイコンをクリックするか Enter キーを押して、クエリーを実行します。
拡張検索に基づくクエリーは、「Recent Queries」リストに追加され、「Queries」ナビゲーションツリー内のクエリー名の横に表示される検索アイコンで示されます。メインコンテンツ画面の右上に、後ろに感嘆符が付いた「Advanced」リンクが表示されます。
検索結果の各ページに表示されるプロキシの数は構成可能であり、ほとんどの検索結果は (ページ当たりの値に応じて) 複数のページではなく 1 つのページに表示できます。
デフォルト値は 0 (画面に合わせて結果を表示する)、指定できる最大値は 1,000 です。1,000 より大きい値を入力した場合は、値が自動的に 1,000 に戻ります。システム管理者が、「Admin」、「System」、「Defaults」画面で検索結果の制限値を構成します。ページ当たりの結果の数が少なすぎる場合や多すぎる場合は、管理者と相談して、結果の表示数を増減してください。
保存したクエリーを整理するのに役立つクエリーフォルダを作成できます。新しいクエリーフォルダを作成するには、次の手順に従います。
「Queries」ナビゲーションツリーで、新しいフォルダを作成する「Private」ノードを右クリックします。
表示されたコンテキストメニューから「New Folder」メニュー項目を選択します。
新しいフォルダの名前を入力します。ユーザーがフォルダー名からクエリーの目的を簡単に識別できるように、わかりやすい名前を入力してください。
完了すると、新しいクエリーフォルダが表示されます。
クエリーフォルダを削除するには、次の手順に従います。
ナビゲーションツリーリストで、削除するフォルダを右クリックします。
表示されたコンテキストメニューの「Delete」をクリックします。
確認のダイアログボックスで、「OK」をクリックして削除を続行します。操作を取り消してフォルダを保持するには、「Cancel」をクリックします。
注記:
プライベートフォルダを削除すると、そのパブリックコピーも削除されます。新しいクエリーを作成するには、次の手順に従います。
「Queries」ナビゲーションツリーの「Private」ノードを右クリックします。
表示されたコンテキストメニューの「New Query」をクリックします。
新しいクエリーの名前を入力し、Enter キーを押します。
いつでも簡単にアクセスできるように、アクティブなクエリーを特別に割り当てます。クエリーをアクティブにするには、次の手順に従います。
「Queries」ナビゲーションツリーの上部 (「Queries」タイトルバーの右側) にある「Active」ボタンをクリックします。
目的のクエリーを右クリックし、表示されたコンテキストメニューから「Set Active」をクリックします。
直近のクエリーをプライベートにすることができます。「Recent Queries」フォルダにはクエリーが直近の 10 個しか保持されないため、次の手順に従って、保持するクエリーを「Private」フォルダに移動するようにしてください。
画面左側のナビゲーションツリーの「Queries」セクションを開きます。
プラス記号をクリックして、「Admin」ナビゲーションツリーを展開します。
プラス記号をクリックして、「Recent Queries」ナビゲーションツリーを展開します。
目的のクエリーを見つけて選択し、それを「Private」フォルダにドラッグ&ドロップします。
パブリッククエリーを使用すると、システム内のほかのユーザーがクエリーを表示および実行できます。パブリッククエリーには 2 つのタイプがあります。
組織単位
グループ単位
クエリーグループ全体をパブリックにすることはできません。パブリックにすることができるのは個々のクエリーだけです。
注記:
パブリックにすることができるのはプライベートクエリーだけです。次の手順によって、「Queries」領域の「Public」フォルダ内にクエリーへのリンクが作成されます。この結果、選択したクエリーがグループでパブリックになります。
画面左側のナビゲーションツリーの「Queries」セクションを開きます。
プラス記号をクリックして、「Admin」ナビゲーションツリーを展開します。
プラス記号をクリックして、「Private」フォルダのナビゲーションツリーを展開します。
目的のクエリーを「Private」フォルダから「Group」の下にある「Public」フォルダにドラッグ&ドロップします。
「Public」フォルダにドロップすると、「Public」リストに新しいクエリーが表示されます。
(グループだけでなく) 組織内でクエリーをパブリックにするには、上記の手順に従いますが、「Group」の下にある「Public」フォルダにクエリーをドラッグ&ドロップする代わりに、「Organization」の下にある「Public」フォルダにクエリーをドロップします。
注記:
パブリッククエリーを再度プライベートにすることができるのは、管理者権限を持つユーザーだけです。これは、「Admin」、「Public Resources」画面を使用して行います。「Queries」ナビゲーションツリーでクエリーをクリックすることにより、保存されたクエリーをいつでも実行できます。
作成して保存したクエリーに含まれるメタデータフィールドがあとで管理者によって非表示にされた場合は、次回クエリーが実行されたときに、メインコンテンツウィンドウの「Advanced」リンク (画面右上) の横に感嘆符が表示されます。感嘆符の上にマウスポインタを置くと、非表示のフィールドが検索で使用されていることを示すツールチップの警告が表示されます。
注記:
非表示のメタデータフィールドは検索の実行時に除外されます。クエリーまたはクエリーフォルダの名前を変更するには、次の手順に従います。
画面左側のナビゲーションツリーの「Queries」セクションを開きます。
名前を変更するクエリーまたはクエリーフォルダを右クリックします。
表示されたコンテキストメニューから「Rename」を選択します。
新しい名前を入力します。
Enter キーを押してプロセスを完了します。
保存されたプライベートクエリーを永続的に削除できます。クエリーをパブリックにすると、プライベートフォルダ構造内のクエリーに類似するコピーが「Public」ナビゲーションツリーフォルダの下に追加されます。パブリッククエリーをパブリックフォルダから直接削除することはできませんが、パブリックフォルダ内にコピーが存在するクエリーをプライベートツリー構造から削除すると、パブリックフォルダ内のそのクエリーのコピーも削除されます。
保存されたクエリーを削除するには、次の手順に従います。
「Queries」ナビゲーションツリーリストから、削除するプライベートクエリーを選択します。
クエリーを右クリックし、表示されたコンテキストメニューから「Delete」を選択します。
確認のダイアログボックスで、「OK」をクリックして削除を続行します。操作を取り消してクエリーを保持するには、「Cancel」をクリックします。
注記:
クエリーを削除しても、その構成要素だったオブジェクトは DIVAdirector から削除されません。クエリー結果は、DIVAdirector のメインコンテンツ領域のリストビューまたはグリッドビューのいずれかに表示されます。目的の表示を選択するには、画面右下の「List/Grid」をクリックしてビューを切り替えます。
グリッドビューには、検索結果がサムネイルのグリッドの形式で表示されます。リストビューには、検索結果がリストの形式で表示されます。どちらの場合も、検索結果で許可されている列のみが表示されます。
グリッドビューとリストビューのどちらでも、サムネイルの上にマウスポインタを置くと、ボタンとして機能する一連の標準的なメディアプレーヤースタイルのミニアイコンが表示されます。これらのボタンは次のように機能します。
このアイコンは、メディアプレーヤーに表示される標準の再生アイコンです。ボタンをクリックすると、選択したクリップがプレーヤーで再生されます。このオプションが使用可能になり、再生できるクリップは、プロキシを持つクリップだけです。プロキシが関連付けられていないクリップについては、このボタンがグレー表示されます。
このアイコンは、右上隅が折り畳まれたドキュメントの形をしており、「Asset Metadata」領域にメタデータを表示します。
このアイコンは、プラス記号の形をしており、選択されたクリップを管理者の「Recent Work Bins」フォルダ内の作業ビンに追加します。
このアイコンは、互いを指す 2 つの矢印の形をしており、「Recent Shot Lists」フォルダ内のショットリストに選択されたクリップを追加することによって、クリップのショットリストを作成します。
このアイコンはカーブした矢印 (リフレッシュアイコンと同様) の形をしており、これを使用して DIVArchive システムからビデオクリップの高解像度バージョンを復元できます。仮想オブジェクトについては、このアイコンはアクセス不可 (グレー表示) になります。
このアイコンは、標準的な X (削除機能を表す) の形をしており、DIVArchive からファイルを削除します。クリップのプロキシとメタデータは DIVAdirector からすぐには削除されず、DIVAdirector と DIVArchive 間の次の同期サイクルで削除されます。仮想アセットを削除すると、システムからプロキシが削除されます。
クリップの上にマウスポインタを置くと、このダイアログボックスが開き、ツールチップが表示されます。ツールチップの情報は、システム管理者が「Admin/Metadata」画面で構成できます。
複数のクリップを選択すると、前述のアクションを複数のクリップに対して一度に実行できます。個々のクリップを現在の選択に追加するには、Ctrl キーを押しながら、追加する各クリップ上でマウスの左ボタンをクリックします。クリップのグループを選択するには、Shift キーを押しながら、グループの最初のクリップをクリックし、グループの最後のクリップをクリックします。最初に選択したクリップと最後に選択したクリップの間にあるすべてのクリップが選択されます。
1 つのサムネイルまたは選択した複数のサムネイルを右クリックすると、ミニアイコン (前述) のすべての機能を提供するコンテキストメニューが表示されます。
選択されたプロキシを新しいウィンドウで再生します。
警告:
このオプションは、特に多数のプロキシが個別のウィンドウで同時に再生されたときに、クライアントマシンのメモリーとパフォーマンスに重大な影響を与える可能性があります。
選択されたクリップを新しい作業ビンまたはアクティブな作業ビンに追加します。
選択されたクリップを新しいショットリストまたはアクティブなショットリストに追加します。
メタデータを CSV または XML 形式のファイルとしてエクスポートできます。
クエリーの内容を表示するには、画面左側の「Queries」ナビゲーションツリーでクエリーの上にマウスポインタを置き、ツールチップを表示します。または、クエリー自体をクリックして、クエリーを実行するために使用された個々の条件を表示することもできます。
虫めがねアイコンは、クエリーが基本クエリーであることを示します。
文字 A が付いた虫めがねアイコンは、クエリーが拡張クエリーであることを示します。
ビデオの再生は、DIVAdirector にプロキシが登録されている場合にのみ可能です。プレーヤー領域に表示されるクリップは、DIVArchive にアーカイブされているクリップの低解像度バージョンです。表示されるクリップには DIVArchive 内のオブジェクトと同じコンテンツ、フレーム速度、継続時間、およびタイムコードが含まれており、解像度のみが異なります。
再生が機能するには、クライアント PC に次がインストールされている必要があります。
Windows Media ファイルおよび MP4 ファイルの再生に対応する Microsoft Silverlight 5。
QuickTime MOV ファイルに対応する Apple QuickTime Player。
注記:
Google Chrome では、NPAPI のサポートが終了したため、WMV および MOV クリップの再生はサポートされなくなりました。プレーヤー領域の下部に次のコントロールが配置されています。
ミュートボタンはプレーヤーの右下にあり、スピーカーのような形をしています。クリックすると音声がミュートされます。
ボリュームコントロールはプレーヤーの右下にあり、これを使用して再生中のプロキシのボリュームを調整できます。
巻き戻しボタンは、プレーヤーの左下にある左向きの二重矢印です。クリックすると、クリップが逆方向に 4 倍速で再生されます。もう一度巻き戻しを押すと、再生速度が 8 倍速に変更されます。
前のフレームボタンは、プレーヤーの左下にある、右側に縦棒が付いた左向き矢印です。このボタンをクリックすると、プロキシの直前のフレームにスキップします。これにより、プロキシをフレーム単位で表示できます。
停止ボタンは、プレーヤーの左下にある四角形で、プロキシの再生を停止します。
一時停止ボタンは、プレーヤーの左下にある二重の縦線で、現在の再生操作を一時停止します。これは、再生と一時停止を切り替えるトグルボタンです。クリップが一時停止すると、このボタンに再生アイコンが表示されます。
再生ボタンは、プレーヤーの左下にある右向きの一重矢印です。クリックすると、プロキシが再生されます。これは、再生と一時停止を切り替えるトグルボタンです。クリップの再生中は、このボタンに一時停止アイコンが表示されます。
次のフレームボタンは、プレーヤーの左下にある、左側に縦棒が付いた右向き矢印です。このボタンをクリックすると、プロキシの次のフレームにスキップします。これにより、プロキシをフレーム単位で表示できます。
早送りボタンは、プレーヤーの左下にある右向きの二重矢印で、プロキシを早送りします。クリップが 4 倍速で再生され、もう一度早送りを押すと、再生速度が 8 倍速に変更されます。
「ループなし」再生モードボタンは、右向き矢印が付いた縦線で、クリップをループせずに最初から最後まで再生します。これは、「ループなし」、「マーカー間でループ」、および「すべてのセグメントでループ」の間で切り替える 3 段トグルボタンです。
「マーカー間でループ」再生モードボタンは、2 つの縦線の間に循環する矢印があり、指定したマーカー間のクリップを再生して連続的にループします。
「すべてのセグメントでループ」再生モードボタンは、循環する矢印が上部の 2 つの縦線 (セグメントを表す) を貫通しており、選択した各セグメントがセグメントリストに表示される順番で連続的に再生されます。このボタンは、ショットリストエディタでのみ使用できます。
ドロップフォルダは、それ以外の方法では現実的に手動で実行できない大量のデータインポートやトランザクションを管理するために使用されます。初期の DIVAdirector Release 5.3 では、メタデータドロップフォルダのみがユーザーインタフェースを介して使用できます。ほかのドロップフォルダでは、以前のソフトウェアリリースの使い勝手と構成が維持されます。ドロップフォルダは、グループ単位で共有され、グループに構成されている権限に基づいてメタデータまたはタスクを変更して実行する場合にのみ使用可能です。
注記:
プロキシドロップフォルダは DIVAdirector のこのリリースでも引き続き動作します。プロキシドロップフォルダではなく、プロキシ生成用の新しいトランスコードサービスを使用することをお勧めします。ドロップフォルダには、フォルダモニターとユーザーインタフェース (UI) の 2 つの主要コンポーネントがあります。フォルダモニターは、DIVAdirector Server に構成されたディレクトリを監視し、指定された拡張機能を使用してファイルを自動的に処理します。ユーザーインタフェースは、処理対象の 1 つまたは複数のファイルをローカルシステムからサーバーのドロップフォルダにアップロードする手段を提供します。
注記:
新規作成されたドロップフォルダは、グループの各メンバーのユーザーインタフェースを介してすぐに使用できますが、管理者はフォルダモニターが新しいフォルダのモニタリングをアクティブに開始する前に、DIVAdirector のドロップフォルダと注釈サービスを再起動する必要があります。「Dropfolders」ナビゲーションツリーには 2 つのノードが含まれています。1 つは構成用のノードであり、もう 1 つは使用可能な各ドロップフォルダが一覧表示されるノードです。ツリー内の各ドロップフォルダは、それぞれのドロップフォルダのアップロードページにリンクしています。
「Dropfolders」ナビゲーションツリーで目的のドロップフォルダをクリックすると、ドロップフォルダエクスプローラが開きます。ドロップフォルダエクスプローラは、特定のドロップフォルダをアップロードし、その処理をモニタリングするための手段を提供します。処理された各ファイルから、インポートの全体的なステータスを反映したログエントリが生成され、人間が読める形式のダウンロード可能なログファイルが提供されます。このエクスプローラは、ドラッグ&ドロップ機能と、ファイルセレクタ (画面左側の中央寄りにある「Add Files」ボタンでアクセス) を備えています。すべてのファイルを選択して、「Start Upload」(「Add Files」ボタンの横) をクリックすると、各ファイルの処理が開始されます。
グループのユーザーはだれでも、「Drop Folder Configuration」画面でドロップフォルダをただちに作成したり、以前の構成をインポートしたり、既存の構成をエクスポートしたりできます。各ドロップフォルダでは特定のアクションが実行されますが、そのためには、そのアクションタイプに合わせた設定が必要になります。メタデータタイプ以外のすべてのドロップフォルダタイプの詳細な構成情報については、『Oracle DIVAdirector 管理者ガイド』を参照してください。
このセクションでは、メタデータドロップフォルダの構成について説明します。「Dropfolders」ナビゲーションツリーで「Configuration」ノードをクリックすると、「Dropfolders Configuration」画面が開きます。
「Dropfolders Configuration」画面では、メタデータドロップフォルダの次のオプションが構成されます。
メニューオプション (画面右上)
このメニュー項目をクリックすると、現在選択されている構成が保存されます。
ファイルセレクタのプロンプトが表示され、ドロップフォルダ構成のインポートプロセスが開始されます。従来の XML 形式によるドロップフォルダ構成と新しい構成の両方がサポートされています。構成をインポートしたあとは、保存する前に「Watch Path」オプションやその他の必要な構成値を指定する必要があります。現在のグループがアクセスできないオプションはインポートされません。たとえば、自分のグループに編集権限がないメタデータフィールドをインポートすることはできません。
このメニュー項目をクリックすると、現在選択されている構成が削除されます。システム管理者は、アクティブな構成を削除したあとで、DIVAdirector のドロップフォルダと注釈サービスを再起動する必要があります。
このメニュー項目をクリックすると、現在のドロップフォルダ構成が XML 形式でエクスポートおよびダウンロードされます。
メタデータドロップフォルダの構成オプション
Folder Settings (これらのオプションはすべて必須です。)
どの構成オプションが使用可能になるかは、ドロップフォルダのタイプによって決まります。現在は、「METADATA」タイプのみが使用可能です。
これは、ナビゲータに反映されるタイトルであり、ドロップフォルダがエクスポートされるときのエクスポートファイルの名前です。
これは、ドロップフォルダモニターが処理対象の新しいファイルを探すときに使用するフルパスです。ドロップフォルダを構成して保存したあとは、監視パスを変更できません。
これは、各ファイル処理の試行に関する個別のログファイルがある DIVAdirector Server 上の場所のフルパスです。
このチェックボックスにチェックマークを付けると、構成されたドロップフォルダが有効になります。チェックボックスのチェックマークを外すと、構成が無効になります。
File Process Settings
このフィールドの値は、ドロップフォルダで期待されるファイル形式を定義します。メタデータドロップフォルダでは、次の値が有効です。
CSV: この値を選択すると、スキーマの定義 (下記を参照) に必要な構成オプションが表示されます。
XML: XML 形式のガイドライン (下記を参照) に準拠していれば、XML 形式のメタデータを取り込むことができます。
JSON: この形式は、現在実装されていません。
このオプションのチェックボックスにチェックマークを付けると、処理中にエラーが検出された場合に、取り込んだファイルのコピーが保存されます。バックアップファイルが保存されるのは、ドロップフォルダモニターによって処理されるときだけです。ドロップフォルダエクスプローラのページからのアップロードは、サーバー上にバックアップされません。
これは、処理中にエラーが発生した場合にバックアップコピーが作成されるサーバー上の場所のフルパスです。「Save Backup File」チェックボックスにチェックマークが付いている (このオプションが有効である) 場合、このフィールドは必須です。
Action Settings
このオプションは、指定されたフィールドのメタデータがオブジェクトにすでに定義されている場合に、既存のメタデータを上書きします。
このオプションは、処理されたファイルから空の値が解析された場合に、指定されたメタデータをオブジェクトから削除します。
このオプションは、現在アーカイブ内に存在しないオブジェクトにメタデータが追加された場合に、仮想オブジェクトを作成します。
CSV File Format Settings
CSV ファイルのインポートでは、コンマ、セミコロン、タブの 3 つのいずれかを区切り文字として使用できます。
カプセル化文字を使用すると、メタデータ値の内部で区切り文字を使用できるようになります。現在サポートされているカプセル化文字は引用符だけです。インポートされたメタデータの内部にカプセル化文字が存在する場合は、それをバックスラッシュでエスケープする必要があります。
このチェックボックスにチェックマークが付いている場合は、CSV ファイルの先頭にパーサーで無視する必要がある 1 行分のヘッダーがあることを示します。
Field Mapping (CSV 専用)
フィールドマッピングは、CSV ファイルで定義された列の順序を特定します。定義されたマッピングは、フィールドを目的の位置にドラッグして並べ替えることができます。「Name」および「Category」フィールドは、すべての CSV インポートで必要になるため、事前定義されています。新しいフィールドを追加するには、「+ Add new record」ボタンをクリックします。これにより、「Field Mappings」ダイアログボックスが表示されます。
「Metadata Type」リストには、ドロップフォルダにまだ追加されていないフィールドと、グループがアクセスできるメタデータタイプのみが含まれています。日付または時間のメタデータには「DateTime Mask」フィールドを定義できますが、マスクが指定されていない場合は一般的な形式が使用されます。フィールドは、いつでも鉛筆アイコンを使用して編集したり、X アイコンを使用して削除したりできます。
次の例は、必要な XML 形式を示しています。
<XML Import><Category object_category="some category"><Object object_name="some object name1"><metadata1>data<\metadata1><metadata2 dt_mask="some date time mask">date<\metadata2><\Object><Object object_name="some object name2"><metadata1>data<\metadata1><metadata2 dt_mask="some date time mask">date<\metadata2><\Object><\Category>(More Categories Can Be Defined Here)<\XML Import>
作業ビンは、ユーザーがオブジェクトを 1 か所にまとめるために使用する作業領域です。画面左側の「Work Bins」ナビゲーションツリーは、「Queries」ナビゲーションツリーと同様に構成されています。このドキュメントの「Queries」ナビゲーションツリーセクションで説明されているすべての内容は、作業ビンにも適用されます。
「Public」や「Recent Work Bins」領域などの特定の作業ビンで使用可能なクリップを表示するには、次の手順に従います。
「Work Bins」ナビゲーションツリーで、目的の作業ビン名をクリックして、そこに含まれているクリップを表示します。
メインウィンドウがリフレッシュされ、選択した作業ビンに属するクリップが表示されます。
複数の作業ビンをグループ化することで、作業領域を整理できます。フォルダをほかのフォルダ内にネストして、階層構造を作成できます。新しい作業ビンフォルダを作成するには、次の手順に従います。
「Work Bins」ナビゲーションツリーの既存のフォルダ (新しいフォルダを作成する場所) を右クリックし、表示されたコンテキストメニューから「New Folder」を選択します。
注記:
「Work Bin」階層の「Public」フォルダ内にグループを作成することはできません。新しいフォルダの名前を入力し、Enter キーを押します。
選択した元のフォルダの下に、新しい作業ビンフォルダが表示されます。
作業ビンフォルダを削除するには、次の手順に従います。
「Work Bins」ナビゲーションツリーリストで削除するフォルダを右クリックし、表示されたコンテキストメニューから「Delete」を選択します。
確認のダイアログボックスで、「OK」をクリックして削除を続行します。このアクションを取り消してフォルダを保持するには、「Cancel」をクリックします。
注記:
プライベートフォルダを削除すると、そのパブリックコピーも削除されます。新しい作業ビンを作成すると、より効率的にオブジェクトを整理および操作できます。新しい作業ビンを作成するには、次の手順に従います。
「Work Bins」ナビゲーションツリーリストの目的のフォルダ (新しい作業ビンを作成する場所) を右クリックし、表示されたコンテキストメニューから「New Work Bin」を選択します。
新しい作業ビンの名前を入力し、Enter キーを押します。
新しい作業ビンが、「Work Bins」画面の選択した (作業ビンが作成された) グループの下に表示されます。
作業ビンをパブリックにすると、ほかのユーザーがそれらを表示できるようになります。パブリック作業ビンには 2 つの種類があります。
組織単位
グループ単位
パブリックにすることができるのは、作業ビングループ全体ではなく、個々の作業ビンだけです。
注記:
パブリックにすることができるのはプライベート作業ビンだけです。この操作によって、「Work Bins」画面の「Public Group」の下に作業ビンへのリンクが作成されます。プライベート作業ビンをパブリックにするには、次の手順に従います。
作業ビンを「Private」ナビゲーションツリーリストから該当するグループの下にある「Public」フォルダにドラッグ&ドロップします。
「Public」フォルダにドロップすると、「Public」リストに新しい作業ビンが表示されます。
作業ビンを組織内でパブリックにするには、上記の手順に従います。異なるのは、作業ビンを「Group」の下ではなく「Organization」の下にある「Public」フォルダにドラッグ&ドロップする点です。
注記:
パブリック作業ビンを再度プライベートにすることができるのは、システム管理者だけです。これは、「Admin」、「Public Resources」画面を使用して行います。作業ビンを永続的に削除できます。直接削除できるのはプライベート作業ビンだけです。作業ビンをパブリックにすると、プライベートフォルダ構造内の作業ビンに類似するコピーが「Public」ナビゲーションツリーフォルダの下に追加されます。パブリック作業ビンをパブリックフォルダから直接削除することはできませんが、パブリックフォルダ内にコピーが存在する作業ビンを「Private」ナビゲーションツリー構造から削除すると、パブリックフォルダ内のその作業ビンのコピーも削除されます。作業ビンを永続的に削除するには、次の手順に従います。
「Work Bin」ナビゲーションツリーリストから削除するプライベート作業ビンを選択します。
作業ビンを右クリックし、表示されたコンテキストメニューから「Delete」を選択します。
確認のダイアログボックスで、「OK」をクリックして削除を続行します。操作を取り消して作業ビンを保持するには、「Cancel」をクリックします。
注記:
作業ビンを削除しても、その構成要素だったクリップは DIVAdirector から削除されません。作業ビンの内容は、リストビューまたはグリッドビューのいずれかで表示できます。目的のビュー表示を選択するには、画面右下の「List/Grid」を使用してビューを切り替えます。リストビューでは、メインコンテンツ領域内に表示されるメタデータ列は常にクエリー結果と同じになり、「Admin」、「Groups」画面でグループごとに構成されます。
グリッドビューには、検索結果がサムネイルのグリッドの形式で表示されます。リストビューには、検索結果がリストの形式で表示されます。どちらの場合も、検索結果で許可されている列のみが表示されます。
グリッドビューとリストビューのどちらでも、サムネイルの上にマウスポインタを置くと、ボタンとして機能する一連のミニアイコンが表示されます。これらのボタンは次のように機能します。
このアイコンは、標準的な再生ボタンアイコン (右向き矢印) で、選択されたオブジェクトをプレーヤー画面で再生します。このオプションが使用可能になり、再生できるクリップは、プロキシを持つクリップだけです。プロキシが関連付けられていないクリップについては、このアイコンはグレー表示になります。
このアイコンは、右上隅が折り畳まれたドキュメントの形をしており、オブジェクトのメタデータ領域にクリップのメタデータを表示します。このメタデータを編集できます。
このアイコンは、長方形の横棒の形をしており、選択されたクリップを現在の作業ビンから削除します。この操作では、作業ビンからクリップが削除されるだけであり、クリップ自体は削除されません。
このアイコンは、互いを指す 2 つの矢印の形をしており、「Recent Shot Lists」フォルダ内のショットリストに選択されたクリップを追加することによって、クリップのショットリストを作成します。
このアイコンはカーブした矢印 (リフレッシュアイコンと同様) の形をしており、ユーザーはこれを使用して DIVArchive システムからクリップの高解像度バージョンを復元できます。仮想アセットについては、このアイコンはアクセス不可 (グレー表示) になります。
このアイコンは、標準的な X (削除機能を表す) の形をしており、DIVArchive からクリップを削除します。クリップのプロキシとメタデータは DIVAdirector からすぐには削除されず、DIVAdirector と DIVArchive 間の次の同期サイクルで削除されます。仮想オブジェクトの場合は、DIVAdirector システムからプロキシが削除されます。
ビデオクリップの上にマウスポインタを置くと、ツールチップが表示されます。ツールチップの情報は、システム管理者が「Admin」、「Metadata」画面で構成できます。
複数のクリップを選択すると、前述のアクションを複数のクリップに対して一度に実行できます。個々のクリップを現在の選択に追加するには、Ctrl キーを押しながら、追加する各クリップ上でマウスの左ボタンをクリックします。クリップのグループを選択するには、Shift キーを押しながら、グループの最初のクリップをクリックし、グループの最後のクリップをクリックします。最初に選択したクリップと最後に選択したクリップの間にあるすべてのクリップが選択されます。
1 つのサムネイルまたは選択した複数のサムネイルを右クリックすると、ミニアイコン (前述) のすべての機能を提供するコンテキストメニューが表示されます。
選択したプロキシを新しいウィンドウで再生できます。
警告:
これは、特に多数のプロキシが個別のウィンドウで同時に再生されたときに、クライアントマシンのメモリーとパフォーマンスに重大な影響を与える可能性があります。
選択したクリップを新しい作業ビンまたはアクティブな作業ビンに追加できます。
選択したクリップを新しいショットリストまたはアクティブなショットリストに追加できます。
メタデータを CSV または XML 形式のファイルとしてエクスポートできます。
ショットリストは、DIVArchive でビデオクリップを部分的に復元できるように、ビデオクリップのセグメントを管理および操作するために使用します。また、Avid や Apple Final Cut Pro で使用可能なエクスポートされた EDL ファイルも提供します。
ショットリストは、「Shot Lists」ナビゲーションツリーに表示されます。「Shot Lists」ナビゲーションツリーは、次の階層構造で構成されています。
組織
組織単位のパブリックショットリスト
グループ
グループ単位のパブリックショットリスト
ユーザー
プライベートショットリスト
プロキシとセグメント
直近のショットリスト
プロキシとセグメント
ショットリストエディタのレイアウトは、一般的なプロキシプレーヤーとほぼ同じです。表示領域が画面の中央にあり、タイムコードのマークインとマークアウトを行うためのコントロールが (プレーヤー画面とは別に) 追加されています。画面の右側には、編集中のクリップ用のセグメントリストコントロールとメタデータエディタの両方が組み込まれています。
ショットリストを作成するには、「Add to Shot List」リンクまたはコンテキストメニュー (クリップを右クリックした場合) のどちらかを使用して「Queries Results」または「Work Bin Results」画面からクリップのコレクションを追加します。新しく作成されたショットリストを「Recent」リストから「Private」リストにドラッグできます。ショットリストを手動で作成するには、次の手順に従います。
「Shot List」ナビゲーションツリーで該当するフォルダを右クリックし、表示されるコンテキストメニューから「New Shot List」をクリックします。
ショットリストの名前を入力し、Enter キーを押します。
目的のビデオクリップを「Queries Results」または「Work Bin Results」のいずれかからショットリストにドラッグ&ドロップします (複数のクリップをドラッグ&ドロップできます)。
既存のショットリストを削除するには、次の手順に従います。
「Shot List」ナビゲーションツリーで、削除するショットリストを選択します。
ショットリストを右クリックし、表示されたコンテキストメニューから「Delete」をクリックします。
ビデオクリップセグメントを作成し、それらをショットリストに追加できます。ショットリスト内の各セグメントは、セグメントの最初と最後のフレームのサムネイルによって表されます。
ビデオセグメントを作成するには、ショットリスト内のクリップの再生中に開始フレームと終了フレームをマークし、それをセグメントリストに追加します。
セグメント化コントロールは、画面左下のプレーヤーボタンのすぐ下にあります。
ビデオクリップセグメントを作成するには、次の手順に従います。
セグメント化コントロールの左側にあるマークインアイコンをクリックして、セグメントの最初のフレームをマークします。
マークインのタイムコードを手動で入力するか、ショット表示のすぐ下にあるタイムライン上で左側のオレンジ色のマーカーを目的のセグメント開始時間までドラッグします。
セグメント化コントロールの右側にあるマークアウトアイコンをクリックして、セグメントの最後のフレームをマークします。
マークアウトのタイムコードを手動で入力するか、ショット表示のすぐ下にあるタイムライン上で右側の薄青色のマーカーを目的のセグメント終了時間までドラッグします。
「Description」フィールドにセグメントの説明を入力してプラスアイコンをクリックし (または説明を追加したあとで Enter キーを押して)、指定したセグメントをセグメントリストに追加します。
選択したショットリストからビデオクリップセグメントを削除するには、次の手順に従います。
1 つのセグメントを削除するには、「Shot List」画面のショットリストコントロール領域内の目的のセグメントの横にあるマイナスアイコンをクリックします。
複数のセグメントを削除するには、画面左上の「Select All Segments」チェックボックスを使用してすべてのセグメントを選択するか、リスト内の個々のチェックボックスにチェックマークを付けます。
画面右側のテーブルのすぐ上にある「Delete」をクリックします。選択したクリップセグメントがセグメントリストから削除されます。
ショットリスト内に表示されるセグメントの順序によって、目視確認するセグメントの再生順序が決まります。セグメントの順序を変更するには、セグメントを目的の位置にドラッグ&ドロップします。ドラッグ中は、リストコントロール内での現在の位置が白色の点線で表示されます。
ショットリストに現在追加されているビデオセグメントを再生するには、次の手順に従います。
「Shot List」画面で、画面左上の「Select All Segments」チェックボックスにチェックマークを付けるか、個々のチェックボックスにチェックマークを付けます。
「Play」をクリックします。すべてのセグメントがショットリストの表示順に再生されます。
または、特定のセグメントのみを再生するには、そのセグメント行の 再生アイコン (サムネイルの左側) をクリックします。
セグメントの再生中にループバックアイコン (プレーヤーコントロール内) をクリックすると、セグメントの再生がループします。ビデオクリッププロキシの再生の詳細は、ビデオクリップのプロキシの再生を参照してください。
ショットリストをパブリックにすると、システム内のほかのユーザーがそれらを表示できるようになります。パブリックショットリストには 2 種類あります。
組織単位
グループ単位
注記:
パブリックにすることができるのはプライベートショットリストだけです。ショットリストをパブリックにすると、「Shot List」画面の「Public Group」の下にそのショットリストのリンクが作成されます。ショットリストをパブリックにするには、次の手順に従います。
目的のショットリストを「Private」フォルダから該当するグループの下にある「Public」フォルダにドラッグ&ドロップします。
「Public」フォルダにドロップすると、「Public」リストに新しいショットリストが表示されます。
ショットリストを組織内でパブリックにするには、上記の手順に従います。異なるのは、ショットリストを「Group」の下ではなく「Organization」の下にある「Public」フォルダにドラッグする点です。
注記:
パブリックショットリストを再度プライベートにすることができるのは、システム管理者だけです。これは、「Admin」、「Public Resources」画面で行います。現在のショットリストをエクスポートするには、次の手順に従います。
「Shot List」画面で、エクスポートするセグメントを選択して「Export」をクリックします。
画面中央の「Export Options」領域で、エクスポートに含めないセグメントを確認し、その選択を解除します。
画面右側のリストから「Export Format」を選択し、「Export Format」のすぐ下にある「Filename」フィールドにファイル名を入力し、画面右上の「Export」をクリックします。ブラウザのデフォルトのファイルダウンロード手順を使用して、ブラウザのデフォルトのダウンロード場所にファイルがダウンロードされます。
2 つの形式のいずれかで現在のショットリストをエクスポートできます。
Avid 編集システムにインポートできるテキストファイルの形式。これにより、ユーザーは Avid システムを使用してデジタルファイルを操作できるようになります。
Apple Final Cut Pro にインポートできる XML ドキュメントの形式。
警告:
XML ドキュメントを Final Cut Pro アプリケーションにインポートする場合は、特別な注意が必要です。インポートするシーケンスの速度をアプリケーションのシーケンス設定と一致させる必要があります (デフォルトのフレーム速度に関してのみ)。そうしないと、生成される FCP シーケンスのタイムライン継続時間の計算が誤って表示されます。
注記:
DIVAdirector は、インストールに Oracle DIVAdirector エクスポート形式で記述された fcp-v4.0.dtd ファイルが含まれているため、Apple Final Cut Pro アプリケーションと互換性があります。このファイルはシステム管理者から入手できます。メタデータは、ビデオクリップの属性を取得するために使用されます。このセクションでは、メタデータの概念と DIVAdirector ユーザーが使用できるオプションについて説明します。メタデータフィールドの詳細な説明は、『Oracle DIVAdirector 管理者ガイド』を参照してください。
DIVAdirector は、2 種類のメタデータをサポートしています。
システムメタデータフィールドは、ベースラインとなる事前定義されたメタデータフィールドです。DIVAdirector では読み取り専用であり、DIVAdirector ユーザーは編集できません。システムメタデータは、DIVArchive からインポートされたフィールドと、DIVAdirector Server からインポートされたフィールド (プロキシをプロキシドロップフォルダにドロップしたあとで生成されたもの) で構成されます。プロキシのメタデータは、DIVAdirector Server ではなく、トランスコードサービスから生成されます。
カスタムメタデータフィールドは、追加のクリップ属性を記述するために使用する DIVAdirector のカスタム定義フィールドです。これにより、組織の仕様と要件に合わせてシステムをさらにカスタマイズできます。システム管理者は、システムを使用する前にこれらのフィールドをシステムに合わせて適切に構成する必要があります。
システムメタデータフィールドを変更することはできません。これらのフィールドには、次が含まれます。
DIVAdirector によって定義された、オブジェクトの一意識別子。
カテゴリと組み合わせて一意識別子として使用されるシステム定義のオブジェクト名。
システム定義のオブジェクトカテゴリ。これを名前と組み合わせて使用することで、オブジェクトの一意識別子になります。
オブジェクトが DIVArchive にアーカイブされた日付。
オブジェクトの作成時に追加されたコメントが格納されるコメントフィールド。
オブジェクトの作成元であるソースファイル。
オブジェクトが存在するかどうかを判定する現在のステータス。
オブジェクトが仮想かどうかを定義するフラグ (「YES」または「NO」)。
オブジェクトのプロキシの開始タイムコード。
オブジェクトのプロキシの継続時間。
オブジェクトのプロキシの終了タイムコード。
DIVAdirector は、メタデータフィールドの定義に使用するさまざまなデータ型と、関連するプレゼンテーションコントロール (次のセクションを参照) をサポートします。
任意の文字列。長さは 1 - 100000 文字に制限されます。CHAR データ型は、EditBox、TextBox、または SelectBox コントロールを使用して表すことができます。
任意の整数値。INTEGER データ型は、EditBox、SelectBox、または CheckBox コントロールを使用して表すことができます。
小数を含む任意の数値。FLOAT データ型は、EditBox または SelectBox コントロールを使用して表すことができます。
EditBox、SelectBox、または Calendar コントロールを使用して表すことができる DATE データ型。
EditBox または SelectBox コントロールを使用して表すことができる TIME データ型。
FileSelect コントロールを使用して表される、任意の内部形式を持つファイルの固定された表現。
Oracle SAMMAsolo から生成されるメタデータのグラフィカル表示。このグラフは、オブジェクト全体またはオブジェクトの一部分を表します。
SAMMA GRAPH によって表されるオブジェクトの一部分と一致するフレームのサムネイル表現。
オブジェクトの品質管理 (QC) レポートデータの表現。オブジェクトの QC ステータスを変更する QC アクションボタンを提供します。
メタデータフィールドのデータ型の中には、さまざまなデータ表示方法があるものや、前のセクションで説明されているように、使用できるコントロールが制限されているものがあります。
DIVAdirector システム内で使用可能なプレゼンテーションコントロールは次のとおりです。
値を編集できる単一行のテキスト入力コントロール。
一般的な複数行テキストの編集コントロール。
指定された一意の値のリストから値を選択できます。
該当するチェックボックスにチェックマークを付けることで、オプションを選択できます。
簡単にカレンダを参照して適切な日付を選択できるカレンダコントロール。この形式を使用するのは DATE データ型だけです。
「Upload」ボタンと既存のバイナリファイルへのリンクで構成される特殊な複合コントロール。この形式を使用するのは BINARY データ型だけです。
これを使用するのは、SAMMAsolo で生成されたデータのグラフ表現を表示する SAMMA GRAPH データ型だけです。
これを使用するのは、SAMMA グラフコントロールによって表されるデータの一部分と一致するフレームのサムネイル表現を提供する SAMMA THUMBNAIL データ型だけです。
これを使用するのは、オブジェクトの QC レポートデータを表現する QC REPORT データ型だけです。
オブジェクトのメタデータを編集するには、次の手順に従います。
「Edit Metadata」アイコン (1 つの隅が折り畳まれたドキュメントの形をしたアイコン) をクリックするか、クエリー、作業ビン、またはショットリストから選択したオブジェクトのコンテキストメニューでこの項目を選択します。
複数選択により、共通のメタデータフィールドをまとめて編集できます。メタデータの編集で複数のオブジェクトを選択すると、「Save All」をクリックしたときに、選択した各オブジェクトに適用されるフィールドの内容が変更されます。プロキシプレーヤーとショットリストエディタには、同じメタデータ画面が表示されます。
注記:
アセットのイメージおよびバイナリメタデータは、複数選択を使用して更新できません。これらはアセットごとに個別に追加する必要があります。ユーザーが編集できるすべてのメタデータフィールドが、編集可能なコントロールのいずれかを使用して表示されます。読み取り専用のフィールドは、編集不可能なコントロールで表示され、変更できません。変更された項目は、変更されたことがわかるように強調表示されます。
「Save」をクリックして、メタデータの変更を保存します。
フィールドタイプの例を次に示します。
ファイルの添付データ (ファイルサイズは 2G バイトまで)。アップロード後に、ファイルのリンクをクリックすることによってファイルを取得できます。ファイルを削除することもできます。システム管理者によってファイルマスクが設定されます。
長さが制限された EditBox および TextBox コントロール。
Calendar または EditBox コントロール。
システム管理者によって事前に定義されたリスト選択ボックス。
EditBox とシステム管理者によって設定された形式の時間選択リスト。
キーフレームメタデータは、ドロップされたプロキシファイルから抽出された 1 つまたは複数のフレームのリストです。キーフレームフィールドは、「Asset Metadata」画面内に横スクロール機能を備えたフレームのリスト (リボン) として表示されます。管理者は、プロキシから等間隔で抽出されるフレームの数を構成します。各フレームには、そのタイムコードとリスト内での番号を示すツールチップが含まれています。
キーフレームフィールド内の先頭フレームがプロキシの先頭フレームであるとはかぎりません。管理者は、キーフレーム抽出の開始時にスキップする必要があるプロキシの先頭からのフレーム数を構成します。デフォルトとして選択および保存されたキーフレームは、「Query Results」および「Work Bin」画面にサムネイルとして表示されます。初期状態ではキーフレームフィールドの先頭フレームがデフォルトとして設定されますが、これは次の手順を使用して変更できます。
必要なキーフレームを 1 回クリックして強調表示します。
「Save」をクリックして新しい先頭フレームを保存します。
保存したあとは、クエリー結果、作業ビンの内容、またはショットリストの内容を表示するときに、新しいキーフレームがそのオブジェクトを表すサムネイルとして使用されます。
オブジェクトにプロキシが存在しない場合は、「Edit Metadata」画面内のサムネイルに会社のロゴが表示されます。同じロゴが、クエリー結果や作業ビン内のデフォルトフレームとしても表示されます。
プロキシプレーヤーまたはショットリストエディタでキーフレームフィールド内のフレームをダブルクリックすると、プレーヤーがキーフレームの位置までジャンプし、そこで一時停止します。
イメージメタデータは、オブジェクトに関連付けることができる 1 つまたは複数の静的イメージファイルのリストです。「Upload」をクリックすると、新しいイメージがアップロードされます。指定したイメージの上にマウスポインタを置いたときに使用可能になるアクションによって、既存のイメージをダウンロードまたは削除できます。
「Query Results」および「Work Bin」画面にはデフォルトがサムネイルとして表示されるため、キーフレーム機能と同様にオブジェクトイメージを選択して保存できます。
必要なキーフレームを 1 回クリックして強調表示します。
「Save」をクリックして新しいイメージを保存します。
保存したあとは、クエリー結果、作業ビンの内容、またはショットリストの内容を表示するときに、新しいオブジェクトイメージがそのオブジェクトを表すサムネイルとして使用されます。
注釈を使用すると、オーディオまたはビデオファイルのセグメントに特定時点のメタデータを添付できます。
注釈機能がインストールされている場合は、オブジェクトに関して 2 種類のメタデータを表示できます。
オブジェクトの単一レコードのメタデータ (以前の DIVAdirector リリースと整合します)。
オブジェクトのタイムコード (またはロケータ) とメタデータが含まれています。オブジェクトごとに複数の注釈レコードが存在する可能性があります。
「View/Edit Metadata」画面またはプレーヤー画面でメタデータビューが使用可能になり、2 つのメタデータタイプに対応する別個のタブが表示されます。「Annotations」タブには、ロケータベースのメタデータレコードのグリッドが表示されます。レコードのコメントのテキスト全体を表示できない場合は、行をダブルクリックして拡張できます。
個々の注釈レコードには、次のフィールドが含まれています。
HH:MM:SS:FF 形式のマークイン時間。
HH:MM:SS:FF 形式のマークアウト時間。
特定のショットのメタデータ。これは、最大 2,000 文字のテキストフィールドです。
注釈の変更 (追加、編集、および削除) 機能は、「Group Administration」領域の「Permissions」タブで制御されます。「Modify Annotations」オプションは、オプションの最初の行の下部 (「General」列) にあります。チェックボックスにチェックマークを付けると、このオプションが有効になります。
注釈は、プレーヤー画面を使用して追加します。または、注釈を変更できるように構成されたグループのユーザーは、「View/Edit Metadata」画面で注釈を追加できます。プレーヤー画面には、メタデータを追加するための機能がもっとも多く用意されています。
仮想オブジェクトは、DIVAdirector システムにのみ存在し、DIVArchive システムには物理的に存在しません。これらは、DIVArchive 内にまだ存在しないオブジェクトにメタデータと検索可能性を追加する手段を提供しますが、あとでオブジェクトが生成されたときに同期されます。したがって、仮想オブジェクトに DIVArchive 復元は適用されません。DIVAdirector では、各オブジェクトに次のような仮想フラグが設定されます。
オブジェクトは仮想であり、DIVArchive 内に物理的には存在しません。
オブジェクトは仮想ではなく、DIVArchive 内に物理的に存在します。
オブジェクトの仮想フラグを使用して、オブジェクトの検索を実行できます。視覚的な区別として、「Query Results」および「Work Bin」画面では仮想オブジェクトのサムネイルテキストがやや薄い色 (グレー表示) になります。仮想オブジェクトは、テキストがグレー表示である点が仮想でないオブジェクトと異なります。
仮想オブジェクトを作成するには、DIVAdirector Server のプロキシドロップフォルダと「Assets」、「Create Virtual Asset」メニューオプションを組み合わせて使用します。表示されたページで必要となるオプションは、オブジェクト名、オブジェクトカテゴリ (事前定義リストから 1 つを選択)、およびコメントです。管理者は、「Admin」、「User」、「Groups」画面上の「Virtual Asset Settings」タブでオブジェクトカテゴリの事前定義リストを定義します。
DIVAdirector 内の仮想オブジェクトは、DIVArchive 内の既存のオブジェクトと同様に、プロキシと追加のメタデータを持つことができ、ショットリストに追加できます。仮想オブジェクトは、物理オブジェクトと同様に DIVAdirector から削除できます。(仮想オブジェクトは DIVArchive システム内に実際には存在しないため) 仮想オブジェクトの削除要求は DIVArchive に送信されず、操作のステータスは「Status」画面に表示されません。
仮想オブジェクトに対して復元操作および Oracle 部分ファイル復元操作は実行できません。「Query Results」および「Work Bin」画面では、仮想オブジェクトに対して復元アイコン (一般的なリフレッシュアイコンに似たアイコン) を使用できません。仮想オブジェクトのみを選択した場合は、オブジェクトに対して DIVArchive 削除操作のみを実行できます。
DIVAdirector では、プロキシビデオをローカルマシンにダウンロードできます。システム管理者は、「Group」画面の「Permissions」タブの設定を使用して、この機能へのアクセスを制御します。
この機能を有効にすると、「Search Results」画面および「Work Bins」画面のコンテキストメニューで「Download Clip」メニュー項目が使用可能になります。
作業ビンに含まれているクリップをダウンロードするには、個々のオブジェクトではなく、画面左側の「Work Bin」フォルダを選択する必要があります。
目的のクリップを選択し、「Download Clip」メニュー項目をクリックすると、DIVAdirector はローカルマシンへのクリップのダウンロードを開始します。表示されたダウンロードダイアログボックスで、「Save File」を選択し、「OK」をクリックします。ファイルは、ローカルマシン上のブラウザのデフォルトダウンロードフォルダに保存されます。