Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherデータ・モデリング・ガイド 12c (12.2.1) E70035-01 |
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Oracle WebCenter Content Serverにレポートを送信する際に、BI Publisherは、ドキュメント・プロファイルで定義したカスタム・メタデータ・フィールドを移入できます。データ・ソースからカスタム・メタデータ・フィールドへフィールドをマッピングするには、データ・モデル・エディタを使用します。
この章の内容は次のとおりです。
データ・モデルの「カスタム・メタデータ」コンポーネントを使用すると、データ・モデルからドキュメント・プロファイル・ルールで定義したメタデータ・フィールドにデータ・フィールドをマップできます。このルール(例えば、請求書番号や顧客名など)は、Oracle WebCenter Content Serverで構成されます。
レポートを実行し、Oracle WebCenter Contentサーバーを配信先として選択すると、BI Publisherはドキュメントをコンテント・サーバー上にメタデータとともに生成および保存します。
データ・モデル・エディタのこの機能を使用するためには、次の要件を満たす必要があります。
コンテンツ・サーバーを配信先として構成し、カスタム・メタデータを有効化します。
『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisher管理者ガイド』のコンテンツ・サーバーの追加に関する項を参照してください。
???カスタム・メタデータ・フィールドをデータ・モデルのデータ・セットからデータ・フィールドへマップするには、データ・モデル・エディタで取得できるタイプのデータ構造のデータ・セットを使用する必要があります。たとえば、SQLデータ・セットおよびExcelデータ・セットはサポートされていますが、Webサービス・データ・セットはサポートされていません。
カスタム・メタデータをマッピングするには、次の手順に従います。
「データ・モデル」エディタ・タスク・ペインで、「カスタム・メタデータ」をクリックします。
Oracle WebCenter Content Serverは、ドキュメント・プロファイルの下にメタデータを保存します。ドキュメント・プロファイルは、さらにルールにネストされています。メタデータ・フィールドをマッピングのために取得するには、まず、「WebCenter server」、「コンテンツ・プロファイル」、「ルール」セットの順で選択します。
「カスタム・メタデータ」ヘッダー・リージョンで、次のように「ルール」を選択します。
サーバー - コンテンツ・プロファイルが定義された場所のWebコンテンツ・サーバーを選択します。
コンテンツ・プロファイル — カスタム・メタデータ・フィールドを定義するルールを含むコンテンツ・プロファイルを選択します。
ルール — メタデータ・フィールドを指定する「ルール」セットを選択します。
「ルール」セットを選択しないと、BI Publisherは「コンテンツ・プロファイル」下のすべての「ルール」に対してメタデータをロードします。
「メタデータのロード」をクリックします。下のペインには、選択したルールで定義したメタデータ・フィールドが表示されます。
それぞれのメタデータ・フィールドに、「データ・マッピング」リストから選択したデータ・セットのデータ・フィールドをマップします。「データ・マッピング」リストには、使用するデータ・セットのすべてのデータ・フィールドが表示されます。
メタデータ・フィールドが必要な場合、「必須」列にYが表示されます。
メタデータ・フィールドのマッピングが終了したら、「保存」をクリックします。
BI Publisherは、選択した「ルール」セットで定義したすべてのメタデータ・フィールドをロードします。次のようにして、不要なカスタム・メタデータ・フィールドを削除できます。
左側のペインのフィールド名をクリックするか、表の選択列をクリックして、メタデータ・フィールドを選択します。
「削除」ボタンをクリックします。