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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence移行ガイド
12c (12.2.1)
E70078-02
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3.10 Oracleハードウェア・アクセラレーションおよび互換性モードの有効化

ハードウェア・アクセラレーションは、ダッシュボード・プロンプト、トレリス・チャートおよびマイクロチャート、サマリー・アドバイザ機能およびTimesTenインメモリー・データベースの集計の永続性などの機能の自動実行に影響します。そのため、移行後に12c bi-config.xmlファイルのbi:hw-accelerationフラグを手動で有効化する必要があります。11gシステムの動作が実行時に維持されるように、bi:compat-mode-11gフラグも有効化する必要があります。

bi:hw-accelerationフラグを有効化するには:
  1. bi-config.xmlの場所を特定します。次のサイトを参照してください。
    Oracle_Home/user_projects/domains/domain name/config/fmwconfig/biconfig/core/bi-config.xml
    ORACLE_HOMEを、12cソフトウェアをインストールしたときに作成した12cのOracleホームへの実際のパスに置き換えます。
    「ドメイン名」を12cシステムのBIドメインの名前に置き換えます。
  2. 次の行を探します。
    <bi:hw-acceleration>false</bi:hw-acceleration>
    それを次のように置き換えます。
    <bi:hw-acceleration>true</bi:hw-acceleration>
  3. 次の行を探します。
    <bi:compat-mode-11g>false</bi:compat-mode-11g>
    それを次のように置き換えます。
    <bi:compat-mode-11g>true</bi:compat-mode-11g>
  4. ファイルを保存して閉じます。