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Oracle® Fusion Middleware Webサービスの管理
12c (12.2.1)
E69972-01
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4 Webサービスの管理

この章では、Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlおよびWebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドを使用して構成および管理する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

4.1 Fusion Middleware Controlを使用したWebサービスの管理

次の項では、Fusion Middleware Controlを使用して、サーバーとクライアントでWebサービスにアクセスおよびWebサービスを構成する方法を説明します。

4.1.1 サポートされるユーザー・ロールのアクセス権限の理解

Fusion Middleware Controlは、ロール・ベースのアクセスの概念をサポートしています。ユーザーは様々なロールにマップされ、各ロールは異なる一連の権限に対応しています。Fusion Middleware Controlでは、Oracle WebLogic Serverセキュリティ・レルムとそのレルムで定義されたロールを使用します。

表4-1に示すように、アサーション・テンプレートとポリシーに関するWebサービス管理タスクはロールによって制限できます。

表4-1 サポートされるロールごとのOracle Web Services Manager権限

権限 管理者 デプロイヤ モニター オペレータ

ポリシー、アサーション・テンプレートおよびポリシー・セットの読取り

あり

あり

あり

あり

ポリシーとアサーション・テンプレートの作成、更新および削除

注意: 事前定義済のポリシーおよびアサーション・テンプレートは読取り専用であり、これらを更新または削除する権限はどのロールにもありません。事前定義済のポリシーまたはアサーション・テンプレートを変更するには、それを事前にクローンしておく必要があります。セキュリティおよび管理カテゴリ内のポリシーのみがクローン可能です。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の"Fusion Middleware ControlによるWebサービス・ポリシーの管理に関する項"を参照してください。

あり

なし

なし

なし

ポリシー・セットの作成、更新および削除

あり

なし

なし

なし

OWSMポリシーのアタッチとデタッチ

あり

なし

なし

なし

クライアント・ポリシーの生成。

あり

なし

なし

なし

サービス・ポリシーとクライアント・ポリシーの整合性のチェック

あり

あり

あり

あり

前述のタスクの詳細は、Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護およびポリシーの管理を参照してください。

Fusion Middleware Controlのユーザーとロールの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』のFusion Middleware Controlのユーザーおよびロールの理解に関する項を参照してください。

4.1.2 Fusion Middleware Controlを使用したWebサービスの表示

次の項では、サーバー上、およびアプリケーション・デプロイまたはアプリケーション内のWebサービスを表示する方法を説明します。

4.1.2.1 Fusion Middleware Controlを使用したサーバーのWebサービスの表示

指定されたサーバーに現在デプロイされているすべてのWebサービスを表示するには、次の手順に従います。

サーバーのWebサービスを表示するには:

  1. ナビゲーション・ペインで「WebLogicドメイン」を開いてドメインを表示します。
  2. ドメイン名を開いてサーバーのリストを表示します。
  3. すべての現行Webサービスを表示するサーバーを選択します。
  4. コンテンツ・ペインで「WebLogicサーバー」「Webサービス」を順に選択します。図4-1に示すWebサービスのサーバー・サマリー・ページが表示されます。

    Java EE WebサービスADFのようなOracle Infrastructure Webサービス、WebCenter(SOA以外)、およびRESTfulサービスのタブを表示できます。

    表示されるタブは、サーバーにデプロイされるWebサービスに応じて異なります。

    図4-1 サーバーのWebサービス・サマリー・ページ

    「図4-1 サーバーのWebサービス・サマリー・ページ」の説明が続きます
    「図4-1 サーバーのWebサービス・サマリー・ページ」の説明

4.1.2.2 Fusion Middleware Controlを使用したアプリケーションのデプロイにおけるWebサービスの表示

Fusion Middleware Controlを使用して、特定アプリケーション・デプロイメントの現行のデプロイされているWebサービスのサマリーを表示できます。サマリーが、アプリケーション・デプロイメントのホームページに表示されます。

アプリケーション・デプロイメントにWebサービスを表示するには:

  1. ナビゲーション・ペインで「アプリケーションのデプロイ」フォルダを開き、ドメイン内のアプリケーション・デプロイメントを表示します。
  2. アプリケーション・デプロイメントを選択します。

「ドメイン・アプリケーション・デプロイメント」ページの右側に、「Webサービスのサマリー」が表示されます。サービスごとに、サマリーに、Webサービス名、実行中のサーバー名、サーバーで実行中の関連付けられたアプリケーション名、Webサービス・エンドポイント名、およびサービスのテスト・ページへのリンクがリストされます。

注意:

「Webサービスのサマリー」には、RESTful Webサービスは含まれません。

4.1.2.3 アプリケーションの「Webサービスのサマリー」ページの表示

アプリケーションのWebサービスのリストを表示できるページに移動するには、次の手順に従ってください。

アプリケーションの「Webサービスのサマリー」ページを表示するには:

  1. ナビゲーション・ペインで「アプリケーションのデプロイ」フォルダを開き、ドメイン内のアプリケーション・デプロイメントを表示して、目的のドメイン・アプリケーション・デプロイを選択します。

    「ドメイン・アプリケーションのデプロイ」ホームページが、コンテンツ・ペインに表示されます。

  2. ナビゲータ・ペインで、選択したアプリケーション・デプロイメントを開き(該当する場合は、その子ノードであるクラスタ・アプリケーション・デプロイメントなどを開いてアプリケーション・デプロイメントを表示)、目的のアプリケーション・デプロイメントを選択します。

    「アプリケーションのデプロイ」ホームページが、コンテンツ・ペインに表示されます。

  3. コンテンツ・ペインで「アプリケーションのデプロイ」「Webサービス」を順に選択します。

    Webサービスのアプリケーション・サマリー・ページが表示されます。

    Webサービスのアプリケーション・サマリー・ページでは次のことができます。

    • アプリケーション内のWebサービスを表示できます。

    • Webサービスの構成、エンドポイント・ステータス、ポリシー障害などを表示できます。(ADFおよびWebCenterアプリケーションのみ)

    • セキュリティ、信頼できるメッセージング、MTOM、管理およびサービス・フォルトなどの、Webサービス・フォルトを表示および監視できます。(ADFおよびWebCenterアプリケーションのみ)

    • 認証、認可、メッセージ整合性およびメッセージ機密保護違反など、セキュリティ違反を表示および監視できます。(ADFおよびWebCenterアプリケーションのみ)

    • エンドポイントの有効化や無効化、Webサービスへのポリシーの添付など、Webサービス・エンドポイントの構成が可能なページに移動できます。

    「Webサービスの詳細」表には、Webサービスとポート、Webサービス・エンドポイント、RESTfulサービスおよびJava EE Webサービス・クライアントの詳細情報が表示されるタブが含まれます。

    図4-2は、ADFまたはWebCenterアプリケーションのWebサービスのサマリー・ページを示しています。

    注意:

    「RESTfulサービス」タブおよび「Java EE Webサービス・クライアント」タブは、アプリケーション内にRESTfulサービスまたはJava EE Webサービスのクライアント・インスタンスがある場合にのみそれぞれ表示されます。

    図4-2 ADFおよびWebCenterアプリケーションのWebサービスのサマリー・ページ

    「図4-2 ADFおよびWebCenterアプリケーションのWebサービスのサマリー・ページ」の説明が続きます
    「図4-2 ADFおよびWebCenterアプリケーションのWebサービスのサマリー・ページ」の説明

    図4-3は、Java EEアプリケーションのWebサービスのサマリー・ページを示しています。Webサービス(Java EE)ページには、Webサービス、Webサービス・エンドポイント、Webサービス・クライアントとクライアント・ポートの数、およびRESTfulアプリケーションとリソースの数などのこのアプリケーションのWebサービスに関する情報が表示されます。

    図4-3 Java EEアプリケーションの「Webサービスのサマリー」ページ

    「図4-3 Java EEアプリケーションの「Webサービスのサマリー」ページ」の説明が続きます
    「図4-3 Java EEアプリケーションの「Webサービスのサマリー」ページ」の説明

4.1.2.4 Java EE Webサービスのサマリー・ページの表示

この手順に従って、Java EE Webサービスのサマリー情報を表示します。

  1. アプリケーションの「Webサービスのサマリー」ページの表示に記載されている、Java EEアプリケーションの「Webサービスのサマリー」ページに移動します。
  2. 「Webサービス」タブで、サマリー情報を表示するWebサービスの名前をクリックします。

Java EE Webサービスのサマリー・ページには、「Webサービス・エンドポイント」「呼出し」の2つのタブが表示されます。「Webサービス・エンドポイント」タブには、Webサービスに関連付けられたエンドポイントが表示されます。呼出し統計は、Java EE Webサービスの集約された情報です。これらの統計に関する詳細は、Webサービス・エンドポイントの操作統計の表示を参照してください。

「呼出し」タブには、呼出しおよびレスポンス・エラー数などのWebサービス呼出しの統計が示されます。これらの統計に関する詳細は、Java EE Webサービス操作の統計の表示を参照してください。

4.1.2.5 SOAコンポジットのWebサービスと参照の表示

SOAコンポジット・アプリケーションのSOAPまたはRESTful Webサービス、参照およびコンポーネントを表示する手順は次のとおりです。

  1. ナビゲーション・ペインで「SOA」フォルダを開きます。
  2. soa-infraを開いてSOAパーティションを表示します。SOAパーティション(たとえば、defaultパーティション)を開き、目的のSOAコンポジット・アプリケーションを選択します。

    SOAコンポジットのホームページが表示されます。

  3. 選択されていない場合は、「ダッシュボード」タブを選択します。

    このタブの「コンポーネント」セクションには、コンポジット・アプリケーションで使用されているSOAコンポーネントが表示され、「サービスと参照」セクションには、Webサービスと参照バインディングが表示されます。

4.1.2.6 Fusion Middleware Controlを使用したWebサービス・エンドポイントの詳細の表示

Fusion Middleware Controlでは、次の各項で、Webサービス・エンドポイントの詳細を表示する手順が説明されています。

4.1.2.6.1 SOAコンポジット・アプリケーションの詳細の表示

次の手順に従って、SOAコンポジット・アプリケーションのWebサービス・エンドポイントの構成を表示します。

  1. SOAコンポジットのWebサービスと参照の表示の説明に従って、SOAコンポジットのホームページに移動します。
  2. ページのサービスと参照セクションで、必要に応じてサービスまたは参照の名前をクリックして、サービス・ホームまたは参照ホーム・ページを表示します。
  3. サービス・ホームまたは参照ホームページから、次の内容を実行できます。
    • まだ選択されていない場合は「ダッシュボード」タブをクリックし、サーバーを起動してから現在までの受信メッセージとフォルトの合計数、およびメッセージ名、フォルトの時間、フォルトのタイプ(ビジネスまたはシステム)を含む最近拒否されたメッセージのグラフ表示を確認します。

    • 「ポリシー」タブをクリックして、そのエンドポイントに添付されているポリシーを表示または変更します。

    • 「プロパティ」タブをクリックして、そのエンドポイントの構成を表示および変更します。

      注意:

      RESTful SOAコンポーネント・サービスの場合、「プロパティ」タブは使用できません。

    • 「アダプタ・レポート」タブをクリックして、診断可能性レポートのリストを表示および有効化します。このタブは、アダプタ・エンドポイントにのみ表示されます。

    SOAコンポジット・エンドポイントの詳細は、Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteの管理のバインディング・コンポーネントの管理に関する項を参照してください。

4.1.2.6.2 SOA以外のOracle Infrastructure Webサービス・エンドポイントの詳細の表示

次の手順に従って、SOA以外のOracle Infrastructure Webサービス・エンドポイント(WebCenterまたはADFなど)の詳細を表示します。

  1. アプリケーションのWebサービスのサマリー・ページの表示で説明されているように、「Webサービス・アプリケーションのサマリー」ページに移動します。
  2. ページの「Webサービスの詳細」セクションで、まだ表示されていない場合は、「Webサービス」タブをクリックして、Webサービス・エンドポイントを表示するWebサービスを開きます。

    または、「Webサービス・エンドポイント」タブをクリックして、Webサービス・エンドポイントのリストを表示します。

  3. エンドポイント名をクリックして「Webサービス・エンドポイント」ページに移動します。
  4. 「Webサービス・エンドポイント」ページから、次の内容を実行できます。
    • 「操作」タブをクリックすると、そのエンドポイントの操作リストを表示できます。

    • エンドポイントに有効な構成があり、セキュアな場合に、「WSMポリシー」タブをクリックして、このエンドポイントに添付されているポリシーを表示します。

    • 「グラフ」タブをクリックすると、そのエンドポイントのフォルトをグラフ表示できます。すべてのフォルトの分布を示すチャートと、セキュリティ・フォルトの分布のみを示すチャートがあります。詳細は、Webサービスのセキュリティ違反の表示を参照してください。

    • 「構成」タブをクリックして、Webサービス・エンドポイントのプロパティを構成します。詳細は、Fusion Middleware Controlを使用したWebサービスの構成を参照してください。

Webサービス・エンドポイントの詳細を表示する別の方法として、Fusion Middleware Controlを使用したサーバーのWebサービスの表示の説明に従って、すべてのWebサービスが表示されている「Webサービスのサマリー」ページに移動し、エンドポイント名をクリックして特定の「Webサービス・エンドポイント」ページに移動することもできます。

4.1.2.6.3 Java EE Webサービス・エンドポイントの詳細の表示

この手順に従って、Java EE Webサービス・エンドポイントの情報を表示します。

  1. アプリケーションのWebサービスのサマリー・ページの表示で説明されているように、「Webサービス・のサマリー」ページに移動します。
  2. ページの「Webサービスの詳細」セクションで、まだ表示されていない場合は、「Webサービス」タブをクリックして、Webサービス・エンドポイントを表示するWebサービスを開きます。

    または、「Webサービス・エンドポイント」タブをクリックして、Webサービス・エンドポイントのリストを表示します。

  3. エンドポイント名をクリックして「Webサービス・エンドポイント」ページに移動します。
  4. 「Webサービス・エンドポイント」ページから、次の内容を実行できます。
    • 「操作」タブをクリックすると、そのエンドポイントの操作リストを表示できます。

    • 「呼出し」タブをクリックして、エンドポイントの呼出しに関連付けられたエラー、呼出し、およびレスポンス統計を表示します。

    • エンドポイントに有効な構成があり、セキュアな場合に、「WSMポリシー」タブをクリックして、このエンドポイントに添付されているポリシーを表示します。

注意:

エンドポイントのセキュリティ違反に関する詳細も表示できます。詳細は、Webサービスのセキュリティ違反の表示を参照してください。

Webサービス・エンドポイントの詳細を表示する別の方法として、Fusion Middleware Controlを使用したサーバーのWebサービスの表示の説明に従って、すべてのWebサービスが表示されているサーバー全体の「Webサービスのサマリー」ページに移動し、エンドポイント名をクリックして特定の「Webサービス・エンドポイント」ページに移動することもできます。

4.1.2.6.4 Java EE Webサービス操作の詳細の表示

この手順に従って、Java EE Webサービスに属する操作を表示します。

  1. Java EE Webサービスのサマリー・ページの表示で説明されているように、Java EE Webサービスのサマリー・ページに移動します。
  2. 「Webサービス」タブで、詳細を表示するエンドポイントの名前を選択します。
  3. Webサービス・エンドポイント・ページの「操作」タブをクリックすると、エンドポイントに関連付けられた操作が表示されます。
  4. 操作名をクリックすると、より詳細な情報が表示されます。

「Webサービス操作」ページには、エンドポイントのURI、関連付けられたアプリケーション名、Webサービス名、およびエンドポイント名、およびエラー、呼出し、レスポンス統計などの操作に関する情報が表示されます。

エンドポイントの詳細および統計に関する記述は、Java EE Webサービス操作の統計の表示を参照してください。

4.1.2.6.5 RESTfulサービス・アプリケーションの詳細の表示

この手順に従って、RESTfulサービス・アプリケーションの詳細を表示します。

  1. アプリケーションのWebサービスのサマリー・ページの表示で説明されているように、「Webサービス・アプリケーションのサマリー」ページに移動します。
  2. ページの「Webサービスの詳細」セクションで、「RESTfulサービス」タブをクリックします。
  3. RESTfulアプリケーション名をクリックして、「RESTfulサービス・アプリケーション」ページへ移動します。
  4. RESTfulサービス・アプリケーションページから、次の手順が実施可能です。
    • RESTfulリソースタブをクリックして、RESTfulサービスに関連付けられているリソースを示すリストを表示します。リソースごとに、その名前、種類、パス、呼出し回数、および平均実行時間(ミリ秒)を表示可能です。

    • RESTfulサービスに有効な構成があり、セキュアな場合に、「WSMポリシー」タブをクリックして、このRESTfulサービスに添付されているポリシーを表示します。

4.1.2.6.5.1 RESTfulリソースの詳細の表示

この手順に従って、RESTfulリソースの詳細を表示します。

  1. アプリケーションのWebサービスのサマリー・ページの表示で説明されているように、「Webサービス・アプリケーションのサマリー」ページに移動します。
  2. ページの「Webサービスの詳細」セクションで、「RESTfulサービス」タブをクリックします。
  3. RESTfulアプリケーション名をクリックして、「RESTfulサービス・アプリケーション」ページへ移動します。
  4. RESTfulサービス・アプリケーションページから、RESTfulリソースタブをクリックして、RESTfulサービスに関連付けられているリソースを示すリストを表示します。
  5. 詳細を表示したいRESTfulリソース名をクリックします。

    RESTfulリソースページには、アプリケーション名、モジュール名、RESTfulアプリケーション名、リソースの名前、種類およびパス、手法およびサブレッサ・ロケータの数、呼出し回数と平均実行時間(ミリ秒)を含む統計などのリソースに関する情報が表示されます。

    RESTfulメソッドタブには、メソッド名、戻り型、パス、関連付けられたHTTPメソッド、および生成するメディア型を含むリソース・メソッドに関する情報が表示されます。呼出し回数、平均実行時間、実行時間合計を含む統計も、表示されます。

4.1.3 Fusion Middleware Controlを使用したWebサービス・クライアントの表示

次の各項で説明されているように、Webサービス・クライアントを表示する手順は、アプリケーションの種類(SOA参照、ADF DC、WebCenterまたは非同期コールバック・クライアント)によって異なります。

4.1.3.1 SOA参照の表示

SOA参照クライアントを表示するには、次の手順を使用します。

  1. ナビゲーション・ペインで「SOA」フォルダを開きます。
  2. soa-infraを開き、SOAパーティション(たとえば、defaultパーティション)を開き、目的のSOAコンポジット・アプリケーションを選択します。

    SOAコンポジットのホームページが表示されます。

  3. 選択されていない場合は、「ダッシュボード」タブをクリックします。
  4. ページのサービスと参照部分で、表示するSOA参照を選択します。
  5. 「参照ホーム」ページでは次のことができます。
    • まだ選択されていない場合は「ダッシュボード」タブをクリックし、サーバーを起動してから現在までの受信メッセージとフォルトの合計数、およびメッセージ名、フォルトの時間、フォルトのタイプ(ビジネスまたはシステム)を含む最近拒否されたメッセージのグラフ表示を確認します。

    • 「ポリシー」タブをクリックして、そのエンドポイントに添付されているポリシーを表示または変更します。

    • 「プロパティ」タブをクリックして、そのエンドポイントの構成を表示および変更します。

    • 「アダプタ・レポート」タブをクリックして、診断可能性レポートのリストを表示および有効化します。このタブは、アダプタ・エンドポイントにのみ表示されます。

    SOAコンポジット・エンドポイントの詳細は、Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteの管理のバインディング・コンポーネントの管理に関する項を参照してください。

4.1.3.2 接続ベースのWebサービス・クライアントの表示

次の手順を使用して、ADF DC Webサービス・クライアント、ADF JAX-WS Indirection ProxyまたはWebCenterクライアントなどの接続ベースのWebサービス・クライアントを表示します。

  1. ナビゲーション・ペインで「アプリケーションのデプロイ」フォルダを開き、ドメイン内のアプリケーション・デプロイメントを表示して、目的のドメイン・アプリケーション・デプロイを選択します。

    「ドメイン・アプリケーションのデプロイ」ホームページが、コンテンツ・ペインに表示されます。

  2. ナビゲータ・ペインで、選択したアプリケーション・デプロイメントを開き(該当する場合は、その子ノードであるクラスタ・アプリケーション・デプロイメントなどを開いてアプリケーション・デプロイメントを表示)、目的のアプリケーション・デプロイメントを選択します。

    「アプリケーションのデプロイ」ホームページが、コンテンツ・ペインに表示されます。

  3. 「アプリケーションのデプロイ」メニューから、「ADF」ADF接続の構成を選択します。
  4. 「ADF接続構成」ページで、ページの「Webサービス接続」セクションから接続を選択し、「詳細な接続構成」リストからエンドポイントを選択します。
  5. 「Webサービスの構成」ページで、タブをクリックしてクライアント・データを表示します。

4.1.3.3 WebCenterポートレットの表示

WebCenterポートレットを表示するには、次の手順を使用します。

  1. ナビゲータ・ペインで、WebCenterフォルダおよびWebCenter Spacesフォルダを展開し、WebCenterスペースを表示します。
  2. 表示するWebCenterスペースの名前をクリックします。
  3. WebCenterメニューから、設定「サービス構成」を選択します。

    WebCenterサービス構成ページが表示されます。

  4. 「ポートレット・プロデューサ」を選択して、WebCenterポートレットを表示します。

4.1.3.4 Java EE Webサービス・クライアントの表示

次の手順に従って、Java EE Webサービス・クライアントを表示します。

  1. ナビゲーション・ペインで「アプリケーションのデプロイ」フォルダを開き、ドメイン内のアプリケーションを表示して、目的のドメイン・アプリケーション・デプロイを選択します。

    「ドメイン・アプリケーションのデプロイ」ホームページが、コンテンツ・ペインに表示されます。

  2. ナビゲータ・ペインで、選択したアプリケーション・デプロイメントを開き(該当する場合は、その子ノードであるクラスタ・アプリケーション・デプロイメントなどを開いてアプリケーション・デプロイメントを表示)、目的のJava EEアプリケーション・デプロイメントを選択します。

    「アプリケーションのデプロイ」ホームページが、コンテンツ・ペインに表示されます。

  3. 「アプリケーション・デプロイメント」メニューから、「Webサービス」を選択します。

    Webサービス(Java EE)のサマリー・ページが表示されます。

  4. 「Java EE Webサービス・クライアント」タブを選択して、アプリケーション内でクライアントを表示します。
    • 「監視」タブを使用して、アプリケーション内のランタイム・クライアント・インスタンスを表示します。詳細は、Java EE Webサービス・クライアントの統計の表示を参照してください。

    • 「構成」タブを使用して、クライアント・ポートを表示し、ポリシーを添付または解除します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「Webサービス・クライアントへのポリシーの直接的な添付」を参照してください。

4.1.3.5 非同期のWebサービス・コールバック・クライアントの表示

非同期のWebサービス・コールバック・クライアントを表示するには、次の手順を使用します。コールバック・クライアントは、非同期Webサービスが呼出し元にレスポンスを返すためにのみ使用されます。詳細は、『Oracle Infrastructure Webサービスの開発』の非同期Webサービスの開発に関する項を参照してください。

  1. Webサービス・エンドポイントの詳細の表示の説明に従って、非同期Webサービスのエンドポイントに移動します。
  2. エンドポイント・ページの右上角のコールバック・クライアントをクリックします。

4.1.4 Fusion Middleware Controlを使用したWebサービスの構成

次の項では、Fusion Middleware Controlを使用して、Webサービスを構成する方法を説明します。

4.1.4.1 Fusion Middleware Controlを使用したアドレス指定の構成

注意:

この項で説明する手順は、SOA以外のOracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

Fusion Middleware Controlを使用してアドレス指定するために、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/wsaddr_policyポリシーを添付します。

ポリシーのアドレス指定を無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • oracle/no_addressing_policyを添付すると、広範囲で構成されたアドレス化ポリシーが無効化されます。

アドレス化ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「アドレス化ポリシー」を参照してください。

4.1.4.2 Fusion Middleware Controlを使用した非同期Webサービスの構成

注意:

この項で説明する手順は、SOA以外の非同期のOracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

Webサービスを同期的に呼び出す場合、呼出し側のクライアント・アプリケーションは、レスポンスが戻るまで待機してから、処理を続行します。レスポンスが即座に戻る場合であれば、このWebサービス呼出しの方法は適切であると考えられます。しかし、リクエストの処理が遅延する可能性があるため、クライアント・アプリケーションによる処理を続行しレスポンスへの対処は後で行うようにすると便利なことがよくあります。Webサービスを非同期的にコールすれば、クライアントはその処理を間断なく続行でき、非同期レスポンスが戻されたときに通知を受けることができます。

Fusion Middleware Controlを使用して非同期Webサービスを構成するには、次のいずれかの方法を使用します。

  • 『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/async_web_service_policy構成ポリシーをWebサービスに添付します。

    非同期ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

    • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

    • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

    • oracle/no_async_web_service_policyを添付すると、広範囲で構成された非同期ポリシーが無効化されます。

    構成ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項を参照してください。

  • 次で説明されているように、「構成」タブを使用します。

非同期のWebサービス・コールバック・クライアントの構成の説明に従って、非同期のコールバック・クライアントを構成することもできます。

非同期Webサービスの開発の詳細は、『Oracle Infrastructure Webサービスの開発』の非同期Webサービスの開発に関する項を参照してください。

「構成」タブを使用して非同期Webサービスを構成するには:

  1. 「Webサービス・アプリケーションのサマリー」ページに移動します。
  2. ページの「Webサービスの詳細」セクションで、まだ表示されていない場合は、Webサービス・エンドポイントを表示するWebサービスを表示します。
  3. 非同期Webサービスのエンドポイント名をクリックして、「Webサービス・エンドポイント」ページに移動します。

    非同期Webサービスの場合は、ページ上部の「非同期」フラグが「True」に設定されます。非同期Webサービスの詳細を示す次のフラグを確認します。

    • リクエスト・キューに対するトランザクションの有効化: トランザクションがリクエスト・キューで有効かどうかを指定するフラグ。

    • レスポンス・キューの使用: レスポンス・キューを使用するかどうかを指定するフラグ。「False」に設定すると、レスポンスは格納されずにWebサービス・クライアントに直接送信されます。

    • レスポンス・キュー用に有効化されたトランザクション: トランザクションがレスポンス・キューで有効かどうかを指定するフラグ。

    これらのフラグは、設計時に構成されます。詳細は、『Oracle Infrastructure Webサービスの開発』の非同期Webサービスの開発に関する項を参照してください。

  4. 「Webサービス・エンドポイント」ページで、「構成」タブをクリックします。
  5. ページの「非同期Webサービス」セクションで、表4-2に定義されている構成プロパティを設定できます。

    注意:

    表4-2に定義されている構成プロパティは、非同期Webサービスでのみ表示され、これに対してのみ有効です。

    表4-2 非同期Webサービスの構成プロパティ

    構成プロパティ 説明

    JMSリクエスト・キューのコネクション・ファクトリ名

    JMSリクエスト・キューのコネクション・ファクトリの名前。ベース・ドメインとともに提供されるデフォルトのJMSコネクション・ファクトリであるweblogic.jms.XAConnectionFactoryがデフォルトで使用されます。

    JMSリクエスト・キュー名

    リクエスト・キューの名前。oracle.j2ee.ws.server.async.DefaultRequestQueueというキューがデフォルトで使用されます。

    JMSレスポンス・キューのコネクション・ファクトリ名

    JMSレスポンス・キューのコネクション・ファクトリの名前。ベース・ドメインとともに提供されるデフォルトのJMSコネクション・ファクトリであるweblogic.jms.XAConnectionFactoryがデフォルトで使用されます。

    JMSレスポンス・キュー名

    リクエスト・キューの名前。デフォルトでは、キューoracle.j2ee.ws.server.async.DefaultResponseQueueが使用されます。

    JMSシステム・ユーザー

    JMSキューの使用を許可されているユーザー。デフォルトでは、このプロパティはOracleSystemUserに設定されます。

    注意: 大多数のユーザーでは、OracleSystemUserで十分です。ただし、このユーザーをセキュリティ・レルムの別のユーザーに変更する必要がある場合は、Fusion Middleware Controlを使用した非同期WebサービスのJMSシステム・ユーザーの変更に示す手順に従って変更できます。

  6. 「適用」をクリックします。

4.1.4.3 Fusion Middleware Controlを使用した非同期WebサービスのJMSシステム・ユーザーの変更

注意:

この項で説明する手順は、SOA以外のOracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

デフォルトでは、JMSシステム・ユーザーはOracleSystemUserとして設定されます。大多数のユーザーにとっては、このデフォルト値で十分です。

Fusion Middleware Controlを使用してセキュリティ領域のカスタム・ユーザーを構成するには、次のメソッドのうちの1つを実行します。

  • 『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/async_web_service_policy構成ポリシーをWebサービスに添付して、jms.access.user構成ポリシーを無効にする。

    非同期ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

    • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

    • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

    • oracle/no_async_web_service_policyを添付すると、広範囲で構成された非同期ポリシーが無効化されます。

    構成ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項を参照してください。

  • 次で説明されているように、「構成」タブを使用します。

「構成」タブを使用したJMSシステム・ユーザーの変更方法:

  1. Fusion Middleware Controlを使用した非同期Webサービスの構成で説明されているように、非同期Webサービスの「Webサービス・エンドポイント」ページで「構成」タブにアクセスします。
  2. JMSシステム・ユーザーフィールドにカスタム・ユーザーの名前を入力し、「適用」をクリックします。

    注意:

    カスタム・ユーザーは、セキュリティ・レルムに存在し、JMSリソースにアクセスするのに必要な権限を持つ必要があります。

  3. WebLogic Server管理コンソールにアクセスします。Fusion Middleware Controlからアクセスするには、ナビゲータ・ペインでドメインを選択します。「WebLogicドメイン」メニューから、「WebLogic Server管理コンソール」を選択します。
  4. 必要な管理者権限を持つ有効なユーザー名とパスワードを使用して、WebLogic Server管理コンソールにログインします。
  5. 「ドメイン構造」ペインで「デプロイ」をクリックし、対応するMDB、service_AsynchRequestProcessorMDBまたはservice_AsynchResponseProcessorMDBに移動します。これらのMDB名では、serviceは、ユーザー名を変更する非同期サービスの名前です。
  6. 「チェンジ・センター」で、「ロックして編集」を選択します。
  7. リクエストまたはレスポンスMDBのMDB名を選択します。(リクエストMDBとレスポンスMDBの両方のユーザー名を更新する必要があります。)「設定」ページで、「構成」タブを選択します。
  8. ページの「エンタープライズBean構成」セクションで、プリンシパル名として実行フィールドにカスタム・ユーザー名を入力し、「保存」をクリックします。

    このフィールドに入力するユーザー名は、Fusion Middleware ControlのJMSシステム・ユーザーに入力したユーザー名と一致している必要があることに注意してください。

    構成の変更内容は、新しいデプロイ・プランに保存する必要があります。

  9. 「デプロイメント・プラン保存アシスタント」を使用して、新しいデプロイ・プランを保存します。
  10. 2番目のMDBに対して手順7と8を繰り返します。変更内容は新しいデプロイ・プランに自動的に保存されます。
  11. 「チェンジ・センター」で、「変更のアクティブ化」をクリックします。
  12. アプリケーションを再デプロイします。詳細は、「Webサービス・アプリケーションのデプロイ」を参照してください。

4.1.4.4 Fusion Middleware Controlを使用した信頼性のあるメッセージの構成

注意:

この項で説明する手順は、SOA以外のOracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

Fusion Middleware Controlを使用してWebサービスの信頼性のあるメッセージを有効にするために、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/reliable_messaging_policyポリシーを添付します。

信頼性のあるメッセージのポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • oracle/no_reliable_messaging_policyを添付すると、広範囲で構成された信頼性のあるメッセージが無効化されます。

信頼性のあるメッセージ・ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「信頼性のあるメッセージ・ポリシー」を参照してください。

4.1.4.5 Fusion Middleware Controlを使用した原子性トランザクションの構成

注意:

この項で説明する手順:

  • Oracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

  • RESTful SOAコンポーネント・サービスには適用されません。

Webサービスは、WS-CoordinationおよびWS-AtomicTransaction (WS-AT)仕様をサポートしています。そのため、Webサービスの原子性トランザクションを構成して、Oracle WebLogic Serverと、WebSphere、Microsoft .NETなどの他のベンダーのトランザクション処理システムとの相互運用性を有効にできます。

Fusion Middleware Controlを使用してWebサービスの原子性トランザクション・ポリシーを構成するには、次のいずれかの方法を使用します。

  • 次に説明するように「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用する。

    注意:

    SOAコンポジットの場合、「プロパティ」タブを使用した構成のみが可能です。次に説明する構成ポリシーは、SOAコンポジットでは使用できません。

  • 『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/atomic_transaction_policyポリシーをWebサービスに添付する。

    原子性トランザクション・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

    • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

    • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

    • oracle/no_atomic_transaction_policyを添付すると、広範囲で構成された原子性トランザクション・ポリシーが無効化されます。

    原子性トランザクション・ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「原子性トランザクション・ポリシー」を参照してください。

「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用してWebサービスの原子性トランザクションを構成するには:

  1. Webサービス・エンドポイントの詳細の表示の説明に従って、「Webサービス・エンドポイント」ページまたはSOAコンポジットの「サービス・ホーム」ページに移動します。
  2. 「構成」タブをクリックします。

    SOAコンポジット(SOAPのみ)の場合は、「プロパティ」タブをクリックします。

  3. 「アトミック・トランザクションのバージョン」フィールドで、サポートされるWebサービス原子性トランザクションのコーディネーション・コンテキストのバージョンを選択します。指定した値は、トランザクション全体で一致している必要があります。有効な値は次のとおりです。
    • WSAT10

    • WSAT11

    • WSAT12

    • デフォルト

    Defaultを選択すると、3つのバージョンすべてがサポートされます。

    注意:

    このプロパティは、同期操作のみを伴うSOA Webサービス、ならびに同期操作および非同期操作の両方を伴うWebサービスと連動します。非同期操作のみを伴うSOA Webサービスとは連動しません。

  4. 「アトミック・トランザクションのフロー・オプション」フィールドで、トランザクション・コーディネーション・コンテキストをトランザクション・フローとともにWebサービスに渡すかどうかを選択します。

    有効な値は次のとおりです。

    • Never - トランザクション・コーディネーション・コンテキストをエクスポートしません。これはデフォルトです。

    • Supports - トランザクションが有効な場合、トランザクション・コーディネーション・コンテキストをエクスポートします。

    • Mandatory - トランザクション・コーディネーション・コンテキストをエクスポートします。アクティブなトランザクションがない場合は、例外がスローされます。

  5. 「適用」をクリックします。

4.1.4.6 Fusion Middleware Controlを使用したMTOMの構成

注意:

この項で説明する手順は、Oracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

Fusion Middleware Controlを使用してMTOMを有効にするために、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/wsmtom_policy構成ポリシーを添付します。

MTOMポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • oracle/no_mtom_policyを添付すると、広範囲で構成されたMTOMポリシーが無効化されます。

MTOMポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「MTOMポリシー」を参照してください。

4.1.4.7 Fusion Middleware Controlを使用したFast Infosetの構成

注意:

この項で説明する手順は、SOA以外のOracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

Fusion Middleware Controlを使用してFast Infosetを有効にするために、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/fast_infoset_service_policyポリシーを添付します。

Fast Infosetポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • oracle/no_fast_infoset_service_policyを添付すると、広範囲で構成されたFast Infosetポリシーが無効化されます。

Fast Infosetポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「構成ポリシー」を参照してください。

4.1.4.8 Fusion Middleware Controlを使用した永続性の構成

注意:

この項で説明する手順は、SOA以外のOracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

Fusion Middleware Controlを使用して永続性を有効にするために、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/persistence_policy構成ポリシーを添付します。

永続性ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • oracle/no_persistence_policyを添付すると、広範囲で構成された永続性ポリシーが無効化されます。

構成ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項を参照してください。

4.1.4.9 Fusion Middleware Controlを使用したSOAP Over JMS Transportの構成

注意:

この項で説明する手順は、SOA以外のOracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

通常、Webサービスおよびクライアントは、接続プロトコルとしてSOAP over HTTP/Sを使用して通信します。ただし、クライアント・アプリケーションがトランスポートとしてJMSを使用するようにWebサービスを構成できます。

SOAP over JMSトランスポートを使用すると、WebサービスとクライアントがHTTP接続ではなくJMS宛先を使用して通信するようになるため、次のような利点があります。

  • 信頼性

  • スケーラビリティ

  • サービス品質

Webサービスの信頼性のあるメッセージングの場合と同様に、メソッド呼出しがまだキューに入っているときにWebLogic Serverが停止しても、再起動すればすぐに処理が行われます。クライアントは、Webサービスを呼び出す際にレスポンスを待機しないため、クライアントの実行は続行可能です。ただし、SOAP over JMSトランスポートを使用する場合は、HTTP/Sより若干オーバーヘッドが大きくなり、プログラムが複雑になります。

『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のセキュリティおよびポリシーの注釈に関するリファレンスで説明しているとおり、@JMSTransportService注釈を使用して、設計時にSOAP over JMSトランスポートを有効化および構成できます。

Fusion Middleware Controlを使用してSOAP over JMSトランスポート・ポリシーを構成するには、次のメソッドのうちの1つを実行します。

  • 『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/jms_transport_service_policyポリシーをWebサービスに添付します。

    JMSトランスポート・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

    • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

    • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

    • oracle/no_jms_transport_service_policyを添付すると、広範囲で構成されたSOAP over JMSトランスポート・ポリシーが無効化されます。

    SOAP Over JMSトランスポート・ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「SOAP Over JMSトランスポート・ポリシー」を参照してください。

  • 次で説明されているように、「構成」タブを使用します。

「構成」タブを使用したSOAP over JMSトランスポートの構成方法:

  1. Webサービス・エンドポイントの詳細の表示の説明に従って、「Webサービス・エンドポイント」ページまたはSOAコンポジットの「サービス・ホーム」ページに移動します。

    SOAP over JMSトランスポートを有効にすると、SOAP over JMSトランスポート・プロパティがサマリー領域に表示されます。構成プロパティは読み専用です。

  2. 「構成」タブをクリックします。
  3. 「SOAP over JMSのHTTP WSDLアクセスの有効化」フィールドで、メニューから「TRUE」を選択してWSDLアクセスを有効化するか、「FALSE」を選択してWSDLアクセスを無効化します。
  4. 「適用」をクリックします。

4.1.4.10 Fusion Middleware Controlを使用したWebサービスの有効化または無効化

注意:

この項で説明する手順は、SOA以外のOracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

Fusion Middleware Controlを使用してWebサービスを有効化または無効化するには、次のいずれかの方法を使用します。

  • 『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/request_processing_service_policyポリシーをWebサービスに添付します。

    Webサービス・リクエスト処理ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

    • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

    • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

    • oracle/no_request_processing_policyを添付すると、広範囲で構成されたWebサービス・リクエスト処理ポリシーが無効化されます。

    構成ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項を参照してください。

  • 次で説明されているように、「構成」タブを使用します。

「構成」を使用してWebサービス・エンドポイントを有効化または無効化するには:

  1. 「Webサービス・アプリケーションのサマリー」ページに移動します。
  2. ページの「Webサービスの詳細」セクションで、まだ表示されていない場合は、Webサービス・エンドポイントを表示するWebサービスを表示します。
  3. エンドポイント名をクリックして「Webサービス・エンドポイント」ページに移動します。
  4. 「Webサービス・エンドポイント」ページで、「構成」タブをクリックします。
  5. 「エンドポイント有効」フィールドで、メニューから「有効」または「無効」を選択して、Webサービスをそれぞれ有効または無効にします。
  6. 「適用」をクリックします。

4.1.4.11 Fusion Middleware Controlを使用したWebサービスWSDLドキュメントへのパブリック・アクセスの有効化または無効化

注意:

この項で説明する手順:

  • Oracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

  • RESTful SOAコンポーネント・サービスには適用されません。

Fusion Middleware Controlを使用してWebサービスWSDLドキュメントへのアクセスを有効化するには、次のいずれかの方法を使用します。

  • 次に説明するように「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用する。

    注意:

    SOAコンポジットの場合、「プロパティ」タブを使用した構成のみが可能です。次に説明する構成ポリシーは、SOAコンポジットでは使用できません。

  • 『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/wsdl_request_processing_service_policyポリシーをWebサービスに添付する。

    WSDLアクセス・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

    • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

    • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

    • oracle/no_wsdl_request_processing_service_policyを添付すると、広範囲で構成されたWSDLアクセス・ポリシーが無効化されます。

    構成ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項を参照してください。

「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用してWebサービスのWSDLドキュメントを構成するには:

  1. Webサービス・エンドポイントの詳細の表示の説明に従って、「Webサービス・エンドポイント」ページまたはSOAコンポジットの「サービス・ホーム」ページに移動します。
  2. 「構成」タブをクリックします。

    SOAコンポジット(SOAPのみ)の場合は、「プロパティ」タブをクリックします。

  3. 「WSDL対応」フィールドで、メニューから「TRUE」を選択してWSDLの表示を有効化するか、「FALSE」を選択してWSDLの表示を無効化します。
  4. 「適用」をクリックします。

4.1.4.12 Fusion Middleware Controlを使用したSOAPプロセスの有効化または無効化

注意:

この項で説明する手順は、SOA以外のOracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

Fusion Middleware Controlを使用してWebサービス・エンドポイントのSOAPリクエスト処理を有効にするために、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/soap_request_processing_service_policy構成ポリシーを添付します。

SOAP処理ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • oracle/no_request_processing_service_policyを添付すると、広範囲で構成されたSOAP処理ポリシーが無効化されます。

構成ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項を参照してください。

4.1.4.13 Fusion Middleware Controlを使用したNon-SOAP XMLメッセージ・プロセスの有効化または無効化

注意:

この項で説明する手順:

  • Oracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

  • RESTful SOAコンポーネント・サービスには適用されません。

Fusion Middleware Controlを使用してユーザー定義のjavax.xml.ws.Provider<T>.invokeメソッドによって処理されたnon-SOAP XMLメッセージを受け取るエンドポイントを有効化するには、次のメソッドのうちの1つを実行します。

  • 次に説明するように「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用する。

    注意:

    SOAコンポジットの場合、「プロパティ」タブを使用した構成のみが可能です。次に説明する構成ポリシーは、SOAコンポジットでは使用できません。

  • 『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/pox_http_binding_service_policyポリシーをWebサービスに添付する。

    non-SOAP XMLメッセージ処理ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

    • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

    • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

    • oracle/no_pox_http_binding_service_policyを添付すると、広範囲で構成されたnon-SOAP XMLメッセージ処理ポリシーが無効化されます。

    構成ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項を参照してください。

「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用してnon-SOAP XMLメッセージ処理を有効にするには:

  1. Webサービス・エンドポイントの詳細の表示の説明に従って、「Webサービス・エンドポイント」ページまたはSOAコンポジットの「サービス・ホーム」ページに移動します。
  2. 「構成」タブをクリックします。

    SOAコンポジット(SOAPのみ)の場合は、「プロパティ」タブをクリックします。

  3. 「RESTfulの有効化」フィールドで、メニューから「TRUE」を選択して機能を有効化するか、「FALSE」を選択して機能を無効化します。
  4. 「適用」をクリックします。

4.1.4.14 Fusion Middleware Controlを使用した診断ログのロギング・レベルの設定

注意:

この項で説明する手順:

  • Oracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

  • RESTful SOAコンポーネント・サービスには適用されません。

Fusion Middleware Controlを使用して診断ログのロギング・レベルを設定するには、次のメソッドのうちの1つを実行します。

  • 次に説明するように「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用する。

    注意:

    SOAコンポジットの場合、「プロパティ」タブを使用した構成のみが可能です。次に説明する構成ポリシーは、SOAコンポジットでは使用できません。

  • 『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/ws_logging_level_policyポリシーをWebサービスに添付する。

    ログ・レベル・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

    • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

    • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

    • oracle/no_ws_logging_level_service_policyを添付すると、広範囲で構成されたロギング・レベル・ポリシーが無効化されます。

    構成ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項を参照してください。

「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用して診断ログのロギング・レベルを設定するには:

  1. Webサービス・エンドポイントの詳細の表示の説明に従って、「Webサービス・エンドポイント」ページまたはSOAコンポジットの「サービス・ホーム」ページに移動します。
  2. 「構成」タブをクリックします。

    SOAコンポジット(SOAPのみ)の場合は、「プロパティ」タブをクリックします。

  3. 「ロギング・レベル」フィールドで、ロギング・レベルを選択します。
  4. 「適用」をクリックします。

4.1.4.15 Fusion Middleware Controlを使用したWebサービスのテスト・クライアントの有効化または無効化

次の項で説明されているように、Fusion Middleware Controlを使用してドメインまたはWebサービスのエンドポイント・レベルのWebサービスのテスト・クライアントを有効化または無効化できます。

Webサービスのテスト・クライアントの詳細は、Webサービスのテスト・クライアントの使用を参照してください。

注意:

この項で説明している手順が、Fusion Middleware Controlの「Webサービスのテスト」ページにアクセスできるようにする「Webサービス・エンドポイント」ページ上の「Webサービスのテスト」リンクの可用性に影響を与えることはありません。詳細は、Fusion Middleware ControlのテストWebサービス・ページの使用を参照してください。

4.1.4.15.1 Fusion Middleware Controlを使用したドメイン・レベルのWebサービスのテスト・クライアントの有効化または無効化

Fusion Middleware Controlを使用したドメイン・レベルのWebサービスのテスト・クライアントの有効化または無効化方法:

  1. WebLogicドメイン → 管理 →一般設定 を選択します。
  2. 「詳細」をクリックし、詳細設定を表示します。
  3. 「Webサービスのテスト・ページの有効化」フラグを切り替えると、ドメイン・レベルでWebサービスのテスト・クライアントを有効化または無効化できます。
  4. 「保存」をクリックします。
  5. WebLogicドメインを再起動します。
4.1.4.15.1.1 Fusion Middleware Controlを使用したWebサービスのエンドポイント・レベルのWebサービスのテスト・クライアントの有効化または無効化

注意:

この項で説明する手順:

  • Oracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

  • RESTful SOAコンポーネント・サービスには適用されません。

Fusion Middleware Controlを使用してWebサービスのテスト・クライアントを有効するには、次のいずれかの方法を実行します。

  • 次に説明するように「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用する。

    注意:

    SOAコンポジット(SOAPのみ)の場合、「プロパティ」タブを使用した構成のみが可能です。次に説明する構成ポリシーは、SOAコンポジットでは使用できません。

  • 『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/test_page_processing_service_policyポリシーをWebサービスに添付する。

    Webサービスのテスト・クライアント・ポリシーを無効にするには、次のいずれかの手順を実行します。

    • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

    • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

    • oracle/no_ws_logging_level_service_policyを添付すると、広範囲で構成されたWebサービスのテスト・クライアント・ポリシーが無効化されます。

    構成ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項を参照してください。

「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用してWebサービスのテスト・クライアントを有効にするには:

  1. Webサービス・エンドポイントの詳細の表示の説明に従って、「Webサービス・エンドポイント」ページまたはSOAコンポジットの「サービス・ホーム」ページに移動します。
  2. 「構成」タブをクリックします。

    SOAコンポジット(SOAPのみ)の場合は、「プロパティ」タブをクリックします。

  3. エンドポイント・テストの有効化フィールドで、メニューから「TRUE」を選択してテスト・エンドポイントを有効化するか、「FALSE」を選択してテスト・エンドポイントを無効化します。
  4. 「適用」をクリックします。

4.1.4.16 Fusion Middleware Controlを使用したメタデータの交換の有効化または無効化

注意:

この項で説明する手順:

  • Oracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

  • RESTful SOAコンポーネント・サービスには適用されません。

Fusion Middleware Controlを使用してメタデータの交換を有効にするには、次のメソッドのうちの1つを実行します。

  • 次に説明するように「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用する。

    注意:

    SOAコンポジット(SOAPのみ)の場合、「プロパティ」タブを使用した構成のみが可能です。次に説明する構成ポリシーは、SOAコンポジットでは使用できません。

  • 『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/mex_request_processing_service_policyポリシーをWebサービスに添付する。

    メタデータ変更ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

    • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

    • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

    • oracle/no_mex_request_processing_service_policyを添付すると、広範囲で構成されたメタデータ変更ポリシーが無効化されます。

    構成ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項を参照してください。

「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用してメタデータの交換を有効または無効にするには:

  1. Webサービス・エンドポイントの詳細の表示の説明に従って、「Webサービス・エンドポイント」ページまたはSOAコンポジットの「サービス・ホーム」ページに移動します。
  2. 「構成」タブをクリックします。

    SOAコンポジット(SOAPのみ)の場合は、「プロパティ」タブをクリックします。

  3. メタデータ交換の有効化フィールドで、メニューから「TRUE」を選択してメタデータの交換を有効化するか、「FALSE」を選択してメタデータの交換を無効化します。
  4. 「適用」をクリックします。

4.1.4.17 Fusion Middleware Controlを使用したMTOMエンコード失敗メッセージの構成

注意:

この項で説明する手順は、SOA以外のOracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

Fusion Middleware Controlを使用してMTOMが有効にする場合に、MTOMエンコード化フォルト・メッセージを有効にするために、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/mtom_encode_fault_service_policy構成ポリシーを添付します。

MTOMエンコード化フォルト処理ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • oracle/no_mtom_encode_fault_service_policyを添付すると、広範囲で構成されたMTOMエンコード化フォルト処理ポリシーが無効化されます。

構成ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項を参照してください。

4.1.4.18 Fusion Middleware Controlを使用したリクエスト・メッセージの検証

注意:

この項で説明する手順:

  • Oracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

  • RESTful SOAコンポーネント・サービスには適用されません。

Fusion Middleware Controlを使用してスキーマに対するリクエスト・メッセージを検証するには、次のメソッドのうちの1つを実行します。

  • 次に説明するように「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用する。

    注意:

    SOAコンポジット(SOAPのみ)の場合、「プロパティ」タブを使用した構成のみが可能です。次に説明する構成ポリシーは、SOAコンポジットでは使用できません。

  • 『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/schema_validation_policy構成ポリシーをWebサービスに添付する。

    スキーマ検証ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

    • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

    • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

    • oracle/no_schema_validation_policyを添付すると、広範囲で構成されたスキーマ検証ポリシーが無効化されます。

    構成ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項を参照してください。

「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用してスキーマ検証を有効または無効にするには:

  1. Webサービス・エンドポイントの詳細の表示の説明に従って、「Webサービス・エンドポイント」ページまたはSOAコンポジットの「サービス・ホーム」ページに移動します。
  2. 「構成」タブをクリックします。

    SOAコンポジット(SOAPのみ)の場合は、「プロパティ」タブをクリックします。

  3. スキーマ検証フィールドで、メニューから「TRUE」を選択してスキーマ検証を有効化するか、「FALSE」を選択してスキーマ検証を無効化します。
  4. 「適用」をクリックします。

4.1.4.19 Fusion Middleware Controlを使用したリクエスト・メッセージのサイズの設定

注意:

この項で説明する手順:

  • Oracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

  • RESTful SOAコンポーネント・サービスには適用されません。

Fusion Middleware Controlを使用してリクエスト・メッセージの最大サイズを設定するには、次のメソッドのうちの1つを実行します。

  • 次に説明するように「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用する。

    注意:

    SOAコンポジット(SOAPのみ)の場合、「プロパティ」タブを使用した構成のみが可能です。次に説明する構成ポリシーは、SOAコンポジットでは使用できません。

  • 『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/max_request_size_policy構成ポリシーをWebサービスに添付する。

    最大リクエスト・サイズ・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

    • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

    • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

    • oracle/no_max_request_size_policyを添付すると、広範囲で構成された最大リクエスト・サイズ・ポリシーが無効化されます。

    構成ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項を参照してください。

「構成」タブまたは「プロパティ」タブを使用してリクエスト・メッセージのサイズを設定するには:

  1. Webサービス・エンドポイントの詳細の表示の説明に従って、「Webサービス・エンドポイント」ページまたはSOAコンポジットの「サービス・ホーム」ページに移動します。
  2. 「構成」タブをクリックします。

    SOAコンポジット(SOAPのみ)の場合は、「プロパティ」タブをクリックします。

  3. 「最大リクエスト・サイズ」および「最大リクエスト・サイズの単位」を設定します。

    -1に設定すると、メッセージのサイズは制限されません。または、テキスト・ボックスに数値を入力して測定単位を選択することで、メッセージに最大制限を設定できます。

    注意:

    「最大リクエスト・サイズ」を、最大リクエスト・サイズがないことを示す-1に設定すると、「最大リクエスト・サイズの単位」設定は無効になり、デフォルトのbytesになります。

  4. 「適用」をクリックします。

4.1.4.20 Fusion Middleware Controlを使用したバイナリ・コンテンツのキャッシングの有効化または無効化

注意:

この項で説明する手順は、SOA以外のOracle Infrastructure Webサービスにのみ適用されます。

Fusion Middleware Controlを使用してバイナリ・コンテンツ・キャッシングを有効にするために、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したWebサービスおよびクライアントへのポリシーの添付に関する項で説明されているように、oracle/cache_binary_content_policy構成ポリシーを添付します。

バイナリ・キャッシング・コンテンツ・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のFusion Middleware Controlを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • oracle/no_cache_binary_content_policyを添付すると、広範囲で構成されたバイナリ・キャッシング・コンテンツ・ポリシーが無効化されます。

構成ポリシーの詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項を参照してください。

4.1.5 Fusion Middleware Controlを使用したWebサービス・クライアントの構成

注意:

この項で説明する手順は、Oracle Infrastructure Webサービス・クライアントにのみ適用されます。

SOA参照、ADFデータ・コントロールおよび非同期Webサービスのコールバック・クライアントを含む、アプリケーションのWebサービス・クライアントには、表4-3で定義されている構成プロパティを設定できます。

表4-3 Webサービス・クライアントの構成プロパティ

構成プロパティ プロパティ名 説明

一般

UDDI ServiceKey

oracle.soa.uddi.serviceKey

UDDIをエンドポイントのランタイム解決に使用する場合は、Oracle Service Registry(OSR)のサービス・キーを指定します。

詳細は、Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteの管理のOracle Service Registry Integrationのエンドポイント参照とサービス・キーの変更に関する項を参照してください。

注意: このプロパティは、SOAP SOA参照クライアントにのみ使用できます。

エンドポイント・アドレス

javax.xml.ws.service.endpoint.address

クライアントのリクエスト送信先のエンドポイントURL。

注意: このプロパティは、非同期Webサービスのコールバック・クライアントには使用できません。

WS-Addressing返信先

oracle.webservices.wsaddressing.replyTo

ADF Webサービス・データ・コントロール/Webサービス接続クライアントのコールバックURLを指定します。値は、送信メッセージのWSアドレスreplyToヘッダーで使用されます。

注意: このプロパティは、RESTful SOA参照クライアントには使用できません。

セッションの保持

javax.xml.ws.session.maintain

セッションを維持するかどうかを指定するフラグ。

注意: このプロパティは、非同期Webサービスのコールバック・クライアントやRESTful SOA参照クライアントには使用できません。

アトミック・トランザクションのバージョン

wsat.Version

アウトバウンド・メッセージにのみ使用されるSOA Webサービス原子性トランザクションのコーディネーション・コンテキストのバージョンを指定します。

指定した値は、トランザクション全体で一致している必要があります。

有効な値は、WSAT10WSAT11WSAT12Defaultです。

フロー・オプションをWSDL Drivenに設定すると、バージョンを指定できないことに注意してください。WSDLで通知されるバージョンが使用されます。

フロー・オプションをSupportsまたはMandatoryに設定して、Defaultオプションを指定した場合は、WSAT10が使用されます。

注意: WLSTでは、有効な値、「WSAT10」、「WSAT11」、「WSAT12」、および「DEFAULT」を指定する必要があります。無効な値を使用すると、エラー・メッセージが出力されます。

注意: このプロパティは、SOAP SOA参照クライアントにのみ適用されます。

原子性トランザクション・フロー・オプション

wsat.flowOption

トランザクション・コーディネーション・コンテキストがトランザクション・フローにより渡されるかどうかを指定します。

SOA参照クライアントに有効な値は、次のとおりです。

  • Never(デフォルト) - トランザクション・コーディネーション・コンテキストをエクスポートしません。

  • Supports - トランザクションが有効な場合、トランザクション・コーディネーション・コンテキストをエクスポートします。

  • Mandatory - トランザクション・コーディネーション・コンテキストをエクスポートします。アクティブなトランザクションがない場合は、例外がスローされます。

  • WSDL Driven - WSDLに設定された値を使用します。

注意: WLSTでは、有効な値、「NEVER」、「SUPPORTS」、「MANDATORY」、または「WSDLDriven」を指定する必要があります。無効な値を使用すると、エラー・メッセージが出力されます。

注意: このプロパティは、SOAP SOA参照クライアントにのみ適用されます。

HTTPチャンク

チャンク化の停止

oracle.webservices.donotChunk

クライアント・リクエストに対してチャンクを有効にするかどうかを指定するフラグ。

チャンク化サイズ(バイト)

oracle.webservices.chunkSize

リクエスト・チャンクのサイズ(バイト)。

HTTPタイムアウト

HTTP読取りタイムアウト(ミリ秒)

oracle.webservices.httpReadTimeout

リクエスト読取りのタイムアウトの長さ(ミリ秒)。

HTTP接続タイムアウト(ミリ秒)

oracle.webservices.httpConnTimeout

リクエスト接続のタイムアウトの長さ(ミリ秒)。

HTTP Basic認証

HTTPユーザー名

(javax.xml.ws.security.auth.username)

oracle.webservices.auth.username

認証されたHTTPユーザー名。

注意: このプロパティは、RESTful SOA参照クライアントには使用できません。

HTTPユーザー・パスワード

(javax.xml.ws.security.auth.password)

oracle.webservices.auth.password

認証されたHTTPユーザーのパスワード。

注意: このプロパティは、RESTful SOA参照クライアントには使用できません。

割込み

oracle.webservices.preemptiveBasicAuth

要求されなくてもリクエストと一緒にセキュリティを送信するかどうかを指定するフラグ。

注意: このプロパティは、RESTful SOA参照クライアントには使用できません。

HTTPプロキシ

プロキシ・ホスト

oracle.webservices.proxyHost

クライアントのリクエスト送信先となるプロキシのURL。

注意: このプロパティは、RESTful SOA参照クライアントには使用できません。

プロキシ・ポート

oracle.webservices.proxyPort

プロキシのポート番号。

注意: このプロパティは、RESTful SOA参照クライアントには使用できません。

プロキシ・ユーザー名

oracle.webservices.proxyUsername

プロキシにアクセスするための有効なユーザー名。

注意: このプロパティは、RESTful SOA参照クライアントには使用できません。

プロキシ・ユーザー・パスワード

oracle.webservices.proxyPassword

プロキシにアクセスするための有効なパスワード。

注意: このプロパティは、RESTful SOA参照クライアントには使用できません。

プロキシ・レルム

oracle.webservices.proxyAuthRealm

プロキシによって使用されるレルム。

注意: このプロパティは、RESTful SOA参照クライアントには使用できません。

プロキシ認証タイプ

oracle.webservices.proxyAuthType

プロキシによって使用される認証タイプ。

注意: このプロパティは、RESTful SOA参照クライアントには使用できません。

次の手順では、Fusion Middleware Controlを使用してSOA参照、ADF DC、WebCenter,および非同期Webサービス・コールバック・クライアントを構成する方法について説明します。

4.1.5.1 SOA参照の構成

次の手順では、SOA参照の構成方法について説明します。

  1. SOA参照の表示の説明に従って、SOA参照を表示します。
  2. 「プロパティ」タブをクリックします。
  3. 必要に応じてプロパティ値を設定します。表4-3を参照してください。
  4. 「適用」をクリックします。

4.1.5.2 接続ベースのWebサービス・クライアントの構成

次の手順では、ADF DC Webサービス・クライアントやADF JAX-WS Indirection Proxyなどの接続ベースのWebサービス・クライアントを構成する方法について説明します。

  1. 接続ベースのWebサービス・クライアントの表示の説明に従って、接続ベースのWebサービス・クライアントを表示します。
  2. 「構成」タブをクリックします。
  3. 必要に応じて構成値を設定します。表4-3を参照してください。
  4. 「適用」をクリックします。

4.1.5.3 非同期Webサービスのコールバック・クライアントの構成

次の手順では、非同期Webサービスのコールバック・クライアントの構成方法について説明します。コールバック・クライアントは、非同期Webサービスが呼出し元にレスポンスを返すためにのみ使用されます。詳細は、『Oracle Infrastructure Webサービスの開発』の非同期Webサービスの開発に関する項を参照してください。

非同期Webサービスのコールバック・クライアントを構成する手順は次のとおりです。

  1. Webサービス・エンドポイントの詳細の表示の説明に従って、非同期Webサービスのエンドポイントに移動します。
  2. エンドポイント・ページの右上角のコールバック・クライアントをクリックします。
  3. 「構成」タブをクリックします。
  4. 必要に応じて構成値を設定します。表4-3を参照してください。
  5. 「適用」をクリックします。

4.1.6 Fusion Middleware Controlを使用したWSDLの管理

WebサービスWSDLを一般に公開したくない場合もあります。「Webサービス・エンドポイント」ページから、WSDLへのパブリック・アクセスを有効または無効にできます。

注意:

起動中に、Webサービス・クライアントからWSDLへのアクセスが必要な場合もあります。WSDLへのパブリック・アクセスを無効にすると、クライアントにはWSDLのローカル・コピーが必要になります。

4.1.6.1 WebサービスWSDLドキュメントの表示

WebサービスのWSDLドキュメントを表示するには、次の手順に従ってください。

WebサービスのWSDLドキュメントを表示するには:

  1. 「Webサービス・アプリケーションのサマリー」ページに移動します。
  2. ページの「Webサービスの詳細」セクションで、まだ表示されていない場合は、Webサービス・エンドポイントを表示するWebサービスを表示します。
  3. エンドポイント名をクリックして「Webサービス・エンドポイント」ページに移動します。
  4. 「WSDLドキュメント」フィールドで、エンドポイント名をクリックしてWebサービスのWSDLを表示します。

4.1.6.2 WebサービスWSDLドキュメントへのパブリック・アクセスの有効化または無効化

WebサービスWSDLドキュメントの表示を有効化または無効化する手順は次のとおりです。

4.2 WLSTを使用したWebサービスの管理

次の項では、WLSTを使用して、一般的なWebサービスの管理タスクを実行する方法を説明します。

4.2.1 WLSTを使用したドメイン内でのWebサービスの表示

ドメイン内のすべての現行Webサービスを表示する手順は次のとおりです。

  1. WebサービスのカスタムWLSTコマンドへのアクセスの説明に従って、Webサービスを表示するWebLogic Serverの実行中のインスタンスに接続します。
  2. WLSTコマンドlistWebServices()またはlistWSMPolicySubjects()を使用して、Webサービスのリストを表示します。Webサービス・アプリケーションまたはSOAコンポジットを指定しない場合、このコマンドはドメイン内のサーバー・インスタンスごとに、すべてのアプリケーション内のすべてのサービスとコンポジットをリストします。

    listWebServices()コマンドの例を示します。

    wls:/base_domain/serverConfig> listWebServices()
     
    /base_domain/AdminServer/jaxwsejb30ws :
            moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName=JaxwsWithHandlerChainBeanService
            moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName=WsdlConcreteService
            moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName=EchoEJBService
            moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName=CalculatorService
            moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName=DoclitWrapperWTJService
     
    /base_domain/AdminServer/webservicesJwsSimple :
            moduleName=webservicesJwsSimple!SimpleImplService, moduleType=wls, serviceName=examples.webservices.jws_basic.simple.SimpleImpl
     
    /base_domain/AdminServer/CalWSBA :
            moduleName=CalWSBA#1!CalculatorService, moduleType=wls, serviceName=CalculatorService
     
    /base_domain/AdminServer/SimpleRestApp :
            moduleName=SimpleRestApp, moduleType=web, serviceName=SimpleRestServiceService
     
    /base_domain/AdminServer/SimpleJAXWS :
            moduleName=SimpleJAXWS#1!SimpleImplService, moduleType=wls, serviceName=SimpleImplService
     
            moduleName=SimpleJAXWS#1!SimpleEjbService, moduleType=wls, serviceName=SimpleEjbService
    

    listWSMPolicySubjects()コマンドの例を示します。

    wls:/base_domain/serverConfig> listWSMPolicySubjects()
    
    Application: /weblogic/base_domain/SimpleRestApp
    
      Assembly: #SimpleRestApp
    
        Subject: WS-Service({http://rest.jaxws.ws.j2ee.oracle/}SimpleRestServiceService#SimpleRestServicePort)
    
    Application: /weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws
    
      Assembly: #jaxwsejb
    
        Subject: WS-Service({http://host.example.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)
    
        Subject: WS-Service({http://host.examplecom/jaxws/tests/concrete}WsdlConcreteService#WsdlConcretePort)
    
        Subject: WS-Service({http://host.example.com/jaxws/tests}CalculatorService#CalculatorPort)
    
        Subject: WS-Service({http://soapinterop.org/DoclitWrapperWTJ}DoclitWrapperWTJService#DoclitWrapperWTJPort)
    
        Subject: WS-Service({http://j2ee.tests.ejb.impl/}JaxwsWithHandlerChainBeanService#JaxwsWithHandlerChainBeanPort)
    
    Application: /weblogic/base_domain/em
    
      Assembly: #default
    
        Subject: WS-Client({http://host.example.com/jaxws/tests}CalculatorService#CalculatorPort)
    
  3. listWSMPolicySubjectsまたはlistWebServicesコマンドのdetail引数をtrueに設定して、ドメイン内のすべてのアプリケーションとコンポジットのエンドポイント(ポート)およびポリシーの詳細、エンドポイントのセキュア・ステータス、すべての構成オーバーライドと制約、およびエンドポイントに有効な構成があるかどうかを表示します。グローバルにアタッチされたポリシーまたは直接アタッチされたポリシーの優先度を指定できるため(reference.priority構成オーバーライドを使用)、effectiveフィールドには、直接アタッチされたポリシーがエンドポイントで有効かどうかが示されます。

    注意:

    エンドポイント管理を簡単にするために、エンドポイントで有効かどうかにかかわらず、すべての直接アタッチされたポリシーが出力に表示されます。対照的に、グローバルにアタッチされているポリシーは、そのエンドポイントに対して有効なもののみが表示されます。

    エンドポイントは、(直接または外部に)添付されたポリシーで認証、認可またはメッセージ保護操作が強制される場合にセキュアであると判断されます。

    注意:

    listWebServicesコマンドの出力には、ポリシー・アタッチメントなどSOAコンポーネントの詳細は含まれません。

    wls:/base_domain/serverConfig> listWebServices(detail='true')
    /weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws :
            moduleName=jaxwsejb, moduleType=web,
    serviceName=JaxwsWithHandlerChainBeanService
                    JaxwsWithHandlerChainBeanPort   
    http://host.example.com:17001/jaxwsejb/JaxwsWithHandlerChainIntf
                    URI="oracle/mex_request_processing_service_policy", 
    category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; 
    reference-status=enabled; effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    URI="oracle/mtom_encode_fault_service_policy", 
    category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; 
    reference-status=enabled; effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    URI="oracle/max_request_size_policy", category=wsconfig, 
    policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; 
    effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                            Property name="max.request.size", value="-1"
                    URI="oracle/request_processing_service_policy", 
    category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; 
    reference-status=enabled; effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    URI="oracle/soap_request_processing_service_policy", 
    category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; 
    reference-status=enabled; effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    URI="oracle/ws_logging_level_policy", category=wsconfig, 
    policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; 
    effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                            Property name="logging.level", value=""
                    URI="oracle/test_page_processing_service_policy", 
    category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; 
    reference-status=enabled; effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    URI="oracle/wsdl_request_processing_service_policy", 
    category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; 
    reference-status=enabled; effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    URI="oracle/wss_saml_or_username_token_over_ssl_service_
    policy", category=security, policy-status=enabled; source=global policy set 
    "test", scope="DOMAIN('*')"; reference-status=enabled; effective=true
     
            The policy subject is secure in this context.
    
            moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName=WsdlConcreteService
                    WsdlConcretePort        
    http://host.example.com:17001/jaxwsejb/WsdlAbstract
                    URI="oracle/mex_request_processing_service_policy", 
    category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; 
    reference-status=enabled; effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    URI="oracle/mtom_encode_fault_service_policy", 
    category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; 
    reference-status=enabled; effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    URI="oracle/max_request_size_policy", category=wsconfig, 
    policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; 
    effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                            Property name="max.request.size", value="-1"
                    URI="oracle/request_processing_service_policy", 
    category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; 
    reference-status=enabled; effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    URI="oracle/soap_request_processing_service_policy", 
    category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; 
    reference-status=enabled; effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    URI="oracle/ws_logging_level_policy", category=wsconfig, 
    policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; 
    effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                            Property name="logging.level", value=""
                    URI="oracle/test_page_processing_service_policy", 
    category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; 
    reference-status=enabled; effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    URI="oracle/wsdl_request_processing_service_policy", 
    category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; 
    reference-status=enabled; effective=true
                            Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    URI="oracle/wss_saml_or_username_token_over_ssl_service_
    policy", category=security, policy-status=enabled; source=global policy set 
    "test", scope="DOMAIN('*')"; reference-status=enabled; effective=true
     
            The policy subject is secure in this context.
    

    listWSMPolicySubjects()コマンドの例を示します。WsdlConcretePortサブジェクトの詳細アップリストのリストです。

    wls:/base_domain/serverConfig> listWSMPolicySubjects ('jaxwsejb30ws', '#jaxwsejb', None, detail='true')
    Application: /WLS/rc6_domain/jaxwsejb30ws
     
      Assembly: #jaxwsejb
     
        Subject: WS-Service({http://www.oracle.com/jaxws/tests/concrete}WsdlConcreteService#WsdlConcretePort)
     
            URI="oracle/mex_request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
            URI="oracle/mtom_encode_fault_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
            URI="oracle/max_request_size_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    Property name="max.request.size", value="-1"
            URI="oracle/request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
            URI="oracle/soap_request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
            URI="oracle/ws_logging_level_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    Property name="logging.level", value=""
            URI="oracle/test_page_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
            URI="oracle/wsdl_request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
     
            The policy subject is not secure in this context.
        Subject: WS-Service({http://oracle.j2ee.tests.ejb.impl/}JaxwsWithHandlerChainBeanService#JaxwsWithHandlerChainBeanPort)
     
            URI="oracle/mex_request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
            URI="oracle/mtom_encode_fault_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
            URI="oracle/max_request_size_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    Property name="max.request.size", value="-1"
            URI="oracle/request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
            URI="oracle/soap_request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
            URI="oracle/ws_logging_level_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
                    Property name="logging.level", value=""
            URI="oracle/test_page_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
            URI="oracle/wsdl_request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    Property name="local.policy.reference.source", value="IMPLIED_FEATURE"
     
            The policy subject is not secure in this context.
    ...
    

listWSMPolicySubjectsおよびlistWebServicesコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.2 WLSTを使用したアプリケーション内でのWebサービスの表示

アプリケーションのWebサービスを表示する手順は次のとおりです。

  1. WebサービスのカスタムWLSTコマンドへのアクセスの説明に従って、アプリケーションがデプロイされるWebLogic Serverの実行中のインスタンスに接続します。
  2. WLSTコマンドlistWebServices()を使用して、アプリケーションのWebサービスのリストを表示します。アプリケーションとアプリケーションがデプロイされるサーバー・インスタンスを特定するには、完全なアプリケーション・パスを指定する必要があります。
    listWebServices (application,composite,[detail]
    

    次に例を示します。

    wls:/wls-domain/serverConfig>listWebServices("wls-domain/AdminServer/jaxwsejb30ws")
    /wls-domain/AdminServer/jaxwsejb30ws:
      moduleName=jaxwsejb,moduleType=web,serviceName={http://namespace/}JaxwsWithHandlerChainBeanService
     moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName={http://namespace/}WsdlConcreteService
     moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName={http://namespace/}EchoEJBService
     moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName={http://namespace/}CalculatorService
     moduleName=jaxwsejb, moduleType=web, serviceName={http://namespace/}DoclitWrapperWTJService
    

listWebServicesコマンドに関する詳細は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.3 WLSTを使用したWebサービス・エンドポイントの詳細の表示

Webサービス・エンドポイント(ポート)の詳細を表示する手順は次のとおりです。

  1. WebサービスのカスタムWLSTコマンドへのアクセスの説明に従って、アプリケーションがデプロイされるWebLogic Serverの実行中のインスタンスに接続します。
  2. WLSTを使用したアプリケーションのWebサービスの表示の説明に従って、WLSTコマンドlistWebServicesを使用して、アプリケーションのWebサービスのリストを表示します。
  3. listWebServicePortsコマンドを使用して、Webサービスのエンドポイント名とエンドポイントURLを表示します。
    listWebServicePorts(application,moduleOrCompName,moduleType,serviceName)
    

    たとえば、WsdlConcreteServiceのエンドポイントを表示するには、次のようにします。

    wls:/wls-domain/serverConfig> listWebServicePorts ('jaxwsejb30ws','jaxwsejb','web','WsdlConcreteService') 
     
    WsdlConcretePort   http://host.example.com:7001/jaxwsejb/WsdlAbstract
    
  4. listWebServicePoliciesコマンドを使用して、Webサービス・エンドポイントに添付されたポリシーを表示します。
    listWebServicePolicies(application,moduleOrCompName,moduleType,serviceName,subjectName)
    

    たとえば、WsdlConcretePortエンドポイントに添付されたポリシーとポリシーのオーバーライド設定を表示するには、次のようにします。

    wls:/wls_domain/serverConfig> listWebServicePolicies ("jaxwsejb30ws", "jaxwsejb","web","WsdlConcreteService","WsdlConcretePort")
    
    WsdlConcretePort : 
                    URI="oracle/mex_request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    URI="oracle/mtom_encode_fault_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    URI="oracle/max_request_size_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                            Property name="max.request.size", value="-1"
                    URI="oracle/request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    URI="oracle/soap_request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    URI="oracle/ws_logging_level_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                            Property name="logging.level", value=""
                    URI="oracle/test_page_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    URI="oracle/wsdl_request_processing_service_policy", category=wsconfig, policy-status=enabled; source=local policy set; reference-status=enabled; effective=true
                    URI="oracle/wss_saml_or_username_token_over_ssl_service_policy", category=security, policy-status=enabled; source=global policy set "test_PS", scope="DOMAIN('*')"; reference-status=enabled; effective=true
     
            The policy subject is secure in this context.
    

これらのWLSTコマンドおよび議論に関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.4 WLSTを使用したWebサービス・クライアントの表示

WLSTコマンドを使用してWebサービス・クライアントを表示するには、次の手順に従ってください。

  1. WebサービスのカスタムWLSTコマンドへのアクセスの説明に従って、アプリケーションがデプロイされるWebLogic Serverの実行中のインスタンスに接続します。
  2. WLSTコマンドlistWebServiceClientsを使用して、Webサービス・クライアントのリストを表示します。
    listWebServiceClients(application,composite,[detail])
    

    このコマンドにより、アプリケーション、SOAコンポジット、またはドメインのクライアントのリストを表示できます。アプリケーションまたはSOAコンポジットのクライアント情報をリストするには、該当する引数を指定します。アプリケーションまたはSOAコンポジットを指定しない場合は、このコマンドにより、ドメインの各サーバー・インスタンスのすべてのアプリケーションとコンポジットのすべてのWebサービス・クライアントに対して、モジュール名、モジュール・タイプ、SOA参照名などの情報が出力されます。エンドポイントおよびポリシーを含む、各クライアントに関する詳細を表示するには、detail引数をtrueに設定します。

    次に例を示します。

    wls:/soainfra/serverConfig> listWebServiceClients(detail='true')
     
    /soainfra/soa_server1/soa-infra :
            compositeName=default/SampleSOAFirstPrj[1.0], moduleType=soa, serviceRefName=ReferenceToSecondSOA
                    BPELProcess1_pt   serviceWSDLURI=
                      http://localhost:8001/soa-infra/services/default/
                      SampleSOASecondPrj/BPELProcess1.wsdl
                    oracle.webservices.contentTransferEncoding=base64
                    oracle.webservices.charsetEncoding=UTF-8
                    oracle.webservices.operationStyleProperty=document
                    oracle.webservices.soapVersion=soap1.1
                    oracle.webservices.chunkSize=4096
                    oracle.webservices.preemptiveBasicAuth=false
                    oracle.webservices.session.maintain=false
                    oracle.webservices.encodingStyleProperty=
                      http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/
                    oracle.webservices.donotChunk=true
                    No attached policies found; endpoint is not secure.
     
     
    /soainfra/AdminServer/ADFDCDecoupling_Project1_ADFDCDecoupling-1 :
            moduleName=testadfbc, moduleType=wsconn, 
    serviceRefName=AppModuleService
                    AppModuleServiceSoapHttpPort    
    serviceWSDLURI=http://adc1140275.example.com:7001/ADFBCDecoupling-ADFBCDecoupling-context-root/AppModuleService?wsdl
                    URI="oracle/wss10_saml_token_with_message_protection_client_
    policy", category=security, policy-status=enabled; source=local policy set; 
    reference-status=enabled; effective=true
    
            The policy subject is secure in this context.
    

    出力にはSOAコンポジットdefault/SampleSOAFirstPrj[1.0]のSOA参照が表示されることに注意してください(serviceRefName引数を使用した場合)。SOAコンポジットのSOA参照をリストするには、コマンドでコンポジット名を指定します(例: listWebServiceClients(None,'default/SampleSOAFirstPrj[1.0]'))。

    ADFおよびWebCenterクライアントは、出力ではmoduleType=wsconn引数によって指定されます。

    このWLSTコマンドおよびその議論に関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5 WLSTを使用したWebサービスの構成

注意:

この項で説明する手順は、SOA以外のOracle Infrastructure Webサービスおよびプロパイダにのみ適用されます。

Oracle Infrastructure Webサービス・プロバイダは、java.xml.ws.Providerインタフェースを実装しています。「Webサービス・エンドポイント」ページに「実装クラス」を表示し、構成プロパティのサブセットを提供します。

WLSTを使用してWebサービス・エンドポイントを構成には、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の構成ポリシーに関する項で定義される構成ポリシーのうちの1つを添付します。

次の項では、WLSTを使用して、一般的なWebサービスの構成タスクを実行する方法を説明します。

4.2.5.1 WLSTを使用したアドレス指定の構成

WLSTを使用してWebサービス・アドレスを構成する手順は次のとおりです。

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/wsaddr_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/wsaddr_policy")
    
    Policy reference "oracle/wsaddr_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/wsaddr_policy」を参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/wsaddr_policy','reference.priority','10') 
    
    The configuration override property "reference.priority" having value "10" has been added to the reference to policy with URI "oracle/wsaddr_policy".
    

    reference.priority構成プロパティのオーバーライドに関する情報は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー添付のプロパティの指定に関する項を参照してください。

  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

ポリシーのアドレス指定を無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_addressing_policyを添付して、広範囲で構成されたアドレス化ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_addressing_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_addressing_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.2 WLSTを使用した非同期Webサービスの構成

非同期Webサービスを構成する手順は次のとおりです。

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/async_web_service_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/async_web_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/async_web_service_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/async_web_service_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/async_web_service_policy','jms.queue','myDefaultRequestQueue') 
    
    The configuration override property "jms.queue" having value "myDefaultRequestQueue" has been added to the reference to policy with URI "oracle/async_web_service_policy".
    
  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

非同期ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_async_web_service_policyを添付して、広範囲で構成された非同期ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_async_web_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_async_web_service_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.3 WLSTを使用した非同期WebサービスのJMSシステム・ユーザーの構成

非同期WebサービスのJMSシステム・ユーザーを構成する手順は次のとおりです。

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/async_web_service_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/async_web_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/async_web_service_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、jms.access.userポリシー構成プロパティを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/async_web_service_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/async_web_service_policy','jms.access.user','OracleSystemUser') 
    
    The configuration override property "jms.access.user" having value "OracleSystemUser" has been added to the reference to policy with URI "oracle/async_web_service_policy".
    
  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

非同期ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_async_web_service_policyを添付して、広範囲で構成された非同期ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_async_web_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_async_web_service_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.4 WLSTを使用した信頼性のあるメッセージの構成

WLSTを使用してWebサービスの信頼性のあるメッセージングを構成する手順は次のとおりです。

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/reliable_messaging_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/reliable_messaging_policy")
    
    Policy reference "oracle/reliable_messaging_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/reliable_messaging_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/reliable_messaging_policy','acknowledgement.interval','P0DT01S') 
    
    The configuration override property "acknowledgement.interval" having value "P0DT01S" has been added to the reference to policy with URI "oracle/reliable_messaging_policy".
    
  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

Webサービスの信頼性のあるメッセージング・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_reliable_messaging_policyを添付して、広範囲で構成された信頼性のあるメッセージング・ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_reliable_messaging_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_reliable_messaging_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.5 WLSTを使用した原子性トランザクションの構成

Webサービスの原子性トランザクションを構成する手順は次のとおりです。

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/atomic_transaction_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/atomic_transaction_policy")
    
    Policy reference "oracle/atomic_transaction_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/atomic_transaction_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/atomic_transaction_policy','version','WSAT11') 
    
    The configuration override property "version" having value "WSAT11" has been added to the reference to policy with URI "oracle/atomic_transaction_policy".
    
  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

Webサービスの原子性トランザクション・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_atomic_transaction_policyを添付して、広範囲で構成された原子性トランザクション・ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_atomic_transaction_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_atomic_transaction_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.6 WLSTを使用したMTOMの構成

WLSTを使用してWebサービスのMTOMを構成する手順は次のとおりです。

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用して、Webサービスにoracle/wsmtom_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/wsmtom_policy")
    
    Policy reference "oracle/wsmtom_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/wsmtom_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/wsmtom_policy','reference.priority','10') 
    
    The configuration override property "reference.priority" having value "10" has been added to the reference to policy with URI "oracle/wsmtom_policy".
    

    reference.priority構成プロパティのオーバーライドに関する情報は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー添付のプロパティの指定に関する項を参照してください。

  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

Webサービスの原子性トランザクション・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_mtom_policyを添付して、広範囲で構成されたMTOMポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_mtom_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_mtom_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.7 WLSTを使用したFast Infosetの構成

WLSTを使用してWebサービスまたはクライアントのFast Infosetを構成する手順は次のとおりです。

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用して、Webサービスまたはクライアントにoracle/fastinfoset_service_policyまたはoracle/fastinfoset_client_policyポリシーをそれぞれ添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/fast_infoset_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/fast_infoset_service_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/fast_infoset_service_policy」および「oracle/fast_infoset_client_policy」を参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/fast_infoset_client_policy','fast.infoset.content.negotiation','OPTIMISTIC') 
    
    The configuration override property "fast.infoset.content.negotiation" having value "OPTIMISTIC" has been added to the reference to policy with URI "oracle/fast_infoset_client_policy".
    
  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

WebサービスのFast Infosetポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_fast_infoset_service_policyを添付して、広範囲で構成されたFast Infosetポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_fast_infoset_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_fast_infoset_service_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.8 WLSTを使用したSOAP Over JMS Transportの構成

WLSTを使用してWebサービスまたはクライアントのSOAP over JMSトランスポートを構成する手順は次のとおりです。

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用して、Webサービスまたはクライアントにoracle/jms_transport_service_policyまたはoracle/jms_transport_client_policyポリシーをそれぞれ添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/jms_transport_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/jms_transport_service_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/jms_transport_service_policyおよび「oracle/jms_transport_client_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/jms_transport_service_policy','jndi.connection.factory.name','com.oracle.webservices.jms.ConnectionFactory') 
    
    The configuration override property "jndi.connection.factory.name" having value "com.oracle.webservices.jms.ConnectionFactory" has been added to the reference to policy with URI "oracle/jms_transport_service_policy".
    
  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

SOAP over JMS transportポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_jms_transport_service_policyを添付して、広範囲で構成されたSOAP over JMS transportポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_jms_transport_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_jms_transport_service_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.9 WLSTを使用した永続性の構成

WLSTを使用した永続性の構成方法:

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用して、Webサービスにoracle/persistence_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/persistence_policy")
    
    Policy reference "oracle/persistence_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/persistence_policyを参照してください。

    注意:

    Java SEクライアントの場合、oracle:jrf:Coherenceだけを構成可能です。

    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/persistence_policy','providerName', 'oracle:jrf:Coherence') 
    
    The configuration override property "peristence_policy" having value "oracle:jrf:Coherence" has been added to the reference to policy with URI "oracle/persistence_policy".
    
  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

永続性ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_persistent_policyを添付して、広範囲で構成された永続性ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_persistent_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_persistent_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.10 WLSTを使用したWebサービスの有効化または無効化

Webサービス・アプリケーションがデプロイされると、エラーが発生しない場合、Webサービス・エンドポイントがデフォルトで有効化されます。エラーが発生した場合、Webサービス・アプリケーションはデプロイされますが、Webサービス・エンドポイントは有効化されません。

Webサービスを無効化して、一時的にWebサービスを使用不可にすることが必要な場合があります。たとえば、無効なポリシー参照を修正する必要がある場合です。Webサービスを無効化すると、Webサービスへのリクエストが失敗します。Webサービスを無効化するには、Webサービスがリクエストを受信するエンドポイントを使用不可にする必要があります。

WLSTを使用してWebサービス・エンドポイントを有効にする手順は次のとおりです。

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/request_processing_service_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/request_processing_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/request_processing_service_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/request_processing_service_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride("oracle/request_processing_service_policy", "reference.priority", "10") 
    

    reference.priority構成プロパティのオーバーライドに関する情報は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー添付のプロパティの指定に関する項を参照してください。

Webサービスのアクセス・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_pox_http_binding_service_policyを添付して、広範囲で構成されたWebサービスのアクセス・ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_request_processing_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_request_processing_service_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.11 WLSTを使用したWebサービスWSDLドキュメントへのパブリック・アクセスの有効化または無効化

WLSTを使用してWebサービスWSDLドキュメントへのパブリック・アクセスを有効にする手順は次のとおりです。

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用して、Webサービスにoracle/wsdl_request_processing_service_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/wsdl_request_processing_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/wsdl_request_processing_service_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/wsdl_request_processing_service_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/wsdl_request_processing_service_policy','reference.priority,'10') 
    
    The configuration override property "reference.priority" having value "10" has been added to the reference to policy with URI "oracle/wsdl_request_processing_service_policy".
    

    reference.priority構成プロパティのオーバーライドに関する情報は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー添付のプロパティの指定に関する項を参照してください。

  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

WSDLアクセス・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_wsdl_request_processing_service_policyを添付して、広範囲で構成されたWSDLアクセス・ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_wsdl_request_processing_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_wsdl_request_processing_service_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.12 WLSTを使用したSOAPリクエストのプロセスの有効化または無効化

WLSTを使用したSOAPリクエストのプロセスの有効化方法:

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用して、Webサービスにoracle/soap_request_processing_service_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/soap_request_processing_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/soap_request_processing_service_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/soap_request_processing_service_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/soap_request_processing_service_policy','reference.priority', '10') 
    
    The configuration override property "reference.priority" having value "10" has been added to the reference to policy with URI "oracle/soap_request_processing_service_policy".
    

    reference.priority構成プロパティのオーバーライドに関する情報は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー添付のプロパティの指定に関する項を参照してください。

  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

SOAPリクエスト処理ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_wsdl_request_processing_service_policyを添付して、広範囲で構成されたSOAPリクエスト処理ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_soap_request_processing_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_soap_request_processing_service_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.13 WLSTを使用したNon-SOAP XMLメッセージ・プロセスの有効化または無効化

WLSTを使用してユーザー定義のjavax.xml.ws.Provider<T>.invokeメソッドによって処理されたnon-SOAP XMLメッセージを受け取るエンドポイントを有効化する方法:

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用して、Webサービスにoracle/pox_http_binding_service_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/pox_http_binding_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/pox_http_binding_service_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/pox_http_binding_service_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/pox_http_binding_service_policy','reference.priority,'10') 
    
    The configuration override property "reference.priority" having value "10" has been added to the reference to policy with URI "oracle/pox_http_binding_service_policy".
    

    reference.priority構成プロパティのオーバーライドに関する情報は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー添付のプロパティの指定に関する項を参照してください。

  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

non-SOAP XMLメッセージ・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_pox_http_binding_service_policyを添付して、広範囲で構成されたnon-SOAP XMLメッセージ・ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_pox_http_binding_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_pox_http_binding_service_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.14 WLSTを使用した診断ログのログ・レベルの設定

WLSTを使用してWebサービス・エンドポイントにおける診断ログのロギング・レベルを設定する手順は次のとおりです。

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用して、Webサービスにoracle/ws_logging_level_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/ws_logging_level_policy")
    
    Policy reference "oracle/ws_logging_level_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/ws_logging_level_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/ws_logging_level_policy','logging.level', 'INFO') 
    
    The configuration override property "loggging.level" having value "INFO" has been added to the reference to policy with URI "oracle/ws_logging_level_policy".
    
  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

ロギング・レベル・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_ws_logging_level_policyを添付して、広範囲で構成されたログ・レベル・ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_ws_logging_level_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_ws_logging_level_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.15 WLSTを使用したWebサービスのテスト・クライアントの有効化または無効化

Webサービスのテスト・クライアントの使用の説明に従って、ドメインまたはWebサービスのエンドポイント・レベルでWebサービスのテスト・クライアントを有効化または無効化できます。

注意:

この項で説明している手順が、Fusion Middleware Controlの「Webサービスのテスト」ページにアクセスできるようにする「Webサービス・エンドポイント」ページ上の「Webサービスのテスト」リンクの可用性に影響を与えることはありません。詳細は、Fusion Middleware ControlのテストWebサービス・ページの使用を参照してください。

4.2.5.15.1 WLSTを使用したドメイン・レベルのWebサービスのテスト・クライアントの有効化または無効化

Webサービスのテスト・クライアントを有効化または無効化するには、ドメインのWebServiceTestEnableプロパティをtrueに設定するとテスト・クライアントが有効になり、falseに設定すると無効になります。

WLSTを使用したドメイン・レベルのWebサービスのテスト・クライアントの有効方法を例として示します。

wls:/wls-domain/serverConfig> edit()
Location changed to edit tree. This is a writable tree with 
DomainMBean as the root. To make changes you will need to start 
an edit session via StartEdit().

For more help, use help('edit')

wls:/mydomain/edit> startEdit()
Starting an edit session ...
Started edit session, please be sure to save and activate 
your changes once you are done.
wls:/mydomain/edit> cd('WebserviceTestpage')
wls:/mydomain/edit/WebserviceTestpage !> cd('new_domain')
wls:/mydomain/edit/WebserviceTestpage/new_domain !> set('Enabled','true')
wls:/mydomain/edit/WebserviceTestpage/new_domain !> save()
Saving all your changes ...
Saved all your changes successfully.
wls:/mydomain/edit/WebserviceTestpage/new_domain !> activate()
Activating all your changes, this may take awhile ...
The edit lock associated with the edit session is released
once the activation is complete.
Activation completed
wls:/mydomain/edit/WebserviceTestpage/new_domain !> 

WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.15.2 WLSTを使用したWebサービスのエンドポイント・レベルのWebサービスのテスト・クライアントの有効化または無効化

WLSTを使用してWebサービスのエンドポイント・レベルでWebサービスのテスト・クライアントを有効にする手順は次のとおりです。

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用して、Webサービスにoracle/test_page_processing_service_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/test_page_processing_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/test_page_processing_service_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/test_page_processing_service_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/test_page_processing_service_policy','reference.priority,'10') 
    
    The configuration override property "reference.priority" having value "10" has been added to the reference to policy with URI "oracle/test_page_processing_service_policy".
    

    reference.priority構成プロパティのオーバーライドに関する情報は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー添付のプロパティの指定に関する項を参照してください。

  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

Webサービスのテスト・クライアント・ポリシーを無効にするには、次のいずれかの手順を実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_ws_logging_level_policyを添付して、広範囲で構成されたWebサービスのテスト・クライアントの・ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_test_page_processing_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_test_page_processing_service_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.16 WLSTを使用したメタデータの交換の有効化または無効化

WLSTを使用してWebサービスのメタデータの交換を有効にする手順は次のとおりです。

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用して、Webサービスにoracle/mex_request_processing_service_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/mex_request_processing_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/mex_request_processing_service_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/mex_request_processing_service_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/mex_request_processing_service_policy','reference.priority,'10') 
    
    The configuration override property "reference.priority" having value "10" has been added to the reference to policy with URI "oracle/mex_request_processing_service_policy".
    

    reference.priority構成プロパティのオーバーライドに関する情報は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー添付のプロパティの指定に関する項を参照してください。

  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

メタデータ変更ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_mex_request_processing_service_policyを添付して、広範囲で構成されたメタデータ交換ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_mex_request_processing_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_mex_request_processing_service_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.17 WLSTを使用したMTOMエンコード化SOAPフォルト・メッセージの有効化または無効化

WLSTを使用してMTOMが有効となる場合、MTOMエンコード化SOAPフォルト・メッセージの作成を有効とする方法:

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用して、Webサービスにoracle/mtom_encode_fault_service_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/mtom_encode_fault_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/mtom_encode_fault_service_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/mtom_encode_fault_service_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/mtom_encode_fault_service_policy','reference.priority,'10') 
    
    The configuration override property "reference.priority" having value "10" has been added to the reference to policy with URI "oracle/mtom_encode_fault_service_policy".
    

    reference.priority構成プロパティのオーバーライドに関する情報は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー添付のプロパティの指定に関する項を参照してください。

  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

MTOMエンコード化フォルト・メッセージ・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_mtom_encode_fault_service_policyを添付して、広範囲で構成されたMTOMエンコード化フォルト・メッセージ・ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_mtom_encode_fault_service_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_mtom_encode)fault_service_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.18 WLSTを使用したリクエスト・メッセージの検証

WLSTを使用したリクエスト・メッセージの検証の有効化方法:

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用して、Webサービスにoracle/schema_validation_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/schema_validation_policy")
    
    Policy reference "oracle/schema_validation_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/schema_validation_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/schema_validation_policy','reference.priority', '10') 
    
    The configuration override property "reference.priority" having value "10" has been added to the reference to policy with URI "oracle/schema_validation_policy".
    

    reference.priority構成プロパティのオーバーライドに関する情報は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー添付のプロパティの指定に関する項を参照してください。

  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

スキーマ検証ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_schema_validation_policyを添付して、広範囲で構成されたスキーマ検証ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_schema_validation_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_schema_validation_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.19 WLSTを使用したリクエスト・メッセージの最大サイズの設定

WLSTを使用したリクエスト・メッセージの最大サイズの設定方法:

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用して、Webサービスにoracle/max_request_size_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/max_request_size_policy")
    
    Policy reference "oracle/max_request_size_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/max_request_size_policyを参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/max_request_size_policy','max.request.size', '-1') 
    
    The configuration override property "max.request.size" having value "-1" has been added to the reference to policy with URI "oracle/max_request_size_policy".
    
  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

最大リクエスト・サイズ・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_max_request_size_policyを添付して、広範囲で構成された最大リクエスト・サイズ・ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_max_request_size_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_max_request_size_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.5.20 コンテンツのバイナリ・キャッシングの構成

WLSTを使用したコンテンツのバイナリ・キャッシングの有効化および構成方法:

  1. attachWSMPolicyコマンドを使用して、Webサービスにoracle/cache_binary_content_policyを添付します。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/cache_binary_content_policy")
    
    Policy reference "oracle/cache_binary_content_policy" added.
    
  2. setWSMPolicyOverrideコマンドを使用して、ポリシーを構成します。オーバーライドできる構成プロパティについては、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』の「oracle/cache_binary_content_policy」を参照してください。
    wls:/wls_domain/serverConfig> setWSMPolicyOverride('oracle/cache_binary_content_policy','mode', 'com.oracle.webservices.api.CacheBinaryContentMode.BINARY') 
    
    The configuration override property "mode" having value "com.oracle.webservices.api.CacheBinaryContentMode.BINARY" has been added to the reference to policy with URI "oracle/cache_binary_content_policy".
    
  3. 次の例のように、commitWSMSessionコマンドを使用してセッションをコミットします。
    wls:/wls_domain/serverConfig> commitWSMSession()
    
    The policy set for subject "/weblogic/base_domain/jaxwsejb30ws|#jaxwsejb|WS-Service({http://ejb.oracle.com/targetNamespace}EchoEJBService#EchoEJBServicePort)" was saved successfully.
    

バイナリ・コンテンツ・キャッシング・ポリシーを無効にするには、次の手順のうちの1つを実行します。

  • ポリシーをデタッチします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付のデタッチに関する項を参照してください。

  • ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のWLSTを使用したポリシーの直接的な添付の有効化および無効化に関する項を参照してください。

  • attachWSMPolicyコマンドを使用してポリシーoracle/no_cache_binary_content_policyを添付して、広範囲で構成されたバイナリ・コンテンツ・キャッシング・ポリシーを無効にします。詳細は、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のOracle Web Services Managerを使用したポリシーの直接的な添付に関する項を参照してください。

    次に例を示します。

    wls:/wls_domain/serverConfig> attachWSMPolicy("oracle/no_cache_binary_content_policy")
    
    Policy reference "oracle/no_cache_binary_content_policy" added.
    

    WLSTコマンドに関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。

4.2.6 WLSTを使用したWebサービス・クライアントの構成

WLSTを使用してWebサービス・クライアントのエンドポイント(ポート)を構成するには、次の手順に従ってください。

  1. WebサービスのカスタムWLSTコマンドへのアクセスの説明に従って、アプリケーションがデプロイされるWebLogic Serverの実行中のインスタンスに接続します。
  2. WLSTを使用したWebサービス・クライアントの表示の説明に従って、WLSTコマンドlistWebServiceClientsを使用して、アプリケーションのWebサービス・クライアントのリストを表示します。
  3. listWebServiceClientPortsコマンドを使用して、Webサービス・クライアントのエンドポイント名とエンドポイントURLを表示します。
    listWebServiceClientPorts(application,moduleOrCompName,moduleType,serviceRefName)
    

    たとえば、サービス参照clientのエンドポイントを表示するには、次のようにします。

    wls:/wls-domain/serverConfig> listWebServiceClientPorts('/base_domain/AdminServer/application1#V2.0', 'test1', 'wsconn', 'client')
     
    HelloWorld_pt serviceWSDLURI=http://namespace/soa-infra/services/default/HelloWorld/client?wsdl
    
  4. listWebServiceClientStubPropertiesコマンドを使用して、Webサービス・クライアント・エンドポイントの構成の詳細を表示します。
    listWebServiceClientStubProperties(application, moduleOrCompName, moduleType, serviceRefName,portInfoName)
    

    たとえば、HelloWorld_ptの構成の詳細を表示するには、次のようにします。

    wls:/wls-domain/serverConfig> listWebServiceClientStubProperties('/base_domain/AdminServer/application1#V2.0', 'test1','wsconn','client','HelloWorld_pt')
    
    keystore.recipient.alias=A1
    saml.issuer.name=B1
    user.roles.include=C1
    

    別の方法として、WLSTを使用したWebサービス・クライアントの表示に示すように、listWebServiceClientsコマンドでdetail引数にtrueを設定して、エンドポイントの構成の詳細を表示することもできます。

  5. 次のいずれかを行います。
    • setWebServiceClientStubPropertyコマンドを使用して、Webサービスのクライアント・エンドポイントの単一スタブ・プロパティを設定または変更します。propName引数およびpropValue引数を使用して、設定または変更するプロパティを指定します。プロパティを削除するには、propValue引数に空白を指定します。

      setWebServiceClientStubProperty(application,moduleOrCompName,moduleType,
       serviceRefName,portInfoName,propName,[propValue])
      

      たとえば、HelloWorld_ptに対してkeystore.recipient.aliasoracleに変更するには、次のコマンドを使用します。

      wls:/wls-domain/serverConfig> setWebServiceClientStubProperty('/base_domain/AdminServer/application1#V2.0',  'test1', 'wsconn', 'client', 'HelloWorld_pt', 'keystore.recipient.alias', 'oracle')
      
    • setWebServiceClientStubPropertiesコマンドを使用して、Webサービスのクライアント・エンドポイントのプロパティのセットを構成します。properties引数を使用して、設定または変更するプロパティを指定します。

      setWebServiceClientStubProperties(application, moduleOrCompName,
       moduleType, serviceRefName, portInfoName, properties)
      

      このコマンドは、クライアントにアタッチされたOWSMクライアント・セキュリティ・ポリシーのすべてのスタブ・プロパティを構成またはリセットします。このコマンドで一覧表示する各プロパティが、指定した値に設定されます。前に設定したプロパティが、このコマンドに明示的に指定されていない場合、それはそのプロパティのデフォルトにリセットされます。デフォルトが存在しない場合、そのプロパティは削除されます。

      たとえば、SOAコンポジット・アプリケーションdefault/SimpleRef[1.0]のSOA参照エンドポイントTaskReference_ptに対して原子性トランザクションを構成するには、次のコマンドを使用します。

      wls:soainfra/serverConfig>
       setWebServiceClientStubProperties('soa-infra' ,'default/SimpleRef[1.0]', 'soa' ,'client', 'TaskReference_pt', [("wsat.flowOption","SUPPORTS"), ("wsat.Version","DEFAULT")])
      

      参照が正しく構成されていることを検証するには、次のコマンドを入力します。

      wls:soainfra/serverConfig>listWebServiceClients(None, None, true) 
       
          /soainfra/soa_server1/soa-infra:
              compositeName=default/SimpleRef[1.0], moduleType=soa, serviceRefName=client
                      TaskReference_pt                 
                      wsat.version=DEFAULT
                      wsat.flowOption=SUPPORTS
      

    設定できるクライアント・プロパティの詳細は、表4-3を参照してください。これらのプロパティを指定するには、「プロパティ名」の列に示す形式を使用します。

    また、『Oracle Web Services ManagerによるWebサービスの保護とポリシーの管理』のポリシー構成オーバーライドの概要に関する項で説明されているプロパティも設定できます。

これらのWLSTコマンドおよび議論に関する情報は、『インフラストラクチャ・コンポーネントのためのWLSTコマンド・リファレンス』のWebサービス・カスタムWLSTコマンドに関する項を参照してください。