Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureへのアップグレード 12c (12.2.1) E69933-01 |
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図1-2 は、Oracle HTTP Serverを含むOracle Fusion Middleware 11g Application Developerの標準アップグレード・トポロジと、このガイドのアップグレード手順実行後のOracle Fusion Middleware 12c Infrastructureトポロジを示します。
図1-2 Oracle HTTP Serverを含むInfrastructureの標準アップグレード・トポロジ
このトポロジ図の大部分の要素を表1-3 に示します。
表1-4 Oracle HTTP Serverを含むInfrastructureの標準アップグレード・トポロジの要素の説明
要素 | 説明と追加ドキュメントへのリンク |
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Oracle HTTP Serverを含む11g Application Developerトポロジ |
これは図1-2 の左側のラベルです。これは、Oracle Fusion Middleware 11g Application Developerインストーラを使用して作成された一般的な単一ホスト・トポロジを示します。 これは、2つの管理対象サーバーのクラスタと管理サーバーが含まれる単一ドメインで構成されます。また、スキーマとともにオプションのファイルベースのストアまたはデータベースが存在します。 図1-2 には、11gドメインの一部としてのOracle HTTP Serverインスタンスも示します。 このドキュメントでは、このトポロジを、Oracle Fusion Middleware 12c Infrastructureディストリビューションを使用して作成した同等のトポロジにアップグレードする方法について順を追って説明します。 |
Oracle HTTP Serverを含む12c Infrastructureの標準インストール・トポロジ |
これは図の右側のラベルです。これは、Oracle Fusion Middleware 12c Infrastructureディストリビューションを使用して作成された一般的な単一ホスト・トポロジを示します。 Application Developer 11gトポロジと同様に、これも、2つの管理対象サーバーのクラスタと管理サーバーが含まれる単一ドメインで構成されます。 図1-2 には、12cドメインの一部としてのOracle HTTP Serverインスタンスも示します。 |
「ドメインに関連付けられた」Oracle HTTP Server |
Oracle WebLogic Serverドメインに「関連付ける」ように構成されているOracle HTTP Server 11gインスタンス。Oracle Fusion Middleware 11gでは、Oracle HTTP Serverなどのシステム・コンポーネント・インスタンスは、Oracle Universal Installerベースの構成ウィザードで構成され、Oracle Process Manager and Notification Serverを使用して管理されます。 |
Oracle HTTP Server |
図の左側のOracle HTTP Server 11gインスタンスと異なり、12cトポロジに示すOracle HTTP Server 12cインスタンスは、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用してドメインの一部として構成されます。これは、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Control、Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)およびOracle WebLogic Serverノード・マネージャ・ソフトウェアを使用して管理されます。 |
Oracle Fusion Middleware 12 Oracle WebLogic ServerドメインでOracle HTTP Serverインスタンスが作成および管理される方法が変更されていることに注意してください。詳細は、「Infrastructure 12cドメインにOracle HTTP Serverを含めることができる」を参照してください。