次のトピックでは、Oracle Coherenceの新機能と変更された機能について、およびこのガイドに記載されるその他の重要な変更について紹介し、詳細情報へのリンクを提供します。
このドキュメントでのOracle Coherence 12c (12.2.1)に含まれる新機能と変更された機能は次のとおりです。
プロキシ・アドレス: ネーム・サービス・アドレスに自動的にバインドし、Extendクライアントでクラスタにアクセスできるようにします。「単一のプロキシ・サービス・インスタンスの定義」を参照してください。
リモート・キャッシュ・アドレス: プロキシ・サービスへの接続に使用され、クライアントがクラスタと同じネットワーク上で実行されている場合は、指定する必要はありません。「リモート・キャッシュの定義」を参照してください。
DNS名: プロキシ・サーバーへの接続に使用され、IPアドレスのリストに関連付けることができます。「特定のプロキシ・アドレスへの接続」を参照してください。
サーバー送信イベント: Coherence RESTアプリケーションでキャッシュ・イベントをCoherenceクラスタから自動的に受信できます。「サーバー送信イベントの使用」を参照してください。
Jetty HTTPサーバー統合: Coherence RESTでJettyを使用できるようにします。「Jetty HTTPサーバーの使用」を参照してください。
12c (12.2.1)でこのガイドは何箇所か更新されています。次の表に、追加または変更された項を示します。
Coherence C++および.NETクライアント・コンポーネントのインストールの手順を削除しました。Coherenceのインストールの詳細は、『Oracle Coherenceのインストール』を参照してください。
Coherence*Extendの設定の手順を改訂しました。プロキシ構成に関する章とクライアント構成に関する章に内容が整理されました。「拡張プロキシの構成」および「Extendクライアントの構成」をそれぞれ参照してください。
拡張構成のトピックについて編成した新しい章を追加しました。「Extendの拡張構成」を参照してください。
明示的なプロキシ・アドレス構成でネーム・サービスを使用するためのプロキシ設定構成の手順を改訂し、個別の項に記載しています。「拡張プロキシ・サービスの定義」を参照してください。
明示的なソケット・アドレス構成でネーム・サービスを使用するためのExtendクライアントの設定構成の手順を改訂し、個別の項に記載しています。「リモート・キャッシュの定義」を参照してください。
ファイアウォールの構成の手順を追加しました。「Extendクライアントのファイアウォールの構成」を参照してください。
Apace MavenへのRESTの依存性に関する手順を追加しました。「Coherence RESTの依存性」を参照してください。
Coherence RESTをWebLogicサーバーにデプロイする手順を改訂しました。「WebLogicサーバーへのデプロイ」を参照してください。