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Oracle® Fusion Middleware Opatchによるパッチ適用
12c (12.2.1)
E69916-02
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2.3.3 トポロジ・ファイルの構築の例

トポロジ・ファイルの構築を開始するには、グラフィカル・ツールを使用してホストおよびコンポーネントをワークスペースに追加および定義します。これにより、コンポーネントを適切なホストに割り当てることができます。

このトピックでは、Fusion Middlewareコンポーザを使用してトポロジ・ファイルを作成するために必要なタスクの例を示します。特に、この例では、図2-3に示すFusion Middlewareの複数ホスト環境に対してトポロジを作成する方法を段階的に説明します。

このトポロジには、2つのホスト(APPHOST1とAPPHOST2)が含まれます。APPHOST1にはWebLogic管理サーバー、単一のマシンおよび単一の管理対象サーバーが含まれ、APPHOST2には2番目のマシンおよび2番目の管理対象サーバーが含まれます。APPHOST1とAPPHOST2の両方にわたる管理対象サーバーの両方を含むクラスタが示されています。

図2-3 Orace Fusion Middlewareの複数ホストのトポロジの例


「図2-3 Orace Fusion Middlewareの複数ホストのトポロジの例」の説明が続きます
「図2-3 Orace Fusion Middlewareの複数ホストのトポロジの例」の説明

表2-3に、複数ホスト環境用のトポロジ・ファイルを作成するために必要なタスクの概要を示します。

表2-3 複数ホスト環境用のトポロジ・ファイルを作成するために必要なタスク

番号 タスク
1

新しいトポロジ・ファイルを作成します。

新しいトポロジの作成
2

環境の資格証明を保持するのに使用するウォレット・ファイルを識別します。

ウォレット・ファイルのロード
3

環境内でホストを追加および定義します。

ホストの追加
4

環境内でOracleホームを追加および定義します。

Oracleホームの追加
5

管理サーバーおよび管理対象サーバーのクラスタが通常含まれるWebLogicドメインを環境内で構築および定義します。

WebLogicドメインの構築
6

環境内でノード・マネージャを追加および定義します。

ノード・マネージャの追加
7

コンポーネントを適切なホストに割り当てるかマップします。

ホストへのコンポーネントの割当て