ハードウェア・アクセラレーションは、ダッシュボード・プロンプト、トレリス・チャートおよびマイクロチャート、サマリー・アドバイザ機能およびTimesTenインメモリー・データベースの集計の永続性などの機能の自動実行に影響します。そのため、移行後に12c bi-config.xmlファイルのbi:hw-accelerationフラグを手動で有効化する必要があります。11gシステムの動作が実行時に維持されるように、bi:compat-mode-11gフラグも有効化する必要があります。
bi:hw-accelerationフラグを有効化するには:
- bi-config.xmlの場所を特定します。次のサイトを参照してください。
Oracle_Home/user_projects/domains/domain name/config/fmwconfig/biconfig/core/bi-config.xml
ORACLE_HOMEを、12cソフトウェアをインストールしたときに作成した12cのOracleホームへの実際のパスに置き換えます。
「ドメイン名」を12cシステムのBIドメインの名前に置き換えます。
- 次の行を探します。
<bi:hw-acceleration>false</bi:hw-acceleration>
それを次のように置き換えます。
<bi:hw-acceleration>true</bi:hw-acceleration>
- 次の行を探します。
<bi:compat-mode-11g>false</bi:compat-mode-11g>
それを次のように置き換えます。
<bi:compat-mode-11g>true</bi:compat-mode-11g>
- ファイルを保存して閉じます。