ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Opatchによるパッチ適用
12c (12.2.1)
E69916-02
  目次へ移動
目次

前
次
 

2.3.7 Oracleホームの追加

ホストを作成および定義した後、環境内で使用可能なOracleホームを追加および定義します。Oracleホームを定義するには、Oracleホーム・ディレクトリへの絶対パスを指定する必要があります。

Oracleホームを追加および定義するには、次の手順を実行します。

  1. 「トポロジ」タブでワークスペース内の任意の場所をクリックします。
    ワークスペース内の既存のトポロジ・オブジェクトが選択されていないことを確認してください。
  2. 「編集」新しいOracleホームの追加の順に選択します。
    また、ツールバーの「新規アイテムの追加」アイコン「新規アイテムの追加」アイコンを選択し、ダイアログ・ボックスで新しいOracleホームの追加を選択してから「OK」をクリックすることもできます。
    ワークスペース内にOracleホーム(home1)が作成されます。
  3. 作成したOracleホーム・オブジェクトを選択し、Oracleホームに対して次の属性を定義します。

    属性 説明

    ID

    デフォルト値のhome1のままにしておきます。「ID」属性は、トポロジの他の部分からこのOracleホームを参照するために使用する識別子です。

    タイプ

    「共有」を選択して、Oracleホームが共有記憶域にあることを定義します。Oracleホームがローカル記憶域上にある場合、「ローカル」を選択します。

    この情報は、環境に存在するOracleホームのコピー数を決定するのに使用され、Oracleホームにパッチを適用する場合に重要です。

    複数のホスト上にOracleホームのコピーがある場合、各Oracleホームを個別に定義し、Oracleホームごとに「タイプ」属性を「ローカル」にする必要があります。「共有」を使用するのは、複数のホストにマウントされた共有ディスク上にOracleホームがある場合のみにしてください。

    パス

    パッチが適用されているOracleホームのフルパスを入力します。

Oracleホームを追加および定義した後、ワークスペースは次の例のようになります。

GUID-D84B71DA-3883-4176-A0E1-C10D8B05388D-default.pngの説明が続きます
GUID-D84B71DA-3883-4176-A0E1-C10D8B05388D-default.pngの説明