この章では、VM Client によって発行されるシステムメッセージについて説明します。これらのメッセージは、SMC 接頭辞で識別されます。
{(CCCCCCCC)} command string
レベル: 0
説明: VM Client がオペレータの仮想マシンから入力コマンドを受信しました。コマンド文字列のあとに仮想マシン ID が表示されます (可能な場合)。
システムアクション: なし。
ユーザーの対応: なし。
VM Client Vn.n.n system initializing
レベル: 0
説明: VM Client バージョン n.n.n のシステム初期化プロセスが開始されました。
システムアクション: なし。
ユーザーの対応: なし。
CCCCCCCCCCCC failed; return code=XXXX, reason code=XXXX
レベル: 0
説明: オペレーティングシステム機能 CCCCCCCCCCCC が完了し、指定されたゼロ以外のリターンコードと理由コードが返されました。
システムアクション: エラーのタイプによっては、開始または終了の続行が試みられることがあります。
ユーザーの対応: SYSLOG で IBM 関連のメッセージを探し、該当する IBM ドキュメントの説明を参照してください。
Invalid command CCCCCCCC [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: 未定義のコマンド CCCCCCCC が VM Client によって検出されました。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: コマンドデータセット内の構文が正しいことを確認するか、または修正したコマンドを入力します。
Unable to acquire storage for CCCCCCCC; return code=XXXX
レベル: 0
説明: 初期化中に、SMC サブシステムは、指定された動的制御ブロックまたはモジュール CCCCCCCC のための十分なストレージを取得できませんでした。
システムアクション: SMC サブシステムは終了します。
ユーザーの対応: 使用可能な CSA ストレージが十分あることを確認します。該当する IBM ドキュメントのリターンコード XXXX の説明を参照してください。
Load failed for module MMMMMMMM
レベル: 0
説明: SMC サブシステムは、必要なモジュール MMMMMMMM をロードできませんでした。
システムアクション: SMC サブシステムは終了します。
ユーザーの対応: SMC 起動プロシージャーが、その STEPLIB 連結内のすべての SMC 分散ロードライブラリにアクセスできることを確認します。
TRACE settings:
CCCC....CCCC
レベル: 0
説明: TRACE コマンドが LIST キーワードとともに指定されました。SMC0013 の複数行メッセージには、VM Client の現在の設定が一覧表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
Unmatched [quote|or invalid parenthesis] detected; command ignored [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: VM Client が、囲んでいる引用符が閉じられていない文字列、または無効な括弧や不揃いの括弧を含むコマンドを検出しました。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: コマンドデータセット内の構文が正しいことを確認するか、または修正したコマンドを入力します。
Invalid keyword KKKKKKKK for the CCCCCCCC command[at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: VM Client が、無効なキーワード KKKKKKKK を指定するコマンドを検出しました。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: コマンドデータセット内の構文が正しいことを確認するか、または修正したコマンドを入力します。
Invalid value VVVVVVVV for keyword KKKKKKKK of the CCCCCCCC command [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: VM Client が、キーワード KKKKKKKK を無効な値 VVVVVVVV とともに指定するコマンドを検出しました。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: コマンドデータセット内の構文が正しいことを確認するか、または修正したコマンドを入力します。
Keyword KKKKKKKK of the CCCCCCCC command requires a value [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: VM Client が、キーワード KKKKKKKK を (ほとんどのキーワードに必要な) 付随する値なしで指定するコマンドを検出しました。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: コマンドデータセット内の構文が正しいことを確認するか、または修正したコマンドを入力します。
Keyword KKKKKKKK of the CCCCCCCC command is not allowed for EEEEEEEE [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: SMC が、現在のオペレーティング環境 EEEEEEEE では有効でないキーワード KKKKKKKK を指定するコマンドを検出しました。たとえば、ユーザーが JES2 と JES3 のどちらを実行しているかに応じて、一部のキーワードまたは keyword=value のペアが無効になることがあります。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: 指定されたキーワードが、使用している環境で有効であることを確認します。
Duplicate keyword KKKKKKKK specified for the CCCCCCCC command [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: VM Client が、同じキーワード KKKKKKKK を複数回指定するコマンドを検出しました。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: コマンドデータセット内の構文が正しいことを確認するか、または修正したコマンドを入力します。
Keyword KKKKKKK1 of the CCCCCCCC command is mutually exclusive with keyword KKKKKKK2 [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: VM Client が、複数のキーワードを指定していて、そのうちの 2 つ (KKKKKKK1 と KKKKKKK2) が相互に排他的であるコマンド CCCCCCCC を検出しました。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: コマンドデータセット内の構文が正しいことを確認するか、または修正したコマンドを入力します。
Invalid format or missing keywords for the CCCCCCCC command [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: VM Client が、コマンド行に含まれるキーワードが多すぎるか、または少なすぎるコマンド CCCCCCCC を検出しました。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: コマンドデータセット内の構文が正しいことを確認するか、または修正したコマンドを入力します。
CCCCCCCC command successfully processed [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: CCCCCCCC コマンドが VM Client によって正常に検証および処理されました。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
VM Client system initialization complete; RC=nn
レベル: 0
説明: VM Client のシステム初期化プロセスが完了してリターンコードが示され、VM Client システムが要求を受け入れる準備ができています。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
No {CCCCCCCC|control block} entries to list
レベル: 0
説明: コマンド CCCCCCCC が LIST キーワードとともに指定されました。ただし、指定されたコマンドの VM Client キュー内にエントリが見つかりませんでした。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
Keyword KKKKKKK1 of the CCCCCCCC command requires keyword KKKKKKK2 [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: VM Client が、キーワード KKKKKKK1 を指定するコマンドを検出しましたが、相互に必要なキーワード KKKKKKK2 が指定されていません。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: コマンドデータセット内の構文が正しいことを確認するか、または修正したコマンドを入力します。
CCCCCCCC command processing error; [matching entry not found|command line truncated; will be ignored|parameter truncated; command ignored] [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: CCCCCCCC コマンドの処理中にエラーが見つかりました。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: コマンドデータセット内の構文が正しいことを確認して、修正したコマンドを入力します。
VM Client startup parameter PPPPPPPP must have a value
レベル: 0
説明: 初期化中に、VM Client システム初期化プログラムは有効な実行パラメータを検出しましたが、それは値が必要であるにもかかわらずキーワードと値のペアとして指定されていませんでした。
システムアクション: VM Client システムが終了します。
ユーザーの対応: VM Client システム初期化 exec を修正して、正しい実行パラメータを指定します。
Error processing VM Client startup parameter PPPPPPPP; CCCCCCCCCCCC
レベル: 0
説明: 初期化中に、VM Client システム初期化プログラムが実行パラメータ文字列内のエラーを検出しました。文字列 CCCCCCCCCCCC は、検出されたエラーのタイプを示します。
システムアクション: VM Client システムが終了します。
ユーザーの対応: VM Client システム初期化起動 exec を修正して、正しい実行パラメータ文字列を指定します。
VM Client startup parameter PPPPPPPP successfully processed
レベル: 0
説明: VM Client の初期化中に、実行パラメータ PPPPPPPP が正常に検証および処理されました。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
Invalid VM Client startup parameters; system terminating
レベル: 0
説明: 初期化中に、VM Client システム初期化プログラムは、実行パラメータ文字列の処理エラーを検出しました。
システムアクション: VM Client システムが終了します。
ユーザーの対応: サービスマシンログで VM Client 関連のメッセージを探します。関連するメッセージには、SMC0033 SMC0034、または SMC0035 があります (ただし、これらに限定されるわけではありません)。
{Command|Comment} beginning at line nnnn of {SMCCMDS|SMCPARMS} is unterminated
レベル: 0
説明: 入力コマンドファイルの行 nnnn から始まるコマンドまたはコメントが継続文字 (+) で終了しましたが、続きが見つかりませんでした。
システムアクション: 処理が続行されます。終了していない文字列を含むコマンドは無視されます。
ユーザーの対応: コマンドデータセット内の構文が正しいことを確認します。
**** VM Client U1099 ABEND AT CCCCCCCCn ****
レベル: 0
説明: VM Client タスクが、モジュール CCCCCCCC 内で、異常終了シーケンス番号 n で異常終了しました。
システムアクション : TMI 要求の処理中に異常終了が発生した場合、要求は処理されません。
ユーザーの対応: 関連するログとダンプを保存して、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
nn bytes:
AAAAAAAA +0000| XX..XX XX..XX XX..XX XX..XX | CC..CC |
レベル: 0
説明: VM Client LIst コマンドが発行されました。SMC0056 の複数行メッセージには、nn バイトのストレージが変換済みの 16 進数 (XX.XX) と文字 (CC.CC) の形式で一覧表示されます。各行には、16 進数アドレス AAAAAAAA で始まる次の 16 バイトのストレージが一覧表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
No {SMCPARMS|SMCCMDS} DDNAME statement found
レベル: 0
説明: VM Client の初期化中に、指定された SMCPARMS DD または SMCCMDS DD が VM Client の起動 exec 内にありませんでした。
システムアクション: 初期化を続行します。
ユーザーの対応: なし
Error opening {DDNAME {SMCPARMS|SMCCMDS}|DSNAME DDDDDDDD}
レベル: 0
説明: VM Client が READ コマンドを検出しましたが、指定された DDNAME または DSNAME を開くことができませんでした。
システムアクション: READ コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: ログで IBM 関連のメッセージを探し、該当する IBM ドキュメントで詳細を参照してください。
I/O error reading {DDNAME {SMCPARMS|SMCCMDS}|DSNAME DDDDDDDD}
レベル: 0
説明: VM Client が、VM Client 起動 exec で指定された SMCPARMS または SMCCMDS データセット、あるいは READ コマンドで指定されたデータセットを読み取ろうとしているときに I/O エラーを受信しました。
システムアクション: 示されたデータセットは処理されません。
ユーザーの対応: 正しいデータセット名を指定します。
Command beginning at line nnnn of {SMCCMDS|SMCPARMS} is too long; input ignored
レベル: 0
説明: VM Client が、指定されたファイルの行 nnnn から始まる複数行コマンドを検出しました。このコマンドは、長さが 1024 文字を超えています。
システムアクション: 処理が続行されます。複数行の全体が無視されます。
ユーザーの対応: コマンドデータセットの構文が正しいことを確認します。
Command CCCCCCCC [with parameter PPPPPPPP] is not allowed [{from console|at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS}]
レベル: 0
説明: VM Client が、示されたコマンド起点ではサポートされていないコマンドまたはコマンドパラメータを検出しました。
システムアクション: そのコマンドは無視されます。
ユーザーの対応: 有効なコマンド起点からコマンドを発行します。
MSGDEF settings:
CCCC....CCCC
レベル: 0
説明: MSGDEF コマンドが LIST キーワードとともに発行されました。SMC0063 の複数行メッセージには、VM Client の現在の設定が一覧表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
MMM DD YYYY HH:MM:SS UUUUUUUU active on hostid VVVVVVVV
レベル: 0
説明: 日付 (MMMM DD YYYY)、時間 (HH:MM:SS)、サービスマシンのユーザー ID (UUUUUUUU)、および hostid (VVVVVVVV) が 1 日 1 回、深夜の VM Client 初期化中に表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
SMC system tasks:
A(PCE) Thread Use C-S Userid Last -------- ------ ------ --- -------- ------------ AAAAAAAA TTTTTT UUUUUU C-S UUUUUUUU TTTTTTTT
レベル: 0
説明: VM Client LIst TASKs コマンドが発行されました。SMC0086 複数行メッセージには、すべての VM Client タスクの SMCPCE アドレス、スレッド ID、使用カウント、および現在のステータス情報が一覧表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
Unable to [acquire/release] resource CCCCCCCC; attempt by VVVVVVVV XXXXXXXX1 owned by XXXXXXXX2
レベル: 0
説明: 共有された VM Client リソースを正常に取得または解放できませんでした。仮想マシン VVVVVVVV を保守するタスクがリソースを取得または解放しようとしていますが、別のタスクがそのリソースを保持しているためできません。
システムアクション: 仮想マシン VVVVVVVV への要求は正しく処理されない可能性があります。
ユーザーの対応: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
TCPIP SETTINGS:
CCCC....CCCC TCPIP TCPNAME=CCCCCCCC
レベル: 0
説明: TCPIP LIst コマンドが発行されました。SMC0093 の複数行メッセージには、VM Client システムの現在の設定が一覧表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
Keyword KKKKKKKK of the CCCCCCCC command is required
レベル: 0
説明: コマンド CCCCCCCC が、必要なキーワード KKKKKKKK なしで発行されました。
システムアクション: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応: 必要なキーワードを指定してコマンドを再発行します。
SERVER=SSSSSSSS CCCCCCCC
Status={active|never active|inactive|disabled}
Errors=nnnn
Messages=nnnn
Retries=nnnn
レベル: 0
説明: SERVer コマンドが LIST キーワードとともに発行されました。SMC0113 の複数行メッセージには、VM Client に対して定義されている各サーバーのサーバー設定とステータスが一覧表示されます。パラメータの説明については、SERVer コマンドを参照してください。
STATUS は、サーバーのステータスを示します。
Errors は、このサーバーに関するエラーの総数を示します。
Messages は、このサーバーパス上の論理的なメッセージ (ボリューム検索要求、マウント、マウント解除) の数を示します。
Retries は、試行されたメッセージ再試行の回数を示します。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
Cannot find TAPEPLEX PPPPPPPP for SERVER SSSSSSSS [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: SERVer コマンドが、事前に定義されていない TapePlex 名とともに発行されました。
システムアクション: このサーバーは追加も更新もされません。
ユーザーの対応: TAPEPlex コマンドを指定して TapePlex を定義し、SERVer コマンドを指定します。
Cannot change TAPEPLEX name for existing SERVER SSSSSSSS [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: SERVer コマンドが既存のサーバーの名前および TapePlex 名とともに発行されましたが、既存のサーバーの TapePlex 名と新しいコマンドの TapePlex 名が一致しませんでした。
システムアクション: そのコマンドは拒否されます。
ユーザーの対応: TapePlex 名を省略するか、TapePlex 名を既存のサーバーに一致するように変更するか、あるいはサーバー名を変更して新しいサーバーを指定の TapePlex に追加します。
SERVER CCCCCCCC now disabled
レベル: 0
説明: VM Client が FAIL カウントを超える TCP/IP エラーを検出しました。無効化の理由については、前述の SMC0128/SMC0129 メッセージを参照してください。
システムアクション: なし。関連付けられたライブラリに対して追加のサーバーパスが定義されていない場合、そのライブラリハードウェアにはアクセスできなくなります。
ユーザーの対応: TCP/IP ネットワーク、サーバー、ホストオペレーティングシステムに関する問題を修正し、SERVer に対して再度 ENABLE を実行します。
Drive range mismatch between CLIENT(XXXX1-XXXX2) and SERVER (XXXX3-XXXX4)
レベル: 0
説明: DRIVemap コマンドが発行されました。指定された CLient 範囲のいずれかが、対応する SErver 範囲の形式に一致しませんでした。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: CLient パラメータと SErver パラメータの形式およびドライブの数が対応していることを確認して、コマンドを再発行します。
TapePlex error:
{Fatal comm error detected|
Initialization error number nn or {nn|unlimited}|
Comm error number nn of {nn|unlimited}
Comm error limit exceeded}
USER=UUUUUUUU TASK=XXXXXXXXXX {MSG=XXXXXXXX}
TAPEPLEX=TTTTTTTT SERVER=SSSSSSSS REQUEST=FFFF
{Client {IP=NNN.NNN.NNN.NNN} socket=NN port={nnnn|ANY}}
{Server IP=NNNN.NNNN.NNNN.NNNN port=nnnn}
{Bytes out=nnnn in=nnnn}
{Error=EEEE....EEEE}
{Reason=RRRR....RRRR}
{Response from STK HTTP server follows: HHHH...HHHH}
VM Client comm RC=nnnn
レベル: 0
説明: VM Client が、TapePlex と通信しようとしているときにインタフェースまたは通信エラーを検出しました。SMC0128 の複数行メッセージには、最初に VM ユーザー ID、トランザクションタイプ、およびエラーに関連付けられた TapePlex 名、そのあとに通信エラーと理由文字列が一覧表示されます。
理由文字列の例には次のものがあります。
特定の TCP/IP 機能エラー (接続、送信、受信など)
データエラー (不完全または無効なデータ応答)
HSC サーバー機能エラー
SMC HTTP サーバーエラー
特定の通信エラーによって、次のような HTTP サーバー全体の応答が表示されることがあります。
HTTP 1.0 401 Unauthorized
メッセージに Comm error limit (nnn) の超過が示されている場合、SMC0128 メッセージのあとに SMC0119 メッセージが表示され、VM Client によってサーバーパスが無効にされます。
メッセージに初期化エラーが示されている場合は、指定されたサーバーパスへの正常な通信の前にエラーが発生しました。このようなエラーは、サーバーパス上の累積エラーカウントにはカウントされず、指定されたサーバーは VM Client によって自動的に無効にされません。また、初期化エラーメッセージは要求ごとに生成されるのではなく、そのパスが正常にアクティブ化されるまで 5 分間隔で生成されるだけです。
システムアクション: 割り当てまたはマウントイベントが VM Client によって処理されない可能性があります。
ユーザーの対応: 示されたエラー理由を使用して、問題の原因を特定します。
{ERROR|WARNING}: No cartridge transport(s) for XXXX1- [XXXX2] for {UNITATTR|DRIVEMAP} {ADDRESS|CLIENT}
レベル: 0
説明: UNITATTR または DRIVEMAP コマンドが、デバイス XXXX1 または範囲 XXXX1-XXXX2 を指定して発行されました。指定されたどのデバイスも MVS で定義されたカートリッジトランスポートデバイスではありません。
システムアクション:
メッセージに ERROR が示されている場合、このコマンドは処理されません。
メッセージに WARNING が示されている場合、VM Client はこの値を格納し、それを使用して、MVS で定義されていない RTD デバイスのアドレスを変換する可能性があります。
ユーザーの対応: コマンドで指定されたデバイスを確認し、それが正しくない場合はコマンドを再発行します。
TAPEPLEX=PPPPPPPP
CCCC....CCCC Status={disabled|active|inactive|never active} Requests=nnnn [SERVER=SSSSSSSS Status={disabled|active|inactive|never active}]
レベル: 0
説明: TAPEPlex コマンドが LIST キーワードとともに発行されました。SMC0133 の複数行メッセージには、VM Client に対して定義されている各 TapePlex のパラメータとステータスが一覧表示されます。オプションで、SERVerlist キーワードが指定された場合は、この TapePlex に関連付けられたすべてのサーバーのサーバーステータスも表示されます。
TapePlex の status は、TapePlex のステータスを示します。
disabled は、オペレータコマンドによって TapePlex が無効にされていることを示します。
active は、この TapePlex への最後の通信が成功したことを示します。
inactive は、この TapePlex への通信パスが以前はアクティブであったが、現在はアクティブでなくなっていることを示します。
never active は、この TapePlex への通信パスが一度も正常に確立されたことがないことを示します。
Requests は、指定された TapePlex に送信された要求 (構成、ボリューム検索、マウント、マウント解除、およびスワップ) の総数を示します。
SERVER キーワードが指定された場合は、この TapePlex に対して定義されている各サーバーパスも、そのステータスとともに表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
Mount/dismount message from TAPEPLEX=PPPPPPPP SERVER=SSSSSSSS
レベル: 0
説明: ECHOMNTERR(ON) オプションが有効になっています。HSC TapePlex に対してマウントまたはマウント解除が実行されましたが、正常に完了しませんでした。SMC0135 メッセージは、マウントまたはマウント解除が要求された TapePlex 名とサーバー名を示します。SMC0136 メッセージは、単に VM Client 上の HSC サーバーのマウントまたはマウント解除メッセージをエコーします。
注:
メッセージSMC0135 および SMC0136 は、メッセージレベルが 12 以上である場合は、ECHOMNTERR の設定には関係なくすべてのマウントおよびマウント解除エラーに対して発行され、またメッセージレベルが 16 以上である場合は、すべての HSC マウントおよびマウント解除メッセージに対して発行されます。システムアクション: なし
ユーザーの対応: HSC マウントまたはマウント解除メッセージに示されている問題を修正します。
HSC mount or dismount message
レベル: 4
説明: ECHOMNTERR(ON) オプションが有効になっています。HSC TapePlex に対してマウントまたはマウント解除が実行されましたが、正常に完了しませんでした。SMC0135 メッセージは、マウントまたはマウント解除が要求された TapePlex 名とサーバー名を示します。SMC0136 メッセージは、単に VM Client 上の HSC サーバーのマウントまたはマウント解除メッセージをエコーします。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: HSC マウントまたはマウント解除メッセージに示されている問題を修正します。
XML {input|output} parse error RC=nnn; transaction=TTTTTTTT {TAPEPLEX|STORMNGR}=PPPPPPPP
レベル: 0
説明: SMC が XML 解析エラーを検出しました。入力 XML トランザクションを解析できないときは、入力 XML エラーが生成されます。
トランザクション応答データを XML に変換できないときは、出力 XML エラーが発生します。
システムアクション: エラーのタイプやサーバーの特性によっては、割り当てまたはマウントイベントが SMC によって処理されない可能性があります。
ユーザーの対応: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Invalid range XXXX1-XXXX2 for keyword ADDRESS of the UNITATTR command
レベル: 0
説明: UNITATTR コマンドが、デバイス範囲 XXXX1-XXXX2 を指定して発行されました。ここで、XXXX1 は XXXX2 より大きい値です。
システムアクション: UNITATTR コマンドは、このデバイス範囲を処理しません。
ユーザーの対応: 有効な範囲を指定してコマンドを再発行します。
Restoring all default settings for the CCC...CCC command
レベル: 0
説明: CCC...CCC コマンドが OFF パラメータとともに発行されました。すべての CCC...CCC の値が VM Client システムに対して復元されています。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
CCC...CCC object successfully {added|updated|deleted}
レベル: 0
説明: CCC...CCC コマンドが正常に処理されました。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
DRIVEMAP settings:
CLIENT=XXXX1{-XXXX2} SERVER=XXXX3{-XXXX4}
レベル: 0
説明: DRIVEMAP コマンドが LIST キーワードとともに発行されました。SMC0163 の複数行メッセージには、現在アクティブな DRIVEMAP が一覧表示されます。クライアント/サーバーの範囲ごとに 1 行が生成されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
CLIENT range XXXX1{-XXXX2} not found for the OFF keyword of the DRIVEMAP command
レベル: 0
説明: DRIVEMAP コマンドが OFF パラメータおよび CLIENT パラメータとともに発行されました。CLIENT パラメータに一致する DRIVEMAP 範囲が見つかりませんでした。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
Keyword {CLIENT/SERVER} range XXXX1{-XXXX2} overlaps with previous DRIVEMAP entry
レベル: 0
説明: 以前に発行された DRIVEMAP コマンドで指定された範囲と重複するクライアントまたはサーバーの範囲を含む DRIVEMAP コマンドが発行されました。
システムアクション: DRIVEMAP コマンドは処理されません。
ユーザーの対応: DRIVEMAP LIST コマンドを発行して、現在アクティブな DRIVEMAP 範囲のリストを表示します。新しい範囲を指定するように DRIVEMAP コマンドを修正します。または、DRIVEMAP CLIENT(XXXX1-XXXX2) OFF コマンドを使用して既存の重複した範囲を非アクティブ化し、一意の範囲を使用してコマンドを再度指定します。
Excessive READ depth at line nn of DSN DDDDDDDD
レベル: 0
説明: ファイルから READ コマンドが発行されました。ただし、すでに開かれているコマンドファイルが多すぎるため、READ コマンドの深度を超えました。READ コマンドの深度は、組み込みの READ コマンドのために、同時に開くことのできるファイルの数として定義されます。
システムアクション: READ コマンドは処理されません。
ユーザーの対応: READ コマンドの深度を減らすようにコマンドファイルを再構築し、参照されるファイルに再帰的なループが含まれないようにします。
CCCCCCC summary:
TAPEPLEX PPPPPPPP is {disabled|inactive|active on server SSSSSSSS} {All TAPEPLEX(s) active| n of n TAPE TAPEPLEX(s) active| WARNING: All TAPEPLEX(s) inactive| WARNING: No TAPEPLEX(s) defined| WARNING: No TAPEPLEX(s) enabled}
レベル: 0
説明: CCCCCCCC コマンドが発行され、TapePlex の再同期が実行されました。各 TapePlex が複数行 WTO 内の 1 行で表され、そのステータスが表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
Specified TAPEPLEX PPPPPPPP not {defined|HSC|active|enabled|valid for UUI}
レベル: 0
説明: VM Client コマンドが TAPEPLEX PPPPPPPP を指定して発行されました。ただし、TAPEPLEX が VM Client に対して定義されていないか、または適格でないため、このコマンドを完了できません。
システムアクション: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応: 有効な TAPEPLEX を指定するか、あるいは TAPEPLEX ステータスを修正してコマンドを再発行します。
Response from {TAPEPLEX|STORMNGR} PPPPPPPP:
CCCC....CCCC Response RC=nn
レベル: 0
説明: TAPEPLEX または STORMNGR PPPPPPPP を指定する VM Client Route コマンドが発行されました。SMC0173 メッセージには、TAPEPLEX または STORMNGR の名前に続けて応答が表示されたあと、コマンドのリターンコードを表示する SMC0173 メッセージで終了します。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
Communication initialized on TAPEPLEX=name SERVER=name
レベル: 0
説明: VM Client が、指定された TapePlex との初回の通信に成功しました。
システムアクション: 処理が続行されます。
ユーザーの対応: なし
No active TAPEPLEX(s) for DISPLAY command
レベル: 0
説明: VM Client DISPLAY コマンドが入力されました。ただし、VM Client はどの TapePlex とも通信を確立できません。
システムアクション: DISPLAY (または QUERY) VOLUME が入力された場合は、要求を送信する TapePlex が存在しないため、このコマンドは終了します。DISPLAY (または QUERY) DRIVE コマンドが入力された場合は、ドライブ情報に TapePlex 所有権が反映されない可能性はありますが、このコマンドは続行されます。
ユーザーの対応: なし
VM Client {DISPLAY|QUERY} VOLUME
Volser TapePlex Location Media Rectech Scr Volume Data ------ -------- -------- -------- -------- --- ---------- VVVVVV PPPPPPPP {AA:LL} MMMMMMMM RRRRRRRR SSS DDDDDDDD
レベル: 0
説明: VM Client DISPLAY (または QUERY) VOLUME コマンドが入力されました。SMC0177 メッセージには、要求に一致する volser が一覧表示されます。表示されるボリュームの Rectech には、ボリュームのメディアタイプ、サーバーの VOLATTR 設定 (ある場合)、および密度などのボリュームデータの組み合わせが反映されます。たとえば、STK1RC の Rectech が表示されているボリュームは、STK1RC の RECTECH を指定するサーバーの VOLATTR が設定されている場合もあれば、9840C ドライブ上にスクラッチとしてマウントされていることがわかっている場合もあります。Scratch ステータスは「Yes」または「No」として表示されます。ボリュームの Volume Data には、HSC CDS 内に格納されているそのボリュームの既知の密度と暗号化の特性が反映されています。Volume Data DEN=1 から DEN=3 は、それぞれ低密度、高密度、最高密度を意味しています。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
VM Client {DISPLAY|QUERY} DRIVE
Addr TapePlex Location Model Serv VM Client Status ------ -------- ------------- -------- ---- ---------------- AAAA PPPPPPPP {AA:LL:PP:DD} MMMMMMMM SSSS CCCCCCCC
または:
Addr TapePlex Location Model Serv S Serial Number ------ -------- ------------- -------- ---- ---------------- AAAA PPPPPPPP {AA:LL:PP:DD} MMMMMMMM SSSS Z NNNNNNNNNNNN
レベル: 0
説明: VM Client DISPLAY (または QUERY) DRIVE コマンドが入力されました。SMC0178 メッセージには、要求に一致するドライブが一覧表示されます。アドレス AAAA には、CP に認識されているドライブアドレスが反映されます。VM Client は、ドライブの VM Equivalency ID (EQID) と XAPI 構成要求で返されたシリアル番号を一致させようとします。処理されない場合は、DRIVEMAP エントリを使用してサーバーアドレス (SSSS) がクライアントアドレス (AAAA) にマッピングされます。
DISPLAY DRIVE IDentity オプションは、「VM Client Status」フィールドを「S Serial Number」で置き換えます。ここでは:
Z は、シリアル番号のソースまたはステータスを識別します。
NNNNNNNNNNNN - ドライブシリアル番号、または使用できない場合は空白
M - XAPI 構成に一致した EQID シリアル番号
NNNNNNNNNNNN - ドライブシリアル番号、または使用できない場合は空白
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
{TAPEPLEX|ESOTERIC} VVVVVVVV not defined for CCCCCCCC
レベル: 0
説明: TAPEPLEX または ESOTERIC VVVVVVVV を指定する CCCCCCCC コマンドが入力されました。ただし、VVVVVVVV が SMC または MVS に対して定義されていません。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: 指定されたコマンドを修正して再入力します。
CCCCCCCC entry EEEEEEE not found for {list|update|delete}
レベル: 0
説明: エントリ EEEEEEEE の一覧表示、削除、または更新を指定する CCCCCCCC コマンドが入力されました。ただし、EEEEEEE に一致するエントリが見つかりませんでした。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: CCCCCCCC コマンドを LIST オプションとともに発行して、すべての CCCCCCCC エントリを一覧表示します。次に、正しいエントリ名を指定してコマンドを再発行します。
CCCCCCCC OOOOOOOO set to {ON|OFF|XXXXXXXX}
レベル: 0
説明: オプション OOOOOOOO を ON、OFF、または指定された値 XXXXXXXX に設定するように指定する CCCCCCCC コマンドが入力されました。1 つの CCCCCCCC コマンドで複数のオプションが指定された場合は、指定されたオプションごとに 1 つずつ、複数の SMC0190 メッセージが発行されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
注:
SMC0190 メッセージは、MSGDef VERBose(ON) が指定されている場合にのみ表示されます。CCCCCCCC OOOOOOOO set to {ON|OFF|XXXXXXXX} for entry EEEEEEEE
レベル: 0
説明: CCCCCCCC のエントリ EEEEEEEE に対して、オプション OOOOOOOO を ON、OFF、または指定された値 XXXXXXXX に設定するように指定する CCCCCCCC コマンドが入力されました。1 つの CCCCCCCC コマンドで複数のオプションが指定された場合は、指定されたオプションごとに 1 つずつ、複数の SMC0191 メッセージが発行されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
注:
SMC0191 メッセージは、MSGDef VERBose(ON) が指定されている場合にのみ表示されます。READ processing started for {SMCPARMS|SMCCMDS|data set name}
レベル: 0
説明: VM Client が、指定されたファイル内のコマンドの処理を開始しました。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
READ processing complete; RC=nn from {SMCPARMS|SMCCMDS|data set name}
レベル: 0
説明: VM Client が、指定されたファイル内のコマンドの処理を完了しました。どのコマンドも、最大のリターンコードは nn です。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
注:
SMC0196 メッセージは、VM Client MSGDef VERBose(ON) が指定されている場合にのみ表示されます。COMMTEST:
USER=UUUUUUUU TASK=XXXXXXXXXXXXXXXX {MSG=XXXXXXXX} TAPEPLEX=LLLLLLLL SERVER=SSSSSSSS REQUEST=FFFF Client {IP=NNN.NNN.NNN.NNN} socket=NN port={nnnn|ANY} Server IP=NNNN.NNNN.NNNN.NNNN port=nnnn Bytes out=nnnn in=nnnn Error=EEEE....EEEE Reason=RRRR....RRRR {Response from STK HTTP server follows: HHHH...HHHH} Current LIBPATH status= {active|inactive|never active|disabled} VM Client comm RC=nnnn elapsed time=nn.nn
レベル: 0
説明: COMMtest コマンドが入力されました。SMC0203 メッセージは、試行された通信パスごとに表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
No eligible COMMPATH(s) found
レベル: 0
説明: COMMtest コマンドが入力されましたが、指定された TAPEPlex、SERVer、ステータスの各パラメータにより、テスト用に適格な通信パスが選択されませんでした。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: COMMtest コマンドを修正して再発行します。
Disabling bind to PORTRANGE nnnn-nnnn; any ephemeral port will be used
レベル: 0
説明: TCPip PORTrange (OFF) コマンドが入力されました。ソケットは nnnn-nnnn の固定されたポート範囲にバインドされなくなりますが、任意の一時的なポートが使用されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
No PORTRANGE currently defined
レベル: 0
説明: TCPip PORTrange (OFF) コマンドが入力されましたが、現在、どのアクティブな PORTrange も無効にするように指定されていません。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
Specified SERVER SSSSSSSS not {found|defined for TAPEPLEX=TTTTTTTT}
レベル: 0
説明: 特定の TapePlex とサーバーを指定する COMMtest コマンドが入力されました。ただし、そのサーバーが VM Client に対して定義されていないか、指定された TapePlex に対して定義されていません。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: COMMtest コマンドを修正して再発行します。
Path switch from server=SSSSSSSS to PPPPPPPP for TAPEPLEX=TTTTTTTT
レベル: 0
説明: VM Client が、TAPEPLEX TTTTTTTT の通信パスをセカンダリサーバー SSSSSSSS からプライマリサーバー PPPPPPPP に自動的に切り替えました。
システムアクション: 処理が続行されます。
ユーザーの対応: なし
Keyword KKKKKKKK of the CCCCCCCC command ignored; RRRRRRRR
レベル: 0
説明: CCCCCCCC コマンドで、受け入れられなくなったキーワードが指定されました。キーワード KKKKKKKK は、この製品の現在のバージョンで廃止されているか、または現在の処理環境では受け入れられない可能性があります。
システムアクション: キーワード KKKKKKKK とそれに関連付けられたすべての値が破棄されますが、コマンドの残りの部分は引き続き処理されます。
ユーザーの対応: このキーワードが現在のリリースで廃止されている場合は、今後のリリースでエラーとしてフラグが付けられ、コマンド全体が無効にされる可能性があるため、コマンドからこのキーワードを削除します。
Copyright nnnn, nnnn, Oracle and/or its affiliates.All rights reserved
レベル: 0
説明: VM Client システムを初期化しています。
システムアクション: 処理が続行されます。
ユーザーの対応: なし
Warning: No TAPEPLEX command processed
レベル: 0
説明: VM Client システムが初期化を完了しましたが、TAPEPLEX コマンドが SMCPARMS または SMCCMDS データセットのどちらにも見つかりませんでした。
システムアクション: 処理が続行されます。
ユーザーの対応: TAPEPLEX および SERVER コマンドを入力します。
CCC...CCC command RC=XX exceeds MAXRC=NN at startup
レベル: 0
説明: VM Client が MAXRC 起動パラメータで起動され、VM Client の初期化中に、CCC...CCC コマンドが MAXRC の指定を超える完了コードを返しました。
システムアクション: SMCPARMS または SMCCMDS データセットで指定されたコマンドの残りの部分について処理を続行します。ただし、VM Client システムの初期化は、SMCPARMS または SMCCMDS 処理の完了時に SMC0237 メッセージで終了します。
ユーザーの対応: 指定された CCC...CCC コマンドを修正し、VM Client を再起動します。
注:
前のSMC0236 メッセージには関係なく、SMCPARMS および SMCCMDS データセット内のすべての VM Client コマンドが起動時に処理されるため、起動時には複数の SMC0236 メッセージが生成される可能性があります。VM Client terminating due to MAXRC=nn exceeded at startup
レベル: 0
説明: VM Client が MAXRC 起動パラメータで起動され、VM Client の初期化中に、SMCPARMS または SMCCMDS データセット内の VM Client コマンドが MAXRC の指定を超える完了コードを返したことを示す SMC0236 メッセージが発行されました。
システムアクション: VM Client は終了します。
ユーザーの対応: エラー状態にあるコマンドを示す SMC0236 メッセージがないかどうかを VM Client ログで確認し、示されたコマンドを修正し、VM Client を再起動します。
Cannot add STORMNGR CCC...CCC before TAPEPLEX(es)
レベル: 0
説明: STORMNGR コマンドは、TAPEPLEX コマンドのあとに入力する必要があります。
システムアクション: 処理が続行されます。
ユーザーの対応: TAPEPLEX コマンドは、STORMNGR コマンドの前に入力します。
CCCCCCCC command specifies {TAPEPLEX|STORMNGR} NNNNNNNN; but NNNNNNNN is a {STORMNGR|TAPEPLEX} [at line nnnn of {SMCCMDS|SMCPARMS}]
レベル: 0
説明: CCCCCCCC コマンドが入力され、示された TAPEPLEX または StorageTek Storage Manager が指定されました。ただし、NNNNNNNN が、記述されているエンティティーのタイプではありません。
システムアクション: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応: エンティティータイプを TAPEPLEX から STORMNGR またはその逆に変更し、コマンドを再発行します。
METADATA command not supported for {non-UUI origin|non-XML responses|command CCCC}
レベル: 0
説明: METADATA コマンドが処理されましたが、そのコマンドは次のいずれかの理由で無効です。
non-UUI origin
このコマンドがオペレータコンソール、あるいは SMCPARMS または SMCCMDS データセットから受信されたことを示します。METADATA コマンドは、UUI インタフェースからのみ許可されます。つまり SMCUUUI または SMCUSIM ユーティリティーからか、あるいは UUI プログラムインタフェースからのどちらかです。
non-XML responses
この METADATA コマンドが UUI インタフェースから受信されたが、XML 応答が要求されなかったことを示します。METADATA は、XML 応答としてのみ有効です。
command CCCC
指定されたコマンド CCCC が XML 出力を生成しないため、メタデータが使用できないことを示します。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: METADATA コマンドを修正します。
Code nnnn (X'xxxx'): sssssssssss
レベル: 0
説明: 理由コード nnnn または 16 進数の理由コード xxxx を指定する Display RC コマンドが処理されました。対応する理由が表示されます。DETAIL オプションが指定された場合は、理由コードの説明も表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
TAPEPLEX|STORMNGR CCCCCCCC commpath PPPPPPPP inactive; RC=RRRR, EEEEEEEEEEEE
レベル: 0
説明: SMC が、指定された通信パス PPPPPPPP を使用して TAPEPLEX または STORMNGR と通信できません。ここで、PPPPPPPP はサーバー名または (local) です。値 RRRR は 10 進数のリターンコードであり、変換された説明 EEEEEEEEEEEE を含みます。
システムアクション: このメッセージは、定義されているローカルの通信パスまたは SERVER ごとに発行され、SMC が TAPEPLEX と通信できないかぎりスクロールできません。
ユーザーの対応: 少なくとも 1 つの通信パスについて、報告されたエラーを修正します。
TAPEPLEX|STORMNGR CCCCCCCC inactive; no available communication paths
レベル: 0
説明: TAPEPLEX または STORMNGR CCCCCCCC に定義された通信パスがないか、またはすべてのパスが無効のステータスになっています。
システムアクション: TAPEPLEX または STORMNGR への通信は試行されません。
ユーザーの対応: 通信パスを追加するか、または既存のローカルパスまたは SERVER を有効にします。
Unrecognized XML tag=TTTTTTTT for command=CCCCCCCC
レベル: 0
説明: XML 形式の入力要求に、このコマンドでは有効として認識されなかったタグが含まれていました。
このメッセージは、現在のソフトウェアレベルが以前のレベルでは有効であったタグをサポートしていないか、または新しいタグをサポートするようにアップグレードされていない場合に表示されることがあります。
システムアクション: パラメータは無視されます。
ユーザーの対応: コマンドが正しく指定されていることを確認します。
Value=VVVVVVVV is invalid type for keyword or tag=KKKKKKKK in command=CCCCCCCC [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: 入力コマンドに、必要なタイプではないキーワードまたは XML タグの値 (たとえば、有効な数値ではないか、またはリストを許可しないパラメータに対するリスト) が含まれていました。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: エラーを修正し、要求を再度指定します。
Keyword or tag=KKKKKKKK may not have a value in command CCCCCCCC [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: 入力コマンドに、値を許可しないキーワードまたは XML タグに対する値が含まれていました。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: エラーを修正し、要求を再度指定します。
Length of value=VVVVVVVV is invalid for keyword or tag=KKKKKK in command CCCCCCCC [at line nnnn of SMCCMDS|SMCPARMS]
レベル: 0
説明: 入力コマンドに、必要な長さより短いか、または長いキーワードまたは XML タグの値が含まれていました。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: エラーを修正し、要求を再度指定します。
Error parsing XML values for XML tag=TTTTTTTT in command=CCCCCCCCC; RC=nnn
レベル: 0
説明: XML コマンドに、表示されたタグに関連した値または解析エラーが含まれていました。解析のリターンコードは、診断のためにメッセージに含まれています。
システムアクション: 処理が続行されます。コマンドは無視されます。
ユーザーの対応: エラーを修正し、要求を再度指定します。
Message|Command nnnnn Help Text:
レベル: 0
説明: Help コマンドが発行されました。メッセージまたはコマンドのヘルプテキストが表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
HELP for XXXXXX not found
レベル: 0
説明: Help コマンドが発行されました。サブジェクト XXXXXX が見つかりません。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: 有効なサブジェクトを指定して Help コマンドを再入力します。
XXXXXX is an invalid range
レベル: 0
説明: Help コマンドが発行されました。サブジェクト XXXXXX は無効な範囲です。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: 有効なサブジェクトを指定して Help コマンドを再入力します。
VM Client failed setting ANCHOR: rc=nnn
レベル: 0
説明: CMS ANCHOR SET マクロの実行中にゼロ以外のリターンコードを受け取りました。
システムアクション: VM Client は終了します。
ユーザーの対応: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
TCP/IP server available: id=YYYYYY
レベル: 0
説明: VM Client が TCP/IP ID YYYYYY との接続に成功しました。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
TCP/IP server is unavailable; id=YYYYYY errno=NNN errmsg
レベル: 0
説明: YYYYYY とのソケット接続を確立しようとしているときに、VM Client TCP/IP 機能がエラーを返しました。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: SMCPARMS ファイル内で指定されている TCP/IP ID を修正して VM Client を再起動します。TCP/IP ID が正しい場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Dynamic Allocation NOT supported
レベル: 0
説明: READ コマンドが読み込むファイルを動的に割り当てようとしました。
システムアクション: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応: 起動 FILEDEF から SMCCMDS ファイルを指定して、READ コマンドを再入力します。
cp command
レベル: 0
説明: CP コマンドからの出力が表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
LOG command requires CONSOLE or DISK
レベル: 0
説明: LOG コマンドで、CONSOLE または DISK の入力を求められています。
システムアクション: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応: 正しいオプションを指定した LOG コマンドを再入力してください。
mmmm+nnnn - aaaaa - PSW data ppppEvent eeee - Data dddd - Thread nnnnData at PSW addr - xxxx<>xxxx
レベル: 0
説明: 異常終了が検出されました。
mmmm+nnn は異常終了したモジュールおよび置換を示します
aaaa は異常終了コードを示します
pppp は異常終了時の PSW を示します
eeee はエラーイベントによって返される VMERROR データのアドレスを示します
dddd はエラーイベントによって返されるデータエリアのアドレスを示します
nnnn は異常終了したスレッド ID を示します
xxxx<>xxxx は PSW アドレスのデータを示します
<> は PSW アドレスをマークします
異常終了時のレジスタは次に従います
システムアクション: コマンドまたは TMI 要求は終了します。
ユーザーの対応: StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Dump sent to nnnnn ddd dumps remain
レベル: 0
説明: DUMP コマンドへの応答として、または異常終了の問題のために、システムがストレージダンプを生成しました。
システムアクション: ダンプファイルがユーザー ID nnnnn に転送されます。
ユーザーの対応: 許可されたダンプの数 (ddd) が 0 に近づいたら、DUMPOPTS RESET コマンドを発行して許可されたダンプの数をリセットするか、ダンプの最大限度を変更するか、あるいはその両方を行います。このメッセージが DUMP コマンドへの応答でない場合は、StorageTek ソフトウェアサポートに連絡してください。
Dump not taken due to dump Max Count - nnnn
レベル: 0
説明: DUMPOPTS コマンドで許可された最大数のダンプが生成されました。
システムアクション: このダンプ要求は無視されます。DUMPOPTS RESET コマンドを受信するまで、ダンプ要求は受け付けられません。
ユーザーの対応: DUMPOPTS RESET コマンドを発行して取得するダンプの数をリセットするか、ダンプの最大限度を変更するか、あるいはその両方を行います。
DUMPOPTS settings:
DUMPS TAKEN=tttt DUMPS MAX COUNT=mmmmm TO=uuuuuuuuu
レベル: 0
説明: DUMPOpts コマンドが LIST キーワードとともに発行されました。DUMPOPTS 設定が一覧表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
LOG settings:
CONSOLE=ON|OFF CLASS=c TO=uuuuuuuu DISK=ON|OFF FM=a
レベル: 0
説明: LOG コマンドが LIST キーワードとともに発行されました。LOG 設定が一覧表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
OPERATOR settings:
ID=uuuuuuuu
レベル: 0
説明: OPERator コマンドが LIST キーワードとともに発行されました。OPERATOR 設定が一覧表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
Disk FM m is READONLY
レベル: 0
説明: FM パラメータに指定されたディスクが読み取り専用です。ディスクは書き込み可能である必要があります。
システムアクション: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応: 正しいパラメータを指定してコマンドを再入力してください。
Disk FM m is not defined
レベル: 0
説明: FM パラメータで指定されたディスクが定義されていません。
システムアクション: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応: 正しいパラメータを指定してコマンドを再入力してください。
UUUUUU is not a defined VM userid
レベル: 0
説明: 入力された値が定義された VM ユーザー ID ではありません。
システムアクション: そのコマンドは処理されません。
ユーザーの対応: 正しいパラメータを指定してコマンドを再入力してください。
XXXXXXXX has initiated VM Client termination
レベル: 0
説明: EXIT コマンドを XXXXXXXX ソースから受け取りました。
システムアクション: VM Client が終了プロセスを開始しています。
ユーザーの対応: なし
UUUUUUUU is not authorized for VM Client ZZZ requests
レベル: 0
説明: VM ユーザー ID UUUUUUUU から受信した VM Client ZZZ 要求が拒否されました。ユーザー ID は ZZZ 要求を実行する権限がありません。
システムアクション: VM Client は要求を無視して処理を続行します。
ユーザーの対応: AUTHORIZE コマンドを使用して VM ユーザー ID が VM Client TMI およびコマンド要求を実行できるようにします。もうひとつのオプションは、VM Client 検証カスタマ出口、SMCXIT01 を使用する方法です。
MOUNT|DISMOUNT command failed; RC=NNNN - Reason=MMMM
レベル: 0
説明: MOUNT または DISMOUNT コマンドが失敗し、リターンコード NNNN が返されました。理由コード (MMMM) は、失敗の理由を説明する HSC メッセージ番号であることがあります。
システムアクション: コマンドは失敗しました。
ユーザーの対応: HSC マウントまたはマウント解除メッセージに示されている問題を修正します。
FORCE parameter invalid for virtual drive DDDD
レベル: 0
説明: DISMOUNT FORCE パラメータは仮想デバイスではサポートされていません。
システムアクション: マウント解除は処理されません。
ユーザーの対応: FORCE パラメータを指定せずに DISMOUNT コマンドを再発行してください。必要に応じて、CMS TAPE RUN または CP DETACH コマンドを発行してドライブをアンロードします。
Authorized users: UUUUUUUU Requests: req1 req2 ...
レベル: 0
説明: AUTHorize コマンドが LIST キーワードとともに発行されました。承認されたユーザーと、承認の対象である要求のタイプが表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
POOLMAP SCRATCH MANAGEMENT
SUBPOOL CLASS
PPPPPPPPPPPPP MMMMMMMM
レベル: 0
説明: POOLmap コマンドが LIST キーワードとともに発行されました。スクラッチサブプール名 PPPPPPPPPPPPP が、対応する管理クラス名 MMMMMMMM とともに表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
POOLMAP validation failed; reason
レベル: 0
説明: POOLmap コマンドが管理クラスとサブプール名を HSC サーバーと検証しているときにエラーを受信しました。
考えられる理由は次のとおりです。
管理クラスが無効です
サブプール名が無効です
HSC サーバーを使用できません
システムアクション: なし
ユーザーの対応: 無効なパラメータを修正して、コマンドを再発行します。
Mount of volume VVVVVV complete on drive DDDD
レベル: 0
説明: テープボリューム VVVVVV がテープドライブ DDDD に正常にマウントされました。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
Waiting for a TapePlex SSSS server to become active
レベル: 12、16、20、24、28
説明: RESYNC コマンドに WAIT オプションが指定され、使用できる TapePlex サーバーがない場合にこのメッセージが表示されます。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし
MMMMMMMM Variable text
レベル: 0
説明: SMC9999 メッセージは、StorageTek ソフトウェアサポートで問題を特定して解決するためのものです。MMMMMMMM は発行したモジュール名です。
システムアクション: なし
ユーザーの対応: なし。12 以上のメッセージレベル (LVL) は、通常、StorageTek ソフトウェアサポートから指示された場合にのみ指定するようにしてください。