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Oracle® Fusion Middleware Oracle Stream Explorerの管理
12cリリース(12.2.1)
E72512-01
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A.14.4 MONITORAVGTHROUGHPUT

指定されたアプリケーションでEPNのステージのエントリ・ポイントまたは出口ポイントを通過するイベントの平均件数をモニターします。

構文

java wlevs.Admin 
    [ Connection Arguments ]
    [ User Credentials Arguments ]
    [ Common Arguments ] 
    MONITORAVGTHROUGHPUT -application application 
    -stage stage -StagePoint stagePoint 
    -throughputInterval throughputInterval -avgInterval avgInterval
    -timeUnit timeUnit

表A-34 MONITORAVGLATENCY引数

引数 定義
-application application

スループットおよび待機時間を監視する対象のOracle Stream Explorerアプリケーション名を指定します。

アプリケーションの完全一致名を取得するため、次を実行できます:

  • wlevs.Adminを使用すると、名前を問い合せます(「アプリケーションおよびプロセッサの名前の問合せ」を参照してください)。

  • Oracle Stream Explorer Visualizerを使用します。Oracle Stream Explorer Visualizerを起動します(『Oracle Stream Explorerビジュアライザの使用』を参照してください)。左ペインで、アプリケーションのデプロイ先のOracle Stream Explorerインスタンスの「アプリケーション」ノードへ移動して展開します。「アプリケーション」ノード直下の各ノードは、完全一致アプリケーション名を示します。

  • アプリケーションのMANIFEST.MFファイルを参照します。アプリケーション名は、Bundle-SymbolicNameヘッダーによって指定されます。

-stage stage

イベントのスループットを監視する対象のステージ名を指定します。このステージは、-applicationオプションによって指定されるアプリケーション内にあります。

-stagePoint stagePoint

指定したステージのエントリ・ポイントまたは出口ポイントでスループットをモニターするかどうかを指定します。

有効な値は、entryおよびexitです。デフォルト値はentryです。

-throughputInterval throughputInterval

スループットが計算されるスループット間隔を指定します。

デフォルト値は100です。単位を-timeUnitオプションで指定します。デフォルト値はミリ秒です。

-avgInterval avgInterval

平均スループットが計算される平均間隔を指定します。

デフォルト値は100です。単位を-timeUnitオプションで指定します。デフォルト値はミリ秒です。

次の例は、helloworldアプリケーションのcqlprocessorステージのエントリ・ポイントを通過するイベントの件数を監視する方法を示しています。

java wlevs.Admin 
     -url service:jmx:msarmi://localhost:9002/jndi/jmxconnector 
     -username wlevs -password wlevs 
     MONITORMAXLATENCY -application helloworld 
     -stage cqlprocessor -stagePoint entry 
     -throughputInterval 100 -avgInterval 100 -timeUnit MILLISECONDS