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Oracle® Fusion Middleware Oracle Managed File Transferのインストールと構成
12c (12.2.1)
E69927-02
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B Oracle Managed File Transferのセカンダリ・トポロジの理解

この章では、Oracle Managed File TransferとOracle SOA Suiteの代替トポロジについて説明します。

Oracle Managed File TransferおよびOracle SOA Suiteトポロジの理解

次の図は、Oracle Managed File TransferおよびOracle SOA Suiteのトポロジを示しています。

このトポロジを使用して、Oracle SOA SuiteをOracle Managed File Transferドメインに実装できます。Oracle Managed File TransferおよびOracle SOA Suiteソフトウェアは専用クラスタの対象となります。これによって、Oracle Managed File TransferとOracle SOA Suiteソフトウェア間でリソースが競合しないように確保します。

GUID-CF10E194-223D-451B-86CC-40063D7FA4F2-default.pngの説明が続きます
図GUID-CF10E194-223D-451B-86CC-40063D7FA4F2-default.pngの説明

Oracle Managed File TransferおよびOracle SOA Suiteトポロジをインストールし構成するためのロードマップ

表B-1 は、システムでこのトポロジを構成するために必要なロードマップを説明しています。

表B-1 Oracle Managed File TransferとOracle SOA Suiteのインストールおよび構成手順の概要

タスク

説明

参照先

特別な指示

システム環境を確認します

インストールの前に、最小限のシステム要件およびネットワーク要件を満たしていることを確認します。

「システム環境の確認のロードマップ」を参照してください。

なし。

適切なディストリビューションを入手します

Oracle Managed File TransferとOracle SOA Suiteのどちらにも既存のOracle Fusion Middlewareインフラストラクチャのインストールが必要です。Oracle Managed File TransferとOracle SOA Suiteは、Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャと同じOracleホームにインストールされている必要があります。

3つすべての製品配布を入手する必要があります。

「製品ディストリビューションの理解と入手」を参照してください。

なし。

インストール・ディレクトリを決めます

作成する必要があるディレクトリが作成されているか、またはインストーラからアクセスでき、最小要件を満たすシステムに存在していることを確認します。

Oracle Fusion Middlewareの理解「Oracle Fusion Middlewareの主要ディレクトリとは」を参照してください。

なし。

Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャのインストール

Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャをインストールして、Oracle Managed File TransferのOracleホーム・ディレクトリを作成します。

『Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成』を参照してください。

なし。

Oracle SOA Suiteをインストールします

既存のインフラストラクチャOracleホームへのOracle SOA Suiteソフトウェアのインストール

『Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Managementのインストールと構成』を参照してください。

「インストール・タイプ」画面で、「SOA」を選択します。

ソフトウェアのインストール

Oracle Managed File Transferソフトウェアを、Oracle SOA Suiteもインストールされている既存のインフラストラクチャOracleホームにインストールします。

『Oracle Managed File Transferソフトウェアのインストール』を参照してください。

「インストール・タイプ」画面で「MFT」を選択します。

WebLogicドメインの作成

構成ウィザードを使用してWebLogicドメインの作成および構成を行います。構成画面で適切なオプションを選択していることを確認します。

Oracle Managed File Transferドメインの構成」を参照してください。

表B-2 で特定の画面について説明されている手順に従います。

サーバーの起動

ドメインの作成が完了したら、管理サーバーおよび管理対象サーバーを起動します。

「サーバーの起動」を参照してください。

なし。

構成の確認

ドメインが適切に構成されていることを確認します。

「構成の確認」を参照してください。

なし。

Oracle Managed File Transferをインストールし構成した後の次の手順

ここで構成したドメインに対して、運用や管理のタスクを実行できます。

「ドメイン構成後の次の手順」を参照してください。

なし。

Oracle Managed File TransferおよびOracle SOA Suite用に選択する構成オプション

Oracle Managed File TransferおよびOracle SOA Suiteの構成時に選択する必要のある画面とオプションはほとんどすべて、Oracle Managed File Transferドメインの構成」に記載されたものと同じです。ただし、異なるオプションを選択しなければならない画面も2、3あります。表B-2に示されたとおりに、構成オプションを選択するようにしてください。

表B-2 Oracle Managed File TransferおよびOracle SOA Suiteトポロジの主要な画面と構成オプション

画面

説明

テンプレート

この画面は、構成ウィザードを起動してドメインを作成した後に表示されます。

「Templates for Oracle Managed File Transferの構成テンプレートの選択」にリストされているテンプレートに加えて、Oracle SOA Suite - 12.2.1 [soa]を選択します。

管理対象サーバー

「管理対象サーバー」画面(「Oracle Managed File Transfer管理対象サーバーの構成」)で、2つの管理対象サーバー、mft_server_1およびsoa_server_1が作成されます。「追加」をクリックして、さらに2台の管理対象サーバー、mft_server_2およびsoa_server_2を作成します。

「リスニング・アドレス」ドロップダウン・リストで、管理対象サーバーが存在するホストのIPアドレスを選択していることを確認します。「すべてのローカル・アドレス」を使用しないでください。

「サーバー・グループ」ドロップダウン・リストで、soa_server_1soa_server_2SOA-MGD-SVRSの対象となっており、mft_server_1mft_server_2MFT-MGD-SVRS-ONLYの対象になっていることを確認します。

クラスタ

「クラスタ」画面(「Oracle Managed File Transferのクラスタの構成」)で、2つのクラスタ、soa_cluster1およびmft_cluster1を作成します。

サーバーのクラスタへの割当

この画面(「クラスタへのOracle Managed File Transfer管理対象サーバーの割当て」)で、次のようにサーバーを割り当てます。

  • mft_server_1mft_server_2mft_cluster_1

  • soa_server_1soa_server_2soa_cluster_1

マシン

この画面(「新しいOracle Managed File Transferマシンの作成」)で、2つのマシン、mft_machine1およびsoa_machine2を作成します。

サーバーのマシンへの割当

この画面(「Oracle Managed File Transferマシンへのサーバーの割当て」)で、次のようにサーバーを割り当てます。

  • AdminServermft_server_1およびmft_server_2mft_machine_1に割当て

  • soa_server_1soa_server_2soa_machine_1