タスク | 説明 |
インストール後のデプロイメントに対するシステムの構成 | メタデータとコンテンツ、一般的な作業環境、およびデフォルトのシステム設定を構成します。 |
必要に応じたシステムの起動と停止 | システムのメンテナンス・タスクの実行時にシステムを起動および停止します。 |
セキュリティの構成 | Oracle Business Intelligenceシステム、メタデータ、およびデータへの安全なアクセスを確保し、Secure Sockets Layer (SSL)およびSingle Sign-On (SSO)を構成して、ID管理システムとの統合を設定します。 |
高可用性を実現するためのスケールアウトと構成 | 一直線のスケールアウトのためにOracle Business Intelligenceシステムを構成し(マシンにコンポーネントを増やしてキャパシティを増加)、単一点障害を識別および(マシンを追加することで)除去します。 |
パフォーマンスおよび可用性の管理 | サービス・レベルを監視してパフォーマンスをチューニングします。 |
問題の管理および解決 | エラーを診断して解決策を確立します。 |
システムのテスト環境から本番環境への移行 | テスト環境から本番環境への移行の手順を管理します。 |
データのバックアップとリカバリ | 予期しないイベントに対する準備を行い、そこから回復させます。 |
詳細は、『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド』のOracle Business Intelligenceのスタート・ガイドに関する項を参照してください。
表5-1に、新規作成ドメインで実行する可能性の高い追加タスクを示します。
表5-1 追加ドメイン構成タスク
タスク | 説明 | 詳細 |
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ドメインへのWeb層のフロントエンドの追加 |
OracleのWeb層でWebページ(静的と動的)をホストし、組込みのクラスタ、ロード・バランシングおよびフェイルオーバーの機能とともにセキュリティと高パフォーマンスを実現します。特にWeb層にはOracle HTTP Serverが含まれます。 |
Oracle HTTP ServerをWebLogic Serverドメインにインストールするには、 『Oracle HTTP Serverのインストールと構成』を参照してください。 また、重要な情報については、『Oracle Fusion Middlewareのインストールのプランニング』の同じドメインへの複数製品のインストールに関する項を参照してください。 |
表5-2には、ご使用の標準的なインストール環境を可用性が高まるようにスケールアウトする場合に、実行するタスクの一覧が示されています。
表5-2 可用性の高い環境の準備に必要なタスク
タスク | 説明 | 詳細 |
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複数のホスト・コンピュータへのスケール・アウト |
高可用性を有効にするには、他のホストコンピュータへのフェイルオーバーの機能を実現することが重要です。つまり、1台のコンピュータが停止しても、環境ではデプロイされたアプリケーションが顧客にサービスを提供し続けることができます。 |
『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド』の「デプロイメントのスケーリング」を参照してください。 |
Web層コンポーネントの高可用性の構成 |
Web層フロントエンドを追加した場合、高可用性およびWebLogic Serverソフトウェアを構成する必要があります。 |
『高可用性ガイド』のWeb層コンポーネントの高可用性の構成に関する項を参照してください。 |
Oracle BIコンポーネントの高可用性の構成 | 高可用性を実現するためにOracle BIを構成するには、システムに単一点障害がないようにする必要があります。それには、Oracle BIサーバー、プレゼンテーション・サービスおよびJavaHostをスケールアウトして、少なくとも2つのコンピュータに、各コンポーネント・タイプを少なくとも2つ配布するようにします。 | 『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド』の「高可用を実現するOracle Business Intelligenceのデプロイ」を参照してください。 |
フロントエンドのロード・バランサの設定 |
ロード・バランサを使用して、リクエストを複数のサーバーでより均等に分散できます。 |
『高可用性ガイド』の高可用性環境でのサーバーのロード・バランシングに関する項とロード・バランサの構成に関する項を参照してください。 |
パフォーマンス・チューニングと問合せキャッシングの管理 | Oracle BIサーバーのデータベース問合せを迅速に返すには、基礎となるデータベースを正しく構成、チューニングおよび索引付けする 必要 があります。BIサーバーは、後続の問合せが再利用できるように問合せ結果を保持できます。問合せキャッシングにより、よく使用されるダッシュボードの場合は特に、ユーザーに対する見かけ上のシステム・パフォーマンスが大幅に向上します。ただし、ほとんどの非定型な分析ではパフォーマンスは向上しません。 | 『Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド』の「パフォーマンス・チューニングと問合せキャッシングの管理」を参照してください。 |
ノード・マネージャの構成 |
ノード・マネージャは、離れた場所から管理サーバーや管理対象サーバーを起動、停止および再起動できます。Configuration Assistantによってドメインごとのノード・マネージャが作成されます。 |
拡張ノード・マネージャの構成オプションおよび機能の詳細は、『Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理』を参照してください。 |