指定プロセッサに構成されたOracle CQLルールを、アップロードされたコンポーネント構成ファイルのOracle CQLルールに置換します。
Oracle CQLルールのリストが含まれるコンポーネント構成ファイルは、コンポーネント構成ファイルのスキーマに準拠しています(Oracle Stream Explorerスキーマ・リファレンスを参照してください)。このファイルには、指定プロセッサに現在構成されているルールを置換する1つ以上のOracle CQLルールが含まれます。そのようなコンポーネント構成ファイルの例は、次のとおりです。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <config> <processor> <name>helloworldProcessor</name> <rules> <query id="helloworldRule1"> <![CDATA[ SELECT * FROM HelloWorldEvent [Rows 2] > </query> </rules> </processor> </config>
前述の例では、コンポーネント構成ファイルは、helloworldRule1
という名前の単一の Oracle CQL問合せを構成し、そのOracle CQL問合せテキストはSELECT * FROM HelloWorldEvent [Rows 2]
です。
注意:
wlevs.Admin
ユーティリティのUPLOAD
コマンドを使用するとき、他のOracle CQLコマンドを実行するときと同様に、-processor
引数を使用して、Oracle CQLプロセッサ名をOracle CQLルールの追加先に指定します。これは、ネーミング競合を避けるために、ユーティリティがコンポーネント構成ファイル内の任意の<name>
要素を無視することを意味します。
コンポーネント構成ファイルの作成の詳細と例は、Oracle Stream Explorerによるイベント処理のためのアプリケーション開発を参照してください。
「DOWNLOAD」で説明されているように、DOWNLOAD
コマンドを使用して、プロセッサのコンポーネント構成ファイルのコピーを取得できます。
構文
java wlevs.Admin [ Connection Arguments ] [ User Credentials Arguments ] [ Common Arguments ] UPLOAD -application application -processor processor -sourceURL sourcefileURL
表A-12 UPLOAD引数
引数 | 定義 |
---|---|
-application application
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管理対象のOracle CQLルールを持つOracle Stream Explorerアプリケーション名を指定します。 アプリケーションの完全一致名を取得するため、次を実行できます:
|
-processor processor
|
特定のOracle CQLプロセッサ名を指定します(このプロセッサは、 完全一致名が不明な場合は、それを取得するための詳細は、「アプリケーションおよびプロセッサの名前の問合せ」を参照してください。 |
-sourceURL sourcefileURL
|
次の形式のOracle CQLルールを含むコンポーネント構成ファイルのURLを指定します。
|
例
次の例は、Oracle CQLルールをc:\processor\config\myrules.xml
ファイルからhelloworld
アプリケーションのOracle CQL helloworldProcessor
へアップロードする方法を示します。
java wlevs.Admin -url service:jmx:msarmi://localhost:9002/jndi/jmxconnector -username wlevs -password wlevs UPLOAD -application helloworld -processor helloworldProcessor -sourceURL file:///c:/processor/config/myrules.xml