このセクションでは、最新の Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアで使用するシステムファームウェアバージョンおよび Oracle Solaris OS バージョンについて説明します。
Oracle VM Server for SPARC 3.4 ソフトウェアは、少なくとも最小バージョンのシステムファームウェアおよび Oracle Solaris OS とともに実行できます。そのような構成では、最新の Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアの一部の機能が使用できない可能性があります。本番環境で最良の結果が得られるように、完全に認定されたシステムファームウェアバージョンに記載されている完全に認定されたシステムファームウェアバージョン、および完全に認定された Oracle Solaris OS バージョンに記載されている Oracle Solaris OS バージョンで実行してください。
注意 - 個々のシステムファームウェア、Oracle Solaris OS、またはソフトウェアコンポーネントの旧バージョンにダウングレードしないでください。このようなダウングレードは、予期しない動作や障害の原因となる可能性があります。 |
このセクションでは、Oracle VM Server for SPARC 3.4 OS を実行するために必要なシステムファームウェアのバージョンに関する情報を示し、次のトピックについて説明します。
少なくとも次のバージョンのシステムファームウェアが実行されているシステムに最新の Oracle VM Server for SPARC パッケージを適用できます。これは、プラットフォームに固有で、マシン内の CPU の要件に依存します。
SPARC S7 シリーズサーバー: 9.7.2
Fujitsu M10 サーバー: XCP2012
SPARC M7 シリーズサーバー: 9.4.3.d (SPARC M7-8 サーバー)、9.5.2.g (SPARC M7-16 サーバー)
SPARC M6 サーバー: 9.5.4
SPARC M5 サーバー: 9.5.4
SPARC T7 シリーズサーバー: 9.4.3.d (SPARC T7-1 サーバーおよび SPARC T7-2 サーバー)、9.5.2.c (SPARC T7-4 サーバー)
SPARC T5 サーバー: 9.5.1
SPARC T4 サーバー: 8.8.1
SPARC T3 サーバー: 8.3.10
UltraSPARC T2 Plus サーバー: 7.4.8.a
UltraSPARC T2 サーバー: 7.4.8.a
すべての Oracle VM Server for SPARC 3.4 機能を有効にするには、次のプラットフォームで完全に認定されたシステムファームウェアバージョンを実行している必要があります。
SPARC S7 シリーズサーバー: 9.7.2
Fujitsu M10 サーバー: XCP2280
SPARC M7 シリーズサーバー: 9.7.1
SPARC M6 サーバー: 9.5.4.b
SPARC M5 サーバー: 9.5.4.b
SPARC T7 シリーズサーバー: 9.7.1
SPARC T5 サーバー: 9.5.4.a
SPARC T4 サーバー: 8.8.4
SPARC T3 サーバー: 8.3.20
SPARC T2 Plus サーバー: 7.4.10.a
SPARC T2 サーバー: 7.4.10.a
Oracle VM Server for SPARC 3.4 のすべての機能を利用するには、Oracle の SPARC T シリーズサーバーまたは M シリーズサーバーが、少なくとも 完全に認定されたシステムファームウェアバージョンに示されているシステムファームウェアバージョンを実行していることを確認してください。Oracle システムのファームウェアダウンロードとリリース履歴のページ (http://www.oracle.com/technetwork/systems/patches/firmware/release-history-jsp-138416.html)からこれらのパッチにアクセスできます。
このセクションでは、Oracle VM Server for SPARC 3.4 OS を実行するために必要な Oracle Solaris OS バージョンに関する情報を示し、次のトピックについて説明します。
Oracle VM Server for SPARC 3.4 制御ドメインでの最小の Oracle Solaris OS バージョンは Oracle Solaris 11.3 SRU 8 です。最小の Oracle Solaris OS バージョンは、物理 I/O にアクセスするすべてのドメインタイプ (制御、サービス、ルート、および I/O) に適用されます。サポートされるサーバープラットフォームでの最小の Oracle Solaris OS バージョンについては、http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/sun-sparc-enterprise/overview/index.html で、使用しているサーバープラットフォームのデータシートを参照してください。
サポートされるサーバープラットフォームの最小の Oracle Solaris OS バージョンについては、http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/sun-sparc-enterprise/overview/index.html を参照してください。
Oracle VM Server for SPARC 3.4 制御ドメインは、Oracle Solaris 10 OS を実行できません。ただし、ゲストドメインでは Oracle Solaris 10 OS を引き続き実行できます。
Oracle VM Server for SPARC 3.4 ソフトウェアのすべての機能を使用するには、少なくとも次の OS をインストールするか、またはこれらにアップグレードします。
制御ドメイン、I/O ドメイン、ルートドメイン、およびサービスドメイン。Oracle Solaris 11.3 SRU 8 OS
ゲストドメインのみ。少なくとも、Oracle Solaris 11.3 SRU 8 OS または Oracle Solaris 10 1/13 OS に加えて、次のパッチ
Oracle VM Server for SPARC 3.4 の機能を使用するには、すべての Oracle Solaris 10 1/13 ゲストドメインに次のパッチを適用する必要があります。サポートされるサーバープラットフォームでの最小の Oracle Solaris OS バージョンについては、http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/sun-sparc-enterprise/overview/index.html で、使用しているサーバープラットフォームのデータシートを参照してください。
125555-16
146582-05 (fmd)
148322-12 (ixgbe)
148888-05 (カーネル更新)
149167-06
149173-07
149175-10
149638-05
150025-01
150031-15
150107-03 (ds)
150400-34 (動的な I/O 仮想化のためのカーネル更新)
150435-04
150510-03
少なくとも Oracle Solaris 11.3 SRU 8 OS をインストールするか、またはこれにアップグレードすると、Oracle VM Server for SPARC 3.4 ソフトウェアがデフォルトでインストールされます。
ldomsmanager パッケージは、Oracle Solaris 11.3 Support Repository または My Oracle Support から入手することもできます。
Support Repository Update を使用して Oracle Solaris 11 システムを更新する方法 (http://www.oracle.com/technetwork/articles/servers-storage-admin/o11-018-howto-update-s11-1572261.html)およびUpdating to Oracle Solaris 11.3 の Updating a System to Oracle Solaris 11.3も参照してください。
この製品の最新情報や既知の問題は、ドキュメントライブラリ (http://www.oracle.com/technetwork/documentation/vm-sparc-194287.html) に含まれています。
Oracle VM Server for SPARC 3.4 のマニュアルページおよび日本語翻訳は、ldomsmanager パッケージの一部としてシステムにインストールされます。
次の表に、Oracle VM Server for SPARC 3.4 リリースで利用できるドキュメントを示します。これらのドキュメントは、特に記載がないかぎり、HTML 形式と PDF 形式で利用できます。
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使用しているサーバー、ソフトウェア、または Oracle Solaris OS に関連するドキュメントは、http://www.oracle.com/technetwork/indexes/documentation/index.html で参照できます。必要なドキュメントや情報を検索するには、「Search」ボックスを使用します。