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Oracle® Fusion Middleware Oracle Stream Explorerの使用
12c リリース(12.2.1)
E72531-01
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5 参照の使用

この章では、Oracle Stream Explorerでの参照について説明します。

この章の構成は、次のとおりです。

5.1 参照の理解

Oracle Stream Explorerを使用すると、静的データへの参照を作成してイベント・ストリームをエンリッチできます。

5.2 参照の作成

この項では、参照を作成する方法を説明します。

参照を作成するには:

  1. 「カタログ」に移動します。

  2. 「新規アイテムの作成」メニューの「参照」を選択します。

  3. 「参照の作成」ダイアログで情報を入力します。 「参照の作成 - ソースの詳細」画面が、次のように表示されます。

    図5-1「参照の作成- ソースの詳細」ダイアログ

    「図5-1「参照の作成 - ソースの詳細」ダイアログ」の説明が続きます
    「図5-1「参照の作成 - ソースの詳細」ダイアログ」の説明
    1. 「名前」フィールドに参照の名前を入力します。

    2. Descriptionフィールドに、ユーザーがこの参照について理解するのを助ける説明を入力します。

    3. 「タグ」フィールドに、参照に付けるタグを入力します。複数のタグを入力できます。

    4. 「ソース・タイプ」ドロップダウン・リストからソース・タイプを選択します。Oracle Stream Explorer Visualizerでソースを定義する必要があります。

      注意:

      このリリースでは、データベースの表(Oracle Database)のみサポートされます。ドライバoracle.jdbc.driver.OracleDriverは非推奨であり、サポートされません。config.xmlファイルでは、代わりにoracle.jdbc.OracleDriverを使用してください。

  4. 「次」をクリックして、「タイプ・プロパティ」画面に移動します。「参照の作成 - タイプ・プロパティ」画面を次に示します。

    図5-2 「参照の作成 - タイプ・プロパティ」ダイアログ

    「図5-2「参照の作成 - タイプ・プロパティ」ダイアログ」の説明が続きます
    「図5-2「参照の作成 - タイプ・プロパティ」ダイアログ」の説明
    1. 「データ・ソース名」を選択します。

    2. 詳細のいずれかを変更する場合、任意の時点で「戻る」をクリックします。

  5. 「次」をクリックして、「形状」画面に移動します。「参照の作成 - 形状」画面を次に示します。

    図5-3「参照の作成- 形状」ダイアログ

    「図5-3「参照の作成 - 形状」ダイアログ」の説明が続きます
    「図5-3「参照の作成 - 形状」ダイアログ」の説明
    1. 参照に対しては「形状」を選択します。

      形状は、選択した既存の形状に基づいて適用されます。

  6. 「作成」をクリックして形状の作成を完了します。新しい参照がカタログ内に表示されます。

  7. 任意の時点で操作を中断するには、「取消」をクリックします。

5.3 参照の編集

Oracle Stream Explorerでは、既存の参照を編集または更新できます。この項では、参照を編集する方法を説明します。

参照を編集する手順:

  1. 「カタログ」に移動します。

  2. 編集する参照を特定します。名前文字列または参照アイコンをクリックすると、編集する参照が開きます。次に示すように、参照の詳細画面が表示されます。

  3. 画面の右上隅にある「編集」をクリックします。 「参照の作成 - ソースの詳細」画面が、次のように表示されます。

    図5-5 「参照の編集- ソースの詳細」ダイアログ

    「図5-5「参照の編集 - ソースの詳細」ダイアログ」の説明が続きます
    「図5-5「参照の編集 - ソースの詳細」ダイアログ」の説明
    1. 必要に応じて、参照の名前を更新します。

    2. 必要に応じて、参照の説明を更新します。

    3. 参照に付けたいタグを追加または更新します。複数のタグを入力できます。

    4. このリリースでは、「ソース・タイプ」は変更できません。そのため、無効です。

  4. 「次」をクリックして、「タイプ・プロパティ」画面に移動します。「参照の編集 - タイプ・プロパティ」画面を次に示します。

    図5-6 「参照の編集 - タイプ・プロパティ」ダイアログ

    「図5-6「参照の編集 - タイプ・プロパティ」ダイアログ」の説明が続きます
    「図5-6「参照の編集 - タイプ・プロパティ」ダイアログ」の説明
    1. ソースを更新する場合、異なるデータ・ソース名を選択します。

    2. 詳細のいずれかを変更する場合、任意の時点で「戻る」をクリックします。

  5. 「次」をクリックして、「形状」画面に移動します。「参照の編集 - 形状」画面を次に示します。

    図5-7「参照の編集- 形状」ダイアログ

    「図5-7「参照の編集 - 形状」ダイアログ」の説明が続きます
    「図5-7「参照の編集 - 形状」ダイアログ」の説明
    1. 参照の形状を更新する場合は、異なる形状を選択します。

  6. 参照の編集を完了するには、「保存」をクリックします。

  7. 任意の時点で操作を中断するには、「取消」をクリックします。

  8. 操作を完了するには、参照詳細ページで「完了」をクリックします。更新された参照がカタログ内に表示されます。

5.4 参照をお気に入りとしてマーク

参照をお気に入りとしてマークすることができます。参照をお気に入りにマークすると、カタログ上に多数の項目があっても、そのような参照を簡単に見つけて、移動できます。

参照をお気に入りとしてマークする手順:

  1. カタログで、お気に入りにマークする参照を特定します。
  2. 参照の右側にある「お気に入り」アイコンをクリックすると、お気に入りとしてマークされます。このアイコンは、トグル・ボタンとして機能します。もう一度このボタンをクリックすると、お気に入りから参照が削除されます。

    図5-8「お気に入り」アイコン

    「図5-8「お気に入り」アイコン」の説明が続きます
    「図5-8「お気に入り」アイコン」の説明

5.5 参照の削除

参照が不要であることが確実になった場合、参照を削除できます。参照が依存関係を持っている場合は削除できません。参照が依存関係を持つとは、いずれかのユーザーが使用している公開済探査の一部であることです。依存関係がある参照を削除するには、先に依存関係を削除する必要があります。

参照を削除する手順:

  1. カタログで、削除する参照を特定します。
  2. それを削除するには、参照の右側にある「削除」アイコンをクリックします。

    図5-9「削除」アイコン

    「図5-9「削除」アイコン」の説明が続きます
    「図5-9「削除」アイコン」の説明

    確認のダイアログが表示されます。「OK」を選択すると、参照は削除されます。