Oracle® Fusion Middleware Oracle Cloud Adapter for Oracle RightNow Cloud Serviceユーザーズ・ガイド 12c (12.2.1) E72708-01 |
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この付録では、Fusion Middleware ControlでCSFキーを使用可能にする方法について説明します。
Oracle RightNowアダプタを使用してRightNow Cxに対して統合を構成する前に、SOAまたはService BusサービスがデプロイされるWeblogicドメインの資格証明ストアで、設計時に指定した認証キーを使用可能にする必要があります。
認証キーは、SOAコンポジットまたはService Busプロジェクトのデプロイ時に、資格証明ストア内に自動的に作成されません。
この章では、Fusion Middleware Controlを使用してWeblogicドメインに認証キー(別名CSFキー)を手動で作成する方法について説明します。
Oracle RightNowアダプタでは、認証キー(CSFキー)を使用して、設計時に資格証明を安全に格納および管理できます。これによって、統合のためのセキュリティ・ポリシーを手動で管理する必要がなくなると同時に、設計時のプロジェクトに実際の資格証明のトレースを格納する必要もなくなります。
Fusion Middleware ControlでCSFキーを構成するには、次の手順を実行します。
Fusion Middleware Controlにログインして「WebLogicドメイン」に移動します(図A-1「WebLogicドメインが表示されたFusion Middleware Control」を参照)。
図A-1 WebLogicドメインが表示されたFusion Middleware Control
デプロイメントに使用する管理対象サーバーを右クリックして「セキュリティ」から「資格証明」に移動します(図A-2「Fusion Middleware ControlのWebLogicドメイン」を参照)。「資格証明」ページが表示されます。
「マップの作成」をクリックします(図A-3「「マップの作成」画面」を参照)。
SOAという名前でマップを作成し、「OK」をクリックします(図A-4「マップ名」を参照)。作成されたSOAマップは、「資格証明」リストに表示されます。
資格証明リストからSOAマップを選択し、「キーの作成」をクリックします(図A-5「キーの作成」を参照)。
ユーザー・アカウントに関連付ける一意のCSFキーを入力します(図A-6「「キーの作成」画面」を参照)。
このキーは、JDeveloperの構成ウィザードの適切な場所で、まったく同じ形式と文字で構成する必要があります。
キーのタイプは「パスワード」
のままとして、残りの資格証明とオプションの説明を入力し、「OK」をクリックします(図A-7「資格証明の入力」を参照)。
Fusion Middleware ControlのSOAマップの下に、追加したCSFキーが表示されます(図A-8「資格証明ストア・プロバイダ」を参照)。