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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence移行ガイド
12c (12.2.1)
E70078-02
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2.3 エクスポート・バンドルの作成

エクスポート・バンドルは".jar "ファイルで、11g Oracleホームからのメタデータ情報で構成されます。

エクスポート・バンドルを作成するには:
  1. パラメータを指定せずにBI移行ツールを実行します。次のコマンドを入力します。
    java -jar bi-migration-tool.jar
    このコマンドは、11gシステムの様々な部分を探すためにBI移行ツールに含めることができるパラメータのリストを表示します。
  2. ここでは、BI移行ツールを次のパラメータで実行し、エクスポート・バンドルを作成します。
    パラメータ 説明
    out BI移行ツールを「エクスポート」モードで実行するように指示します。
    <oracle 11g home> Oracleホーム・ディレクトリを指定します。これは通常、Middlewareホームにあるディレクトリ Oracle_BI1 です。
    <domain home> ドメイン・ホーム・ディレクトリを指定します。これは通常Middlewareホームにあるディレクトリ user_projects/domains/bifoundation_domain です。
    <output export bundle path> 出力されるエクスポート・バンドルのファイル名を指定します。出力はBARファイルではありません。エクスポート・バンドルのファイル名には"jar"拡張子を含める必要があります。
    次に、エクスポート・バンドルを作成するサンプル・コマンドを示します。
    java -jar /scratch/jifarra/installs/oracle-home-latest/bi/migration-tool/jlib/bi-migration-tool.jar out /scratch/jifarra/installs/11g-20150316-1521/Oracle_BI1 /scratch/jifarra/installs/11g-20150316-1521/user_projects/domains/bifoundation_domain /tmp/migration-tool-test/test_export.jar
    各パラメータの意味は次のとおりです
    パラメータ 説明
    /scratch/jifarra/installs/oracle-home-latest/bi/migration-tool/jlib/bi-migration-tool.jar BI移行ツールがコピーされる場所。
    /scratch/jifarra/installs/11g-20150316-1521/Oracle_BI1 Oracleホーム・ディレクトリのある場所。
    /scratch/jifarra/installs/11g-20150316-1521/user_projects/domains/bifoundation_domain ドメイン・ホーム・ディレクトリのある場所。
    /tmp/migration-tool-test/test_export.jar エクスポート・バンドルが作成される場所。

    注意:

    システムのそれぞれのパスでこれらのファイル・パスを置き換えるようにしてください。
    次のメッセージは正常なエクスポートを示します。

    エクスポートは成功しました

エクスポート・バンドルを12cシステムにコピーします。